【台湾ひとり旅で。幸せの茶柱】
夜になってからすごい雨とゴロゴロと
低い音で鳴り続ける雷。
時折光る稲妻の閃光。
このところ、夕立というより熱帯地域の
モンスーンに近いゲリラ雨の空模様がだんだんと
日課になってきた。
さっき、夕食の用意をしていたら
息子が「ねぇ、お母さんと一緒にまだお風呂入ってた頃の
話なんだけどさ。覚えてるかな?」と突然話し出した。
「なに?」
「“お母さんの鎖骨のくぼみで
おたまじゃくし飼おうよ!”って言ったこと」
「あ~・・・。そう言えばそんなこと言ってたね。
あれって、子どもの冗談だと思ってそういえば
笑って聞き流してたわ。
今振り返ってみて、どうなの?本気だったの?」
と聞いたら、
「今振り返ると本気だった。
なんでお母さんはおたまじゃくしを飼わないんだろうって
本当に思ってたよ。すごいな、オレ。
今もその発想、間違っていないと思うよ!」と答えた。
それもまた冗談なのか、本気なのかわからないが
旅の支度をしながらポロっと話す。
残り少なくなった夏休み。
この雷雨の中、夜行バスに乗って大阪まで
ロックフェスティバルに行くのだとか。
「うわ~!この準備の時間が
すっごく楽しいんだよな。
あと持っていったほうがいいものあるかな?
レインコートも持って行こう!
よ~し!船出だ!錨を揚げろ~!」などと
ひとりで盛り上がっていた。
(これ、ホントのセリフです)
旅好きなところ、親子で同じのようである。
思わず家にあるおかしをかき集めて
ビニール袋に詰めて手渡した。
ハッピーターン2コ。トマトプリッツ小袋1コ。
キットカットミルク味。いただきもののマドレーヌ2コ。
などなど、本当に寄せ集め。
バスの中でお腹すいたら食べてね。
サンキュ!こういうのって嬉しいよな!と喜んでいた。
**************************
明日の夜行バスであさっての
早朝に戻る車中2泊の旅。
でも・・・。
なんでそんなに荷物がデカイの?
だって、どこにも泊まらないでしょ?
なにそんなに入れてるの?とビックリするくらい
大きいバッグにあれこれ詰め込んでいた。
「荷物がたくさんあって困ることはないんだよ。
オレが荷物にしてあげられることは何にもないけど、
荷物がオレにしてくれることってたくさんあるんだ!」
とまたまた彼なりの持論が炸裂していた。
・・・っていうか、
まぁ言い回しは違うけど、突き詰めると
私もそんな理由でいつも荷物が多いのよね。
カラダが小さいのに、いつもやたらカバンが大きくて重い。
駐輪所のオジさんたちには
自転車が小さいのに、いつも荷物が多い人。
で覚えられているらしい。
あぁ、やっぱり親子。
そんなところも似ちゃうんだ・・・。
だけど、
鎖骨でおたまじゃくしは、いくらなんでも
小さいころにはそんな発想なかったよ。
たぶん、ね
夜になってからすごい雨とゴロゴロと
低い音で鳴り続ける雷。
時折光る稲妻の閃光。
このところ、夕立というより熱帯地域の
モンスーンに近いゲリラ雨の空模様がだんだんと
日課になってきた。
さっき、夕食の用意をしていたら
息子が「ねぇ、お母さんと一緒にまだお風呂入ってた頃の
話なんだけどさ。覚えてるかな?」と突然話し出した。
「なに?」
「“お母さんの鎖骨のくぼみで
おたまじゃくし飼おうよ!”って言ったこと」
「あ~・・・。そう言えばそんなこと言ってたね。
あれって、子どもの冗談だと思ってそういえば
笑って聞き流してたわ。
今振り返ってみて、どうなの?本気だったの?」
と聞いたら、
「今振り返ると本気だった。
なんでお母さんはおたまじゃくしを飼わないんだろうって
本当に思ってたよ。すごいな、オレ。
今もその発想、間違っていないと思うよ!」と答えた。
それもまた冗談なのか、本気なのかわからないが
旅の支度をしながらポロっと話す。
残り少なくなった夏休み。
この雷雨の中、夜行バスに乗って大阪まで
ロックフェスティバルに行くのだとか。
「うわ~!この準備の時間が
すっごく楽しいんだよな。
あと持っていったほうがいいものあるかな?
レインコートも持って行こう!
よ~し!船出だ!錨を揚げろ~!」などと
ひとりで盛り上がっていた。
(これ、ホントのセリフです)
旅好きなところ、親子で同じのようである。
思わず家にあるおかしをかき集めて
ビニール袋に詰めて手渡した。
ハッピーターン2コ。トマトプリッツ小袋1コ。
キットカットミルク味。いただきもののマドレーヌ2コ。
などなど、本当に寄せ集め。
バスの中でお腹すいたら食べてね。
サンキュ!こういうのって嬉しいよな!と喜んでいた。
**************************
明日の夜行バスであさっての
早朝に戻る車中2泊の旅。
でも・・・。
なんでそんなに荷物がデカイの?
だって、どこにも泊まらないでしょ?
なにそんなに入れてるの?とビックリするくらい
大きいバッグにあれこれ詰め込んでいた。
「荷物がたくさんあって困ることはないんだよ。
オレが荷物にしてあげられることは何にもないけど、
荷物がオレにしてくれることってたくさんあるんだ!」
とまたまた彼なりの持論が炸裂していた。
・・・っていうか、
まぁ言い回しは違うけど、突き詰めると
私もそんな理由でいつも荷物が多いのよね。
カラダが小さいのに、いつもやたらカバンが大きくて重い。
駐輪所のオジさんたちには
自転車が小さいのに、いつも荷物が多い人。
で覚えられているらしい。
あぁ、やっぱり親子。
そんなところも似ちゃうんだ・・・。
だけど、
鎖骨でおたまじゃくしは、いくらなんでも
小さいころにはそんな発想なかったよ。
たぶん、ね