ビージーズが英国に移住してメジャー・デビューを果たしてからの3枚目のアルバムがこれ、1968年のIdea。
(UK盤、サイドー1の6曲目にはSuch A Shameが収録)
(USA盤、サイドー1の6曲目にはI’ve Gotta Get A Message To YouがSuch A Shameの代わりに収録。CD化された時にはI’ve Gotta Get A Message To YouとSuch A Shameの両方が収録された。)
まだまだ初々しさも残るもののアルバム制作を重ねるごとにアレンジも洗練され、またシングル・カットされたI’ve Gotta Get A Message To You(獄中の手紙) やI Started A Joke(ジョーク)などもヒットした。
5人組バンドとして1967年にスタートしたが、ギターのヴィンス・メロニーはこの次のアルバム、Odessa制作後バンドから脱退、ドラムのコリン・ピーターセンもその一年後解雇された。
一時期ロビンがバンドから離れていた時期もあったが、この後はビージーズは3兄弟体制で進んでいくことに。
3兄弟体制の頃となると、アレンジを作り込み過ぎてことで少々オーバー・プロデュース気味だった事も見受けられた。
シングル・ヒットは出すもののアルバム自体は少しまとまりに欠ける印象もあり、不調の時期が続いた。
そこで心機一転ディスコ・ブームに乗っかって、まさかの大躍進を遂げる。
まあディスコもいいけど、やっぱりシンプルな5人組の初期のビージーズのバンド・サウンドも捨てがたい。
今聴けば古風なアレンジに感じるかもしれないけど、私のようなオジンには丁度いい感じ。
拙い発音ながらも一緒に歌えるのが尚よろし~ Stayin' Aliveなんて絶対無理!