アオサギのトイレ事情について考えるきっかけとなったのが
まずはじめに紹介する婚姻色のアオサギ(青鷺、蒼鷺)でした
池の端で身構え獲物を狙っていた際、突然、緊張を解いて呆けたような目つきになりました
なにやらソワソワしたような雰囲気になり 方向を変え池の柵をくぐって草地へ上陸
枯草の上で勢いよく排泄 あまりにも距離が近すぎてその瞬間を撮影することは出来ず
前回の記事に登場 便意を催した
アオサギ
やはり不意に狩りの体勢を解除し、目が丸くなりキョトンとした表情になっていました。
続いて真夏に撮影した
アオサギ
池の柵をくぐり抜け園路に歩み出たところを見つけ 連写したところ予想通りに。
アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属
水辺で狩りをする鳥たちは、水から陸地に上がってフンをする行動が見られます。
狩場の水質を汚さない配慮なのか、水が濁って獲物が見えにくくなるのを防いでいるのか
明確な理由はわかりませんが、アオサギにも同様の行動が見られるとわかりました。
ただ、今回の観察・撮影の地は大規模なアオサギのコロニーのある都市公園で、
生まれながらに人間を見慣れている特殊な環境に暮らすアオサギたちです。
自然の中や溜池・田んぼなど農耕地に暮らすアオサギたちに同様の行動が確認できるかどうか。
今後の野鳥観察での注目事項のひとつとなりました。
▼水から上がって陸でトイレを済ませる珍客たち
クロツラヘラサギ
数の少ない旅鳥または冬鳥として日本に渡来
ソリハシセイタカシギ
稀な旅鳥または冬鳥として日本に渡来
~ここまで書いて、身近なコサギやダイサギのトイレ事情について思いをめぐらしたことがなかったと気がつきました。
クロツラヘラサギやソリハシセイタカシギなど珍しい野鳥に関しては、一挙手一投足に注目しているので
上のような排泄の場面も撮影できていました。
しかし、ふだん見慣れたサギたちに関して思い返しても記憶がない。好奇心が不足していたと自覚できました。
身近な野鳥たちにもたくさんの不思議と謎がいっぱい、興味は尽きません。
「鳥は飛び立つ直前にフンをして身軽にする」
田んぼで採食のコサギ、豪快に一発!で「アオサギのトイレ事情」ひとまず〆させて頂きます。
◇コサギ 離陸前に一発!
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/2168fab95582a25e152407ec68b4c1a2
◆アオサギを議論するページ
https://grey-heron.net/profile-of-herons/
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