ゲット・バック・セッションでキーボード奏者として参加し、シングル盤Get BackにはBeatles with Billy Prestonと記載されたことから5番目のビートルズとも呼ばれたビリー・プレストン。
その彼がアップルレーベルからセカンド・アルバム、Encouraging Wordsを1970年に出した。アルバムはビリーとジョージの共同プロデュースで行われ、演奏はジョージ、リンゴは元よりエリック・クラプトンをはじめとするデラニー・アンド・ボニー・アンド・フレンズのメンバーらによる豪華なものとなった。
ソウル、ファンクやゴスペルなどビリーのルーツとなる作風でまとめられていて、このアルバムで3曲取り上げたジョージやビートルズの作品も彼らしくカバーしていて聴きどころ満載。
ただ当時アップル社の経営のゴタゴタなどもあってしっかりしたセールス・プロモーションもされずヒットには至らず、この後A&Mレーベルに移籍してからブレイクを果たす事に。
ただビートルズの面々と戯れていたアップル在籍時代に残したブレイク前夜の2枚のアルバムが個人的には好感が持てる。
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