カイツブリは孵化後まもないヒナを背負って泳ぎます
観察に通ってほほえましい親子の姿を見ることができましたが
不思議なことに カイツブリの巣が跡形もなく消えていました
流さるる浮巣に鳰の声悲し 正岡子規
「鳰の浮巣(におのうきす)」は夏の季語
カイツブリの巣は あたかも水上に浮いて見えることから
「よるべないあわれなもの・不安定なもの」として歌に詠まれます
観察に通ってほほえましい親子の姿を見ることができましたが
不思議なことに カイツブリの巣が跡形もなく消えていました
流さるる浮巣に鳰の声悲し 正岡子規
「鳰の浮巣(におのうきす)」は夏の季語
カイツブリの巣は あたかも水上に浮いて見えることから
「よるべないあわれなもの・不安定なもの」として歌に詠まれます
実際には水上に張り出した葉や枝を土台に水草を積み上げてつくられることが多く
言葉のイメージのように水に浮いて漂う巣はめったに見られないようです
このカイツブリの巣は 池の水位が上がったために水没してしまったのでは?と考えています
言葉のイメージのように水に浮いて漂う巣はめったに見られないようです
このカイツブリの巣は 池の水位が上がったために水没してしまったのでは?と考えています
二羽のヒナを背負っているのは母親?
大急ぎで新しい拠り所をつくろうとしているのは父親でしょうか?
上の写真の一週間ほど前 同じカイツブリの夫婦が抱卵中の巣の様子です
カイツブリ(鳰)Little grebe 全長約26㎝
カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属
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この雛の様子からすると、巣をまだ必要とするのでしょうから
やはり水没したと見る方が良さそうですね。
完全に浮いている巣なら水量が増えても多少なら耐えられるのでしょうが、
水草の茎などに絡ませている巣が多いので、増水の影響を受けやすいようです。
大雨で住処が水没したカイツブリ一家も、予期せぬ出来事に大慌てのようですね。
カイツブリの巣がなくなってしまったんですね。カイツブリの夫婦が心配して、互いに叫んでいるように見えますね。今後の事を相談しているのかもしれませんし、ぶつけようのない怒りの言葉を発しているようでもあり、リアルですね。抱卵中でなくて
不幸中の幸いだったかもしれませんね。
カイツブリは「にお(鳰)」と言うのを初めて知りました。正岡子規が歌っているということは、古くからカイツブリは身近な鳥だったんでしょうね。
このカイツブリの子供たちが無事に大きくなりますように。
卵がぜんぶ孵化する前に水没してしまったのかもしれません。全滅をまぬがれたのは不幸中の幸いでした。
この一家の巣は、土台のしっかりした山型だったので増水にはもろかったようです。
子を背負ったメスがオスに「アナタ!早く何とかして!」とせっついているようにも見えました。
ここは農業用の溜め池なので、猛暑にそなえて水を貯めた可能性が大きいです。
仕方のないこととはいえ、カイツブリが気の毒に見えました。
にお(鳰)は確か万葉集にも謳われていた記憶があります。
明日、この池のもう一組のカイツブリ親子が登場する予定です。
今日は猛暑です
そちらも同じでしょうね
昨日は暑いのを覚悟でコムクドリを撮りに出掛けました ^^;
今日はおとなしく家の中です
とても外には出られませんね
背中にヒナを乗せている姿は可愛いですよね (*^^)v
水の浮草で巣を作るカイツブリの宿命なのですね~
子規も見て可哀想に思ったのですね
しばらく高温注意報が続きそうです。夜も気温が下がりません^^;
コムクドリ、良いですね~!
カイツブリの子育て、昔の人も眺めて楽しんでいたのでしょうね。
その間は雛は親鳥の背中の上にいるのでしょうかね。
泳いでも短時間しか泳げないのかな?
人から見れば流される浮巣は物悲しく思えるけど、カイツブリは案外逞しく生きているのかもね・・・
カイツブリやバンなど水辺の鳥の繫殖回数が多いのは、水害のリスクも想定されているのかもしれませんねえ。
小さなヒナは水に浮いている時、捕食者に狙われやすいようです。
アカミミガメやカワウ、浅瀬ではアオサギなども…
今日は別のカイツブリ親子が登場します。