気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

コウノトリ 泥んこのため池で

2022年11月15日 | コウノトリ

水を抜いて干上がる前の溜池は絶好の餌場になります。
サギ、カモ、カモメ、トビ、ミサゴなど水鳥たちが集まっていました。

この日はコウノトリも次々と飛来。
浅瀬を逃げまどう魚を狩りはじめます。



コウノトリの背後に点々と見える黒いものは魚の背です。
ここまで大きくなると さすがのコウノトリも歯が立ちません。






「ゲットォォオ!!」






泥で足環が汚れていて色がわからず 
残念ながら、今回の個体識別はちょっと無理そうです。




コウノトリ(鸛、鵠の鳥)Japanese white stork 全長約112cm 
コウノトリ目コウノトリ科コウノトリ属


◆池の水をすべて抜く 井之頭池 かいぼりで蘇る
https://nature-and-science.jp/kaibori/#page-6


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。



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チョウゲンボウ VS ハヤブサ

2022年11月14日 | 猛禽類

農地を散策中 2羽の猛禽類が空中戦をはじめました。

二種は大きさがかなり違って見えました。
チョウゲンボウハヤブサのようです。
かなり高度があったので小さな画像ですが、雰囲気だけでもお伝えできれば。






上からアタックするチョウゲンボウに対して
ハヤブサはクルリと体を反転して威嚇攻撃







この日の制空権は小回りの利くチョウゲンボウが握ったまま。
体の大きなハヤブサがすごすご逃げ出すような形になりました。




チョウゲンボウ 2022年2月撮影


ハヤブサ 2016年12月撮影



チョウゲンボウ(長元坊)Common Kestrel 全長33~38cm 翼開長69~76cm
ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属


ハヤブサ(隼) Peregrine Falcon 全長42~50cm 翼開長80~120cm
ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属


◆チョウゲンボウ 空中戦
https://www.youtube.com/watch?v=krgjh2uJGWo

◆ハヤブサ Peregrine Falcon vol.1
https://www.youtube.com/watch?v=XWKhEtAgvvU


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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小春日和のハクセキレイ

2022年11月13日 | セキレイの仲間

昨日は小春日和のあたたかな一日となりました。
陽当りの良い護岸壁のあちこちにくつろぐハクセキレイ
やわかな陽ざしを浴びて気持ちよさそうに見えました。

そんなハクセキレイの様子を草の葉越しに観察して
写真を撮った中から、特に気に入った数枚を載せました。





オス成鳥の冬羽でしょうか。




こちらの一羽は、顔に黄色味が残っているので第一回冬羽?
オスだと思われますが、シロウトの識別なので、あまり参考にしないでね(笑)


ハクセキレイ(白鶺鴒)White Wagtail 全長約21㎝
スズメ目セキレイ科セキレイ属

「春」という言葉が使われているので、子供の頃は春の初めの頃を表現するのだと思っていました。
山口百恵さんの歌う「秋桜 コスモス」の大ヒットで、
「小春日和」が晩秋から初冬の穏やかに晴れた日と知りました。
あの曲を初めて聞いたのは、何歳の日だったのか? 懐かしく思い返しています。

小春日和
https://www.bunka.go.jp/prmagazine/rensai/kotoba/kotoba_013.html


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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ミコアイサも飛来!

2022年11月12日 | カモ 2022年秋~

「パンダ鴨」の異名で知られるミコアイサ
郊外の池に少数が飛来しています。

オスはエクリプスから繁殖羽に移行中。
冠羽も伸びておらず、メスと見まちがえそうな姿です。



すでにカップルになっているのでしょうか。
メスとオスは着かず離れずで行動を共にしていました。





ミコアイサ(巫女秋沙) Smew 全長約43cm
カモ目カモ科アイサ属


◆鳥の図鑑 ミコアイサ 
https://torinozukan.net/mikoaisa.php


クロガネモチの赤い実


センダンの実も鈴なり



今シーズンは豊作の木の実が多い印象。冬鳥たちの開いた楽しみですね。
今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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モズ 男の子女の子

2022年11月11日 | モズ

モズはオスもメスも、秋から冬にかけて1羽だけでなわばりを構えます。
秋の初めにモズたちは条件の良い縄張りを確保するために争います。

キーキーキーキー ギチギチギチギチギチ・・・
秋の青空に向かってメスもオスも高鳴きを繰り返します。




モズのメスはオスより胸から腹部のうろこ模様がはっきりしています。
過眼線が茶色いものメスの特徴で、顔つきが優しく見えますね。









オスは過眼線が黒く引き締まった表情に見えます。
2~3月になるとモズたちは繁殖に向けて求愛活動に入ります。









モズ(百舌鳥)Bull-headed shrike 全長約20㎝
スズメ目モズ科モズ属


◆モズの高鳴き   日本博物館協会
https://www.j-muse.or.jp/rika08/autumn/pr04/index.html


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。


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ハシビロガモ 菱の実に苦戦??

2022年11月10日 | カモ 2022年秋~

ハシビロガモ♂が 熱心に羽繕い中? でも、なんだかちょっと様子が変です。
繰り返し繰り返し同じところを クチバシでゴシゴシ モゾモゾ
観察を続けていると、黒くてトゲトゲした菱の実が絡みついています。








スコップのような平たいクチバシで何とか菱の実を取り除きました。
ハシビロガモは、すっきりした顔つきで泳ぎ去っていきました。



菱の実の鋭いトゲは、時に、今回のように水鳥の羽毛に絡みついて、他の水辺に運ばれて繁殖行を広げていく効果もあるようです。
鴨の他、オオバンの体に菱の実が取り付いているのを見たこともあります。

◆菱の実
https://www.hmaj.com/medicine_autumn.html


同じ池ではハシビロガモ♀も旺盛な食欲で採食ていました。








クチバシの内側に生えている細かいヒゲ状の板歯で、水中のプランクトンを漉しとって食べます。




ハシビロガモ(嘴広鴨)Shoveler 全長  ♀約43cm  ♂約50cm 
カモ目カモ科マガモ属


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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秋の植物と昆虫 

2022年11月09日 | 花や昆虫 2022~

近くの農地を散策していて見かけた秋の植物と昆虫です。
まずは アキノノゲシ(秋の野芥子)





イシミカワ(石実皮)


セイタカアワダチソウに絡みつくようにツルを伸ばしていました。







コノシメトンボ?でしょうか?





ショウリョウバッタ(精霊飛蝗) 褐色型


体が大きかったのでメスでしょうか。オスはチキチキチキと音を立てて跳びます。
8月の旧盆~精霊祭の時季になると姿を見せることから、ショウリョウバッタの名がついたという説があるそうです。

◆昆虫図鑑
https://www.kyoiku-shuppan.co.jp/docs/pages/rika/guide/insect/syouryoubatta.html


ノブドウ(野葡萄)


キジバトなど鳥が食べに来ているようです。
何年か前にはメジロが食べるのを見たことがあります。





今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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ヤマガラ こつこつ貯蓄!

2022年11月08日 | ヤマガラ

冬に備えてヤマガラが貯食に励んでいます。

ヤマガラには食べ物の少ない厳冬期用に木の実をあちこちに隠して貯めこむ習性があります。
木の皮の間や石垣のすき間、地面の中など隠し場所はさまざま。

今回は、浅い穴を掘って木の実を入れ、上に小石を乗せる場面を確認できました。






「いま見た場所は、ナイショにしておいてね!」





ヤマガラ(山雀)Varied tit 全長約14㎝
スズメ目シジュウカラ科ヤマガラ属

◆水と森の郷 あきた  野鳥シリーズ ヤマガラ
http://www.forest-akita.jp/data/bird/44-yamagara/yamagara.html


最後まで見ていただきありがとうございました。
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葦の穂にスズメ

2022年11月07日 | スズメ

秋風に揺れる葦の穂先にちょこんと止まるスズメたち
きょろきょろとあたりを見回した後
そろそろと穂をかじって食べはじめました。

野で見かけるスズメたちは住宅地に暮らすものより警戒心が強いです。
草陰に身を隠して撮影していた私に気づくと、葦の原に潜りこんでしまいました。











スズメ(雀)Tree Sparrow 全長約15㎝
スズメ目スズメ科スズメ属


昨日までに確認できた水鳥以外の冬鳥 ジョウビタキ、ビンズイ、オオジュリン、アトリ、シロハラは声のみ 
今シーズンの渡りは順調のようです。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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カモ 抜きつ抜かれつ

2022年11月06日 | カモ 2022年秋~

仲睦まじいマガモのカップルに忍び寄る一羽のメス
彼女を突き動かすのは 燃え上がる嫉妬の炎?
割り込む「すき」を狙っているのでしょうか? 


マガモ(真鴨)Mallard  全長約60㎝
カモ目カモ科マガモ属





広大な池の上をカモたちが飛び回っていました。
一羽が何かに驚くと つられて他のカモたちもいっせいに飛び立ちます。
猛禽類の襲来時など危険回避のための本能的な行動なのでしょうが
特別な理由もないのに必死に飛び回る様を傍目で眺めているのは面白いです。
抜きつ抜かれつ!鴨のレースを観戦しているかのようで。






ホシハジロ、キンクロハジロ、コガモでしょうか。
のんびり水面を泳ぐカルガモ 我関せず。


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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ジョウビタキ 紅葉の中で

2022年11月05日 | ジョウビタキ

冬鳥のジョウビタキ あちこちで縄張り宣言中
ヒッヒッヒッ・・・ カッカッカッ・・・

このジョウビタキ♀ ナンキンハゼの並木がお気に入り
紅葉に囲まれて ゆったりと羽繕いをしていました。















ジョウビタキ(尉鶲、常鶲) Daurian redstart 全長15cm
スズメ目ヒタキ科ジョウビタキ属



ナンキンハゼの葉が赤く色づいて今が見頃です。



厳冬期にはナンキンハゼの実を食べにいろいろな野鳥たちがやってきます。



今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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オオバン!カムバック!

2022年11月04日 | オオバン

あの黒いやつらが帰ってきました。
冬には池や海岸で群をつくるオオバン

黒い体に白いクチバシと額板(ガクバン) 
赤い瞳はルビーのように妖しく光ります。






昨年と同じ池で越冬らしく すでに我が物顔
旺盛な食欲で水草にかぶりついていました。





オオバン(大鷭)  Black coot   全長約39㎝
ツル目クイナ科オオバン属


一年間この池で過ごしたカイツブリも健在
これから北からの越冬組も加わってさらに数を増やしそうです。



カイツブリ(鳰)Little grebe  全長約26㎝
カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属


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コウノトリは鳴かない・クラッタリング

2022年11月03日 | コウノトリ

高い塔のてっぺんにコウノトリが止まりました。
しばらく見ているともう一羽のコウノトリが飛来
二羽は向き合って「クラッタリング」を始めました。









赤いのど袋を誇るように長い首をそらして 
  カタカタカタ・・・とクチバシを打ち鳴らします。
クラッタリングには、威嚇や求愛の意味があるそうです。





コウノトリの鳴き声を聞けるのは、ヒナの頃の一時期だけ。
大きな体に比べて発声器官が発達しないので 成鳥になるとほとんど鳴くことはないそうです。
鳴き声の代わりにクラッタリングで互いの気持ちを伝えあいます。






コウノトリ(鸛、鵠の鳥)Japanese white stork 全長約112cm 
コウノトリ目コウノトリ科コウノトリ属


◆鳴き声を聞く コウノトリファンクラブ
https://kounotorifc.com/voice


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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ローズ・ヒップ ほか

2022年11月02日 | 花や昆虫 2022~
秋バラの中に 丸々と紅い実をならせている株がありました。
バラの実はローズ・ヒップと呼ばれるハーブの一種
ビタミンCが豊富で、美肌や免疫力を高める、心を落ち着かせるなどの効用が。

ドライフラワーに使っても目を楽しませてくれそうですね。












カマキリ

日光浴のためアスファルトの上に何匹か這い出ていました。


この赤い実は・・・? サルトリイバラ?でしょうか?





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柿食えば シジュウカラ

2022年11月01日 | シジュウカラの仲間

高い樹の上でシジュウカラが柿をついばんでいました。
鮮やかに色づいて熟れた柿 甘くて美味しそうに見えました。

そういえば、この秋はまだ柿を食べていません。
旬の味覚 シジュウカラに先を越されてしまいました。













シジュウカラ(四十雀) Japanese tit/ Oriental Tit  全長約14cm
スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属


◆シジュウカラ e-Bird
https://ebird.org/species/gretit4?siteLanguage=ja


いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。
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