KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★フィンランドの旅のカケラたち

2022年07月26日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
ニューヨークに戻ってきて何日経っただろう。
でもまだゆっくり体を休めつつ、
いっぱい眠ってゴロゴロ中。

そして旅先で出会ったステキな
お気に入りを荷ほどきし、少しずつ飾りながら
美しい風景や楽しい思い出やら
かわいい会話がふとよみがえっては
笑顔になったり、ホロリと涙が思わずあふれてみたり。

私の中でまだ旅は終わっていないかのように。

フィンランドのブランド
iittala (イーッタラ)のキャンドルホルダーは火を灯すとまるで
宝石のようにきらめいて
コレクターがいるほどの人気のシリーズなのだという。






いくつかの廃盤色には高値がつき、
店頭には新色が、アウトレットには
新たな色を作る時、釜に旧色が残り
それらが混ざり合ってできる“中間色”が並び
ネットでもセカンドハンド店
(中古屋さん)でも個人での
出品があるという奥の深い一品。

数年前にSaori が送ってくれてから
すっかり私もその美しさに魅せられてしまい、

今回はこのiittala のkivi(キビ)という
シリーズをいくつか手に入れるのも
楽しみのひとつだった。

あちこち回り、ひとつだけアウトレットで
中間色を買い求め、結局は
コレクターであるSaori に
おすそ分けしてもらったものを
手荷物で大事に持ち帰ったのだった。

マリメッコとのコラボなのだそうで
底には“marimekko ”の文字。





こうして白い棚に並べると
予想以上に美しい。

1番下の棚は、ブルーで統一。
瓶と青いガラスの鳥はセカンドハンド店で、






半円形のキャンドルホルダーとiittala の
足つきグラスはSaori コレクションから。






それから、木製の小鳥は2軒目か3軒目だったかの
セカンドハンド屋さんの子ども服コーナーの
片隅に埋もれていたもの。
可愛らしい表情と北欧っぽいデザインの
羽部分がなんともイイ。






2つの大小のカゴはセカンドハンド店で
見つけた。手作りなのか使い込んだあとなのか
イビツで、それが温かみとなっていて、これもお気に入り。






クッションカバーはナチュラルな
生成りのコットンに黒のペイント柄が
違うデザインの2枚セットだった。






見ているだけで楽しくなるような
美しいペーパーナプキンはおみやげに。









どれも北欧らしく、デザイン大国
フィンランドらしい数々を集めた
愛しい“旅のカケラ”たちは
これからの毎日の暮らしに
豊かな彩りを添えてくれるにちがいない。

うちの畑は留守中、いつものように
お隣のカルロスが水やりとトマトには
支柱を立てて紐で結んでくれていて、
立派に育っていた。









枝豆の花も咲いている。






入れかわりにドイツへと旅立ったLeo は
バジルを摘んで、松の実とガーリック入り
「お手製バジルペースト」を作って
冷蔵庫に入れてくれたので、パスタにした。

レタスは自分で摘みにいき、マンゴーと
生パンプキンシードとゴルゴンゾーラの
フレッシュサラダに。

あれこれを冷蔵庫につめこんでくれたおかげで
まだ買い物に行く元気がないけれど、
それで毎日美味しいごはんを自分で
作ってはモリモリ食べて、順調に回復中。

スーツケースとともに、
誰もいないアパーメントに入ると

「Welcome home(おかえり)」の
カラフルなバルーンと花束が
小さなキッチンでお出迎え。






来週、帰ってきたらマリアと3人で
ごはん食べよう。ニューヨークの家族たちが
温かく待っていてくれてありがたい。

にぎやかなニューヨークの
静かなスローライフな時間が
再びスタートしている。






#newyork #newyorkslowlife#北欧デザインを暮らしに取り入れる#毎日を大切に丁寧に#心豊かに生きる

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★フィンランドで涙のバイバイ

2022年07月22日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
楽しくてにぎやかな3週間の
フィンランドとエストニアの旅を
無事に終えて、涙のお別れ。

3才のChiyo ちゃんは、昨日の最後の夜
ベッドで絵本を読み終えるとムクっと起き上がり

「たのしかったから。
か〜かんに(また)会いたいの」と

声をあげて泣き出し止まらなかった。
私も一緒に泣いてしまう。

数日前からも5才のSayo ちゃんは

「か〜かん、もう帰っちゃうの?
もっといたらよかった」と目に涙を
いっぱいにためて
「か〜かん、大好き」と抱きついてくれる。

マミー(ママ、Saori のこと)に
叱られて泣いては私も一緒に泣いてしまい、
きょうだいゲンカしてどちらかが
泣いては私もついもらい泣き。

こんなに泣いたのって
いつぶりなのか思い出せないほどに。

「だいすきちゃん、だいすきちゃん!」と
毎日“大好き”であふれる2人は
感情豊かで笑ったり泣いたり怒ったり
ピョンピョン飛び跳ねたり
しょんぼりしてみたり、まばゆいばかりに天真爛漫。




↑「か〜かんはお花のせんせいだから。
これ、あげる。リオにも送ってね」と
優しいChiyo ちゃん


そんなチビちゃんたちから
たくさんの愛をもらった家族に会う旅。






枕の上に数年前にNYからプレゼントで送った
名前の刺しゅうをした「さよクマちゃん」と「ちよクマちゃん」の横に
お手紙をそっと置いてきた。
今ごろ見つけて読んだかな。






海外組ならではの遠く離れた日本を
懐かしむこともたっぷりと楽しんだ。

手作りどら焼きに、寒天から作った
ところてんはところてん器で
ニュッと押し出して、酢醤油と辛子に青のりで。






それからクリーム白玉みつ豆(豆なし)
餅粉から作る本格羽二重餅とイチゴ大福。

そして、Saori のリクエスト
「か〜かんのプリン」は子どもの頃から
忘れられない味なのだそうで
さっそく作ってみたところ
「んー、お〜いし〜〜〜❣️」と大好評。




Sayo ちゃんは日本の絵本で見ていた
上が黒いプリンが食べたかったなだそうで
大喜び。自分たちでデコレーションして
プリンアラモードに♪







日本では当たり前だった和スイーツも
焦がしカラメルの焼きプリンも
ニューヨークでもフィンランドでも
やはりそうそうお目にかかれない貴重品ばかり。

羽二重餅も自分でこんなに簡単にできるなんて。
ある日食べたくなってネットで
調べてみたら電子レンジで驚くほどに
あっという間に出来たのだそう。
しかもお店レベルかそれ以上のクオリティでビックリ。

ニューヨークに戻ったらこれで
「Mochi ice cream モチアイス」を
作ってみよう。モチアイスクリームは
大人気だけど、皮がいまいちパサついて
いて伸びがなくこれはホンモノの
「雪見だいふく」じゃない!と何回も
残念な気持ちになっているシロモノ。

これならかなり近いのが
できるかもしれない、とひそかに心躍らせる。

手に入らないとなればとにかく自分で
作ってみよう!とチャレンジするしかない。

そしてこれまですぐにどこでも買うことができた
“当たり前”に想いを馳せて感謝する。

それから日本から持ってきた
紅白と金の水引と小さな扇の
オーナメントを来年のお正月飾りに使ってね!と渡すと、
どうやっていいかわからないし
できれば作ってほしいというので
エストニアで買ったアルミワイヤーで
ベースを作り、みんなで力を合わせて
「お正月のリース」作り。








子どもたちは自分で拾った松ぼっくりを、
Saori は水引をまとめながらお庭で
「もうい〜くつ寝るとお正月」と大合唱して。






年末になったら新鮮な松を
もう一度ここに足したら出来上がり。

フィンランドの豊かな森と湖
北極圏のラップランドのコテージでの
ナチュラルな暮らしと
ヘルシンキ中心地へのワンデイトリップに

















エストニアの可愛い街並みを堪能した
異国情緒たっぷりな時間で
さらに充実、満喫。

同時にその二つの国の歴史は時代の波と
近隣諸国に翻弄されたことを改めて知る。

それでも希望を捨てず
幾多の困難を乗り越えて
より良き未来へと向かっているその姿に
胸を打たれ、そして皆さんの優しい心や
気持ちにふれるたび、人種や言葉が違っても
私たちは誰もみな愛にあふれた
存在なのだという事実を思い出してハッとする。

まだまだ世界は落ち着かない日々だけど
どうぞ平和な地球になりますように、と
願わずにはいられない。

来年の春に日本で会おうね!と
涙で再会を約束したヘルシンキから飛び立って3時間ちょっと
ただいまアイスランドにトランジット中。






6月の終わりに着いてからは
肌寒い日が続き、20℃を下回り
過ごしやすく扇風機もほぼいらないほどに
快適な夏の北欧を後にして

ニューヨークは暑いよ!
エアコンを用意しておいたからね、という
リオは入れ違いで今日からお仕事でドイツ入り。

(延長して)ドイツで合流しようよ、
それでイタリアまで行こうよ!と
何度も言われたけれど
ちょっと体力が持たずにそれはさすがに断念。
元気になってからまたのお楽しみに♪

たくさんの素敵な思い出たちを
大切に大切に持ち帰り
しばらく真夏のニューヨークで
のんびり1人時間をゆっくり過ごす予定。

3週間前のワタシとは何かが確実に違う。
知らなかった風景や人々に出会い
たくさん泣いて感動して。

きっと前よりもさらに大きくて
広い私になっているに違いない。

旅はいつだって次の新しい扉を開いてくれる。

だからまた旅に出よう。

#newyork #helsinki#家族に会う旅#毎日を大切に丁寧に#心豊かに生きる

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★エストニアからフィンランドへ

2022年07月21日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
ただいまエストニアから
フィンランドへ向かう船の中。






エストニアのタリンは夢の国に
迷い込んだかのような
可愛くて美しい街並み。










料理も東欧、北欧風やロシア料理な
テイストも感じつつ意外なほど
どれも美味しいし







街の人々も
予想もしていなかったけれどフレンドリー。






しかも物価も安くて、
ニューヨークの約半分とか1/3近く。
イクラひと瓶1.5ユーロ(200円ほど)も買ってきたし、

バルチックアンバー(琥珀)も
バルチック海の名産らしく素敵で
オシャレなデザインがまたこれ格安(嬉泣)✨






お得感満載のショッピングも
楽しめて大満足❣️

船は個室を取ってゆっくりと。








フィンランドに来ることがあれば
ぜひエストニアのショートトリップもおススメ♪

夕陽のヘルシンキが見えて来て
まもなく元気なチビちゃんたちが待つ港へ💖

そしてフィンランドの旅もあさってまで。残りわずかな家族時間を
最後まで楽しみます♪






#newyork#estonia#finland#家族に会う旅#毎日大切に丁寧に#心豊かさ生きる

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★エストニア2人旅中❣️

2022年07月18日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
ただいまバルト3国のエストニア🇪🇪で
姪っ子Saori と3日間の2人旅中〜✨

ヘルシンキから船で2時間半、
中世ヨーロッパの風情を残す
オールドタウンはいきなり異国情緒たっぷり。








古い街歩きが大好きな私たちは
うっとりと建物の装飾を見上げてみたり、

小道や狭い路地に入ってはワクワク












素敵な色づかいや色合わせを見ては
ドキッとしてみたり。








ディナーは「Old Estonia 
オールドエストニア」でエストニア料理を。





広場を眺めながらのツナのステーキと
サーモンのスープ、どちらも素朴な美味しさ。








今日は時間がなくて回れなかった
オールドタウンを明日も引き続き散策予定。

それにしても、赤ちゃんの頃から
似ていると言われていた私たち。






5才のSayo ちゃんにも先日、
マジマジと顔を見比べて

「あなたたち、カオ似てる!」と
言われたばかりだけど
やっぱりこうして写真撮ってみても
似てると思う。



実の息子よりも姪っ子の方が似てる、
実の母よりも叔母の方が似てるという
なんとも不思議な関係の2人は
マイペースキャラまでも“同じ匂い”がするし
偶然とはいえフィンランドと
ニューヨークの「清水家海外組」になったのも
また何かのご縁というものなのだろうか。

お互いに慣れない異国で試行錯誤しつつ、時に励まし合い情報交換をしながら
エストニアで1番古いという
オシャレなカフェでも止まらないおしゃべり。









明日はもっと青空が広がる天気予報。
またゆっくりのんびり街歩きしよう♪









#newyork #finland #estonia #家族時間#エストニア便り#毎日を大切に丁寧に#心豊かに生きる

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★北極圏のラップランドで過ごす森の時間

2022年07月15日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
北極圏に位置するラップランドで 
過ごすこと1週間。






ここには子どもたちのムンミ(おばあちゃん)と
パーボ(おじいちゃん)の
森の手作りコテージがあって
目の前には大きな湖も。








時間があればみんなで釣りをして、
船を出すと大きな魚も釣れて
スモークにしたりフライにしたり
バター焼きがその日のテーブルに並ぶ。














湖の前にはサウナ。






熱くなるとハダカで湖に飛び込み、
再びサウナでカラダを温める。
もちろんちびっ子たちもサウナ大好き♪

地球の恵みをたっぷり。
8月にはもう涼しくなって
新学年が始まるという。






短い夏もあと少しの白夜のフィンランド。








一瞬一瞬がいとおしく、
そして息をのむほどに美しい。






#newyork #finland #家族時間#フィンランド便り#毎日を大切に丁寧に#心豊かに生きる

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★北極圏まであと少し

2022年07月05日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
トナカイが大渋滞!

さすがフィンランドといえばトナカイと
サンタクロースと、そしてムーミン。






早朝のヘルシンキを出発して、
車でドライブすること12時間。



北極圏まであと30分ほどのKussamon (クーサモ)に到着。

ここはAapoアーポの生まれ故郷。
湖のコテージでこれから1週間





ここで過ごし、お母さんの住む
森のコテージにも遊びに行って
フィンランドの夏をたっぷり楽しむ予定♪

森と湖の国、車窓からは青い空と青い湖、みずみずしい緑色の樹々の美しい風景が
広がり心洗われる。








にぎやかでかわいいちびちゃんたちと、
そしてアーポのファミリーたちと
過ごす旅は、また新たな家族の時間になりそう。











#newyork #finland #家族時間#フィンランド便り#毎日ありがとう#心豊かに生きる

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★フィンランドで家族時間

2022年07月03日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
ちっちゃい2人が「か〜かん!か〜かん!」と
大きな声で叫びながらかけ寄ってきて
両手を広げて抱きついてきたので、
予想通りに泣いちゃう私。

空港から車で約30分ほどのEspoo
(エスポー)は海が近くの静かな住宅街。
家の裏の白樺や夏のワイルドフラワーが
広がる森を抜けると
大きなショッピングモールも
地下鉄駅もバス停もあるし
便利なのに自然豊かな立地。






フィンランドらしい雰囲気の色使いで統一した
インテリアや食器でコーディネートした オシャレな姪っ子のおうち。
裏庭のテラスはアーポの手作り。

朝陽を浴びながらのアールグレイも、
フィンランドビール片手のひとときも
シャワーを浴びた後の夕涼みもここで。






そしてもちろん、フィンランドサウナ💖
室内は自分たちでペンキ塗りしたのだそう。






熱した石に水をジャーッとかけると
蒸気が一気に立ち上り温度がぐんっと
上昇して汗が吹き出していく。

自分で選んだというランドセルは
紺というより「宇宙色」。

“ランドセルに背負われている”ほど
体は小さくないけれど、それでもまだまだ
大きく感じるその後ろ姿は
まばゆいばかりのピッカピカ。






ランドセルはひいおばあちゃん
(和惠さん)からのプレゼント。
そこにつけるお守りはおばあちゃん
(妹Midori )から。

それを日本→ニューヨーク→フィンランドへと
愛たっぷりのリレーでついに♪

みんなが待ちに待っていた
日本のおうちごはんをおなかいっぱい
たくさん作るのが今回の旅の一番の目的。

「か〜かん、大好き❤大好き❤」と
毎日何回も抱きついてくるSayo ちゃんとChiyoちゃん。
すっかり“ニューヨークのおばあちゃん”
(Saori は姪っ子だけど、
赤ちゃんの頃から娘みたいな存在だったので
その子どもたちは孫な気分)となって 
孫ちゃんたちにメロメロトロトロな
家族時間を、ここフィンランドで♪

@newyork#finlabda#家族に会いに#毎日ありがとう#心豊かに生きる

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