CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

イタリアン・歌謡・プログレの雄、I POOH(イ・プー)

2015年06月02日 | EURO ROCK
カタリ~♪ カタリ~♪
ペッケ メ ディス スティ
パロール アマーレ

中略

コーレ コーレ ウングラート~♪
タイエー ピグリ アート
アビータ ミーヤ
ツゥッテ パサート
エ ヌンセ ピエンチェ キューウ~♪

“朝から頭がおかしくなったの?”と言われそうですが~
これは、“カタリ カタリ”と言う題名のイタリアはナポリの民謡で、カタリと言う女性に対して。“こんなにも、あなたのことを思っているのに、薄情なあなた”と愛の言葉を投げかけています。

“無粋なあんたが、何故この歌を知っているの?”と言われればさらに困るのですが。

実は、その昔、音楽の授業でこの歌習ったのです。数十年前の話なのですが、ネットで歌詞を検索してみますと、当時丸暗記した歌詞やメロディーが完璧ではありませんが覚えているんですね。

もちろん歌を聴いても何のことを歌っているのかは全くわからないのですが、イタリア語(この場合はナポリの方言?)、フランス語やドイツ語など、英語以外で歌われている曲は、それぞれの国をなんとなくイメージさせる独特の響きがありますね。

イタリアといえば、19世紀から20世紀にかけて作られた大衆歌謡曲、カンツォーネがよく知られていますが、プログレの宝庫でもあります。イタリアン・プログレと言いますと、PFM、BANCO、AREA、LE ORMEやOSANNAなど数多くのすばらしいバンドがイタリアには存在し、これらに一度はまると、英語系のプログレは余り聴かず、これを専門に聴く方も多くいるという奥の深いジャンルです。

今日紹介するのは、難解な展開がなく、甘めのサウンドを持つイタリアン・歌謡・プログレの雄、I POOH(イ・プー)。

1972年に発売された、彼らの4枚目のオリジナル・アルバム、ALESSANDRA(邦題 ミラノの映像)です。 このアルバムに関しては、特にプログレというイメージはなく、オーケストレーションを多用した優雅なメロディーにイタリア語をのせて歌っています。全編甘めのサウンドなので、ハード・ロックが好きな方は、退屈するかもしれませんが、バック・グラウンドでこれらの曲を流していると、言葉は分からずともイタリアの風景がなんとなく感じ取れるのではないでしょうか?

ジャケットの子供達の写真を見ると、中身の曲を聴く前にジャケ買いに走りそうです。

私:カタリ~♪ カタリ~♪と歌うと、ワタリー♪ ワタリー♪と言う曲を思い出します。

博士:何ぃ! あの白土三平先生の忍者漫画のことじゃな。確か実写版があったのう。

私:そうなんです。日本で放映後、台湾や東南アジアでも放送されたみたいで。その昔、シンガポールの知人が、“お前、ワタリって知ってるか?”と話しかけられ盛り上がりました。

博士:お主もかなり古いのう~

I Pooh - Io in una storia


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
メールありがとうございます。 (小川)
2015-12-27 15:27:26
博士さま

すみません、コメント欄にお邪魔させていただきます。

ハイレゾ計画のご助言感謝です。先ほどメールチェックしておりましたら
博士さまからのメールに気が付きまして、返信が遅くなりまして、申し訳ございませんでした。
オーディオに無知な私に、分かりやすく解説してくださり、お手数おかけしました。DACが何か、アンプの意味も良く分からず、本当にお手間とらせてしまいました。
少しばかり頑張って勉強しようと思います。
DAC内蔵型アンプを量販店で物色中です。今日は上新電機が近くにありますので、行ってきました。デンオンかオンキョーのアンプが良いですと教えて頂きました、でもプライムシートはコルグのDACじゃないと聴けないとの事で、また調べておきますと言って下さり、連絡を待つことにしました。
色々と、お時間を頂き、感謝です。
博士さまのおかげで、店員さんとちゃんと話せました。
なんとかなりそうです。

お話は変わりますが、イプーは大好きでした。高校生だったと思いますが、そのころのイプーは今でも時々聴いております。10年頃前だったかと思いますが、オーケストラが入った楽曲に一耳惚れしました。曲名は、確か「プレリュード」だったと思います。
甘くて優しい声が好きでした。

クリスマスも終わり、もう五つ寝るとお正月ですね。あっという間に一年が過ぎようとしています。
音楽三昧のお正月にしたいと思っていますが、どうなることやら。

来年もよろしくお願いします。

どうぞ、良いお正月をお迎えくださいませ。
いつもありがとうございます。

           小川 拝
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