夏の高校野球甲子園大会は、猛暑対策として今夏の日程の一部を午前・夕方の2部制として開催することとなり、開会日から3日間がその2部制を実施する日程となりました。1日当たりの試合数も初日を除いて1試合減った3試合となったのですが、何故か開会日が平年より1日遅い8月7日となる不思議。
私の今週の休みは6日と7日で、その後ろに夏季休暇を2日足して4連休として準備万端だったのですが、開会日が1日後ろ倒しとなって、1日何もない日ができてしまいました。まぁゆっくり休みましたが。
2部制初日は遅い開催
開会日となる8月7日は開会式があるので、午前中は1試合しかできず、夕方から2試合行われるという変則日程になります。対戦カードが決まった4日にまず初日の夕方の部の入場券を押さえていたので、このプロ野球より遅い開始時刻のダブルヘッダー2試合を見に行きます。
プロ野球のダブルヘッダーでも1試合目の開始は14時なのですが、今日は何と16時開始という、尋常じゃない開始時刻ということで、午前10時頃に家を出て、難波に13時過ぎに到着、甲子園駅には14時半に着いて、駅前のスーパーで買い物をして、15時の開門で球場に入ります。
いつもの対戦カードが掛かれた看板ですが、こちらも2部制仕様となっていました。
また入場券発売コーナーも、しっかり午前の部と夕方の部とにそれぞれ分かれて発売状況を表示していました。
このような表示がされるのは、今日を入れた3日間だけなので、レアな表示になります。予めネットで指定席を押さえていましたが、意外にも中央指定席が〇と、アルプス席以外は空いてるようです。開会式がある午前中などは内野は速攻で売り切れたのに、対照的ですね。
今日の第2試合は英明(香川)VS春の王者 健大高崎(群馬)の一戦で、英明は昨春の選抜で智辯和歌山を破っているので、ジャイアントキラー再びなるか注目ですが、大方の予想は健大高崎なんですよね。
ということで、そういう野球の事は詳しい人にまかせて、私が見たいのはやっぱり応援(というよりチア)ですよねー。
英明のチアのコスチウムは、、オレンジと紺色で、近鉄特急色というより、かつての銚子電鉄のカラーそっくりです。
試合は1点を争う投手戦になり、エースが故障離脱した健大高崎が、大きな外野フライで英明の野手がフェンスに衝突して、2塁から生還した1点しか取れなかったものの、代わりの投手が150キロをマークする速球で英明打線を0封して辛くも勝ちました。英明は2夏続けて初戦敗退ということで、来年以降にまた期待ですね。
英明の好きなところは、部外者の私でも、このようにエース列のチア間近の席に座って見れるのが最高なのです。お客さんが全然殺気立ってませんから、地方予選の雰囲気というか小学校の運動会ぐらいのゆる~い雰囲気なので、全然気負いなく見れるオススメの学校です。びっしり統制の取れている高松商とかだと入る余地などありませんし、わざわざ香川県から駆け付けたAKBおじさんを統制を乱すとして捕まえて排除する程ですから。それでも高松商が出てくれば公立校ということで応援はしますが。
遅すぎた?開始時刻
第3試合はそもそもの開始時刻が18時30分という、昔のプロ野球のナイター開始時刻です。プロ野球の方は年を追うごとに開始時刻が18時20分になり、今では18時ちょうどに開始されますが、昔を知っている人ならこの遅さは懐かしいかも知れません。
前の英明の試合が終わったのが18時20分ごろで、もう夕方どっぷりですが、これから選手・応援団を入替て18時50分の試合開始となりました。
グランド整備も終わって、試合開始を待つだけなのですが、何かおかしい?
そう、ナイターなのに照明灯が点いていないのです。銀傘上にある照明灯だけが点灯して内野の一部を照らしているだけです。こんなに暗くて大丈夫なのか?
試合開始直前になって照明灯が全点灯となり試合が始まりました。
甲子園球場の設備を高校野球に無料で貸し出しているため、電気代を極力抑えるように、試合開始ギリギリまで点灯するのを待たせていたのでしょうね。プロ野球でこんな事やると客が暴れ出すでしょうから、滅多に見られないシーンでしょうね。
試合は何と強豪の智弁学園相手に県立の岐阜城北(旧岐阜三田)がリードするまさかの展開に、これでジャイアントキラーなるかと思われた9回表の智弁の攻撃で、審判の誤審疑惑のゲッツー不成立で命拾いをした智弁が同点・延長に持ち込み、10回表に3点取って勝負ありかと思われた10回裏に岐阜城北が3点取って追いつく凄まじい試合に。しかし地力に勝る智弁は11回に更に2点取ってその裏を押さえて勝利。9回の疑惑の判定が無ければと惜しまれる試合で、すんなり2時間(20時50分)で終わる見込みが、試合終了は21時40分と、大幅に遅くなり、しかも自側が負けたのでどっかり疲れました。
新しい観戦パターン
明けて第2日目は午前に2試合と夕方に1試合(明日3日目も同じ)の時間割となり、午前の分の入場券を買っていたので、昨夜の疲れからあまり眠れてませんが、朝から甲子園に行きます。
朝から大阪桐蔭が出るとあって、お客さんの列が多い?
実際にスタンドに入ってみると、あれ、1塁側の大阪桐蔭サイドはもう1つお客さんが入ってない感じ? 3塁側の方が多く入っています。今朝もうまいことに着席に隙間ができたので、前列のチア横特等席に座ります。なおここからは金網と支柱が邪魔になってバッターはよく見えません。でもいいんです、この席でw
試合は中盤に大阪桐蔭が5点を上げて、そのまま興南打線を封じてシャットアウト。
春夏連覇の経験もある沖縄代表の興南でしたが、1点が遠かったです。
沖縄(代表校)の短い夏が終わりました。相手の校歌を聞いてる間、何かもの寂しさすら感じますね。
続いて第2試合は、明豊(大分)vs小松大谷(石川)の対決で、前評判だと8強入り確実と言われた明豊ですが、さてどうなるでしょうか。
ここで応援団が凄い数入ってきたので、一旦指定席エリアに戻りましたが、その後も続々と応援団が詰めかけて3塁側はぎっしり満員となり、しかもチアは数人程度x2列と、もうどこに立っているか分からない状態だったので、この試合は流しで見る事にしました。
試合は4-3と明豊の1点リードで迎えた7回表に小松大谷が4点を取って逆転に成功、更に8回に1点取って、明豊を振り切って勝利しました。これでようやく自側のチームが勝利となりました。
3塁側は試合開始から10時ごろまでは照明灯の陰などで過ごせるのですが、その後は隠れる所もなく、ジリジリと太陽に焼かれ放題になります。たまらず折り畳み傘を取り出して日陰を作ってみるのですが、手元の温度計で約42℃と、結構キツイ状況です。
試合が終了して、応援団用の出口まで下りてきます。
ちょうどグランドレベルの位置ですが、意外と芝生方向から風が吹いていて、スタンドの観客席よりもグランドの方が涼しいように感じられます。これだと選手は意外と助かってるかも。
2試合が終わると、夕方まで時間があるので、その間に清掃として、一旦観客には全て場外へ出てもらう格好となり、球場外へ追い出されるのですが、その後皆さんどうすかと言うと、
球場の南東側にあるららぽーとへ皆さん一斉に向かいます。凄い数w
ここなら冷房も効いてるし、飲食店もあるということで、球場から出た客が怒涛のように押し流れていきます。
普段の試合スケジュールだと、すぐには帰らずに次の試合の頭だけ少し見てから帰る人も多いのですが、こうして一斉に球場から出されたとなると、もう行き場は南北いずれかにあるショッピングセンターになります。
ということで、人の波を飲み込んだららぽーとの館内は、多くの人がベンチなどで休んでいましたが、2階のフードコートでお昼にする人も多かったようで、球場内のフードの売り上げにも響いてるかも知れません。
2部制にしたことで、こんな所にも新たな人の流れができた話題でした。
2部制の是非の検証は難しい?
明けて第3日目(8月9日)も昨日と同じ午前2試合と夕方に1試合となります。
今日は第2試合に秋田の金足農業が出るので、1塁側の入場券を買っていました。
当日券売り場の様子ですが、1塁アルプスが残席少、バックネット裏が売切れの他は空いていました。
昨日は時間に余裕があったので早寝早起きでちょうど開門時間の7時に球場に到着しました。
昨日は開門時の列がはけるまで10分近くかかりましたが、今日は何と、門の前に5人しか並んでおらず、第1試合はガラガラか?と思ったのも束の間、7時半ごろから続々と人が入ってきて、しかも外野側の学校関係者口から次々とバスの号車旗に牽かれて生徒たちがなだれ込んできました。応援団による席の割り振りも行われて、お揃いのTシャツ以外は排除され、脇の席に移動。ここまでぎゅうぎゅう詰めになるとは考えていませんでした。残念ながらチアは2列しか出てなくて、1筋外野側の列はチア無しとションボリモード。
第1試合の花咲徳栄はチアがいますが、第2試合の金足農業にはチアはいませんので、この時点で本日終ーーー了ーーー。
ぎゅうぎゅう詰めのアルプスは風通しも悪く、朝から日陰もなくて辛いっす。
試合は優勝経験もある花咲徳栄が優位に展開するのかと思いきや、初出場の新潟産大付属に後半逆転を許し、そのままゲームセットという、前日の明豊に続き、前評判を覆す番狂わせなゲームになりました。花咲徳栄については応援曲も今一つなので、次に見に来る機会はないかも知れません。埼玉なら今時点では圧倒的に聖望学園一押しです。
続く第2試合が、金農旋風から6年、準優勝投手の吉田輝星選手の弟、吉田大輝投手が2年生エースで勝ち抜き、甲子園に再びやってきました。
チアこそいませんが、球場に轟くGフレアを見に、多くのお客さんが詰めかけて、1塁側はかなり入りました。お客さんの入りも先ほどの試合と変わりませんが、応援団による統制が無いので殺気だった雰囲気はなく、のんびり田舎ムード漂うスタンドになっています。
試合途中のイニング間には昨日の宮崎沖の地震を踏まえて「南海トラフ大地震情報」による注意が掲示されました。ここ1週間は表示されると思いますが、何もないことを祈ります。
試合は西日本短大付属に6-0と一方的にリードを許す展開でしたが、9回表に怒涛の反撃で4点取るも時すでに遅し、いい所まで行って終わりました。
2年生エースの吉田大輝投手はグランドの土は持ち帰らずに、来年また来ることを誓って、球場を後にしたとのこと、来年また捲土重来で活躍する姿を見てみたいものですね。
ということで、無様な試合にはならなかったので、詰めかけた応援団も納得の上で、頑張ったナインに盛大な声援を送って球場をあとにしました。
さて、2部制の是非については、試合の観覧が途中で断ち切られてしまうので、複数試合を見たいファンには別々に入場券を買い直す手間と費用が掛かりますが、 一般の1試合だけ見る客にとっては、購入の機会が増えて、チケットの入手がしやすくなったので、良しとしましょう。ただ最初の3日間だけなのと、どれだけ選手や応援団の熱中症対策になったかについては、救急車の出動実績などの数値で比較するしかないのと、4日目からは4試合日が連続するので、こちらで選手も応援団もバテてしまうという懸念も考えられます。
ということで、明日8/12・明後日8/13の2日間、再度甲子園に出撃します。
私の今週の休みは6日と7日で、その後ろに夏季休暇を2日足して4連休として準備万端だったのですが、開会日が1日後ろ倒しとなって、1日何もない日ができてしまいました。まぁゆっくり休みましたが。
2部制初日は遅い開催
開会日となる8月7日は開会式があるので、午前中は1試合しかできず、夕方から2試合行われるという変則日程になります。対戦カードが決まった4日にまず初日の夕方の部の入場券を押さえていたので、このプロ野球より遅い開始時刻のダブルヘッダー2試合を見に行きます。
プロ野球のダブルヘッダーでも1試合目の開始は14時なのですが、今日は何と16時開始という、尋常じゃない開始時刻ということで、午前10時頃に家を出て、難波に13時過ぎに到着、甲子園駅には14時半に着いて、駅前のスーパーで買い物をして、15時の開門で球場に入ります。
いつもの対戦カードが掛かれた看板ですが、こちらも2部制仕様となっていました。
また入場券発売コーナーも、しっかり午前の部と夕方の部とにそれぞれ分かれて発売状況を表示していました。
このような表示がされるのは、今日を入れた3日間だけなので、レアな表示になります。予めネットで指定席を押さえていましたが、意外にも中央指定席が〇と、アルプス席以外は空いてるようです。開会式がある午前中などは内野は速攻で売り切れたのに、対照的ですね。
今日の第2試合は英明(香川)VS春の王者 健大高崎(群馬)の一戦で、英明は昨春の選抜で智辯和歌山を破っているので、ジャイアントキラー再びなるか注目ですが、大方の予想は健大高崎なんですよね。
ということで、そういう野球の事は詳しい人にまかせて、私が見たいのはやっぱり応援(というよりチア)ですよねー。
英明のチアのコスチウムは、、オレンジと紺色で、近鉄特急色というより、かつての銚子電鉄のカラーそっくりです。
試合は1点を争う投手戦になり、エースが故障離脱した健大高崎が、大きな外野フライで英明の野手がフェンスに衝突して、2塁から生還した1点しか取れなかったものの、代わりの投手が150キロをマークする速球で英明打線を0封して辛くも勝ちました。英明は2夏続けて初戦敗退ということで、来年以降にまた期待ですね。
英明の好きなところは、部外者の私でも、このようにエース列のチア間近の席に座って見れるのが最高なのです。お客さんが全然殺気立ってませんから、地方予選の雰囲気というか小学校の運動会ぐらいのゆる~い雰囲気なので、全然気負いなく見れるオススメの学校です。びっしり統制の取れている高松商とかだと入る余地などありませんし、わざわざ香川県から駆け付けたAKBおじさんを統制を乱すとして捕まえて排除する程ですから。それでも高松商が出てくれば公立校ということで応援はしますが。
遅すぎた?開始時刻
第3試合はそもそもの開始時刻が18時30分という、昔のプロ野球のナイター開始時刻です。プロ野球の方は年を追うごとに開始時刻が18時20分になり、今では18時ちょうどに開始されますが、昔を知っている人ならこの遅さは懐かしいかも知れません。
前の英明の試合が終わったのが18時20分ごろで、もう夕方どっぷりですが、これから選手・応援団を入替て18時50分の試合開始となりました。
グランド整備も終わって、試合開始を待つだけなのですが、何かおかしい?
そう、ナイターなのに照明灯が点いていないのです。銀傘上にある照明灯だけが点灯して内野の一部を照らしているだけです。こんなに暗くて大丈夫なのか?
試合開始直前になって照明灯が全点灯となり試合が始まりました。
甲子園球場の設備を高校野球に無料で貸し出しているため、電気代を極力抑えるように、試合開始ギリギリまで点灯するのを待たせていたのでしょうね。プロ野球でこんな事やると客が暴れ出すでしょうから、滅多に見られないシーンでしょうね。
試合は何と強豪の智弁学園相手に県立の岐阜城北(旧岐阜三田)がリードするまさかの展開に、これでジャイアントキラーなるかと思われた9回表の智弁の攻撃で、審判の誤審疑惑のゲッツー不成立で命拾いをした智弁が同点・延長に持ち込み、10回表に3点取って勝負ありかと思われた10回裏に岐阜城北が3点取って追いつく凄まじい試合に。しかし地力に勝る智弁は11回に更に2点取ってその裏を押さえて勝利。9回の疑惑の判定が無ければと惜しまれる試合で、すんなり2時間(20時50分)で終わる見込みが、試合終了は21時40分と、大幅に遅くなり、しかも自側が負けたのでどっかり疲れました。
新しい観戦パターン
明けて第2日目は午前に2試合と夕方に1試合(明日3日目も同じ)の時間割となり、午前の分の入場券を買っていたので、昨夜の疲れからあまり眠れてませんが、朝から甲子園に行きます。
朝から大阪桐蔭が出るとあって、お客さんの列が多い?
実際にスタンドに入ってみると、あれ、1塁側の大阪桐蔭サイドはもう1つお客さんが入ってない感じ? 3塁側の方が多く入っています。今朝もうまいことに着席に隙間ができたので、前列のチア横特等席に座ります。なおここからは金網と支柱が邪魔になってバッターはよく見えません。でもいいんです、この席でw
試合は中盤に大阪桐蔭が5点を上げて、そのまま興南打線を封じてシャットアウト。
春夏連覇の経験もある沖縄代表の興南でしたが、1点が遠かったです。
沖縄(代表校)の短い夏が終わりました。相手の校歌を聞いてる間、何かもの寂しさすら感じますね。
続いて第2試合は、明豊(大分)vs小松大谷(石川)の対決で、前評判だと8強入り確実と言われた明豊ですが、さてどうなるでしょうか。
ここで応援団が凄い数入ってきたので、一旦指定席エリアに戻りましたが、その後も続々と応援団が詰めかけて3塁側はぎっしり満員となり、しかもチアは数人程度x2列と、もうどこに立っているか分からない状態だったので、この試合は流しで見る事にしました。
試合は4-3と明豊の1点リードで迎えた7回表に小松大谷が4点を取って逆転に成功、更に8回に1点取って、明豊を振り切って勝利しました。これでようやく自側のチームが勝利となりました。
3塁側は試合開始から10時ごろまでは照明灯の陰などで過ごせるのですが、その後は隠れる所もなく、ジリジリと太陽に焼かれ放題になります。たまらず折り畳み傘を取り出して日陰を作ってみるのですが、手元の温度計で約42℃と、結構キツイ状況です。
試合が終了して、応援団用の出口まで下りてきます。
ちょうどグランドレベルの位置ですが、意外と芝生方向から風が吹いていて、スタンドの観客席よりもグランドの方が涼しいように感じられます。これだと選手は意外と助かってるかも。
2試合が終わると、夕方まで時間があるので、その間に清掃として、一旦観客には全て場外へ出てもらう格好となり、球場外へ追い出されるのですが、その後皆さんどうすかと言うと、
球場の南東側にあるららぽーとへ皆さん一斉に向かいます。凄い数w
ここなら冷房も効いてるし、飲食店もあるということで、球場から出た客が怒涛のように押し流れていきます。
普段の試合スケジュールだと、すぐには帰らずに次の試合の頭だけ少し見てから帰る人も多いのですが、こうして一斉に球場から出されたとなると、もう行き場は南北いずれかにあるショッピングセンターになります。
ということで、人の波を飲み込んだららぽーとの館内は、多くの人がベンチなどで休んでいましたが、2階のフードコートでお昼にする人も多かったようで、球場内のフードの売り上げにも響いてるかも知れません。
2部制にしたことで、こんな所にも新たな人の流れができた話題でした。
2部制の是非の検証は難しい?
明けて第3日目(8月9日)も昨日と同じ午前2試合と夕方に1試合となります。
今日は第2試合に秋田の金足農業が出るので、1塁側の入場券を買っていました。
当日券売り場の様子ですが、1塁アルプスが残席少、バックネット裏が売切れの他は空いていました。
昨日は時間に余裕があったので早寝早起きでちょうど開門時間の7時に球場に到着しました。
昨日は開門時の列がはけるまで10分近くかかりましたが、今日は何と、門の前に5人しか並んでおらず、第1試合はガラガラか?と思ったのも束の間、7時半ごろから続々と人が入ってきて、しかも外野側の学校関係者口から次々とバスの号車旗に牽かれて生徒たちがなだれ込んできました。応援団による席の割り振りも行われて、お揃いのTシャツ以外は排除され、脇の席に移動。ここまでぎゅうぎゅう詰めになるとは考えていませんでした。残念ながらチアは2列しか出てなくて、1筋外野側の列はチア無しとションボリモード。
第1試合の花咲徳栄はチアがいますが、第2試合の金足農業にはチアはいませんので、この時点で本日終ーーー了ーーー。
ぎゅうぎゅう詰めのアルプスは風通しも悪く、朝から日陰もなくて辛いっす。
試合は優勝経験もある花咲徳栄が優位に展開するのかと思いきや、初出場の新潟産大付属に後半逆転を許し、そのままゲームセットという、前日の明豊に続き、前評判を覆す番狂わせなゲームになりました。花咲徳栄については応援曲も今一つなので、次に見に来る機会はないかも知れません。埼玉なら今時点では圧倒的に聖望学園一押しです。
続く第2試合が、金農旋風から6年、準優勝投手の吉田輝星選手の弟、吉田大輝投手が2年生エースで勝ち抜き、甲子園に再びやってきました。
チアこそいませんが、球場に轟くGフレアを見に、多くのお客さんが詰めかけて、1塁側はかなり入りました。お客さんの入りも先ほどの試合と変わりませんが、応援団による統制が無いので殺気だった雰囲気はなく、のんびり田舎ムード漂うスタンドになっています。
試合途中のイニング間には昨日の宮崎沖の地震を踏まえて「南海トラフ大地震情報」による注意が掲示されました。ここ1週間は表示されると思いますが、何もないことを祈ります。
試合は西日本短大付属に6-0と一方的にリードを許す展開でしたが、9回表に怒涛の反撃で4点取るも時すでに遅し、いい所まで行って終わりました。
2年生エースの吉田大輝投手はグランドの土は持ち帰らずに、来年また来ることを誓って、球場を後にしたとのこと、来年また捲土重来で活躍する姿を見てみたいものですね。
ということで、無様な試合にはならなかったので、詰めかけた応援団も納得の上で、頑張ったナインに盛大な声援を送って球場をあとにしました。
さて、2部制の是非については、試合の観覧が途中で断ち切られてしまうので、複数試合を見たいファンには別々に入場券を買い直す手間と費用が掛かりますが、 一般の1試合だけ見る客にとっては、購入の機会が増えて、チケットの入手がしやすくなったので、良しとしましょう。ただ最初の3日間だけなのと、どれだけ選手や応援団の熱中症対策になったかについては、救急車の出動実績などの数値で比較するしかないのと、4日目からは4試合日が連続するので、こちらで選手も応援団もバテてしまうという懸念も考えられます。
ということで、明日8/12・明後日8/13の2日間、再度甲子園に出撃します。