1972年、T.Rexのマーク・ボランは1971年に契約の切れたフライ・レーベルから離れて自身のレーベルT.Rex Wax Companyを立ち上げた。
その第一弾のシングルがTelegram Samだった。シンプルなブギー・サウンドにマークの妖しいボーカルとトニー・ヴィスコンティのオーケストレーションが絡み独特なサウンドを形成した。
シングルは全英1位と大ヒット、セカンド・シングルのMetal Guruもチャート1位を勝ち取り、それらを収録したアルバム、Sliderも前作のElectric Worrier(電気の武者)には及ばずも全英4位とイギリスにおけるスター・バンドとなった。
この曲とMetal Guruは妙にハマって買った始めの頃はよく聴いた。両曲ともアルバムのそれぞれのサイドの1曲目に収録されていて、1曲目の演奏が終わると何度もリピート。
これだったら、扱い易いシングル盤を買えばよかったのだけれど….
あれから50数年が過ぎ去り、ある日ふと通販サイトを見るとこの思い出多きシングル盤が再発されているではないか!
(ギブソン・フライングVを手に取りポーズ)
速攻でポチったものの、ピクチャー・ディスクなので開封する事なくずっと飾っている。
まあ、たまには無駄遣いしてもいいかも....
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