1998年に出たアイルランド出身のU2のコンピ・アルバム、The Best Of 1980-1990。
日本でも結構売れたようで。
ほぼモノクロームの写真で統一されたそれまでの彼らのアルバム・ジャケから、なんとなく哀愁に満ちた翳りを感じさせられ、それは彼らの演奏でも同じ様な印象を受ける。
アメリカのロック・バンドが放つ陽気さは感じられず、すなわちヨーロッパ系のバンド持つ匂いがプンプン。アップ・テンポの曲でもアメリカのバンドのそれは一味違う。
1978年
1983年
1988年
約束の地、アメリカで成功を手にするため数多くのミュージシャンが海を越えてやってきたが、ビートルズ、ストーンズそれにピンク・フロイドを除けば国民性もあってなかなか難しい。
アイルランド出身のロック系ミュージシャンといえば、個人的にはヴァン・モリソン、シン・リジー、ロリー・ギャラガーにブームタウン・ラッツ辺りが思い浮かぶが、健闘はしたもののいずれもアメリカでは成功には至らなかった。
U2の場合日本はともかくアメリカで大成功を収めたのには当時非常に驚いた次第で….
ちょっと! 誰かお忘れじゃないですか? 私も出だしの数年は彼の地で結構受けてましたけどね。
オォ~ オザリバンさんじゃありませんか。
U2! じゃなかったYou Too!ですね。