KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★“心”のチカラ

2005年09月29日 | スピリチュアル セッション
               【クリスタルガイザーのトラック】

先日の25日の日曜日、そして27(火)と
ふたつのイベントの企画と司会を終えた。
大きなヤマを越えて、今ほっと胸をなでおろしている。

このところ、イベントにゲストとして呼んでいただいたり
参加者として楽しんだりするチャンスも以前より増えたが、
主催者としての経験も少しずつだが積んでいっている。

日曜日は大井町のきゅりあんで「はればれ介護の元気セミナー」。
テーマは『自分のために今を生きる』
そして火曜日は東京ビッグサイトの国際福祉機器展での
出展者ワークショップ。テーマは
『介護従事者と介護家族の“心のケア”
~スピリチュアルケア的発想をヒントに~』

講師は両イベントとも、EQ・SQコンサルタント、
ヒーラー&チャネラーの矢口恵子さん。
声のトーンがやわらかく、話しを聞いているだけで
心まで癒されるような、ステキな私の先輩でもある。

一番大変なことは、人数集めであることが
主催者の立場になってようやくわかったことである。
私が一番苦手とする分野で、いつも心のどこかで
プレッシャーに感じている。
今回は何人集まるだろうか・・・。
もっと声をかけたり、FAXやメールを送ったり、
どこかのサイトのイベント掲示板などで
宣伝できたのでないだろうか?
あ~、もうイヤだな。向いてないよな、
こういうことは。・・・などなどひそかに考えている。

でもあるとき、恵子さんからこんな話を
聞いたことを思い出した。
イベントの時、「今回は何人集めます!」と
天に向かって宣言するのだそうだ。
それも具体的な数字。

もしその時集まらなかったとしても
いい続けて、そして投げ出さなければ
きっと叶うような気がする。
その通りになるか、ならないかを
まったく考えずに私も“選手宣誓”をするように
天に向かって声をだして見た。

日曜日は「元気セミナーは30人集めます!」
そして、火曜日のワークショップは「100人集めます!」

元気セミナーは前日の時点で約20人の申し込みがあったが
あと10人が当日集まるとは思えなかった。
ワークショップは、申し込みなしの当日受付のみ。
事前の把握はまったくできない状態だ。

実際に蓋を開けてみると、なんと日曜日は30人ジャスト!
火曜日は100人を10人ほど上回った。

その数があまりにも近くておどろいた。
単に勘がよかっただけだろうか?
単なる偶然、と言いきってよいのだろうか?
私はそれだけでないような気がしている。

心に決めること、宣言することの大切さを
ここ最近、その他にも教えてもらっている。

例えば、夜寝るのが遅くなってしまった時、
あるいは朝が早くて寝坊しないか不安な時、
心の中で「3時間後に目が覚めます!」と言い聞かせると
本当に目が覚めるのよ!体内時計をセットするような感じ。
試してみて!と言われた。
火曜日の夜、そのイベントの準備で寝るのが朝方になり
寝坊すると困るので、藁をもすがる思いで
さっそく実行してみたところ、ばっちり起きることができた。

そうそう、初詣の神社でのご挨拶の方法を
加藤雄詞さんから伺ったことがある。

神様にお願いをしにいくのではなく、
今年はこんな1年にします!と自分自身に言い聞かせにいくのが
正しいそうだ。そして見守ってくださいね、だとか、
応援よろしくお願いします!とサポートをお願いしつつ、
守っていただいていることに感謝をする。
つい10円や100円のお賽銭で願い事ばかりに
手を合わせがちだが、それでは他力本願ならぬ、
神様本願となってしまう。

つまり大切なのは「自分本願」であること。

こんな風になったらいいな、でもどうかな、
うまくいかないかも・・・とか、
あんまり良く考えて、失敗したら怖いしな。
と目先の結果を不安がったり、取り越し苦労をするよりも
まずはどうなりたいか、どんな結果にしたいかを
宣言するほうが、ずっと未来が開けそうである。


「“心”のチカラ」は「“言葉”のチカラ」とともに併用すると
より強靭なパワーを発揮しそうである。
これを利用しない“テ”はない、と確信している。

そして何より嬉しかったのは、参加してくれた
中学時代からの友人の声だ。
「鳥肌が立つほど感動したよ~!」と講演が終わってから
しばらく泣いていたミユキちゃん。
「すごくエネルギーをもらえたわ!」というユウコさん。
それから、5月も参加して下さった方が、
以前と比べて力強くエネルギッシュになって
いらしたことも本当に幸せである。

その他にも大勢の皆さまから、また参加したい!という
お声をいただいた。

人数よりも集まってくれた方々が、ひとりでも
感動してくれたらそれは大成功なのだ。
足を運んでくださった方々に感謝の気持ちでいっぱい。
そして同時にがんばった自分にも感謝しよう

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★スケジュール/山形

2005年09月27日 | KAORU♪ in Japan
★★★元気してる会IN山形★★★

加藤雄詞さんの講演会に合わせて、山形に伺います。
過去世リーディングのセッションは完全予約制です。

詳しくは主催者の(有)アロマエンジェル、
森岡句美さん(く~みん)まで
お問い合わせください!

http://www.geocities.jp/aroma_angel_120/genki.htm


●10月22日(土)~23日(日)
 
*元気してる会は23日(日)PM1:30~
場所: 山形テルサ (山形駅西口 徒歩3分)


初めての山形!
そして初めてお会いする大勢の皆さまとの出会いが
今からとっても楽しみ



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☆スケジュール/東京/山形

2005年09月24日 | KAORU♪ in Japan
★★★「はればれ介護の元気セミナー」★★★

ファイン株式会社で主催のセミナーです。

介護に携わっている方のための「メンタルケアセミナー」
9月はEQ/IQコンサルタント・チャネラー・ヒーラーの
矢口恵子さんを講師にお呼びして講演いただきます。

いつの日か介護をするかも、という方や
介護に関係なく、ちょっと元気がないな・・
という方もぜひお越しください。

恵子さんは、会場の方のエネルギーを見ながら
必要な情報や、元気になるヒントをお話下さいます。
「あっ!もしかしてその話って私のこと?」って
思うような内容も必ずありますよ!

KAORUが司会進行を務めます。

●9月25日(日)PM2:00~4:00
●JR大井町駅 駅前 きゅりあん
●参加費:1,500円
●ヒーリングご希望の方も受け付けます【別途5,000円】
<ヒーリングはイギリスでは保険のきく、ホリスティック医療の一種です>

●テーマ
「自分のために今を生きる」
・困難を乗り越える力を身につけよう!
・不安という目に見えないバリアを取り除いて元気になる。

詳細は http://www.fine-revolution.co.jp/  でご確認下さい。

お申し込みも上記のHPからお受け致します。



きっと元気になること間違いなし!のセミナーです。


★★★元気してる会IN山形★★★

加藤雄詞さんの講演会に合わせて、山形に伺います。
過去世リーディングのセッションは完全予約制です。

詳しくは主催者の(有)アロマエンジェル、
森岡句美さん(く~みん)まで
お問い合わせください!

http://www.geocities.jp/aroma_angel_120/genki.htm


●10月22日(土)~23日(日)
 
*元気してる会は23日(日)PM1:30~
場所: 山形テルサ (山形駅西口 徒歩3分)


初めての山形!
そして初めてお会いする大勢の皆さまとの出会いが
今からとっても楽しみ












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★札幌その2~“すすきの”の誘惑~

2005年09月24日 | スピリチュアル セッション
               【マリモの「ニモちゃん」】

“すすきの”は「世界が憧れる歓楽街」なのだそうだ。
こんなにたくさんのお店が集まっている
場所は他にないのだとか。

絵画展の前夜、一人で繁華街をぶらぶらと歩き、
デパートの地下で、敬老の日のプレゼントを送る
手配を済ませて表に出た。
夕方の、まだほの明るいうちに建物の中に入ったが
出る頃にはとっぷりと陽は落ちて、かわりにまぶしい
ネオンが瞬き始めてあたりの景色が一転していた。

デパートのすぐ隣には、華やかなネオンや看板が
キラキラと輝き、真っ黒い背広を着た茶髪の若者が
道行く人々に声をかけたりしながらウロウロとしている。
一瞬、場違いなところに間違って迷い込んでしまったような
錯覚に陥り、とっさにデパートの看板を振り返って
確認してからあたりの雰囲気と見比べてしまった。

東京では歓楽街とショッピング街とは、
きっちりと分かれていているのだが、
「世界のすすきの」はしっかりと同居している。

絵画展の主催者、久慈(くじ)夫妻もその“すすきの”で
ギョウザバー「TAKATAKA」を営み、
常連さんにはニューハーフの方々がいらっしゃる、
と伺っていた。当日の会にも何人かがお見えになるし、
イベントの第2部は「ニューハーフショー」なのだと
わかっていたが、何しろ気分は「魚市場」で盛り上がり、
会場入りしてからは雄詞さんの素敵な花の絵に
囲まれながらトークショーを聞き、そして合間には
セッションに追われていたために
その先のことを考える余裕もなかった。
もちろん、どんなショーなのか見たことがなかったので
特に期待もなにもせず、案内をされるままに
小雨が降る中、第2の会場となる雑居ビルへと移動した。

店の入り口に立つと急に、胸が高鳴り始めた。
まだ明かりが灯りきっていないような、薄暗い店内。
さほど高くない天井と、広々としたフロア、円形の舞台。
取り囲むように円形にイスが並び、
どこでもお好きなところにどうぞ、と言われた瞬間
迷わず一番前のかぶりつきの席に座ってしまった。

ほどなくして、ニューハーフのお姉さんたちが
各テーブルについて話のお相手や、
ドリンクのオーダーを取ってくれたりしながら、
ショーまでの時間をしばし楽しんだ。

そしていよいよ、幕があがった。

*********************


華やかな衣装をまとい、音楽に合わせて華麗に
踊りながら、スポットライトを一杯に浴びてステージへ。

みなさん、うっとりするほど綺麗で、
上手なダンスに会場も拍手喝采。
急にハイテンションとなる。

偶然にも同名の「香瑠(カオル)」さんは、
絵画展会場でお会いし、私の遠い昔、
「巫女さん仲間」としてご一緒していた
ことが判明して、二人で鳥肌が立っていた。

ステージの彼女もまた本当に美しく、
しなやかに踊っている姿をホレボレと見入っていた。

1500年以上前に同僚だった彼女が
時空を超えてスポットライトを浴び、
私は観客としてそれを見つめていることをなんだか
不思議に思いながら、人生の出会いについて
思いを馳せていた。

きっと、こんな風にたとえ短い時間を過ごす相手でも、
また一瞬すれ違う人とでも、何かしらの縁があるのだろう。
どんな人との出会いも、出来る限り精一杯、
大切にしようと思う。

そんな思いを先輩のチャネラーさんたちに伝えたら、
やだ~、人との関わりなんてそんなのばっかりよ~!
いちいち考えてたら身が持たないわよぉ。と一笑されてしまった。
そして香瑠さんも「あ、この人会ったことあるわ」と
わかる人なのだそうだ。「でも、それだけで十分なのよ」という。

つまり、出会う人のほとんどはいつの時代かに
必ずご一緒していることが『大前提』なのだ。
まだまだ経験の浅い私も、いつの日か
そのことがすっかりと腑に落ちたら、
なんとも思わなくなる日がやってくるのだろう。
「初めまして・・・」じゃなくて「お久しぶり!」と
世界中が言えるようになったら
きっと争いなんて必要がないことなのだ
と思えるに違いない。

みんなが腑に落ちる日がいつか来たらいいのに。
そんなことを考えさせられたショーであった。


**************
そして現実には・・・。
すっかりとニューハーフショーの虜となり、
また札幌に行くことがあれば絶対に見に行きたい!
その美しさと華やかさに加えて、ちょっとばかりの大人の演出に
思いっきりハマってしまったようだ。
知り合いがいる、ということが何よりの安心感であり、
料金も1ステージ、フリードリンクでの料金設定なので、
いくらかかるかわからない、という不安がない。

友人たちにその話をすると、本当は一度
見てみたい!と皆、口を揃える。
今度札幌に行ってみたいね、と話し合ったりしていた。
今日行った美容院の若い男性も女性たちも、
いいな~!とうらやましがっていた。
理由を聞くと絶対楽しいだろう、と思うから。
行った事がなくてもそれは間違いない!という。

これだけ老若男女(ちなみにうちの母も行ってみたい
のだそうだ)が興味を持っているのなら、
敷居がもっと低くなったらいいのにな。
その魅力をぜひ多くの人と共有してみたい。

「世界の歓楽街」の誘惑に私も
すっかりしてやられたようである。
そして、次回のニューハーフショーでは
縦にピッと折った1000円札を指に挟んで
かっこよく“おひねり”を手渡すのが夢である

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★札幌 その1~おいしい魚市場~

2005年09月23日 | KAORUの好きなものギャラリー
              【場外市場のウニ・イクラ丼】

9月17日(土)の加藤雄詞さんの絵画展に合わせて
初めて訪れた札幌。
旅はいつの時でも帰ってからはじめて
その幸せをあらためて実感するものである。

2泊3日の中で、メインは過去世リーディングの仕事。
でも、1泊2日の強行スケジュールは選ばず
あえて半日だけ、贅沢な時間を自分のために作ることができた。

出発は16日(金)。
昼過ぎ出発の飛行機に乗る直前、
空港の書店でポケットガイドを購入し、
到着してから翌日の絵画展の
時間までどのように過ごそうかを考えた。

離陸してから札幌市内に入るまでの約3時間、
パラパラとページをめくり訪問可能な観光スポットは
どこなのか、時間と距離をあわせてずっと考えていた。
あれこれと迷っているうちに、希望がたくさんありすぎて
だんだんと頭の中が絡まり始めてしまったので、
気持ちを落ち着かせて考えてみることにした。

私はどんな所がワクワクするんだろう?
ドキドキっとする場所はどこだろう?ということを
キーワードに目的地を絞り込んだ。

温泉?ショッピング?史跡めぐり?大自然?
北海道の大きさを実感するのには、
今回の限られた時間内では叶いそうもない。
そんな制約の中で、自分の心をフォーカスしてみた。

すると、一番ウキウキと心踊る場所が湧き上がってきた。

…それは意外なことに、「魚市場」だった。
亡き父がよく北海道に出張しては、
満面の笑みを湛えながら両手一杯に
カニやらメロンなどをおみやげに買って
帰ってきた懐かしい記憶をこの足で
たどって見たかったというのも
理由のひとつなのだろう、と思う。

そしてTVでよく見る新鮮な海鮮丼に、なにより憧れていた。
それは札幌だったのか、もっと漁港に近いところだったのか
定かではないが、とにかく足を運ぶことにした。
初日の夕方は「二条市場」。
そして17日、絵画展の始まる1時間前まで
札幌中央卸売市場の「場外市場」。
フリータイムは結局、ふたつの魚市場めぐりとなってしまった。

「二条市場」では鮮魚店内にある食堂で
ウニ、イクラ、ホタテ、カニがそれぞれ小さい鉢に
入った4種丼に鉄砲汁がついたセット。
新鮮な海の幸とおいしいご飯にノックアウト状態。
これがうまいものには名高い、
札幌ブランドなのね!とつくづく思った。

******************

おいしいご飯に対するこだわりを、
日本人は並々ならぬ高さで持っている。
あのお店はご飯が本当においしいの、とか
とにかくご飯がまずくてだめよ!などなど
キビしいジャッジが下る。
味やサービスや価格以上に、
お米を上手に炊けているか、
またはいいお米とまで言わなくても
古米と古々米のMIX、さらに古々々米なんかを
混ぜ合わせていないかどうかを
無言のうちにチェックしているものなのだ。

学生の頃、1人暮らしの友人たちに混じって
時折、小さな食堂に定食を食べに行っていた。
お店の名前は「さんちゃん」。
あの当時で定食は確か¥380。
ちょうど世間はバブルの直前で、ご飯はおかわり自由。
破格に安くてボリューム満点が魅力で、
食欲旺盛で貧乏な学生たちでいつも賑わっていた。

そして穏やかな夫婦が作り出す店の雰囲気が
アットホームで、故郷をあとした若い学生たちの
心も一緒に温めてくれていた。

長い夏休み明けだっただろうか?
しばらくぶりに食事に出かけることになり、
当然そのお店に足を運ぶことになるのだろうと
思っていたら、違う店に行くことになった。
理由を尋ねると、急にご飯の味がまずくなったんだよ。
最近みんなあそこには行っていないんだ、と
一人が言うと同席していた何人かも、
そう、やっぱりご飯が美味しくないとね!とうなずいていた。
貧乏学生といいながらも、人情や量よりも
「お米の質」を最優先させたのだ。

え?あんなにおじさんたちに良くしてもらったのに?
しかもこっちの店のほうが、値段も100円高いし、
店も古いじゃないの?と内心思いながらも
客のニーズとはそんなものなのだ、ということを
若くして学んだような気がする。

また、こんなことも定義づけられるのではないか、と
常々思っている。

「価格とうまさは比例する」

安ければ、この値段でこの味?本当においしい~!と
なるし、もしも高いのにがっかりするような味なら
気持ちとともに、味覚も落ち込んでいくようだ。

たとえば、10年近く前のこと、
トンカツ定食1200円を頼んだら、すでに揚げてある
生暖かいカツをバットからトングでつまみ上げ、
そのままお皿の上に並べた一部始終を見たとき、
この値段でそれはないよね?冗談だよね?と
我が眼を疑った。せめてもう一回揚げ直すよね?と
いう希望もむなしく、ドカっと皿に乗った瞬間、
夢なら覚めてほしいと願ったほどだ。
そんなネガティブな思いで
食べる食事は美味しいわけがない。

でもそれが、もし半値以下ならどうだろう?
ん~、まあいいか!と思えたり、
あの値段でこのボリュームは
超お徳だし、おいしいよね!と
味覚まで変わってきてしまうものだ。

そんな風に価格も微妙に舌へと
影響していることは否めない。

******************

ところが食の王国、北海道はその定評どおり
何を食べても本当においしい。
チェーン店でさえも、他の土地とは味が違うのだそうだ。

「場外市場」では地元の人にお勧めのお店を聞いて
朝から念願の「ウニ・イクラ丼」を食べて
ひとりでとろけそうになっていた。

タラバガニとイクラ、メロンなど
北の大地ならではの食材は宅急便で送った。

そして、今回の一番おみやげは
小さな小さな「マリモ」。
チャックつきのビニール袋に入っていて、
大切に家に連れて帰ってきた。

兄弟ができた!と中学生なのに、
予想以上に息子が喜び、さっそく名前がついた。

マリモの「ニモちゃん」。

ねぇ、ニモちゃんは何を食べるの?と
本気で尋ねるので、
「“藻”なんだから水しかいらないよ」と
答えたら、しばらく目をパチクリさせていた。

我が家には現在、
長男(人間)
次男(犬→5年前、長野の山の中で拾ってきた)
三男?(マリモ→札幌・場外市場出身)
・・・が同居している。

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スケジュール/札幌/東京

2005年09月14日 | KAORU♪ in Japan
【ジンジャー】


もしピピっときたらぜひお越しください!
私のブース目当てじゃなくても
楽しい企画がたくさんありますよ~

詳細はKAORUのHPをご覧下さいね。



★★★「札幌絵画展」★★★

9月17日(土)
札幌 ホテルアタッシェ
PM1:00~PM7:00



加藤雄詞さんの絵画展のイベントに出展します。
過去世セッションで主催者の「TAKATAKAほっとルーム」の
久慈康予さんが、たくさんの方にお声をかけて
下さっていて、本当に感謝です

そして生まれて初めての北海道!
おいしいものもたくさん食べたい
(ウニ・イクラ丼はぜったい食べる!)
すごく楽しみなイベントです。


★★★「はればれ介護の元気セミナー」★★★

ファイン株式会社で主催のセミナーです。

介護に携わっている方のための「メンタルケアセミナー」
9月はEQ/IQコンサルタント・チャネラー・ヒーラーの
矢口恵子さんを講師にお呼びして講演いただきます。

いつの日か介護をするかも、という方や
介護に関係なく、ちょっと元気がないな・・
という方もぜひお越しください。

恵子さんは、会場の方のエネルギーを見ながら
必要な情報や、元気になるヒントをお話下さいます。
「あっ!もしかしてその話って私のこと?」って
思うような内容も必ずありますよ!

KAORUが司会進行を務めます。

●9月25日(日)PM2:00~4:00
●JR大井町駅 駅前 きゅりあん
●参加費:1,500円
●ヒーリングご希望の方も受け付けます【別途5,000円】
<ヒーリングはイギリスでは保険のきく、ホリスティック医療の一種です>

●テーマ
「自分のために今を生きる」
・困難を乗り越える力を身につけよう!
・不安という目に見えないバリアを取り除いて元気になる。

詳細は http://www.fine-revolution.co.jp/  でご確認下さい。

お申し込みも上記のHPからお受け致します。



きっと元気になること間違いなし!のセミナーです。








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★ ところてん、ふたたび

2005年09月13日 | KAORUの好きなものギャラリー
                【母の自信作のところてん】

6月25日のブログ「ところてん」の話に触発され、
リベンジとも言える手作りに数十年ぶりにチャレンジした力作である。

“きなこ”しかないけど…と小袋を添えて
「ところてん・きなこ味」をすすめるところが
母らしいが、近所でこっそり“黒みつ”を
買い求め、さっそく食べてみた。
画像にもそのやわらかさがうまく映し出されたように、
寒天のしっかり感はなく、トロっとした食感が本当においしい。
また磯臭さもまったくなくて、ゼリーと蜜豆の中間のようなカンジである。

先日千葉に行った母がおみやげものやさんで見つけた「天草」を
購入してきたのだそうだ。

「今度はうまく作れる自信があるわ!」と言いきっていただけあって
以前よりも天草の量を少なくしてみたのだそうだ。

得体の知れないドロドロの“ところてんスライム”から、
こんなに美しいものへと変化したことに対して、
懐かしくも、数段にレベルアップした彼女の腕前と心意気に
なんだか感慨ひとしおである。
ひょんなことから思い出して、口に出したりしてみると
思いもかけず忘れていた扉が開いたり、
知らない世界が広がったり と人生あんがい面白い。

そんな日常のなにげないことからの発見こそ
大きな意味があったりする。

***************************

そして最近の私の発見。

こんな世知辛い、ドロドロした世の中でなんで生きていかなれば
ならないのだろうか、とふっと思ったら、
ふっと答えが返ってきた。

私たち人間は、泥の中でも咲く蓮の花のようになるまで
何度も生まれ変るのではないだろうか?

蓮は自分の周りがドロドロだからって嘆いたりしないだろう。
なんで私だけ、なんてひがんだりもしないだろう。

環境がどうであれ、ただひたすらに綺麗な花を咲かせる。

そんな私にいつか、なれるだろうか?
どんな時代でも、どんな環境でも精一杯生きられるようになった時
人間というひとつの課題をクリアしていくのだろう。

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★おにぎりの“心”

2005年09月09日 | KAORUの好きなものギャラリー
【トマトソースのビン】

「おにぎりはね、ぜったい地方色豊かな食べ物だと思うのよ!」
と花の同僚、EMIKOさんは言う。

今や、すっかりコンビニのおにぎりが文化となり、
流通システムの発達から、日本の味がずいぶん
画一化されてきてしまったのではないだろうか。
その分、別の捉え方をすれば食生活も豊かになり、
全国津々浦々だけでなく世界の味も楽しめるようになった。

でも、ほんの少し前までその土地ならではの
「ご当地おにぎり」が“母の味”として
それぞれの台所を支えていたにちがいない。


「うちのだんなは九州出身だから“しゃけおにぎり”は
食べたことがなかったらしいの」とEMIKOさんは言う。

なるほど寒い地方の“鮭”は、南では
あまり馴染みのない食材だったらしい。
山口県出身の人でも、こちらに来るまで
そういえば記憶にない、という。
本州でもどのあたりまで“しゃけおにぎり”は
スタンダードなのだろうか?
年代にもよるのかもしれないと思い、
念のために戦中生まれ、大阪出身の母に聞いてみたが
上京してからその存在を知ったという。

でもそうだわ!カリカリに焼いた
“たらこおにぎり”は大好きだったわ~!と
懐かしそうに話しているところをみると、
ということは、流通システムに関係なく
“しゃけ”は西日本ではおにぎりの具として
受け入れられていなかったようである。

では何がオーソドックスな具材かというと、
“梅干”,“昆布”

このふたつは時代と地域を越え、
日本全国に分布しているようだ。
そして、“おかか”も圧倒的なポピュラーさを誇る。

興味深いのが、東北から北海道にかけての代表的な味、
“すじこおにぎり”。
遠足や運動会といえばこれが家庭の味なのだそうだ。

これはすぐに食べると生臭くていけない。
アツアツのご飯で握るとちょうど昼頃、
適度に“すじこ”の周辺に汁がにじんで、赤くなる。
まさにお昼時が食べごろとなるそうだ。
北日本出身の人は、上京するとコンビニで
この“すじこおにぎり”を無意識に探すそうだが
見当たらなくてがっかりとするのだとか。
もし出ても、冬のわずかな間なのだということを
思い入れのない、他の地方の人は知らない事実だろう。

長野県あたりは野沢菜のおにぎりなどお漬物が
はいったスタイルや、味噌や醤油であぶった
焼きおにぎりなどちょっと聞くだけでも、
思い出深い家庭の味の話に花が咲く。

****************************

そして、一番多かったエピソードが“形”についてだった。

「うちのお母さんは三角が握れないのよ、
でも私はできるけどね!」

この意見はわりに多かったのが不思議だ。

「母はなんで三角形ができないのか、
よくわからないわ…」
「ただ単に手のひらをくの字に曲げて
三角にするだけよね?」
…という、なんでこれができないのか理解できない
“疑問派”

「私は丸い形が握れないの。俵型も苦手なの。」
「どうやったら丸いおにぎりができるのか
わからないのよね」
「ふわっと握るのがいいらしいけど、
母のように上手にできないの」

…など、形に対する“コンプレックス派”

さまざまなところで、チャンスがあると
リサーチしてみたが
最終的に“形”の所に話題が行きついてしまう。
「味に対する思い入れ」よりも、
「形に対するこだわり」のほうが強いようだ。

つまり食材は地域や時代、流行などに左右される
流動的な要素を含み郷愁のような懐かしさを
大切にしつつも、手に入らなければ
なんとかそれなりに受け入れて慣れてしまうようだ。

でも自分が、あるいは母が握る“形”
となると、急に熱が入る。

日本の食文化を支える「おにぎり」はその言葉通り
“愛情”を握っている。
そして“心を結んでいる”「おむすび」なのではないだろうか。

そうそう、ちなみに息子には内緒だが、
お弁当でおにぎりを結ぶ時、
「大好きだよ!」という気持ちも
一緒に込めて握っている。

すっかりと大きくなった多感な彼を
ギュっと抱きしめることも、チュっと
することもないかわりに、“おにぎり”が重要な
親子のスキンシップの役目を果たしてくれている。




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★スケジュール/横浜/札幌

2005年09月05日 | KAORU♪ in Japan
【スカビオサ】


もしピピっときたらぜひお越しください!
私のブース目当てじゃなくても
楽しい企画がたくさんありますよ~

詳細はKAORUのHPをご覧下さいね。


★★★「横浜すぴこん」★★★

9月11日(日)
横浜ワールドポーターズ 6F
AM10:30~PM7:00

日本最大のスピリチュアルイベント、
スピリチュアルコンベンション(すぴこん)に出展します。

前回の東京すぴこんでは開場と同時に予約が入り、
午後には予約〆切りとなってしまいました。
メールで事前予約も受け付けます。

9月9日(金)までにKAORUのサイトの
「おたよりコーナー」から
●横浜すぴこん事前予約
●氏名
●携帯番号 (急な時間の変更があったときにご連絡いたします)
●ご希望時間 
・AM10:30~(予約済み)
・AM11:20~
・PM1:00~
・PM2:00~
・PM3:00~(予約済み)
・PM4:00~(予約済み)
・PM5:00~
・PM6:00~ 
のいずれかをご指定下さい

●セッション時間 15分、30分、1時間 をお選び下さい。


さまざまなブースが本当に出ていて楽しいですよ~!

それに、とにかくスゴイ人の数・・・。
世のニ-ズというか関心度の高さを実感します。
ご興味ある方、当日チケットを受け付けで販売していますので
お時間あったらぜひお越し下さいね!


★★★「札幌絵画展」★★★

9月17日(土)
札幌 ホテルアタッシェ
PM1:00~PM7:00



加藤雄詞さんの絵画展のイベントに出展します。
過去世セッションで主催者の「TAKATAKAほっとルーム」の
久慈康代さんが、たくさんの方にお声をかけて
下さっていて、本当に感謝です

そして生まれて初めての北海道!
おいしいものもたくさん食べたい
(ウニ・イクラ丼はぜったい食べる!)
すごく楽しみなイベントです。








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★ 夏の日の「わらびもち」

2005年09月03日 | KAORUの好きなものギャラリー
                【わらびもち】

9月というと気分はすっかり秋だが、
近年の温暖化で、きっと今月いっぱいは
まだまだ真夏日を記録するのだろう。

夏の日、丸い形の「わらびもち」を
見かけると思い出すことがある。

物心ついてから小学校1~2年頃まで夏休みになると決まって
大阪城にほど近い、森ノ宮というところで過ごしていた。
同年代のいとこたちと、朝はラジオ体操、
昼間は水遊びをしたり、細い路地を探検したあとに
みんなでいっせいにお昼寝をする。そして夜は盆踊り。
そこは住宅街で、自然あふれる思い出はないが
昭和の香りの漂う家並みの中で、
典型的な子どもの夏休みを送っていた。

そして昼下がり、暑さでごろごろしていると、
チリン、チリンと繊細なベルの音とともに
屋台のわらびもち屋さんがやってくる。

4輪のリヤカーのような、屋根つきの屋台だったような
あいまいな記憶だが、「わらびもちくださ~い!」と
声をかけるとベルの音が止み、静かにリヤカーが停車する。

水の中で涼やかに泳ぐ、まあるい「わらびもち」を
網のお玉ですくって水を切る。
それから経木で作った船の形の器に、
色とりどりの「わらびもち」が、きれいに並んだあと
きなこをかけて爪楊枝と一緒に手渡してくれる。

そんな一連の作業が大好きで、じっとおじさんの手元を見つめていた。
そしてある日のこと、なにげなく深々と帽子をかぶる
おじさんの顔をのぞきこんで、一瞬息が止まりそうになった。

おじさんの顔は、右半分がただれて黒いアザで覆われていたのだ。

見てはいけないものを見てしまったようで
あわてて家の中に戻り、動揺する気持ちを押さえて
周囲の大人にそっと尋ねた。

すると「広島の原爆でね、ケガをしてしまったのよ」と
静かに教えてくれた。

カラフルな宝石のように並んでいた透明な色つき
「わらびもち」はあの屋台以来、見たことがない。
青海苔の入った緑色や黒ゴマ入りもあり、
赤い色は何で着色したのだろうか。記憶が不鮮明だ。

よく冷えた涼やかな夏のスィーツを、
どれから食べようかと幼心に迷いながら、
ひとくち口にほおりこむたび、すごくおいしいのに
同時におじさんの顔が脳裏に浮かび複雑な気分だった。

今思うとその当時、終戦からわずか25、6年という年月は
まだまだその爪跡を残していて、繁華街には軍服をきた人たちが
悲しげなアコーディオンを奏でていた記憶がある。
平和を実感するにはあまりにも日が浅く、
人々は癒えない傷を心の底に仕舞いこむように、
高度経済成長に夢を託していた時代なのかもしれない。

だって、今から25、6年前を考えてみれば
サザンがデビューした頃。
そう考えて時間を比較してみると思っているより
そう遠い昔ではない時にまだ日本は戦争をしていたのだ。

*****************************

「くず餅」が主流の東京でもここ最近、
関西の「わらびもち」はすっかりポピュラーになり、
甘味やさんだけでなく、近所のスーパーでも見かけるようになった。
東京流はきなこだけでなく、黒みつが添えられている。

そして、大阪に縁がある人に出会うと必ず
あの屋台の「わらびもち屋さん」のことを聞いている。
たとえばラーメン屋さんやおでん屋さんのように
大阪の文化として確立していたのだろうか?
それは大阪や関西全域?それとも一部の地域?
あるいは親玉のような人がいてチェーン展開の
ようなスタイルだったのだろうか?

誰に聞いても、そんな屋台は見たことがないという。
あのおじさん一代限りのオリジナルだったのだろうか?

定着した文化だったのか、はたまた世界のたったひとつの
「わらびもち屋さん」だったのか、
それともあれは遠い夏の幻だったのだろうか?
確認できる日がいつかやってくるまで
これからも大阪の人々に気長に聞いていきたいと思っている。

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