KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★天井からのメッセージ

2009年07月24日 | KAORUの好きなものギャラリー
先週の話。

息子がお風呂場から私を呼ぶ声がしたので
返事をしながら近づくと、
「ねぇ、オレって運がいいだろ?」と同意を求められた。

運が悪いような出来事も思い浮かばないし、
確かにいつも楽しそうだから、
ひとまず「うん、ま、そうね。」と相槌を打っておいた。

すると、
「あのさ、お母さんがず~っと前に
天井に貼ってくれた“ツキが良くなる10か条”だっけ?
オレ、あれを実は毎日毎日寝る前に、
子どもの頃から読んで寝てるんだよね。
寝る前ってね、頭が真っ白になってなんにもなくなるでしょ?
だから、すーって言葉が入ってくるんだよね。
それでね、いろんな時にその言葉を思い出すんだ。

そうしたら、本当に運がよくなるんだよ。」と湯船に
とっぷり入りながら大声で話す。

「え…???私?
私がなんか天井に張ったの?いつ?」

「もうかなり前だよ。
突然、すごくいい話を聞いて来たから!と言って
紙に書き始めて、そして天井に貼ったんだよ。
その時の事、すごくよく覚えてるよ。」と言うのだが、
身に覚えがなくて、
思わずベッドへと走って上を見上げた。

*****************************

すると天井には、
すっかりと茶色に変色した画用紙がしっかりと
貼り付けてある。

しかも、まぎれもなく私の字だ。

いつこんなことをしたんだろう?
記憶の糸をしばしの間たぐってみた。

おぼろげな記憶がだんだんと明確になってきた。

あ!そうそう!
確か、おもちゃコレクターの北原照久さんの講演会を
たまたま聴く機会があり、話の内容にいたく感動し、
即座に本を購入したのだった。

久々に本を開いてみると、サインが書いてあり
「2003年5月21日」の日付になっている。

今から6年ほど前といえば、
彼が中学生になったばかりの頃であろうか。
私は、まだスピリチュアルの仕事をする前、
ごく普通に家業を手伝っていた頃の話である。

仕事は、一生懸命やっているつもりだけど、
でも私、もっとほかに何かできるんじゃないかな?
このまま、なんとなく人生が終わっていくのかな?
と、幸せではあるけれど漠然とした不安と
なにかもどかしさを感じていた時期だったように思う。

*****************************

そして、世の経済状態も下り坂に入っていったさなか、
どうやって人生を成功させていくかという講演会に
北原氏が講師としてやってきたのだった。


今どきは「○○の10の法則」とか「幸せになる7つの○○」
みたいな本がたくさんあるが、当時はまだ目新しく
でも、高校の部室に貼ってあった“いい言葉用語”みたいなのを
思い出して、なんだが懐かしくもあった。

天井に貼ってある
“運のよくなる10の心がけ”は
すごくシンプルでわかりやすい。


ツキの10箇条

1.プラス発想をする
2.勉強好きになる
3.素直であること
4.感動する
5.感激する
6.感謝する
7.ツイている人と付き合う
8.親孝行する
9.人はほめる
10.ツイていると思い込む


*****************************

難しい内容はひとつもなく、
日ごろよく言われていることである。

でも、このベースのベースは簡単な様でいて、
意外と実践するのは容易ではない。

ある時ベッドに寝っころがりながら
彼女と電話で話をしていたら天井のメッセージが
目に入ったから、教えてあげたら
「本当に最近ツイてきたの!」と報告があったそうだ。

今どきの若いコたちは案外素直なのである。

*****************************


留守がちで、出張でいない時も多いし、
決っして理想的な母親業はできていないけれど、
至らない私になり代わって、思春期と青春期の
多感な彼に向かって、毎晩眠る前にメッセージを
送ってくれていたのかと思うと、本当にありがたい。

言葉は「言魂(ことたま)」といわれているが、
やっぱり、きれいで力強くて、元気になって
そして、幸せに成功するようなキーワードを使い続けたい。

もしかしたら寝ている間も、
言葉に込められているパワーを
降り注いでくれたのかもしれない。

すっかり忘れていたけれど
結果的に、我ながらナイスアイデア!だったと
自分で自分にも「グッジョブ!」と言いたくなる。
そして何よりも、周囲の理解と協力なくしては
今日の私はないのだ。

そのことに、まずは一番の感謝を捧げよう♪

そして、やっぱり私も何を隠そう
いつもホントにツイている
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初夏の札幌

2009年07月06日 | KAORU♪ in Japan
今年、5回目の札幌。


札幌に呼んでいただくようになって、かれこれ4年近く。

年に6~7回、もっとかな?足を運び、ずいぶんと詳しくなってきた。
たくさんの知り合いが増えたし、顔を覚えてくれるお店も増えてきたのがすごく嬉しい。

昨日は加藤雄詞さんの札幌元気会で、4人のプロヒーラーとパネルディスカッションに参加。

そして今朝から北海道神宮に今年初めてごあいさつに行ったあと、今は飛行機の時間まで、少しのんびりお散歩中。

バスに乗っていたら、停車駅に時計台があったので、突然降り立つことにした。
いつもはタクシーであっという間に通りすぎる観光名所を、いつかみたいと思っていた。

初夏の爽やかな風とやわらかい夕日が心地よい、北の大地のひととき。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

★Monthlyメッセージ★ 7月【 文月】

2009年07月02日 | KAORU♪ in Japan
                 【オダマキ】

■月初めに、KAORUがスイッチを入れて
その月に必要なメッセージをお届けします。
2009年7月をより快適に過ごすための
ヒントにして下さいね♪■


**************************

今月のキーワードは「風穴をあける」



その“ベース”は「継続は力なり」

そして、“ペース”は「雨だれ石をうがつ」



コツコツと続けていくことって、
地道で、地味で、遅々として進まなかったり、
投げ出したくなる。

成果、出ないよな。
やっぱり向いてなのかも。
やめとこうかな。

新しい道や可能性、待ってるかもしれないし。
新しい出会いがあったりして!
だから、ちょっともう諦める…。

な~んて、そんな思いがついつい頭をよぎる。

もうこれだけ頑張ってみたしね!
もうギブアップ!

と、いろんなコトから手を離したくなる。

**************************

だけど・・・

本当に今、目の前にあることが
真の答えなのかな?

それが結果だ、と誰が言い切れるのだろう。

すべてがまだ過程であり、
まだ途中経過であり、
未完成の、仮の姿なのである。

自然は、ひと時ひと時を
ひたすら刻んでいくことで、雄大な世界を作り出す。
何万年も、何千年も。

私たち人間もまた同じように、
長い長い年月をかけて、
輪廻転生を繰り返しながら、
やがて何かを完遂していく存在なのだろう。

**************************

今月起こることは、

長い間、知らず知らずに続けてきた
何かに穴が開く。

これは、穴が開いてバーストするような
壊れてしまうような意味ではなくて、
「貫通する」、という言い回しのほうが近いのかもしれない。

詰まっていた何かがコルクの栓みたいに
ポンっと抜けるような感じというか。

穴があくことで、ずいぶんと風通しがよくなったり。

穴があくことで、近道可能になったり。

新しい流れが入り込んできたり。

状況が変化することもあるかもしれないけれど、
結果的に快適で居心地の良い環境が出来上がる。

**************************

これは、ただ単に突然急に変わったわけではなく、
実は意外と目に見えない部分も大きく作用していて、
例えば、悠久の時間の中で
何かがゴトッと動くような、そんなカンジなのである。

遥か長い年月に後押しされて動かされる時、
思っている以上に重みがあり、
反響や波紋も大きい場合もあったりするが、
それは実は、1滴1滴、ポトリポトリと落ち続けて
じわじわと浸透していった結果であり、
ひとつの形として現れた、ということなのだと思う。

**************************

いずれにしても、


やっぱり続けていかないと。

とにかく追い続けてみないと。


言い訳や、誰かのせいになんかしてたら
次の風景は見えてこない。
成功や幸運のカギは、そこにはない。

あしたや来年うまくいくことを
こだわりすぎても、
かえって未来が見通せなくなるもの。

**************************

だから、

やっぱりコツコツ、焦らず積み重ねてみよう。

そこに、愛と情熱があれば
岩のように手ごわいと思っていることも、
今は、岸壁のように立ちはだかっていることも、
やがて必ず「貫通」し、
スルっと通り抜け可能な時がやってくる。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする