CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

ビートルズよりベンチャーズ

2018年03月18日 | AMERICAN ROCK/POPS
つい最近、ベンチャーズのリード・ギタリストだったノーキー・エドワーズ氏がお亡くなりになりました。

ノーキー・エドワーズ氏の若き頃の勇姿、まだヒゲは生やしておらず、髪型は耳が見える当時の標準タイプ

享年82歳、遅ればせながらこの場を使って哀悼の意を表したいと思います。

ところで日本のエレキのブームはビートルズより早く日本上陸を果たしたベンチャーズの貢献 が非常に大きく、後追いの ビートルズ・ファンにとっては思いもよらないことかもしれませんが、60年代中盤頃の彼らの日本での人気はビートルズのそれを確かに凌いでいました。

当時、ベンチャーズのインスト演奏の影響を多大に受けたテレビの勝ち抜きエレキ合戦や加山雄三のエレキの若大将という映画なんかが人気を博していました。

特に1965年に公開されたその加山雄三の映画は多分東宝の怪獣映画との二本立てだったような記憶があって、怪獣ファンの当時小学生だった私はおふくろと一緒にわざわざ電車に揺られて最寄りの東宝系の映画館に観に行きました。

ユー・チューブにアップされているエレキの若大将の映画のクリップをみると、加山雄三率いるインスト・バンドの面子がすごい。

エレキ・ギターには蕎麦屋のにーちゃんの役の寺内タケシ、青大将こと田中邦衛と加山雄三、ベースには若き日の黒沢年雄、そしてドラムスには科学特捜隊のイデ隊員、二瓶正也。(それらのシーンを見ると加山雄三と寺内タケシ以外は、なんとなく実際は楽器弾けないように思えるんですがね….)

昔が良かったとは言わないけど、こうして朧げながらも記憶に残っているのは、やっぱりあの頃は楽しかったのでしょう。

ノーキーさんに合掌。


我が家にも一枚ベンチャーズ! 懐かしき東芝リバティー・レーベルのポピュラー・ゴールデン・コンパクト・シリーズなる企画もの

33回転4曲収録の7インチ、赤盤です