気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

トラツグミ 夜行性?

2023年02月19日 | ツグミの仲間

晴れの予報が外れ 鉛色の空からポツポツ雨が降り出しました。
早起きして山へ探鳥に来たのに「今日はダメか・・・」と肩を落として歩いていると
前方にひょこひょこ歩くトラツグミの姿が見えました。

トラツグミは一般的に夜行性と言われていますが、朝方や西日の傾くころにも出没します。
前日の雨で、落ち葉のミミズなど昆虫の動きが活発になっていたのも幸いしたようです。








トラツグミはホッピングではなくウォーキング。
ガサガサッと落ち葉を蹴散らしたり「虎ダンス」と呼ばれるコミカルな動きを見せてくれます。




豪快に落ち葉を蹴散らしました。
2~3回ほど小さなミミズを掘り当てて捕食していました。




トラツグミ(虎鶫)White's Thrush 全長約30㎝
スズメ目ツグミ科トラツグミ属


◆e-Bird トラツグミ
https://ebird.org/species/scathr2?siteLanguage=ja


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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シロハラ続々と

2023年02月16日 | ツグミの仲間

ツグミの近縁のシロハラも今季は数が少なく寂しく感じていましたが
2月に入り、シロハラ同士で争う場面をたびたび見かけるようになりました。

シロハラはライバルを追うのに夢中
落ち葉を蹴散らして岩の上に飛び出してきました。
遊歩道でカメラを構える人間は眼中にないようです。










在庫からお気に入りの一枚を
 蛇の髭の青い実をくわえた姿・・・この時一度、見たきりです。



シロハラ(白腹) Pale Thrush  全長約24㎝ 
スズメ目ヒタキ科ツグミ属


◆シロハラ:やぶの中でガサゴソ |  野鳥写真図鑑 - Canon
https://global.canon/ja/environment/bird-branch/photo-gallery/shirohara/index.html

ロウバイ(蝋梅)の花が盛りを迎えています



今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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ツグミ 遅まきながら

2023年02月14日 | ツグミの仲間

今季、数が少ないと言われていたツグミ
遅まきながら1月下旬から2月にかけて群で移動してきました。

例年通りなら群を見るのは晩秋の頃、
年明けには単独で行動しているツグミです。



イソヒヨドリ♀
一枚目のツグミの向こうに写っているフォークリフト用パレットの上に止まっていました。
ガードレールに止まったツグミは、このイソヒヨドリとけん制しあっていたようです。



柿の木にも一羽



近くの桜の樹にツグミの群が
食べ物を求めて移動して来たのでしょう。



ナンキンハゼの白い実をついばむツグミ








ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属



今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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トラツグミ 落ち葉に埋もれて

2023年01月09日 | ツグミの仲間

今日も昨日も冷え込みが厳しく 家々の屋根や田畑はいちめん白い霜に被われていました。
お山の公園へ向かう峠道もところどころ凍結していて 空気もシンと凍てつくようでした。

駐車場から園内にむかっって歩いていると 通りの向こうの落ち葉の中で何かうごめいています。
「リスかネズミだろうか?」と不思議に思いつつ立ち止まって目を凝らすと、
一羽のトラツグミ(虎鶫)が落ち葉に埋もれるようにして食べ物を探していました。






駐車場へ向かう車が通るたびトラツグミは顔をあげ警戒します。



ハデに落ち葉を蹴散らして食べ物を探します。
早朝で日光が差し込まず薄暗いためシャッタースピードが上がりません。


車が立て続けに駐車場に入っていくと、トラツグミはバッと飛び立って林の奥に姿を消しました。
基本、夜行性のトラツグミ、夜通しこの林で採食していたのでしょうか。
思いがけずうれしい自力発見となりました。


トラツグミ(虎鶫)White's Thrush 全長約30㎝
スズメ目ツグミ科トラツグミ属


◆トラツグミ 日光野鳥図鑑
http://nwbc.jp/torizukan/20toratugumi.html

「鵺の鳴く夜は恐ろしい」という横溝正史原作の映画のキャッチコピーで一躍有名になったトラツグミですが
万葉集など古来の「ぬえ」のイメージはけして妖しくおどろおどろしいものではなかったという説が載っています。
記事の冒頭の通りだとすると「阪神ファンでバードウォッチャー」の私は珍鳥的存在と言うことになりますね(;^_^A



恥ずかしがり屋のシロハラもなんとか写真におさまってくれました。


シロハラ(白腹) Pale Thrush  全長約24㎝ 
スズメ目ヒタキ科ツグミ属


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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ツグミ密猟で焼き鳥に!?

2022年12月07日 | ツグミの仲間

渡来後間もない初冬の頃は 樹上にいることの多いツグミですが
日曜の朝 出会った一羽は二歩踏み出せば手が届くほどの近さでした。

落ち葉にまぎれるように微動だにせず どこか一点を見つめています。
私も動きを止めて その場に立ち尽くしたまま撮影を続けていると、
やがてツグミは数歩進んでは止まる「だるまさんが転んだ」を始めました。

通常は静音に設定しているので、シャッター音で鳥を脅かすことはありません。







その昔、ツグミかすみ網で大量に捕獲され「焼き鳥」にされていたそうです。
『鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律』でかすみ網は「鳥獣の捕獲等の目的での所持や販売は原則禁止」されていますが、
現在でも観賞用や食用としての野鳥の需要は高く、かすみ網を用いた密猟は後を絶たないのが実態だそうです。
 (参考:ウィキペディア)

野 鳥 の 密 猟
このページでは、メジロやオオルリ、ウグイス等の野鳥の密猟や違法飼養の実態、野山で密猟を見かけた場合の対処方法について紹介します
https://www.asahi-net.or.jp/~hf8k-nsmr/mitsuryou.html











ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属


◆かすみ網 ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8B%E3%81%99%E3%81%BF%E7%B6%B2



今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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ツグミ ハチジョウツグミ 近いのはどっち?

2022年04月06日 | ツグミの仲間

すぐ近くまで寄ってくると評判のハチジョウツグミ
じっと動かずにいると2~3mほどの所にやってきます。

ひょっとしてどこかで餌付けされていたのでは?とも考えましたが
渡り直前のこの時季にはツグミも警戒心がゆるんできます。
いずれも至近距離に来てくれたところを撮影。トリミングなし。


















ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属

◆e-Bird ツグミ
https://ebird.org/species/dusthr2/

◆e-Bird ハチジョウツグミ
https://ebird.org/species/dusthr1?siteLanguage=ja


野鳥の方から近づいて来て自然な姿を見せてくれると それだけで幸せな気分になれます。
今日も最後まで見て頂きありがとうございました。


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シロハラもツグミも

2022年03月16日 | ツグミの仲間

今季は冬の小鳥たちが少ない年でした。 

例年ならあちこちで見られるシラハラやツグミですが
この冬は、出会う機会が少なく物足りない気分です。


そんな中で このシロハラは物おじせずいつも大胆不敵
この日も 落ち葉を蹴散らして食べ物を探していました。







シロハラ(白腹) Pale Thrush  全長約24㎝ 
スズメ目ヒタキ科ツグミ属


渡りを前にツグミたちも地上に降りて採食することが多くなりました。




水浴び後だったのか 陽当りの良い枝に長く止まっていました。


ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属


このシロハラやツグミたち ユーラシア大陸のどのあたりで繁殖するのでしょう。
いずれにしても 戦火に巻き込まれず無事に子育てを成し遂げられますように…!

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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シロハラ ほの暗い所で

2022年02月21日 | ツグミの仲間

シロハラは日陰で見かけることが多い鳥です。
植え込みの中からガサガサと落ち葉を動かす音が聞こえたらじっと目を凝らします。
ほの暗い所に白くて丸いお腹がぼんやりと浮かんで見えるシロハラです。




辺りをキョロキョロとうかがうシロハラ
動かずにじっと観ていたら 水路に水を飲みに降りてきました。




柵の上に白っぽいお腹がで~ん!




秋に渡って来た当初は臆病なシロハラですが、すっかり大胆になりました。
「なにをジロジロ見ているんだよ!」といわんばかりの表情です。




シロハラ(白腹) Pale Thrush  全長約24㎝ 
スズメ目ヒタキ科ツグミ属



◆ eBird シロハラ
https://ebird.org/species/palthr1?siteLanguage=ja



机の整理をしていたら、失くしたと思っていた小型の携帯ボールペンが見つかりました。
縮めると一般的なボールペンの半分の長さになり軸も細いですが、意外と書き心地が良いので気に入っています。
ついでに、しまいこんで忘れかけていた「やることリスト」も発掘できました。



今日も最後まで見ていただきありがとうございました。



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ツグミ ようやく会えるように

2022年02月16日 | ツグミの仲間

今季は冬の小鳥が少なくツグミにもなかなか会えませんでしたが
二月に入り地上を歩いて採食する姿を見かけることが増えました。

「だるまさんがころんだ」のリズムで テケテケ歩いて ピタッと止まるツグミです













同じ個体 止まった瞬間を撮ると背景だけは変わってポーズはほとんどそのままの写真になります。




ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属

◆サントリー愛鳥活動 ツグミ
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1359.html


日本海側に大雪を降らせている低気圧の影響で昨夜から頭痛に悩まされています。
天候に左右される頭痛はかなりつらいですが、10年ほど前までは数日間食事も摂れず寝込んでいました。
その頃に比べれば今はこうして起きてPCができる程度なので楽なものです。
現在お世話になっている脳外科医院に巡り合って 最新の予防薬や頓服薬を処方してもらえたおかげです。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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ツグミ 今季初!

2021年12月23日 | ツグミの仲間

今シーズン初のツグミに会えました!
公園の水道の横に懐かしい影が見えたので そっと順光側に歩み寄りました。
やはりツグミです。色が淡いのでメスか あるいは若鳥でしょうか。

冬鳥が少ないと言われる今季 新しい年が来る前にツグミに会えてほっと一安心。
土曜日からは厳しい寒波が襲来すると予報されています。
冬将軍とともに、冬の小鳥たちもやってくるかもしれませんね。





私に気がつくと、さっと飛び立ってすぐよこの樹の中に隠れてしまいました。

ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属


センダン(栴檀) たわわに実っていました。


ムクドリたちが食べにやってきますが、警戒しているのでしょう。
枝の込み入った奥の実ばかり食べていました。




ムクドリ(椋鳥)White-cheeked Starling  全長約24cm
スズメ目ムクドリ科ムクドリ属


今日は買い出しのついでに探鳥してきました。
池に立ち寄ると外れなく、カモをはじめ色々な水鳥が見られます。
短時間ながら かなりの収穫がありました。

カンムリカイツブリ、ミコアイサ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ハシビロガモ、カワアイサ、ホオジロガモ、
ヒドリガモ、オナガガモ、コガモ、カワウ、アオサギ、コサギ、ダイサギ、ズグロカモメ、カルガモ、オオバン、
モズ、ムクドリ、ヒヨドリ、ツグミ、ハクセキレイ、セグロセキレイ・・・
そして、今朝、投稿した顔なじみのイソシギも。

年の瀬を迎え、気忙しい日々が続きますが、みなさまもどうぞお体を大切にお過ごしください。
いつも当ブログを見ていただきありがとうございます。
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ツグミ シロハラ

2021年04月16日 | ツグミの仲間

ツグミ まだあちこちで見かけます。
日本の春を満喫して ゆっくり旅立っていくのでしょうか。




一面に咲くオオイヌノフグリ 


ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属



真ん丸の目を見開いたシロハラ


シロハラは毎年4月下旬ごろまで見られます。


白いお腹を見せて じっとこっちを見ていました。

シロハラ(白腹) Pale Thrush  全長約24㎝ 
スズメ目ヒタキ科ツグミ属


7000歩くらいの距離を歩くのが私にはちょうどいいです。
感染者の急増で長居する気にはなれないので
こうして見つけやすい所に出てきてくれる鳥たちはありがたい存在です。

今日はこれから通院。
気が重いけれど薬をもらわないといけないので。
医療機関に行くときは緊張が高まります。
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ツグミ パンジーに囲まれて

2021年03月14日 | ツグミの仲間

花壇の近くをちょこちょこ歩く一羽のツグミ

これは花の中に入るかも!と期待していたら
みごとリクエストに応えてくれました。



センターのお立ち台の上で





白い花の近くへ


迫力の正面顔でポーズを決めてくれました。



ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属

今日も見ていただきありがとうございました。
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シロハラ もの言いたげに

2021年03月03日 | ツグミの仲間

年を越すとシロハラはすっかり大胆になります。
秋に渡ってきた当初は 臆病ですぐに隠れていたのに
何かもの言いたげな顔つきでじっとこちらを見返してきます。



石の上からじ~っと


とつぜん口を大きく開けました。 あくび?げっぷ?
シロハラの舌は鮮やかな黄色なのですね。


その後 日陰の枝に止まって飛び去って行きました。

別の日に

早春の日差しを浴びて


何か言いたげに見えるのは、黒くて丸い目を見開いているからでしょうか。
黄色いアイリングに縁どられた目は ツグミの仲間の中でもひときわ大きく見えます。


シロハラ(白腹) Pale Thrush  全長約24㎝ 
スズメ目ヒタキ科ツグミ属

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トラツグミ 虎柄?豹柄?

2021年03月02日 | ツグミの仲間

公園で越冬中のトラツグミ 
落ち葉をゴソゴソかき分けて 虫を探していました。
遊歩道でじっと待っていると かなり近くに来てくれました。

光が当たると金色にも見える羽の模様
トラに限らずヒョウ柄を連想させる独特の色合いです。












トラツグミ(虎鶫)White's Thrush 全長約30㎝
スズメ目ツグミ科トラツグミ属

「鵺(ぬえ)の鳴く夜は恐ろしい」という横溝正史の映画のCM 今でも記憶に残っています。
トラツグミの鳴き声は怖いというより物悲しい笛の音色のように聞こえます。

◆バードリサーチ さえずりナビ トラツグミ
https://db3.bird-research.jp/saezuri/birdsong/detail/82

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ハチジョウツグミ 濃いも薄いも

2021年02月21日 | ツグミの仲間

綺麗なハチジョウツグミがいると聞いて探しに行ってきました。
顔や喉 体の斑のレンガ色がとても濃く美しいツグミでした。

餌場をめぐって戦いを挑んできたシロハラにあっという間に勝利。
外見だけでなく強さも際立って見えました。

ハチジョウツグミは色の濃淡など個体差が大きいと聞きますが
これはオスの成鳥なのでしょうか??












在庫より2020年3月撮影のハチジョウツグミ

レンガ色が淡く喉元や眉班は白。ひょっとしてメスのハチジョウツグミ??




ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属

『くらべてわかる野鳥図鑑』叶内 拓哉氏著より
「亜種ハチジョウツグミ~亜種ツグミの黒っぽい部分が淡いレンガ色、
              特に体下面の斑は黒色にはならない。頭から体上面は一様に灰褐色。」
「亜種ツグミは北シベリアで、亜種ハチジョウツグミは中部・南部シベリアで繁殖する。」

◆ハチジョウツグミの名前の由来
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/a1caf126ff60f71fcaf766c4da36dd61

最後まで見ていただきありがとうございました。
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