メロディアスでハードな味わいのアメリカン・プログレ・バンド、カンサスの4枚目のスタジオ・アルバム、Leftovertureが1976年に出た。
メガ・ヒットとなったこのアルバムと翌年に出たPoint Of Know Returnあたりがカンサスの絶頂期で、彼らの魅力を余すところなく伝えている作品だと思う。
ただ折からのディスコやパンク・ブームによって複雑な構成の長尺曲があまり受け入れられなくなり、80年代になるとアメリカの大衆受けするプログレ・バンドはほぼ消滅した。
ネットの進歩によりさらに多大な情報が行き交いその展開が早くなった今、必要な情報を瞬時に取捨選択するにはそれらがシンプルでコンパクトである事が重要。
世の中物事時間をかけて味わう余裕が無くなったみたい。
そう言えば、ユーチューブの動画を倍速で視聴したり、くどいところはスキップしたりする自分がいる。
たまには長尺曲を味わうゆったりと鑑賞するゆとりも必要かな?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます