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ジェルプリントは版画に近い手法で、
専用のジェルシートにローラーで
アクリル絵の具を幾層にも重ねながら
ベースの色を作り紙に写し取ります。
そして自分で描いた絵を切り抜いて作る
シートをステンシルの要領でスポンジを
使って色を乗せて。
基本的に絵筆は使わずそのほかに、
スタンプや空き箱、市販の立体シールや
ワイヤーのメッシュ、木の葉や枝などなど、
なんでも使って色をつけて押してみたり、
色や形を抜いて残してみたり。
油絵でも水彩画でもなく自由に
心の風景を映し出しています。
大切な地球で生きる人々に
心からの笑顔が戻りますように。
太陽も月も星々も、いつも私たちを照らしてくれてありがとう。
すべての人が愛に満たされていきますように。
私の大好きな花たちに願いをたくして、
心を込めて。
清水薫
✨ジェルプリント✨
「一粒万倍日に、夏至の夕陽」
〜奇跡の瞬間〜
雨の予報だったから
夕陽のことはすっかりあきらめていた。
空には薄鼠色の雲がぶ厚く垂れ込めていて
時折気になって窓の外を
覗きこんでみるものの、風も吹いていないし
とうていこれが突然どこかへ
行ってくれるような気配ではなかったからだ。
日没は夜の8時半近く。
夕食を終えて、片付けをしていたら
地上低くに陽の光が差し始めた。
その“突然”が起きようとしていた。
取るものとりあえず、カメラだけを手にして
サンセットレイクパークへと向かう。
まさに水平線のような、地平線のような向こうに
丸が少しずつ半円になり、ほどなくして
完全にその姿が消えゆく瞬間だった。
海に夕陽がひとすじ映り込むさま。
放射状に光が飛び散るさま。
ほのかに陽の光が残り、紫色から宵闇に
溶けゆくさま。
天井なしの巨大スクリーンを
見ているようなそんな気分。
そうだった。
今日は一粒万倍日だった。
そして夏至だった。
太陽はいつだって光輝いていて
明日もまたおんなじように陽は昇る。
昨日の太陽と今日の太陽に違いはないけれど
それでも地球がこうして動いている限り
こちらから見えるその姿は
まったく同じ、なんて言いきれない。
そして、昨日の私と今日の私も違うはず。
だっていつも動いているんだもん
時計の針も、私も。
でも、海の向こうに沈んだ太陽も
朝にはまた新しく生まれていくように
一粒万倍日という縁起の良い日に
奇跡のように輝く夏至の太陽を見送って
私もまた新しく生まれよう。
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1、夏至のサンセット
2、夕陽色に染まりゆく
3、夏至の夕空
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ジェルプリントは版画に近い手法で、専用のジェルシートにローラーで絵の具を幾層にも重ねながらベースの色を作り紙に写し取ります。
そして自分で描いた絵を切り抜いて作るシートをステンシルの要領でスポンジを使って色を乗せて。
基本的に絵筆は使わず、スタンプや空き箱、市販の立体シールやワイヤーのメッシュ、木の葉や枝などなど、なんでも使って色をつけて押してみたり、色や形を抜いて残してみたり。油絵でも水彩画でもなく自由に心の風景を映し出しています。
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