気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

キクイタダキ 水琴窟にて

2021年07月24日 | キクイタダキ

キクイタダキは、日本で見られる野鳥の中で一番小さな鳥です。
体長は10cmほど 体重約5g=1円玉5個分の軽さです。

本州の亜高山帯から高山帯の針葉樹林に生息。
秋冬には平地の林や都市公園などでも見られます。

頭頂部に黄色の冠羽があって 開くと菊の花が咲いたように見えます。

その姿から 室町時代に「菊戴(きくいただき)」という美しい名前がつけられました。
~参考:大橋引一 『日本野鳥歳時記』

閉じている時の冠羽は 黄色い菊の花びらのように見えます。














オスの冠羽は黄色の中央に橙色の羽があります。




五年ほど前の春先に、一度だけ、オスのキクイタダキが冠羽を開いた姿を見ることができました。



松葉越しですが、頭のてっぺんの菊の花を開いた瞬間が撮れました。



◆キクイタダキの求婚
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/7f9ff607a30194d8d0e9b9e380f46622#comment-list



いま頃 お山のキクイタダキたちも繁殖を終えて新しい家族が増えていることでしょう。

キクイタダキ(菊戴)Goldcrest 全長約10㎝
スズメ目キクイタダキ科キクイタダキ属


水琴窟(すいきんくつ)は、日本庭園の意匠の一つ 
手水鉢の近くの地中に空洞をつくって中に水滴を落下させ、その際に発せられる音を反響させる仕掛けです。

◆水琴窟とは 水琴窟フォーラム
http://www.suikinkutsu.com/suitoha.htm

全国水琴窟データベースも掲載され、お近くの水琴窟の所在地を検索できます。


最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする