気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

花蜜に集まる虫たち

2021年07月17日 | 花や昆虫 2020~

ナミアゲハ ヤナギハナガサの蜜を吸っていました。
名前通り 一番よく見かけるアゲハチョウです。
後翅の青と朱色の模様が美しいですね。






ジャコウアゲハ♂  オカトラノオに


♀の前翅はベージュ色とのことですが、まだ見たことがありません。


オオスカシバ  ムクゲに


ホシホウジャク ブルーサルビア?でしょうか?




アオバセセリ サラサドウダンに
ぜひもう一度見たい・撮りたいアオバセセリ
この時はめったに会えない蝶だとは知りもせず 「おや?綺麗だな~」と気楽に撮っていました。


ナミアゲハの他は過去の画像から

朝からカンカン照り!真夏の日差しでぐんぐん気温が上がっています。
近畿・東海地方も今日か明日には梅雨明け宣言がありそうですね。
みなさまも熱中症にはお気をつけくださいね。

最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (2)
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カラスの親子 おねだり攻撃

2021年07月16日 | カラスの仲間

樹上で三羽ガラスがにぎやかに鳴いています。
ベンチに座ってしばらく観察していると 三羽の関係が見えてきました。

一番左が親ガラス、右側の二羽は子ガラス
真ん中の子は体が一回り小さく しきりに親ガラスに食べ物をねだります。

でも、親ガラスは知らんぷり。




親を追って地上に降りた子ガラス おねだり攻撃は激しさを増します。





人間の子供なら両手を振り回して地団駄を踏んでいる状態でしょうか。



子どもたちのイライラはヒートアップ! 兄弟喧嘩の一歩手前



左側の子ガラスが草地の中に虫を見つけました。
すかさず捕まえてパクリ!


このシロツメクサの草地には多くの虫が潜んでいて ムクドリやスズメもやってきます。
ただ逃げ回るだけでなく 親ガラスは食べ物のある所に子どもたちを誘導していたのですね。

ハシボソガラス(嘴細烏)Carrion crow  全長約50cm
スズメ目カラス科カラス属


最後まで見ていただきありがとうございました。

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カイツブリ ひとりっ子

2021年07月14日 | カイツブリの仲間

ヒナを一羽だけ背負ったカイツブリが目の前に泳いできました。
こちらを気にしている様子なのに 同じところにとどまっています。

池のほとりの樹上でカラスがしきりに鳴き騒いでいます。
カラスを警戒して 私を用心棒代わりにしていたのかもしれません。










この親子を撮影したのは昨年の初夏でした。
この一羽のヒナも育たないかもしれないと感じて 掲載を先送りにしていました。

しばらく経って池を再訪すると 独り立ちした幼鳥が一羽 すいすい泳ぎまわっていました。
悲しい予感が外れて ほっと一安心。



撮影には行けませんでしたが 今年も同じこの池でカイツブリが無事にヒナを育て上げたそうです。

カイツブリ(鳰)Little grebe  全長約26㎝
カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属


最後まで見ていただきありがとうございました。

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子供の頃に見た蝶は

2021年07月13日 | 花や昆虫 2020~

いまではすっかりおなじみのツマグロヒョウモンですが
私は関東出身なので 子どもの頃の記憶には残っていない蝶です。

調べてみると 1980年代までは近畿地方より西でしか見られなかったとか。
ウィキペディアによると 温暖化にともなって生息域が北へ北へと広がって 
2000年代には関東地方でもごく普通に見られるようになっていったそうです。













子供心に強く残っている蝶は
キャベツ畑を飛ぶモンシロチョウ 小さな小さな青虫を見つけるのが好きでした。
それからモンキチョウ 白と黄色の蝶がそろって見られると ご機嫌でした。
大きな揚羽蝶が飛んでくると うれしくて胸がドキドキしました。
まれに黒っぽいアゲハチョウが見つかると大興奮!
いま思うと、あれは何アゲハだったのか・・・?


今回も見ていただきありがとうございました。
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ハスの葉も花も

2021年07月12日 | 花や昆虫 2020~

「大賀ハス」を初めて見たのは雨上がりの朝でした。

夜通しの強い雨に打たれ ほとんどの花は元気を失っていましたが
大きな葉は生き生きとして雨の粒を弾き 水の球が宝石のように輝いていました。

あの日から5年ほど経ちますが 花以上にハスの葉の美しさは記憶に鮮明です。
今回の写真はその時に撮影した中から選んで載せました。




ハスの葉の表面には数ミクロン単位の微小な凸凹があって
表面に汚れがつかないよう超撥水する自浄性があるそうです。
この「ロータス効果」はさまざまな工業技術に応用されています。

















夜通し雨を降らせていた厚い雲が ぐんぐん風に流されていきました。

数日前から 晴れ間にセミの声が聞こえるようになりました。
今年の梅雨も数日のうちに明けそうです。

◆大賀ハスってどんなハス? Botanica
https://botanica-media.jp/4299


最後まで見ていただきありがとうございました。
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ヒバリの爪の秘密

2021年07月10日 | ヒバリ

ヒバリの爪が一本だけ異様に長いのをご存知でしょうか。
上から3枚目の画像に その長い爪が写っています。

前の三本の指の爪は他の野鳥と同じくらいの長さで湾曲していますが、
後の指の爪は ほぼまっすぐで他の爪の3倍ほどの長さがあります。

何のために後趾の爪がこれほど長くてまっすぐなのか、理由はわかっていないようです。

ヒバリが暮らす農耕地や河川敷の草地での生活に役立っているのでしょうか?
天高く舞い上がったり あるいは地上に降り立つ際に使われるのでしょうか?

身近な野鳥・ヒバリに秘められた謎。 見慣れたはずの野鳥にも不思議がいっぱいです。





爪楊枝のように長くまっすぐな爪です。




果樹園に張られたワイヤー 前後2本あるのでヒバリの足は見え隠れしています。
そういえば、木の枝に止まったヒバリを見たことがありません。
みなさんはいかがですか?


春先に地域の農地で撮影したヒバリ




ヒバリ(雲雀) Skylark 全長約17㎝ 
スズメ目ヒバリ科ヒバリ属


◆ヒバリの爪は長~い!
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/4c13f54ffaa3bc5e62830a787f5a90c0


ヒバリの足指 (趾)は、他の多くの鳥と同じく 前趾(ぜんし)3本、後趾(こうし)1本です。
後趾を「第1趾」と呼び、前趾は内側から順に「第2趾」「第3趾」 一番外側の趾が「第4趾」と呼ばれます。

最後まで見ていただきありがとうございました。
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カワセミ♀ ルージュは何色?

2021年07月09日 | カワセミ

カワセミの成鳥のクチバシの色は
 オスは上下とも黒、メスは上が黒・下が赤と書きましたが、
実際にメスの画像を見ると赤というより「朱色」のほうがふさわしいように思えてきます。
小さな足も「朱色」に近いかもしれませんね。




このメスは背中は見せず 明るい茶褐色の腹部に白いネッカチーフが鮮やかでした。




5年ほど前に一度だけ訪れた公園でホバリングするカワセミが撮れました。
掲載の画像からはわかりにくいですが、このカワセミも下のクチバシが朱色でメスのようでした。






この時のことは まるで昨日の体験のように鮮明に覚えています。
池のほとりの岩に座って のんびりお弁当を食べていると目の前の枝にカワセミが止まりました。
何度もホバリングして池に飛び込んで魚取りにチャレンジして楽しませてくれます。
これなら私でも飛んでいる姿が写せるのでは?と夢中でシャッターを押しました。

みごと魚を仕留めたカワセミが枝で休息をはじめた時、ふと後を振り向くとカメラを構えたCMさんがズラリ!
どうやら人気のカワセミポイントがたまたま空いていて私一人だけという幸運なひとときだったようです。

カワセミ(翡翠)Common Kingfisher 全長 約17cm
ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属


いつも見ていただきありがとうございます。
今回は連載のためコメント欄は閉じています。
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たまには カワセミ♂

2021年07月08日 | カワセミ
野鳥の中で一番の人気者は やはりカワセミでしょうか。
宝石のように美しく輝く羽色 水しぶきを上げて魚を獲る姿 魅力的です。

成鳥のオスとメスはクチバシの色で見分けられます。
 オスは上下とも黒、メスは上が黒・下が赤。
「クチバシに紅をさしているのがメス」と覚えています。




カワセミの足は体に比べてとても短くて小さく歩くのは苦手。




カワセミ(翡翠)Common Kingfisher 全長 約17cm
ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属

カワセミポイントはどこも三脚に据えられた大砲レンズが並んでいるので 私は気後れしてしまいます。
この日は曇っていたので人が少ないのでは?と期待して立ち寄ってみました。
水に飛び込む漁の瞬間は見られませんでしたが、枝に止まった姿はたくさん撮れました。


◆バードリサーチさえずりナビ カワセミ
https://db3.bird-research.jp/saezuri/birdsong/detail/52

◆キャノン 野鳥写真図鑑 カワセミ
https://global.canon/ja/environment/bird-branch/photo-gallery/kawasemi/index.html


ニュースでは各地の豪雨被害の惨状が続々と伝えられ
断続的に激しい雨が降り続き警報も出されて心がやすまりません。
昨夜 携帯に緊急速報メールが届いた際の着信音に 家族一同びっくり仰天!
たまたまスピーカー併用の充電器に差してあったので 部屋中に大音量が鳴り響きました。

幸い我が家は避難所よりも高い所に建っていて ハザードマップでも安全地帯に位置しています。
昨日は坂を下った地域の川沿いにあるクリニックに診察の予約が入っていましたが
たまたま運よく その時間帯だけ雨が上がって濡れずに帰宅することができました。

豪雨を降らせる梅雨前線の勢いはまだまだおさまりそうもありません。
みなさまもどうぞお気をつけてお過ごしください。

今日も見ていただきありがとうございました。
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幼いシジュウカラとコゲラ

2021年07月07日 | シジュウカラの仲間

木陰のベンチに座っていると シジュウカラの幼鳥が枝に止まりました。

黒っぽい小枝に似て見えるイモムシの一種をくわえています。
コンコン!とくちばしで何度か突いてから 高い木の上に持ち去りました。




成鳥の写真と比べてみると


シジュウカラの幼鳥もスズメと同じく淡い目立たない羽色をしていますね。
背中の美しい緑色の羽もオトナの徴のようです。

シジュウカラ(四十雀) Japanese tit/ Oriental Tit  全長約14cm
スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属


シジュウカラを撮っている最中に背後の木に鳥の気配が
振り向けばコゲラ ちょんちょんと木を登っていくところでした。


 どうやらこちらも幼鳥のようです。


成鳥より色がぼんやりしているような?胸部や腹部の班模様が多いように見えます。

成鳥の写真と比べてみると


尾羽の長さがはっきり違います。
オトナのコゲラの尾羽は立派でしっかりと体を支える第三の足として機能しています。

でも、やっぱりシジュウカラやスズメより見分けが難しいように思えるので 判別は慎重にいきたいです。

コゲラ(小啄木鳥) Japanese Pygmy Woodpecker  全長約15cm
キツツキ目キツツキ科アカゲラ属


〇日々雑記
7月に入って関西もようやく梅雨本番、天気予報はこの先一週間、傘マークが並んでいます。
ふだん我が家は洗濯に粉せっけんを中心に使っているのですが、この数日のジメジメを機に
景品でもらった「部屋干し用のジェルボール」を試しに使ってみました。
使い慣れない製品だし容器の説明書きの文字はアリのように小さくて読みにくいし(老眼にはツライ!)
最初は使用をためらっていたのですが、実際に使ってみるとなかなか便利な代物です。
ふだん使いにはしませんが、来年以降も梅雨の時期には粉せっけんと併用してみようかな~と思っています。
▼ジェルボールについてはこちらにメリットデメリットなどが載っています。
https://yourmystar.jp/c0_133/c1_26/articles/gel-ball/

最後まで見ていただきありがとうございました。
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松林の子スズメ

2021年07月06日 | スズメ

親鳥から自立した子スズメたちが 松林に集まって暮らしているようでした。

子スズメは成鳥に比べて 頬や喉元の黒い班の色が淡くクチバシにも黄色味が残っています。
幼いながらも 眼光鋭く顔立ちもきりっとしていて 野生に生きるたくましさを感じます。




まだ肌寒い時期に撮影したスズメたち

クチバシも真っ黒 顔の黒い班もくっきり濃い成鳥です。



スズメ(雀)Tree Sparrow 全長約15㎝
スズメ目スズメ科スズメ属

◆キャノン 野鳥図鑑 スズメ
https://global.canon/ja/environment/bird-branch/photo-gallery/suzume/index.html

最後まで見ていただきありがとうございました。
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アジサイ・ランタナ~ふたつの七変化

2021年07月04日 | 花や昆虫 2020~

咲き始めから咲き終わるまでに何度も色が変わっていくアジサイは「七変化」とも呼ばれます。
同じ房の花でも色や濃淡がちがっているのを 子供のころから不思議な思いでながめていました。











ポップカラーの花を咲かせるランタナ 
こちらも咲き進むごとに花の色が変わっていくので「七変化」の別名もあります
実も熟すにしたがって、緑→青→黒と変化していきます。
















◆アジサイの七変化 フマキラー
https://fumakilla.jp/foryourlife/1042/

◆ランタナ(七変化)とは? Botanica
https://botanica-media.jp/2275?p=2

事情によりしばらくの間 行動範囲が限られてしまうので
過去に撮った中からお気に入りを選んで載せることが多くなります。
自由に出かけていた当時は ただ写真を撮り歩くのが楽しくて
撮影した画像をじっくり見ていなかったことに気がつきました。
撮りためたものを整理しながら見直すのは 思い出をたどる楽しい作業です。
気ままにアルバムを作るような気分で更新していこうと思います。

最後まで見ていただきありがとうございました。
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思い出のヨシゴイ 

2021年07月03日 | サギの仲間 2020~

ヨシゴイは 繁殖のため日本に渡ってくる夏鳥です。

日本で見られるサギの仲間のうちで最も小さく体重も100gに満たないそうです。
いま私の手元にあるPC用マウスの重量が100gほど。
ためしに持ち上げてみてヨシゴイの軽さを実感しています。
だからこうして細い葦の茎を折らずに移動できるのですね。





巣材にするのでしょうか 穂先をちぎって持ち去り葦原に消えていきました。












そろ~りと首を伸ばして 水面近くに浮いてきた小魚を捕まえました。

ヨシゴイ(葦五位)Yellow bittern 全長約36cm
ペリカン目サギ科ヨシゴイ属

◇2~3年前に撮った過去の写真をけいさいしています。

ヨシゴイの「さえずり」 ヒキガエルの鳴き声のように低くうなるように聞こえることもあります。

◆バードリサーチ さえずりナビ ヨシゴイ
https://db3.bird-research.jp/saezuri/birdsong/detail/4

◆ヨシゴイ 雄 鳴き声
https://www.youtube.com/watch?v=bKR5690_I7c


最後まで見ていただきありがとうございました。
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明日は半夏生

2021年07月01日 | 花や昆虫 2020~

半夏生は一年の真ん中の日 
夏至から数えて11日目  7月2日にあたることが多いそうです。
関西では、稲の根がタコの足のようにしっかり根付いて豊作になるよう願ってタコを食べる習慣があります。
~というような文言が、近所のスーパーの特売のチラシに載っていました。

新鮮なタコが安かったので、さっそくたこ焼きを作って食べました。
蒸し柳だこの切り身は酢漬けにしたので、今夜にでもキュウリの輪切りと和えて酢の物にします。


写真の花の名もハンゲショウ
 半夏生の頃に花を咲かせるので この名がついたとか。

葉っぱの一部がおしろいを塗ったように白くなるので 半化粧の字をあてることも。


片白草(カタシログサ)の別名もあるそうです。


上の方の葉っぱだけが白く変わる不思議な植物



ギボウシ(擬宝珠) ひっそりと一輪


ネムノキ(合歓の木)の花



今を盛りと咲き誇る花だけでなく しおれて散っていく花も美しい

◆半夏生の育て方 ガーデニングの図鑑
https://shiny-garden.com/post-592/

◆ネムノキ  秋田森づくりサポートセンター
http://www.forest-akita.jp/data/2017-jumoku/79-nemu/nemu.html


最後まで見ていただきありがとうございました。
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