Happy New Year 2020❣️❣️❣️㊗️
元旦はマリアのおウチで
手作りお節の
ジャパニーズ ニューイヤーズ パーティ♪
今年は手作り伊達巻きと、田作りを。
前日、ジャパニーズスーパーマーケットで
黒豆と田作りの小さなパックを
買うつもりだったのに
買い出しに行ったお店にはなくて
もしや、と 淡い期待をいだいて行った
コリアンスーパーにもお節の材料はなく…
あぁ、30日に見かけた時に
買っておけば良かったよ、と
ショボくれていたら
え?作れば良いよ!
ほら、あるじゃない!アンチョビ。
これでできるんじゃない?写真見るとコレっぽいよ!
棚を指さして、アッサリと言ってのける。
そんな簡単に言うけど…
ん?待てよ?そういえば
誰かが作ってたの見たな。と、
すかさずその場でググってみる。
なんて便利な時代に突入したんだろう。
改めて思う瞬間である。
ハングル文字と英語の両方で書いてある
「Dried Anchovy ドライド アンチョビ」を
握りしめてレジへと向かう。
年越しソバを食べ、大掃除まではいかないけれど
部屋の掃除をして新年を迎える準備が出来たら
ようやくお節作りの支度に取りかかる。
数あるレシピの中から選んだのは
メープルシロップとバターで
仕上げる「洋風 田作り」
アンチョビ=イワシとクルミ、アーモンドを
それぞれにから炒りして
ひと煮立ちさせたメープルシロップとバターで
キャラメリーゼするようにからめるだけ。
カリッカリにできあがり
ほどよい甘さでコレはめちゃウマ❣️
伊達巻きといい、市販のは
これまで甘すぎて手が出なかったのに
ニューヨークに来て自分で作るようになってビックリ。
こんなに美味しいものだったなんて。
メンバーの一人、リサの作った
紅白サツマイモやレンコン、キンピラゴボウやら
結びコンニャクと合わせてお重が完成。
そして、りえちゃんとナターリアが
美しいピンチョスを♪
年の明ける直前まで、
下準備を終えて爪楊枝に
ゴールドの包装紙をチョキチョキと
三角形にハサミで切って
ペンシルバニアから持ってきた
松葉をはさんでピックを作っておいたので
お正月の雰囲気に♪
これは、ニュージャージーに新しくできた
ダイソーで見かけた和風のピックを
なんであの時買わなかったんだろう?
ニュージャージーも
もう一軒あるフラッシングのダイソーも
今からじゃ間に合わないよ…
あー、またこれも後悔しちゃう!とショボくれた末に、
そっか。自分で作っちゃえ!と
思い直して、コツコツと。
日本にいたらなんでも手に入るから
つい買うことを考えてしまうけれど、こっちではやはり日本のようにはいかない。
だからいかにほしいモノに近づけるか工夫してみる。
それがまた新しい発見へと繋がっていっておもしろい。
そして。
初めてお節を食べる人々の驚き、
喜ぶ様子が私もにとってもまた新鮮✨
日本の文化や風習に目をキラキラと輝かせて
質問がいっぱい飛んでくる。
美味しい!ナニコレ?食べたことナイ!と、
単に野菜を切っただけのベジタリアン鍋にポン酢。
それだけなのに大興奮してもらえると
拍子抜けしちゃうほどだけどやっぱり嬉しい♪
日本を誇らしく思える美しい伝統料理。
これからも大切にしていきたい、と
ニューヨークに来て心から
思えるようになっている自分が
なんだか不思議。
今まで全然好きじゃなくて
母や料理上手の妹に任せっきりで
テキトーに過ごしてきたのに。
でもこれも遠く離れているからこそ。
近くにいる時には見えなかったモノが
当たり前すぎたコトが
時には、もう飽きた!と
ウンザリしていたことでさえ
いとおしさと、
重なり合うさまざまな思い出が
交差しながら、
いつしかかけがえのない存在になっていたりするのだとしみじみ思う。
昨日は、皆さんの予想以上の大好評ぶりに
私も相当嬉しかったのか
なかなか寝つけずにいたのが
われながら、なんだかクスっとしてしまう。
デザートはマリアのお手製ブラウニーと
抹茶をかけたバニラアイスクリーム。
それに、
シチリア島のデザート酒、Amaro アマーロ。
アマーロはビターという意味なんだそう。
ホロ苦くてスイートなお酒で
日本とニューヨークと、
そしてイタリアを結ぶ味で締めくくり。
来年はどんなお節にしようかな?
日本に帰った時にオシャレなお椀とか
器とか仕入れてこようかな?
実はもうすでに次のお節料理を
考えたりしている。