KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★スケジュール/東京/ハワイ

2006年04月26日 | KAORU♪ in Japan
               【ムラサキカタバミ】


顔写真、ついに変更しました



あるイベント会場で、セッションについて色々ご質問されて
ご説明をした後、「詳しくは私のHPをご覧下さいね!」と
言ったら、手元のパンフレットと見比べて
「…あ…、ご本人だったんですね…。
お弟子さんかどなたかと思ってました。」と
かなりビックリしたご様子。

お花の撮影の際、顔写真をとってもらうチャンスが
あったので、ついでにお願いしました

現在のKAORUはだいたいこんなカンジです。


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5月29日(月)~30日(火)

『マミフラワーデザイン展2006』

(会期は5月25日(木)~30日(火)
KAORUは後期の29・30日の二日間に作品を出展します。)


会場:大丸ミュージアム・東京[12階]

入場時間:AM10:00~PM7:30(PM8:00閉場)
30日(火)はPM4:30(PM5:00閉場)

入場料:800円(前売り600円)



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5月31日(水)・6月1日(木)

『メンタルヘルスケア・ジャパン2006』
“心とからだの健康対策を考える3日間”

(会期は5月30日(火)~6月1日日(木)
KAORUは31・1日の二日間に出展します。)

会場:都立産業貿易センター(東京・浜松町)

入場時間:AM9:30~16:50

対象:経営幹部、人事・労務部門、健康管理室、健康保険組合
労働組合、学校、公官庁の管理者、スタッフ


今、メンタルヘルスケアは国を挙げての
重要な課題になってきています。
職場や学校の中で心身ともに健康であることが
とても大切であることはわかっていても、
現実には、心の健康までを医学的な技面だけでは
カバーしきれず、よりよい方法を模索中なのだと思います。

欧米のように、医者とヒーラーがチームを
組んで治療にあたるのは、日本ではまだ先かも
しれませんが、そう遠くない未来にきっと
実現するのではないでしょうか?

そのための、足がかりとなるイベントに参加します。

新しい分野ではありますが、医療と連携していくことで
例えば毎日耳にする悲しいニュースを少しでも
明るい方向に向かうお手伝いができそうな気がしています。

「ひとりでは何も変えられないけれど、
ひとりが行動しないとゼッタイ何も変わらない。」

今回のイベントは元気グループのメンバーとともに
出展するので、ひとりではとうてい出せない
数倍のパワーが発揮できると思います♪




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6月24日(土)・25日(日)

『BMESE IN HONOLULU』

http://www.bmse.net/home.lasso

昨年も参加したハワイのスピリチュアルイベントに
今年も参加します。。
去年お越しくださった方にメールしてお知らせしておかなきゃ。
またお会いできるといいな。

そして、今回は加藤雄詞さんと一緒に行くハワイツアーと
セットになっているので、イベント参加の前に
ハワイのパワースポットを訪ねる旅になるのだそう。
(いつの日かゼッタイ行って見たかった!)

ハワイ島のハレアカラやキラウエア火山、
そしてマウイ島では現地の方しか入ることのできない
神聖なスポットも特別に行くことができるそうで、
ホントにホントに待ち遠しい~

このツアーはすでに100名以上の参加申し込みがあり、
現在キャンセル待ちなんだとか。
去年の秋にはすでに申し込んでてよかった~!!!

また、ハワイの風景をブログでご報告しますね




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★プライスレスな毎日

2006年04月20日 | KAORUの好きなものギャラリー
               <夕陽の原宿駅>

おとといの朝のこと。

息子のお弁当を作りながら、時間に追われていた。

おかずをあれこれ詰めたり、おにぎりを握ったりしながら
次の動作を常にイメージして、間に合うことに必死である。

ちょっとでも出発時間に遅れようものなら、
もういいよ!お金ちょうだい!お昼に購買でパン買うから!と
あっさり出かけてしまうのだ。

今日も遅れまいと必死になっていたら、
「映画の『アレキサンダー』を見たいんだよね。
製作費いくらか知ってる?」と
ウキウキした口調で、話かけてきた。

「えっ?いくらかって?…」

それどころじゃないよ。
間に合うかどうかで頭がいっぱいである。

炊きたてのご飯に「しそワカメごはん」の素を
ふりかけて、しばらく無言で混ぜていた。
うっかりかけすぎると塩辛くなってしまうから、
神経を集中させないといけないし、
均等に混ぜないとムラになってもいけない。

「だから!ねぇ、いくらだと思う?」

「え?…わかんないよ。見当つかないわ。」

よくCMで『“総製作費” ○○億!』と誇らしげに宣伝しているが、
いったい何億なのか、ちっとも思い浮かばない。
“億”がつくのはたしかである。

「う~ん・・・っと。じゃあ1000億!」

あつあつのごはんを握りながら、とりあえず言ってみた。

「いっせんおくぅ~???
そんなにかかるわけないだろー!
映画製作にそんなにかけてたら回収できないだろ~!」と
マジな顔で叫んだあと、
「同じ適当に言うんでも、もっと低く言ってよ!
次が言いづらいじゃないか!」と訴えている。

…だからさ、私はそういうのがニガテなんだよ。
妥当な値段とかって、興味がないとまったくわからないんだよね。

だいだい、それどころじゃないんだよね…。

などと内心は思っていたが、彼の言い分、
“次が言いづらい”という気持ちもわかるので、
朝からたわいもない会話で笑っていた。

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わがイトコのMIKAちゃんと先日会った時、
お姉ちゃんのMAYUMIちゃんが“裸族(らぞく)”だと
教えてくれたほかに、こんなことをボソッとつぶやいていた。

「うちのお姉ちゃん、相変わらず市場めぐりが好きやねん。
私らが小さい頃から変わらへんやろ?
子どもたちにも時間があると“な、市場いかへん?”と
誘うんやけど、最近は誰もついて行かへんねん。
一人で出かけては、帰ってから買(こ)うてきたものを広げて
“これ、ええやろ?いくらと思う?”って必ず聞くんや。」

…その質問が一番困るのだという。

安く言い過ぎるとがっくりする。
ばっちり、ジャストで言い当てるのもまた
笑顔がふっと消えてしまうそうなのだ。

あたらずとも遠からずのストライクゾーンを
推測して、気持ち高めの答えにすると、
待ってました!とばかりに「じゃーん!正解はなんと!」と
晴れて“超お得プライス発表”となる。

もうその質問はいいよ…。と周囲は思うのだが
本人はいたって純粋に楽しんでいるようだ。

そういえば、それは日常よくある会話のひとつ。

でも、実は意外にプレッシャーを与えていたり、
気を使わせることもある、ということは
案外知られていない事実だ。

家族の中で、そしてきょうだい間や親子同志、
気心知れた間柄ならコミュニケーションの一種だ
と思えば、まあ、それもまた楽しいものだが、
人さまにはその質問はちょっと控えめにしよう。
などと思ったりする。

とりわけ難しいのは、満面の笑みで
「さあ、いくらでしょう?」と言われても、
安く言ってほしいのか、高く言ってほしいのか
一瞬のうちにその心を読み取らなくていけない。

安く買えたのが嬉しい場合、実際より高価に見られたら
「わ~、お買い得!」と喜ぶことができるが、
ちょっとフンパツして買ったモノを、
あまりに安く言ってしまっても、
「どう見てもそんな値段にはとても見えない」と
ケチをつけてしまったようで妙に気まずい。

似たようなシチュエーションには
「私、何才にみえる?」という質問を投げかけること、がある。

あれも結構プレッシャーだ。
実際よりも若く言ってほしいに決まっているが、
かなり高めにはずしたときのバツの悪さを
フォローするのがとってもツラい・・・。

本人がいない席で人に聞かれたら、
感じたそのままを素直に言えるが、
本人に直接聞かれた日には、軽い緊張感が走る。


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ピンクのじゅうたんを敷いたように
八重桜の花びらが舞い落ちる舗道を
掃除しながら、NAOKOに朝の会話を伝えると、

「う~ん、それは質問する人を間違っているわ!
私も何年か前に“ディナーショーの値段っていくらだと思う?”
っていう話のときに、お姉ちゃんが「7,000円!」って
答えてビックリしたわ!だって今どき食事だけでも
それぐらいするじゃないの!
モノの値段や相場がわかってないのよね~。」と
思いっきりウケていた。

そんな昔の話、私はとっくに忘れていたよ…。
ほら、まったくハズしても、
こうやってお笑いまじりに、まるで常識知らずのように
いつまでも記憶に残るのである。

よくぞそんなに詳しく覚えているものだわ!
などと、ちょっぴり負け惜しみを心の中で言いつつ、
朝の話の続きを思い出した。

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「1000億円!」のあと、すっかりテンションを下げて
「200億円だよ。それってすごい製作費なんだよ…。」
とトンチンカンな私の答えのせいでインパクトが
薄れてしまったことにがっくりしながら正解を言っていた。

こういう場合はどうしたらいいかホントに困る。
単なるクイズなのにはずしたことを、
ゴメンゴメンと誤るのもなんだしな。

ひとまず「えへへ」と笑い飛ばしておこう。


そんな、なにげないささやかな会話をかわす
毎日こそが“プライスレス”なのだと思う。








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★心をポカポカにする札幌

2006年04月18日 | KAORU♪ in Japan
             <イースターエッグと花のアレンジメント>

先週の土曜日から1泊2日で、2回目の札幌。

札幌はちょっと肌寒いから羽織るものを持ってきたほうが
いいよ!と主催者の久慈さんからのアドバイス。

羽織るもの1枚って、東京もこんなに寒いのに???
と超寒がりの私は前のめりで、すかさず聞き返した。

「だって、東京はだいたい13℃ぐらいでしょ?
それより5℃ぐらい低いだけだよ!コートなんかいらないよ!」
と笑顔で言われたが「それって7,8℃ってこと?
まだ冬じゃない~!そんな薄着はできないよぉ!」と
思わず叫んだ。
前日から天気予報が気になり気温をチェックしたら
最低気温はなんと2℃!こっちの真冬並みである。

心して厚着をして、飛行機に乗り込んだ。

往復の飛行機代と好きな宿を選べるパック料金は
新幹線で大阪あたりの往復料金よりもずっと安い。
そして羽田から約1時間10分ほどで千歳空港に到着する。

札幌は“遠くて、近い”“リーズナブル”なところである。

ファインの、三重県にある伊賀工場は片道5時間ほど
かかるから日帰りは難しいが、
札幌は十分、日帰り可能圏内なのだそうだ。

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電車で空港から札幌に移動し、地下鉄に乗り換え
あたりの服装を見回してみた。

すると、周囲は春の装いで驚くほど薄着である。

コート姿が妙に気恥ずかしいが、
いつ何時、寒さに見舞われるかわからない。
どんなに荷物がかさばろうとも、寒さで身動きが
取れなくなるよりよっぽどいい!と意地になっていた。

地上に出ると、日陰にはまだ雪が積もっている。

なのに、なぜだろう?
あんなに寒がりの私でも、結局思っていたよりも
寒さに身を縮めることがなかった。

北海道は暖房設備が全然違うのよ、という話は
以前から聞いているし、地下街が完備されているから
地上にでなくてすむから厚着をしなくても大丈夫、と
いう話も聞いたことがある。


でも、外気に触れてもそんなに寒く感じないのが不思議である。

「東京は寒いね~!」と、山形や長野など寒い地域に
住んでいる人が口を揃えて言っているのを聞いたことがある。

ビル間風が強烈なんだろうか?体感温度が低いのだろうか?
私は常にたくさん着こんで、とにかく冷えないようにしているが
もしかしたら、寒冷地に住んだらもっと薄着になるのかもしれない。

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ちなみに、大阪に住む私のイトコは暑がりなのか
家の中では一年中、ほとんど“ハダカ”で過ごすらしい。
しかも、年頃となったその娘たちもそれを真似て
一家そろって“ハダカ”なのだそうだ。

「うちのお姉ちゃんちは裸族(らぞく)やねん」と
イトコの妹、MIKAちゃんはそう証言する。

そりゃあ、重くてぶ厚いコートに身を包むよりも、
“ハダカ”のほうが気持ちがいい。
“身”も“心”も鎧(よろい)を着ていると窮屈だから、
ホントはありのままの身軽な“いでたち”が理想である。


そんな大胆で豪快な我がイトコがうらやましくもあるが、
やっぱり、私の肉体はたくさんの服をまとって寒さから身を守る。

せめて“心”の厚着はやめて、自然体な私でいよう。

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ありがたいことに、今回は“講演”というチャンスをいただいた。

「“前世”からのメッセージをキャッチするために。
~“過去世のあなた”からのステキなヒントを見つけよう!~」
というテーマで約30分間、思いつくままにお話した。
そして大勢の皆さまがお見えになり、セッションは
開始1時間ほどで満杯になってしまったために、
昼過ぎからお越しいただいた方はお断りせざるを得なくなって
しまったが、近いうちに予定を組んで
またぜひぜひ北海道に伺いたいと思っている。


時間の合間を見つけて宅急便で送った
「ホタテ」を網で焼き、バターを少し落とす。
それだけでもう絶品なのだ。
イクラもカニもうっとりするほどおいしい

地上の気温に関係なく、ポカポカの気持ちになった。

私にとって、北の大地はすべての鎧や厚いコートを脱いで、
豊かな心にしてくれるところなのである。


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*札幌出張の際にご連絡いたしますので、
セッションご希望の方は下記のメールアドレスまでお知らせ下さいね!
日程が決まり次第久慈さん、または私からメールいたします。

s.kaoru@fine-revolution.co.jp


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★「花に恋して、花と遊ぶ」を終えて

2006年04月10日 | KAORU♪ in Japan
               【いとしの桜】

昨日、無事にイベントを終えることができた。

この今の気持ちをなんと表現したらよいのだろう。
充実感と、達成感と心地よい疲労感でいっぱいである。

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結果的には、フタを開けてみると大盛況だった!と思う。

今もずっと出席してくださった方々から
感激のメールをいただき続け、感謝のお返事を
お返ししている真っ只中だ。

大勢の方がお見えになり、会場は満員御礼。
ぎゅうぎゅうに詰めて、入りきらなくなってしまったほど。
(窮屈な思いをされた皆さまにはゴメンなさい…)

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いつものように緊張し、ちょっぴりプレッシャーからか
2、3日前は胃が痛くなったし、
前日の夕方から結花里さんと2人で会場のセッティング、
そのまま私の作品を2点作り、帰宅してからさらに準備をして
眠ったのが朝の6時。そして1時間後の午前7時に起床。

こんなに直前にバタバタしなくても、
もっと早くから出来たことがたくさんあったのに…。とか、
あ~、あれも言えばよかった!言い忘れちゃった!などなど
反省もたくさん残っている。

けれど、今回もまた大勢の方のお力を借りながら、
とても充実したイベントとなった。


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会場は「ザ・サロン池田」という横浜・白楽の住宅街にたたずむ
八角形の屋根をした隠れ家のようなステキなサロン。
ピアノや声楽、ヴァイオリン教室のほか、コンサートもできる。
そして、キッチンがあるので、料理ができる環境なのだ。
暖かいものはあたたかく、冷たいものはつめたいまま出せる設備が
整っている、今回のプログラムにはうってつけの会場なのである。

会館やホールほど大きくなく、自宅ほど小さくない、
ほどよい広さでくつろげる。


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オープニングは、オーナーの池田さんのピアノと
声楽家・清田真幸(まさき)さんの歌声から始まった。

オペラも歌うという清田さんののびやかな美声に
しょっぱなからいきなり皆さんが涙している。
特に森山直太郎の「桜」は思わず、心が熱くなり
ハンカチを手に泣く人、目を真っ赤にしている人で
会場はあふれかえった。

そして、池田さんの娘さん、池田珠代さんとそのご主人で
フランス人ピアニストのパトリック・ジグマノフスキーさんの
連弾は、息をもつかせぬほどのド大迫力。
お二人とも、パリ国立音楽学校を卒業された
プロ中のプロである。
http://www.h2.dion.ne.jp/~hatti/sub3.html
17年ぶりの日本帰国で、現在月に1度フランスへ戻り、
日本とを行ったり来たりのお忙しい生活の中、
タイミングよく時間が合い、このイベントのために演奏して下さった。

その後、さらに会場の皆さんとともに、ピアノ伴奏と
声楽家と一緒に滝廉太郎の「花」を大合唱。

全員が気持ちよく、高らかに歌いあげた。

最後には、「ブラボー!!!」という声援と鳴り止まない拍手。

プログラムにはなかったが、今回の大きなイベントの柱となった。

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その後は立松結花里さんの
「こだわりの杉田梅から学ぶスローフードのススメ」

梅の持つパワーや、スローフードから育む家族の会話を
テンポのよいリズムでおしゃべりしてくれた。
そして、実際に梅酢でつくるピクルスや、
白神こだま酵母のぷわふわパンに手作りの梅ジャム、
梅のブラマンジェというプレートをほおばりながら、
梅のジュースの作り方を教えてくれた。

会場の皆さまの表情は、さっきとうって変わって
前のめりである。
まるで、「おもいっきりテレビ」の奥様方を見ているように、
いっせいにうなづいたり、
「すみません!パンのおかわり!」など
の楽しい声が客席から湧き上がる。

梅に合う白ワインが出て、頬が桜色にほんのり色づいている方もいる。


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そして、最後のプログラムは
矢口恵子さんのトークショー、
「花のように生きるためのライフスタイルを探して」

いつものように、優しくやわらかな声で
ステキに生きていくためのヒントをたくさん散りばめて
お話してくだった。

今回のお話で、心に響いたキーワードは、
「笑顔の筋肉をつけること」と「上を向こう!」

そして、花や自然が届けてくれる
小さな幸せを見つけることの大切さ。


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当日の朝9時前に会場に到着し、ほどなくすると
お花屋さんが、たくさんの花を届けてくれた。

一緒に会場へと花を運び終えたあと、
花代をお支払いするために、ほとんど散りかけた桜並木の
下で自分のサイフを開いた。

すると、限りなく透明に近いピンク色の
桜の花びらが1枚、サイフの中に入っている。

わ!いつのまに桜?
ひらひら舞い落ちてサイフに入るのは見なかったし。

思わず、桜の木を見上げた。
空は透き通るような青空。

そうか!ありがとう。
今日一日を桜も応援してくれているんだ!
そう思うと、緊張感が一気にほぐれ笑顔になった。

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花は時折、粋なメッセージをくれる。

言葉で伝えるよりも、ずっとおしゃれでウィットに富んでいる。

私も花のように、しなやかで、優しく、
そしてたくましく生きていきたい。
遊びゴゴロあふれる小粋な演出も絶対マネしたい!


花が全ての人々にその美しさを分かち合うように、
私も、楽しいことやステキなことを多くの人と共有できたら
どんなか素晴らしだろう。

人生の中で花に教わることは、数えきれない。
花を通して、多くの方と出会えたことに感謝したい。

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今年の桜は本当に息が長かった。

たしか、最初に近所の公園で一輪咲いたのを発見した日が
3月23日あたり。それから約20日間もの期間を
咲き続けてくれたのはまるで奇跡のようである。

生徒さんが、前日の夕方にメールを送ってくれた。
「明日の差し入れのスイートポテトをこれから焼きますね。
桜がこんなに長く楽しめるなんて、絶対先生のパワーです!」
という内容だった。

桜がテーマなのに、早くしないと散っちゃう・・・
どうかあと少し咲いていて!と参加者の皆さまも
きっと同じように願って下さったのだと思う。

私一人では桜の命を延ばすことなんて、とうていできないけれど
たくさんの方々の願いがきっと届いたのだと
思いをめぐらせるだけで、なんだかとっても幸せ。

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そんなことを最後のご挨拶で話していたら、
急に涙がこぼれてきた。

最初の音楽で、「感動」し、心を動かし、
おいしい梅料理で、「味わい」、心を豊かにし、
そして最後のトークショーで、自分自身を今一度見つめ直す。

出席者全員の表情が刻々と変わっていくのを感じた。

恵子さんのお話が終わった時、
「さあ、明日からまた一歩前に踏み出そう!」という
テンションに会場中が包まれていた。

***************************

またぜひ開催して下さいね!というリクエストをいただいたり、
今回は参加できなかったけど、次回はぜひ参加しますね!という
お声もたくさんいただいた。


次の企画は今日、原宿駅前の信横断歩道を歩いていたら
ふっと思い浮かんだ。
そして、またもうひとつ別の切り口も!

実現するために、また今日の一歩を大切にしよう。

チャンスがあれば、次の機会にぜひご一緒して下さいね♪







コメント (2)
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★TOKYO ライフ ~夜桜~

2006年04月04日 | KAORUの好きなものギャラリー
               【浜離宮の夜桜】


4月1日先週の土曜日の朝、突然、姪っ子のSAORI が
「夜桜を見に行きたい!」と言い出したのだという。

母が、せっかくの孫の願いだから、と思ったのだろう。
ちょうどタイミングよく、ラジオから聞こえてきた
「浜離宮は今日から開園時間を延長します。
夜桜は午後9時まで見られます」というアナウンスを
耳にして、得意のネットで調べたらしい。

「今日の夜は浜離宮に行きましょう!」とお誘いを受けた。
私は仕事後、英会話のレッスンを済ませ、息子は
春期講習を終えて、4人で電車に乗って目的地へと向かった。

4月に入ったというのに、風が強くてとても寒い。
ダウンにマフラーと手袋をしっかり着こんで真冬のいでたち。
途中のコンビニでホカロンを買い込んだ。

浜離宮は新橋から海側に向かって徒歩15分ぐらいのところに
ある大きな庭園。海水を導き潮の満ち干によって
池の趣を変える「潮入の池」と二つの「鴨場」をもつ
江戸時代の代表的な大名庭園なのだという。


東京に住んでかれこれ40年。

浜離宮の前は何度も通ったし、噂には聞いていたが
これほどステキな公園だとは知らなかった。
汐留の高層ビルと東京タワーをバックに
東京湾とのコントラストが想像以上に素晴らしい。

都会の中に緑が息づいている。
しかも、野生のまま放置された姿ではなく
手入れが行き届き、“文化”を残すための
愛情のような心遣いを感じ取れる。

ラジオの効果なのか大勢の花見客が訪れていたが、
なぜかゴザを敷いて宴を繰り広げているグループがない。

夜桜は綺麗なのだが、酒臭さとドンチャン騒ぎの宴会が桜を囲み
しっとりとする気分は、なかなか味わうことができないが
浜離宮は、飲食禁止というわけでもないのに、
心行くまで桜を鑑賞できる。

しかも、来園者も多いといえば多いが、
都内にしてはごった返すほどでもない。
むせかえるような本数がないせいだろうか?
でも、1本1本丁寧にライトアップされていて、
周囲の漆黒の闇に幻想的に浮かび上がる。

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大阪で娘時代を過ごした母が、結婚し私を産んでまもなく、
東京に住まいを移した時、その緑の多さに驚いたという。

大阪城の近くに住み、OL時代は御堂筋にある銀行に勤めた
都会育ちの彼女は、東京には公園が多くてまずびっくりしたそうだ。

そう思って改めて見回すと、都内には
大きな庭園があちこちに点在する。

少し思い浮かべるだけでも、清澄庭園、小石川後楽園、
芝離宮、有栖川公園など、大名や宮家の庭園が数多く
残っている。しかも、日本独自のスタイルの庭園を
きちんと残している。

その他にも代々木公園や、目黒の植物園、林試の森など
広大な敷地面積の公園がいくつも存在する。

そしてJR原宿駅に降り立つと、隣の明治神宮の森から
土と植物の合わさった、高原のような香りがすることがある。
ここが都会であるのを忘れ、一瞬リゾート地に来てしまったか
のような不思議な感覚に陥ってしまうほどだ。

***************************

都市化が進んで久しいのに、なぜここまで、
残っているのだろうか?

大阪と比べてその違いを私なりに考えてみた。

大阪は昔から商人の町。
商いを成功することに、きっと尽力したのだろうと思う。

そして、東京の歴史をひも解いてみると、
実は江戸時代、園芸が非常に盛んな地域だったのだ。

今でいうガーデニングブームで、人々は品種改良に
力を注ぎ、多くの花の種類がこの時代に確立したのだという。

もちろん、人々に愛されてやまない
「ソメイヨシノ」も江戸時代末期に江戸染井村(現在の豊島区)
で「吉野桜」という名で売り出されて、後に「ソメイヨシノ」に改名。
全国に広まった、という経歴なのだ。

日本の園芸は江戸時代に独自の展開をとげて、
当時の世界トップレベルにまで発展したのだそうだ。
それも、他の国々では見向きもされなかった野草が
次々に園芸品化されていったというから、驚きである。
(一説では、定職につけない旗本の次男や三男が
暇な時間を使って小遣い稼ぎに品種改良に精を出した、
という話もあるらしい。)

そして、参勤交代などて大名たちが持ち帰った苗も
独自に故郷で育成され、現代にまで受け継がれている。
園芸一大ブームは全国に巻き起こっていたようだ。


TOKYOに緑が多いのは、砂漠のような都会にならないためではなく、
実は江戸時代の園芸文化の名残なのではないか、と思う。

***************************

桜の名所ほどの、ゴージャスさはないけれど本当におススメ!

ライトアップは今月16日までなのだと、園内アナウンスが
流れていた。まだ蕾の桜もあったし、チャンスがあれば
もう一度来ようね!と4人で感激しながら意見が一致した。

そして、出入り口付近の樹齢300年の松は圧巻。
正面から眺めると、どこが根本かわからないほど、
太い枝が迫りくる。

「まるで龍みたいな松だ!」と圧倒された息子が一言。
300年の重厚さと、たくさんの支柱に支えられながらも
力強く伸び続ける大迫力の松は一見の価値あり。

「もう年だから…」と弱気になっている人や、
最近、なんだかパワー切れ、という人は
“老松”の底力と気迫を見るといい。

まだまだ大丈夫!と勇気をくれることだろう。

***************************

桜の花と、江戸の文化と潮の香りを満喫して
帰りはカレッタ汐留のイタリアンレストランでおなか一杯。
46階の夜景を見て、大満足。

短い時間だったが、まるでワンデイトリップをしたような
ホコホコした暖かい気持ちで帰路についた。
コメント (2)
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★Monthlyメッセージ★ 4月【卯月】

2006年04月02日 | スピリチュアル セッション
               【イチゴとブルーベリーのソーダ】

■月初めに、KAORUがスイッチを入れて
その月に必要なメッセージをお届けします。
4月をより快適に過ごすためのヒントにして下さいね♪■


***************************


今月のキーワードは「Change your mind」

4月は変革の時。
古くなった衣を脱ぎ捨てて、新しい翼を纏う。

もう実は無意識のうちに、綺麗な新品の翼を自分自身で
準備しているのに、広げるのが怖くて逃げていないだろうか?

または、用意されているのすら気づかずに
いつまでも古いままの自分にどっぷりと浸っていたり。

慣れている、というだけで本当は居心地が悪くて
いつも抜け出したいと思っているけれど、
どう脱出したらいいのかわからず、もがいている。

…そんな状況に長年いるとだんだんと麻痺してくるけれど、
もうひとりの自分がいつまでも
同じコトを繰り返すのはやめようよ、と背中を押している。

その葛藤を、
「頭でわかっているけれど、難しいのよね…」と諦めるか、

それとも、
「できるかどうか、わからないけれどやっぱり変わりたい!」
「もう一歩前に行く私になろう!」と
逃げずに前進していくか。

***************************

4月は、開花のエネルギーに乗せて、
思い切って翼を広げてみて。

新しく始めようと思ったこと、
変えたいと思っていたこと、
何かを探し始めるにはGOODタイミング♪

怖い、と思わず、失敗したらどうしよう、と迷わず、
どうせうまくいかない、と悲観せずに
ひたすらチャレンジしてみましょう。

変化を恐れないで!

もし勇気が出なかったら、
いつもと少し違う角度から考えてみて。

3月中に「クリーンナップ」をしっかりしすぎて
意外と心身ともに疲れてしまったという人は、
実は予想以上に“身軽”になっています。
4月には、どんどんとフレッシュなパワーが注ぎこまれますので、
意識的に通常の思い癖や、行動パターンを変えてみましょう。

いつもとは確実に違う道や方法、展開が待っています。
つまり、わかりやすく言うと「いつもと違う筋肉」を鍛える
ようなチャンスも到来します。

開花のエネルギーに乗ると、
思っているもずっとフワっと羽は広がりますよ














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