最初に、音響エンジニアでもない人間が“知ったか”レベルで記事をアップしています。もし、この方面の知識に明るい方で、記事の内容に間違った解釈や専門用語の誤用など気づかれたなら、その旨ご指摘ください。宜しくお願いします。
それでは、始まり、始まり~
博士:今朝は、晴れた天気で清しい風が吹き込み気持ちいいのう。
このような時は、たとえAMラジオでも、好きな曲が流れてくれば素晴らしく聴こえるものじゃ。反対に1本100万円もするようなスピーカを組み合わせた高額のオーディオセットを持ってしても、 寝起きに無理やり音楽を聴かされりゃ、それは単なる雑音じゃからのう。
助手:近頃ネットなんかで販売されたり、高額のボックッス・セットを購入すればおまけで付いてくるハイレゾの音源ですが、実際の所どうなんですかね? 一体何人の人が、ハイレゾ音源が既存のもより素晴らしいと実感できるのでしょうかね?
博士: 客観的に通常のCDの音源のスペックはサンプリング周波数が44.1kHz、ビット深度が16、周波数レンジ20Hz-20kHzそしてダイナミックレンジが96dBじゃ。
対するハイレゾ音源は、サンプリング周波数が48kHz/96kHz/192kHzあるいはそれ以上、ビット深度が24/32、周波数レンジ20Hz-88kHz(192kHzの場合)そしてダイナミック・レンジが146dB(24ビットの場合)だから、数値的には当然ハイレゾが勝っておる。
まあ、サンプリング周波数を拡大する事によって、人間が聴こえない音も取り込み自然さを出すこと、そしてビット深度を増やすことにより、アナログ音源のスムースな波形に近づけることなどが、優れた音源という考え方なのじゃろう。
助手:つまり、数値で比較させることによって、スペックの高いハイレゾ音源が通常のCDの音源に勝っていると誰にでも即座に客観的に判断させたい意図があるのですかね?
まあ、車のスペックの比較とおなじようなものですね。
博士: その通り、車の最大限のスペックを実感するには、サーキットのコースを走るしかないし、また最大限のスペックを操れる運転技術があっての事じゃ。
CDの場合は大体22kHz以上の音をカットするのじゃが、儂みたいに歳を取ると、聴力は落ち16kHzの音ぐらいがギリギリじゃから、サンプリング周波数を拡大する事が果たしてどれだけ意味があるのかのう? まして、アナログの波形に近づけた音は、デジタルで原音再生という意味で、それが本当に聴いていい音なのかの判断もつかんし。
助手:最近ではデジタル技術が進み、レコードやテープの再生で起こる雑音を消せるだけでなく、リスナーの好みに合わせて音を加工しているみたいですね。
博士:昔のCDの音は今と比べてレコーディング・レベルを低く設定したものじゃった。CDに収録できるダイナミック・レンジ内に曲を収めないと、音量がピークを越えた場合音が歪むからのう。
昨今のCDの音は、パンチのある音が良い音だと考えレコーディング・レベルを上げる。ダイナミック・レンジに収まることが出来ず歪む可能性がある箇所には、録音時にコンプレッサーやリミッターなどをかけて加工し音の歪みをなくし雑音を排除する。原音再生とは相反する事じゃと思う。
助手:ステレオ・コンポなどについているラウドネスのボタンも、音量が少ない時でも、加工する事により高域/低域の音を補正して派手にするから、同じような考えですね。
博士:デジタル・ハイレゾ音源を高額の再生装置でアナログ原音再生という試みは、趣味としてそれに投資できる金が潤沢にあるなら第三者が口を挟む事もない。まあ、我々一般庶民はカジュアルに聴いていて楽しめることがベストの音だと思う。また加工された音も、それが良い音に感じるかどうかは本人次第じゃ。
助手:じゃ、博士は同じアーチストの音源をいろいろ持っているのはどうしてですか?
博士:痛いとこをつくのう~
儂の場合は単に所有欲を満たす事から得られる快感を楽しんでおるだけじゃよ。レコード会社の陰謀にまんまとのせられているのじゃ。だって、普段聴くのは取り出しにくいボックスや紙ジャケには入っているメディアの音源じゃなくプラケースのCDかPC内のMP3じゃからのう…汗
此処にも有りますね~ CDとそれ以上のスペックのハイレゾ音源を聴き分けることできますか? 私は、前もって言われれば、なるほどそういうものかと思う程度です。
それでは、始まり、始まり~
博士:今朝は、晴れた天気で清しい風が吹き込み気持ちいいのう。
このような時は、たとえAMラジオでも、好きな曲が流れてくれば素晴らしく聴こえるものじゃ。反対に1本100万円もするようなスピーカを組み合わせた高額のオーディオセットを持ってしても、 寝起きに無理やり音楽を聴かされりゃ、それは単なる雑音じゃからのう。
助手:近頃ネットなんかで販売されたり、高額のボックッス・セットを購入すればおまけで付いてくるハイレゾの音源ですが、実際の所どうなんですかね? 一体何人の人が、ハイレゾ音源が既存のもより素晴らしいと実感できるのでしょうかね?
博士: 客観的に通常のCDの音源のスペックはサンプリング周波数が44.1kHz、ビット深度が16、周波数レンジ20Hz-20kHzそしてダイナミックレンジが96dBじゃ。
対するハイレゾ音源は、サンプリング周波数が48kHz/96kHz/192kHzあるいはそれ以上、ビット深度が24/32、周波数レンジ20Hz-88kHz(192kHzの場合)そしてダイナミック・レンジが146dB(24ビットの場合)だから、数値的には当然ハイレゾが勝っておる。
まあ、サンプリング周波数を拡大する事によって、人間が聴こえない音も取り込み自然さを出すこと、そしてビット深度を増やすことにより、アナログ音源のスムースな波形に近づけることなどが、優れた音源という考え方なのじゃろう。
助手:つまり、数値で比較させることによって、スペックの高いハイレゾ音源が通常のCDの音源に勝っていると誰にでも即座に客観的に判断させたい意図があるのですかね?
まあ、車のスペックの比較とおなじようなものですね。
博士: その通り、車の最大限のスペックを実感するには、サーキットのコースを走るしかないし、また最大限のスペックを操れる運転技術があっての事じゃ。
CDの場合は大体22kHz以上の音をカットするのじゃが、儂みたいに歳を取ると、聴力は落ち16kHzの音ぐらいがギリギリじゃから、サンプリング周波数を拡大する事が果たしてどれだけ意味があるのかのう? まして、アナログの波形に近づけた音は、デジタルで原音再生という意味で、それが本当に聴いていい音なのかの判断もつかんし。
助手:最近ではデジタル技術が進み、レコードやテープの再生で起こる雑音を消せるだけでなく、リスナーの好みに合わせて音を加工しているみたいですね。
博士:昔のCDの音は今と比べてレコーディング・レベルを低く設定したものじゃった。CDに収録できるダイナミック・レンジ内に曲を収めないと、音量がピークを越えた場合音が歪むからのう。
昨今のCDの音は、パンチのある音が良い音だと考えレコーディング・レベルを上げる。ダイナミック・レンジに収まることが出来ず歪む可能性がある箇所には、録音時にコンプレッサーやリミッターなどをかけて加工し音の歪みをなくし雑音を排除する。原音再生とは相反する事じゃと思う。
助手:ステレオ・コンポなどについているラウドネスのボタンも、音量が少ない時でも、加工する事により高域/低域の音を補正して派手にするから、同じような考えですね。
博士:デジタル・ハイレゾ音源を高額の再生装置でアナログ原音再生という試みは、趣味としてそれに投資できる金が潤沢にあるなら第三者が口を挟む事もない。まあ、我々一般庶民はカジュアルに聴いていて楽しめることがベストの音だと思う。また加工された音も、それが良い音に感じるかどうかは本人次第じゃ。
助手:じゃ、博士は同じアーチストの音源をいろいろ持っているのはどうしてですか?
博士:痛いとこをつくのう~
儂の場合は単に所有欲を満たす事から得られる快感を楽しんでおるだけじゃよ。レコード会社の陰謀にまんまとのせられているのじゃ。だって、普段聴くのは取り出しにくいボックスや紙ジャケには入っているメディアの音源じゃなくプラケースのCDかPC内のMP3じゃからのう…汗
此処にも有りますね~ CDとそれ以上のスペックのハイレゾ音源を聴き分けることできますか? 私は、前もって言われれば、なるほどそういうものかと思う程度です。
いつも面白い記事を楽しませて頂いております。また今回の記事は、大変参考になりました。
デジタルデータDLが盛んになってきた昨今ですが、ハイレゾなる物はまだ聴いた事もありません。音楽鑑賞が趣味の人にとっては、魅力を感じますが、今のオーディオも無理をしてそろえた
お気に入りなのですが、また無理をして購入しなければならないと思うと躊躇している所でした。
まだまだ隠居できない身、ゆっくり音楽を楽しめるようになるまで、考慮する事にしました。
私はどちらかというと、音源の収集がメインですので、再生装置はエントリークラスを使用しています。
専門雑誌などを見ると、いつも高額な再生装置に目がいくのですが、リスニングの環境や自身の現在の聴力を考慮しますと、勿体無い気がするのです。
と強がりを言うわけですが、やっぱり高いやつ欲しいですね。
BIG買って、億が当たらないかな~