CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

そう言えば、後付けでこれも買ってました。

2019年04月25日 | Jeff Beck, Eric Clapton and etc.

73年の日本公演の模様を録音した2枚組ライブ・アルバム、BECK,BOGAERT & APPICE LIVEより約10ヶ月前に先行して発売されたのが、スタジオ・アルバムBECK,BOGAERT & APPICE。 

 

 

内容は1曲以外は全曲が後日日本でのライブ公演で演奏されたので非常に馴染みがある。

演奏の迫力に於いては当然ライブ盤に軍配が上がるが、やはりスタジオ・アルバムだけあって丁寧に作り込まれてはいる。 

甘めのバラードが数曲収録されていて全編ハード・ロックとはいかないものの、引き締まった演奏で好感が持てる。 

ただ演奏に関しては素晴らしいのだが、専任のボーカルがいなくてメンバーが各自交代で頑張ってボーカルをこなしてはいるものの、全体的にボーカルの非力さは否めないかと....

当然我らがギター・ヒーローのジェフ・べックもサイドー1の1曲目のBlack Cat Moanで珍しくリード・ボーカルを披露してはいるが、これまたお世辞にも上手いとは言えないね。 

 

当時誰か適当なボーカリストいなかったのかな? 

オフィシャルとしては、当時ライブ盤は日本のみで発売されたことから、このスタジオ・アルバム一枚を残してバンド内のゴタゴタの後あえなく解散。 

フュージョン路線に芸風を変える前に、この路線でもう数枚の新譜を聴いてみたかったけどね。

残念!