KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★新しい年を迎える準備中♪

2021年12月30日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
お正月のための買い出しに
ブロンクス郊外のフロンティアマーケットへ。

うーん、今年もファミリーや友人たちとの
ジャパニーズニューイヤーpartyはないし
ほんの気持ちだけでいいか、と思っていたのに

マーケットに着いたとたん
急にスイッチオン!

自動的に気持ちが浮き立ち
日本のお正月モードに入ってしまう、
そんな自分に驚きながら。
長年刷り込まれた習慣とは
なんとすごいことか。

フロンティアマーケットのレジ脇の下に
ひっそりとかけられた「free 」の文字。
こういうのはゼッタイ見逃さない。


ずっと欲しかった「屠蘇散」✨
こちらでは見たことがなかったからビックリ‼️






それがなんと無料ヽ(;▽;)泣❤️嬉✨


妹Naoko からごめんね、送れなかった。
と連絡が来て

いいよ、パーティないから。と
答えたばかりの昨日の今日。

屠蘇散もパーティもないから
残りの松竹梅飲んじゃえ!と
昨日全部飲んじゃったのに…
このお店には酒類は売ってないけど
ひとまず頂いて。

それからレジの途中、
これひとつ差し上げています。
お好きなのをどうぞ、と差し出されたのは
3種の昆布巻き。ニシンと鮭とたらこ。
とっさにたらこにしたけれど、
やっぱりニシンにすれば良かったかな?
とかプレゼントなのにぜいたくな
後悔をしてみたり。

オーガニックなユズ、ミツバ。
かずの子や黒豆、田作り用の小魚やら
栗きんとん用の材料も買い込んで。






そして、その近くのコリアンマーケットは鮮魚が新鮮なので今回は
お頭付きの鯛を買ってみようと思って。

父がお正月に焼いていた姿を急に思い出して、
突然作りたくなってしまった。
もちろん初挑戦。

小さな鯛を選ぶ。量り売りで、その場で
ウロコと内臓を取ってもらう。
小さな一匹は300円ちょっとだった。






黒豆は祖母の姿を。

お煮しめは母を。

今ごろ、料理上手の妹Midori は
カンペキなまでに美しいお節を
作っているんだろうな。
Midori の美味しいお節とごはん食べたい。

お正月、という日本独自の文化を通して
家族との時間を、記憶をも
なぞりたいのかもしれない。

故郷から遠く離れて、当たり前が
当たり前ではなくなってしまってからは、
さらにその存在が私の中で大きくなっていく。

それにしても、屠蘇散。どうしよう。

確か近くのリカーショップで見かけたような…?

行ってみるとやはり白鶴も月桂冠も
濁り酒も梅酒もある!
日本人はもちろんほぼアジア人を
見ない場所なのに。

しかもありがたいことに価格も
日本とそんなに変わらない。
日系やアジア系スーパーや
日本人が多く住むエリアならならいざ知らず
いったい誰が買うんだろう?と
不思議な気持ちになりつつ
とにかくコレで初ニューヨークの
お屠蘇を作ろう。

器はまだ決まっていない。

今度帰ったら素敵なお屠蘇セットも
買いたい。もしくはウチに
眠っているのあるかしら?






お正月の注連縄もある素材を合わせて
手作り。金銀に塗った和紙で御幣(ぬさ)も手作りして。目の前のカルロスんちは
もちろんクリスマス飾り、来年
年明けのクリスマスシーズンが終わるまで。






このところ、こちらは感染爆発中。
昨日、先週のクリスマスの夜
マンハッタンの演奏のお仕事についていき








ご一緒したメンバーファミリーが
全員感染💦との連絡をもらい、
かなりの濃厚な距離だったので
今朝8時半からテストに寒空の下
待つこと3時間😭💧

検査場は早朝から長蛇の列で
まさにカオスな状態。

年明けすぐに絶対に外せない
大事な大事な予定があって、
もうこれどうしよう…なんで 
このタイミング?とハラハラしていたけれど

2人とも大丈夫な結果が出てホッとひと安心。

しばらくはたっぷり買い込んだお節料理と
食料品で年明けのその日まで
ステイホームで過ごす予定。

時々ジェットコースター気分を味わいながらも、
穏やかに良い年をお迎えしたいです♪

皆さまもどうぞ良いお年を💖

#newyork #newyorkslowlife #newyear #japanesefood #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#お正月の準備#お節買い出し#毎日を大切に丁寧に#心豊かに生きる

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★クリスマスイブイブの夜

2021年12月24日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
クリスマスイブイブの夜
メンバーはしっかりとテストを受けて
お互いのテスト結果を確認してからの

クリスマスホームパーティ🎄✨

マンハッタンの夜景が見える
素敵なお家で美味しい手作り料理の数々✨












Leoの古くからのミュージシャン仲間たち、
ディナーの後はホームコンサートでサイコーにぜいたくな時間💖

もっぱらビデオを撮るばかりだったワタシに、
Kaoruも歌ったら?というけど
プロの前でカラオケレベルの私、ムリムリ。

するとNabuko さんがピアノを弾きながら
「赤鼻のトナカイ」を歌って
リードしてくれたおかげで、一緒に歌えた💖

そしてシンガーの
Jeemin ジーミンはそれを韓国語でも
その後歌ってくれて、 
同じ歌を違う言語って楽しいね!と盛り上がる。

トランペット奏者のSaneca セネカと
James ジェームスの音色もまたイイ♪












リオはブロッコリーロブと
プランツソーセージのパスタ、
私はロースィーツ






美味しいごはんにワイン。

Jeeminのストロベリーとブルーベリー、
スライスリンゴの入ったルッコラと
フェタチーズのサラダに

手作り“ストロベリードレッシング”

これはホントに美味しくて、
レシピを聞いたので絶対作りたい。
ホームパーティのたびにレパートリーが
増えていくのも楽しみのひとつ。

そして、夜景と音楽✨

ものすごい音で道路を通り抜ける消防車。

緊急事態?と思いきや、サンタクロースが
みんなにMerry Christmas!と
手を振っていた。








次々と年末年始の予定や仕事が
キャンセルとなる中、こんな状況下で
集まれるか、ギリギリまでわからなかったから

なおさらのことありがたくて
楽しい楽しいクリスマスイブ前日の夜✨

#newyork #newyorkslowlife #christmas #homeparty #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#クリスマス#ホームパーティ#毎日を大切に丁寧に#心豊か生きる

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★Gel Print ジェルプリント 「Holly night に星は光る」

2021年12月23日 | ジェルプリント

Gel Print ジェルプリント


Holly night に星は光る」

〜聖なる夜に愛を込めて〜






















#newyork #newyorkslowlife #gelprint#stencil #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ジェルプリント#自作ステンシル#クリスマス#ホーリーナイト#毎日を大切に丁寧に#ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる


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★ 【健康ロースィーツ教室】 ✨トップス風チョコレートケーキ✨

2021年12月21日 | ロースィーツケーキ
【健康ロースィーツ教室】
✨トップス風チョコレートケーキ✨

卵も小麦粉も砂糖も使っていないのに、
大好きな自由が丘Topsトップスの
チョコレートケーキに限りなく近いなんて❤️






まずはアーモンドミルクから
手絞りの手作り。
専用のナッツバッグに入れて
絞ったあとの絞りカス部分を
チョコレートケーキの材料に。

これが焼かずともフワッとした
スポンジケーキのような食感に。
生クリームを使わないチョコレートクリームは
しぼりたてアーモンドミルクと
生カシューナッツで濃厚でクリーミー。






三層になったケーキ台。
レシピにはクルミがなかったけれど、
ホンモノトップスには確か
クルミが入っていたような。

それがチョコレートケーキの絶妙な
コンビネーションだったのを
覚えていたので刻んだ生ウォールナッツを
パラパラと間にはさんでみたら、
これまたトップス風♪

デコレーションは自由、ということで
半量残しておいたチョコレートクリームで
飾りつけ。








いつもパプニングやアクシデントで
思うようにできず、トホホ。ガックリ…
ということもたくさんだけど、
それでも毎回楽しいレッスン♪

前回、前々回の3色の
ブルーベリーケーキと









マーブルケーキの練習と








先週はティラミス。









反省や注意点をメモして
次回また練習したい。
他のデザインでも試してみたい。
さまざまなテクニックを練習したい♪






そして、早く本物のトップスのチョコレートケーキも食べたい〜ヽ(;▽;)💖

#newyork #newyorkslowlife #vegancake #rawsweets #chocolatecake ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ #ヴィーガンケーキ#ロースィーツ#チョコレートケーキ#毎日を大切さ丁寧に#心豊かに生きる

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★ホリディシーズンのにぎやかなNYの風景

2021年12月15日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
にぎやかなホリディシーズンのNY✨

ウチのリビングは
ちょっとだけクリスマス🎄に。






楽しげな音楽と、カラフルな
イルミネーションのかわいいデコトラは

12月のブロンクスの近所で見かけた
アイスクリーム屋さん。





消防車にもリース。


子どもたちの手作りオーナメントの
大きなツリー







タイムズスクエア近くの
マンハッタンのレストランの前も
華やかなライトがいっぱい。






そして、今日は
ワシントンブリッジを渡って
ニュージャージーのミツワへ。

カントリーハウスの荷物を収納するために
新しく借りたストレージ(貸し倉庫)は
“偶然”にも?
ジャパニーズスーパーマーケットの
ミツワのすぐ近く。

それでしょっちゅうミツワに来る機会が
増えて、今日は倉庫内に荷物を運び込み
整理をしている間、
私はダイソーとここで
日本気分にどっぷりひたることしばし。

店内は“本場”日本よりもひと足お先に
紅白の垂れ幕のお正月コーナーが出来上がり、
新年の準備万端、クリスマスカラーまるっきりゼロ。






お餅だけの特設コーナーが日本よりも
大きく充実していてビックリ。
鏡もちはもちろんのこと、
「のし餅」も早々に。






日本はクリスマスが終わってから
翌日の朝にはどんでん返しのようにお正月モードに入るのに、ここではすでに同時進行なのがちょっと不思議なような気がしながら。






2021年もあと2週間、という事実にも
不思議な気分。

もう時間があってないような
距離という空間があってないような

時空の感覚が明らかに前とは違う。






それは今年だけのことなのか
この先もずっと続いていくのか
まったくわからないけれど

未来の予想や予測にパワーを注ぎ込んでも、
“当たるも八卦当たらぬも八卦”なので

この混沌とした今を存分に
味わっていこうと思いながら

光陰矢のごとしに過ぎていく日々を
できるだけのんびり、ゆっくりと

ハドソンリバーの向こう側に夕陽輝く
摩天楼を眺める2021年のわずかなひととき。












#newyork #newyorkslowlife #bronx#manhattan#newjersey #holidayseason #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ブロンクス#マンハッタン#ニュージャージー#ホリディシーズン#毎日を大切に丁寧に#心豊かに生きる

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★ “花と暮らす”NY的スローライフ 〜カントリーハウスの秋の花で〜

2021年12月12日 | 
【Slow life with flowers 】
“花と暮らす”NY的スローライフ
〜カントリーハウスの秋の花で〜

おととい、無事にすべて明け渡しを終えて
昨日さっそくに新しい朝を迎えた
家の主(あるじ)たちからの
ブレックファーストの写真と
メッセージがマリアに届いてシェアしてくれた。

ひと足先に私たちが家を後にしてからも
彼女は最後まで1人ハウスに残り隅々まで
綺麗に、クリスマスの飾り付けをして
新たなファミリーのために美しく彩った。

ダイニングテーブルやソファ、ベッドなどの大きないくつかの家具や食器類、鍋などは
そのまま引き継いで使ってくださるとのことで、
送られてきた写真は見覚えのあるすべてで
懐かしくもあり、もうすでに
遠い記憶のようでもあり。

メッセージには、

「ジャズを聴きながら
初めての朝を迎えました。
ここでの私たちの素晴らしい思い出を
作っていくのが楽しみです。
そしてあなたは私たちの
ストーリーの一部なのです。」

というなんとも心温まる言葉が綴られていた。

サンクスギビング の日には
家族と過ごすために
お隣のジーンの娘さん一家が帰ってきて
段ボールだらけのハウスに遊びに来た。

小さい頃にここに住んでいたのだという。

当時はこっちの方向に
ダイニングテーブルがあってね、
サンクスギビング のパーティをしたのよ。
みんな集まってね。それで突然、
なんの前触れもなく、一斉に皆
同じ歌のフレーズを口ずさみ始めてね
ビックリしたのよ。
忘れられない思い出だわ。

と遠い日のここでの記憶に笑い、

そして涙した。








ここのファミリーが来る前にも
さまざまな物語があり、

20年近くに渡るファミリーが織りなした
物語は先日、友人のマーチェックが
写真をビデオにして送ってくれた。
懐かしい笑顔がいっぱいで
優しい時が流れていたことを知る。






築100年というこのハウスは
たくさんの家族の愛を育み、見守ってきた。

そしてこれからもそれは
続いていくのだろう。
新たなストーリーが始まった愛しのハウスは

今日、今この瞬間も愛いっぱいに
包まれているに違いない。

あと少しアップしていない
お花のアレンジがあったので、
ずっと昔のことになる前にと思って。


アイリスの葉を片方にしなやかに流して

伸びやかなデザインにしたいと思った作品。






立ち枯れアジサイはウチの
アパーメントのチェストの上で色鮮やかに。





そして、あの時にカットした
赤い「コリウス」はすぐに発根したので
先日土に植えたらなんと蕾がついた。






ハウスの息吹が生きづいているようで
毎日見るたび心がほこっと温かい。



#newyork#newyorkslowlife #pennsylvania#countryhouse#flower#floraldesign #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ペンシルベニア#カントリーハウスの植物で#フラワーアレンジメント#フラワーデザイン#フラワーデザイン講師#フラワーデザイナー#花をいける#毎日を大切に丁寧に#ナチュラルに暮らす  #心豊かに生きる

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★キノコのキッシュ♪

2021年12月09日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
ずっと作ってみたかった

「キノコのキッシュ✨」

ついに❣️

ユニオンスクエアの
ファーマーズマーケットにある
マッシュルームのお店が
ずっと気になっていて、いつか
買いたいと思うこと数年。






昨日も立ち寄ってみた。

鮮やかな色のキノコが並んでいる。
ん〜、買うならいろんな種類の
詰め合わせのがいいな、と思いながら

アップルと洋梨を買いにいった帰りに











再び店頭を見ると、
お目当てのタイプがない。

そうなると、急に今買いたい!という
衝動に駆られてしまうものである。

まぁ、また今度でいいか。とずっと思って
伸ばし伸ばしにしていたのに、
またいつかがないかもしれない、と
思うと焦ったり、あの時買っておけば
良かった…と後悔するのが
消費者心理というものか。

それで意を決してお店の人に
4種類の組合わせを作ってもらえますか?さっきここにあったみたいに。と聞くと

快く、もちろん!どれにする?と
言ってくれた。








コレとこれと、あ!これも!と
指を指すとグリーンのボックスに
詰めてくれた。
そしてそれぞれの名前を教えてくれる。

ピンクのマッシュルームは、
Pink Oyster ピンクオイスター

黄色は、Yellow Oyster イエローオイスター

茶色いのは、Chestnut チェスナッツ(栗)

白いのが、Lions Monc (ライオンズモンク)ね。






ピンクオイスターは今日中に食べてね。
他のは明日以降も大丈夫なんだけれど。
今朝採ってきたばかりなのよ。
とても香りがいいの。








わぁ、採りたて?

そうよ、だからスペシャルなの。

そう言われると
にわかに心が踊ってしまう。






(しいたけと舞茸は日本語そのまま
英語になっている。そのほかにも
シシトウ、ミズナ、ユズ、カボチャ、
ダイコンなど意外と多くて驚く)

こういう会話のやり取りができるのが
ファーマーズマーケットや、
日本でも産直のお店での魅力。

旅先では現地の人たちによく
連れて行ってもらったけれど、
なかなか東京にいると電車に乗って
大きな駅まで行かないとないし、
不定期開催なのでつい近所の
スーパーマーケットで済ませてしまうことが
ほとんどだったから、ここに来て
あちこちにファーマーズマーケットが
あるのは本当に嬉しい。

おととい、ミツワに立ち寄るリオに
松茸をお願いしたので、
冷蔵庫にあったものを少し加えて






4種のフレッシュキノコと松茸、
そして3種類のチーズのキッシュが完成。



チーズは、同じくたまたま冷蔵庫に
あったゴートチーズ、カマンベール、
それから最後にパルメジャンをトップにのせて。



今回は「Pastry Leaves」を外側に。
これはトルコ人の英語の先生に
教えてもらったもので、以前
スピナッチパイを作ってみた。

1枚1枚が1ミリ以下の薄いシートになっていて、
トルコ風のレシピはほうれん草と
リコッタチーズを間にはさみまた
パイシートを重ねて何層にも積み上げる。その時にヨーグルトを塗っていく。
最後にまたシートで覆い、
さらにヨーグルト。

すごく美味しかったのだが、
ヨーグルトをたっぷり塗り過ぎたのか
しっとりしすぎたのと、
酸味が強くなってしまい、
またチャレンジしようと思っていたところ、
近所のヨーロピアンマーケットで
見つけたので先日買っておいた。








これだけ薄かったらパリパリに
仕上がるのではないか、と思って。

いろんな具材でも試してみたいし、
デザートにも使えそうな気がして。

なのであえて上を少し高めに残した。






全体を包むときっと上部も
パリパリにできて美味しいだろうな、
とも思ったけれど、今回は
こんがり焼き目をつけたかったので
それはまたスピナッチパイの時に。

キノコ類は軽くバターで炒めて、
軽く塩コショウ。






ボウルに作っておいたキッシュ液に
混ぜてタルト皿に流し込みオーブンへ。






焼き立てキッシュは皮がパリパリ。
そしてキノコの良い香りがする。
特にほんの少しだけ入れた松茸!

お〜いしーヽ(;▽;)💖✨






バターはNo コレステロールタイプ
生クリームの代わりにコーヒーに使う
Half and Half ハーフアンドハーフという
ミルクをココナッツウォーターで薄めて、
出来るだけカロリーオフになるように
心がけてレシピを工夫してみたり。

今度はトリュフを使ってみたい♪
ゴルゴンゾーラも!

残りのシートはミドルイースタン(中東)
タイプのスピナッチパイに。

まだまだここならではの
新たな素材を使った
新しい料理のレパートリーを
増やしていきたい、と

マーケットで知らない食材を見るたびに
そんな風に夢が広がっている。

#newyork #newyorkslowlife #unionsquare #farmersmarket #mushroomquiche#ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ユニオンスクエア#ファーマーズマーケット#おうちごはん#キノコのキッシュ#毎日を大切に丁寧に#心豊かに生きる

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★新たなストーリーの“モノ”たち

2021年12月05日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
カントリーハウスから運び込んだ
お気に入りの家具たちを
ブロンクスのアパートメントで

新しい命を吹き込むように
居場所をしつらえている真っ最中。

もともとリオが持っていた
少しの家財道具は
ほとんどもらったものだという。

2人での暮らしがここで始まってからも、

もらい物やマリアの友人からの遺品やら

そして”ニューヨークあるある”の
粗大ゴミ捨て場からの拾い物ばかり。

新しく買ったものといえば
マムの使っていたベッドが小さかったのと、
スプリングが効いていて
フワッとするものの、肩こりがひどくなり

さすがにこれは数年してから
ようやく新しいものに買い換えたのと、
キッチンの小さな家電置き場のラックを
同時に買ったきり。






あとは見事なまでにどこかからか
ご縁があってここに来てくれたものばかり。

冷蔵庫はもともとの備え付け
クローゼットは4カ所にあるので
大きなタンスも必要なくて

小さな洋服ダンスや
キッチンテーブルも椅子も
ソファもカフェテーブルも
私のジェルプリントの作業台も
リオのスタジオの棚や台も
みんなみんな。

それでも私にとっては
大切に毎日使っているお気に入りばかり。

学校を卒業して、お花の学校に入学し
学費を稼ぐためと勉強のためにと
お花屋さんでアルバイトを始めた20代の初め頃。

配属されたお店は六本木の交差点近く。
時はバブル。景気が良くて羽振りが良くて

朝方まで街は毎日がお祭り騒ぎ。
短い春を生き急ぐかのように
あの辺りはどこかギラつきながら
きらびやかな時代の風が吹き抜けていた。

近くには大使館や外交官のマンションがあり
花束やアレンジメントをお届けに行ったり
時にはお宅に上がって生け込む仕事があった。

六本木や溜池山王や赤坂、広尾…
どのお家も見事なまでに
東洋的なテイストと欧米の雰囲気を
素敵に調和させていて、

街のバブリーな喧騒がウソのように
静寂と、洗練された古今東西の融合した
異空間が広がっているのである。
若かった私はそれまで見たこともなかった
世界を垣間見てウットリとしたものだった。

特にシノワズリ のアンティークな
大ぶりの家具の美しさに心をうばわれた。

自分がこういったたぐいを家に飾ると
古めかしい民芸品か、
昔風の部屋になりそうで
あんなイメージにはほど遠くなりそう。

あこがれだけがずっと記憶の奥に眠っていた。

ここのファミリーに出会い、
センスの良いマリアはなんと
あの時見たような家具をたくさん持っていて、
突然あの、日本で見た素敵な家々を思い出した。






重厚感のあるどっしりとしたチェストや、
金具や取っ手も大きくて丸みがあって
形もオシャレ。合板ではなく一枚板。
すり切れた色も時代を感じさせる。
そして繊細な彫刻がついた台。

どれも職人さんたちの手の跡と温もりを
感じるものばかり。

好きなものをアパートメントに持っていって!と
言われた時に真っ先に選んだのは
朱塗りのチェスト。


金属製の黒い丸の錠がフタと本体に
またがってついているのが大胆でいて
シンプル。赤と黒の組み合わせが
カッコ良くて大好きだった。

それから優雅で美しい木の彫刻を施した
ランプ台。






そして籐製のチェア。クッションの
チョイスにマリアのセンスが光るもの。






いずれも自分だったら
きっと手に届かないであろう、
あるいは組み合わせていないであろう品ばかり。

ハウスから家具を運ぶ時にリオが

昔の家具は重い…

(それに比べて大手のチェーン店の)
最近の家具は軽くて運びやすいよ(笑)と

いろんな意味を込めてつぶやいていた。

確かにそうだ。

マムやグランパやグランマが
使っていたアメリカ製、イタリア製の古い家具、どれも軒並み重い。

中古の家具、お下がり、
誰か知らない人の使い古し…
そんな言葉に当てはめるよりも

大事にご縁のあるところで、
再び生き続けることの方がまるで
奇跡みたいで嬉しくなってしまう。

ハウスからやってきた家具に押されて、
ところてん式に不要になった棚や台を
アパートメントの地下のゴミ置き場に
持っていくと、あっという間に必要な人が
持って行ってくれてホッとする。

ちなみにマムのベッドはここでよく
お掃除しているスパニッシュ系の女性が
すぐにもらってくれた。

英語が話せないらしい
いつもにこやかな彼女とは顔をみるとお互いに

「¡Hola! オラ!」こんにちは! 
「Gracias グラシアス」ありがとう♪

とあいさつするのが日常である。

封の空いていない食料品は、
必要としている人々がやってくる
近所のセンターへ。

封の空いているもの、えっ?
これも良いの?と思わず聞くと
これはどこかに置いておくと

Poor people が持っていくから
彼らのために袋に入れておいて。

という。これも必要な人々の手に
ちゃんと渡っていくらしい。









とにかくモノは捨てる
捨てるコトで運を引き寄せる!
それが幸せなるための法則、が
トレンドになって久しい日本だけれど

ここではまだ使えるモノも
食べ物も必要とする人々に出来る限り
循環させていく「命」そのものに
なっていることが多い。






それはある意味、日本の豊かさと
ここでの厳しさを浮き彫りにするものであり

けれどある意味、その気持ちは
豊かさそのものである、とも 
言えるような気がするのだ。

カントリーハウスにあった「モノ」たちは
それぞれに新しい持ち主たちのもとで
新たな物語が始まっている。

#newyork #newyorkslowlife #ニューヨークでの暮らし#毎日を大切に丁寧に#心豊かに生きる

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★ Monthly Message 2021年12月【Dec.】

2021年12月03日 | マンスリーメッセージ
その月に必要なメッセージをお届けします。
2021年12月をより快適に過ごすための
ヒントにしてくださいね♪

********************

今月のキーワードは
「旋回スル【せんかいする】」
〜孤を描くように〜

ある点を軸にして円を描くように
まわることを「旋回」というが

もう一つ、

“進路を変えること”も意味するのだそう。

大きな翼を広げて悠々と旋回して
空を飛んでいるボールドイーグル🦅 
(白頭ワシ)を見かけると嬉しくなったものだった。

左右に旋回しながら目的地へと向かう飛行機は

時に気流を読み、空路に合わせて
道なき道をゆく。

2021年を締めくくる今月は
まだまだ先が読めなくて時に乱気流気味。

けれど焦らず、縮こまることなく
風をよみ、その時々の状況に合わせながら
障害物や荒れ模様を出来るだけ避けて

軽やかに進んでいってほしい。

近道だからと、雲行きがあやしいところに
わざわざ突っ込んでいかずとも

多少遠回りのように思えても
曲線を描くがごとく、すぅっと旋回しながら
向かうべくところを目指していけば
ちゃんとたどり着くようになっている。

あるいは、もう一つにもあるように

目的地を変えてもいい。

新天地を目指す、という意味である。

ひとつが終われば何かが始まる。

手放すものがあったなら、
また新しい何かがやってくる。

空っぽになれば、
別ものが入るようになっている。

これが世の常であり、宇宙の法則。

望むと望まざるとに関係なく
そんな風にできている、とするのならば

次のステージはすでに始まっているのだ。

自らで出来ることがあるとしたら
自分なりに翼を広げて
大空を飛んでいくイメージで

時に高い場所から地上を俯瞰して
広い視野と大きな心で
これから始まる時間に想いを馳せながら

このひとときを大切に育んでいこう。

#マンスリーメッセージ

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