最近レコードを聴いていない。
それはプレーヤーを修理に出していて、先週の月曜日に修理依頼でサービス・センターに持っていってもうかれこれ2週間経つのに全く音沙汰無いからだ。
サービス・センターと言ってもそこにマイナーなレコード・プレイヤーの修理担当技師なんていないのだろう。
多分そこから修理専門のワーク・ショップに送り検査し必要なら調整やパーツ交換てな事に。
もし交換のパーツがなければ、パーツ・メーカーからお取り寄せとなる何とも気の長い話になる。
てな事で、ここん所PCにダウン・ロードされている音源もしくはCDを聴いている。
楽ちん楽ちん。
最初は、Faces。1970年の彼らのデビュー・アルバム、First Step。
(米盤ではバンド名がFacesではなく前バンド名だったSmall Facesとなっていて、アメリカではまだ前バンド名の方が馴染みがあるってな理由だったとか。またアルバム・タイトルが初心者向け(First Step)のギター教本をロンが拡げているので、ベック先生への当て付けでは無いかとも…)
Small Facesから看板のスティーブ・マリオットが脱退してバンドの運命や如何に?という事だったが、第一期Jeff Beck Groupのメンバーだったロッド・スチュワートとロン・ウッドが加入してくれてリーダーのロニー・レーンもひと安心。
バンド・メンバーの個性がそれぞれうまく出ていて力強くまたバラエティーに富んでいてなかなかのものでした。
Jeff Beck Groupではベック先生からのお達しでベースを不満ながらに弾いていたロン・ウッドもここでは大爆発。カントリー・ブルース系のアコースティック・スライドをギンギンに弾きまくっている。
聴き応えはあるけど、このアルバム売れなかったな~
お次はロビン・トロワーの1973年のソロデビューアルバム、Twice Removed From Yesterday。
プロコル・ハルムを脱退し、多少ジミ・ヘンの影響を受けていると感じるけど、結構自身のやりたい様にこれまたガンガンとギターを弾きまくっているのが印象的。
ただこのアルバムも売れなかったな~
三番目はソウル系という事で、ロバータ・フラックの1981年のベスト盤。
いい曲ばっかり入っている。
手持ちのCDは1986年のCD化された再発盤で、ちょっと音圧低めなのが残念ですかね。
最後は、ロバータ・フラック絡みで、ダニー・ハザウェイの1972年のLIve。
バックには、ギターにコーネル・デュプリーやフィル・アップチャーチ、ベースにはウイリー・ウィークスそしてドラムスはEW&Fのフレッド・ホワイトの名手らを起用し、更に小さい箱でのライブなので臨場感抜群。
いい仕事してます。
もうレコードで聴くのは結構面倒くさいな〜と感じる今日この頃。