台湾から昨夜遅くに戻ってきました~!
羽田だからホントに助かるー♪
昨日の今ごろはまた宜蘭から台北に
無事到着したばかりの時間だったね♪
またね!
そう言って5日間の旅を共にした
yukariさんは横浜方面へ最後のバスの旅。
そして私は東京方面へ、国内線の時と同じ
いつもの赤い電車京急で自宅に向かって
あっという間にわが家に到着。
*************************
4日目のガイドブックにない大冒険、
宜蘭(イーラン)から無事に脱出~ヾ(≧∇≦)
皆さん、いい人ばかりだったよぉ~~~!
まずは、
基隆(キールン)から乗ったバスの終点で
降りるように言われたんだけど
え?ココって宜蘭…(^。^;)?
駅名にそんな文字が出てこない。
運転手さんに英語でも日本語で話しかけても
かえってくるのは台湾の言葉。
お互いにチンプンカンプン・・・^^;
そんなときはひたすら筆談作戦。
↑<「台北→基隆→宜蘭 周遊?」は台北駅の切符売り場でのやりとり
周遊券があるといいかな、と思って聞いてみた。
ナイ、っていわれちゃった。>
「宜蘭?」文字を指さすと
激しく首を横にふるバスの運転手さん。
私たちを手招きして別のバスの運転手さんに
説明して乗せてくれた。
新しいバスの運転手さんにも
最初から筆談。
「温泉 有?」
すると、矢のように中国の言葉で
説明したり、質問したりしてくる。
だんだん宇宙語に聞こえてきて、笑いそうになる。
私たち2人を乗せたバスは
貸し切り状態のまま突っ走ること約30分。
何言っているのかまったくワカラナイので
だんだんドキドキしてきちゃう。
しかも、どこに行きたいのか聞かれても
本人たちも知らないという
かなり無謀なハチャメチャさ。
だって、「宜蘭」と「温泉」という
2つのキーワードしか知らないんだもの、
かなりのチャレンジャー。
あら?やっぱりここ、見覚えあるわ!とyukariさん。
どうやら私たち、行き過ぎたらしい。
そしてちょうどタイミングよく
戻り方向のバスに乗せてくれたみたい。
行き過ぎた、といっても正確には目的地を良く知らないのだから
まだ先の終点の場所に温泉があるだろうと
勝手に思い込んでいた。
ま、なにしろどのくらいで到着するのか
見当もつかないアバウトさ。
最後は、降りたらまっすぐ行って右に曲がると
いい温泉あるよ!と言っているんだと思う。手ぶりをまじえて
早口の言葉で教えてくれた。
戻った分のバス代払おうとしたら
いらない、いらない!っていうの。
なんてイイ人たちなのー(≧▽≦)ノ☆彡
*************************
まずは温泉街をブラブラ歩き、くまなくチェック。
そして教えてもらった以外にも
温泉と書いてあるフロントに飛び込んでみては
あれこれ聞いてみだけど、どこも水着が必要なので
結局、無料の足湯であったまることに。
地元の人たちがわんさか入っていて
賑わっているので、割り込むのが大変。
おばちゃんたちのパワフルなおしゃべり。
トランペットかサックス?で中国の演歌調の
生演奏に合わせて歌うおばちゃんや
ダンスが始まったわよ!と教えてくれる人まで
日本の足湯では考えられない光景が
繰り広げられ
さらに、マッサージ師の格好をした人が
4~5人やってきて、突然お湯につかっている人々の
肩をマッサージし始めた。
次々とリクエストがかかり、見ていると
誰もお金を払っていないようである。
そして終わるとビラを渡している。
隣に座ったおばさまにまたまた筆談で
「無料? 宣伝?」
と聞いたら、そうだと首を縦に振っているので
私たちもお願いしてもらうことにした。
だけど…10分ほどの宣伝マッサージのわりに…
グキッ!ボキッ!って容赦ナイほど
本格的な力の入れよう。
マッサージじゃなくて、超ハードな整体(^0^;)
ボキ!はやらないで!って
ジェスチャーで訴えたのに、
OK!OK!とかいいながら、まったくおかまいなしで
あイタター!ちょ、ちょっと待ってぇ~~~!と
言っているのに、隣に座っている日本語を
すこし話せる年配の女性が
「ダイジョグ!ダイジョグ!」と
(ブ、が発音できないらしい)
慰めているのか、励ましてくれているのか
声をかけてくれる。
心配している様子はまったくない。
首も背骨も、両腕の付け根も
思いっきりボキ!!!と鳴ったら
ヨシ!とご満悦な表情のマッサージ師。
私たちを最後に宣伝は終わったらしく
本来の職場に引き上げていく一団。
軽い放心状態でその後ろ姿を見送った。
すっきりしたっていえばしたような気がするけど
心の準備が出来てなかったのよ><;
フツーの足湯の公衆の面前で
あんなに思いっきり泣きそうな
イタい顔しちゃって
今思い出してもホントに笑える~(≧▽≦)ゞ、
*************************
そして、夜は火鍋のお店の入っても
英語も日本語も通じずひたすら筆談。
そしたら、ワラワラといっぱいお店の
若いスタッフが出てきて
みんながテーブルを取り囲む。
ドリンクバーのようなスタイルの
自分好みのタレを作るコーナーにも
また5~6人に取り囲まれて
コレはしょう油、黒酢、これは辛いよ!とか
ネギをいれるといいよ、とか手振りと中国語で
ワイワイ教えてくれた。
しまいには隣のお客さんまで
食べ方教えてくれて。
キャベツは食べやすい大きさに手でちぎって
芯はこの缶にいれるんだとか
春雨はタレにつけずに、
豆板醤のような味噌にからめて食べるとか
こうやるんだよ、とやってみせてくれる。
現地の観光地で、まだ外国人には
慣れていないような雰囲気の
宜蘭だけど、みなさん優しくてあったかい。
↑<すっごくおいしいの!「葱油餅」
ほとんどの屋台がその場で作って
焼きたて熱々を食べさせてくれる。>
満腹、満足で大冒険を終えて
夜の9時発、台北への直行便高速バスを見つけて
帰り1時間弱で帰ってくることができた。
そこからホテルまでタクシーに乗ると
今度は若いタクシーの運転手さんが
中国語でなにやらi PADを指差し、ポンと画面を押すと
しばらくして、日本語の曲が流れてきた。
青山テルマの「ここにいるよ」だった。
↑世界一の高さを誇る「101」
台北の夜の風景を車窓から眺めながら
初めてちゃんと、じっくり聞いた「ここにいるよ」。
異国からの訪問者が自分たちの国の音楽を
聞いたらきっと喜ぶだろうと思ったに違いない
その運転手さんの心遣いと
胸に染み入る歌詞の内容に
じんわりとして、ジ~ンときた台湾最後の夜。
*************************
最終日は初日から2回目の台湾鍼。
脈診でいろいろなコトがわかっちゃう先生、
2回目の治療が終わったとき、
ガンのためにベストを尽くしたよ!と
言い切っていた。
たしかに今までよりもちょっぴり痛かったぁ~。・゜゜・
前回、1年半前は「発炎」していたけれど
体調は本当に良くなっているね!
conplete done! congratulation!
カンペキに治っているよ、おめでとう!
と握手してくれた。
ボディメンテナンスのかいあって
良かったー!ひと安心@(≧v≦)@☆彡
↑<100年ほど前に建築された
バロック様式の建物が並ぶレトロな雰囲気の「迪化街」>
そして空港チェックイン後、さらに町にタクシーで戻り
小籠包を食べに行っちゃうというアクティブな2人。
(松山空港は町中にあるので便利!)
着いたとたん
「台湾で食いだおれましょ!」とyukariさんと
宣言したとおり、屋台もスィーツも、点心も思いっきり
食べまくって、台湾の人々と触れ合った5日間。
↑<牡蠣の台湾風お好み焼き>
↑<仙草ゼリーとタロイモの白玉、豆腐や紅豆と
下には漢方っぽいシャーベットがたっぷりのデザート>
まだまだ見てないところあるから、
また来ようね~!と約束して、次の楽しみがまたひとつ♪
*************************
赤い京急に乗って、平和島で乗り換えて
各駅停車を待っていたら
リュックを背負った外国人の青年が
少し困ったようにホームで
行き先を確認している様子だったので
How can I help you?
と話しかけてみた。
イギリス人で今はソウルで英語の教師をしているのだという。
タイに旅行に行き、日本でトランジットのために1泊、
大森海岸のシーサイドインに泊まるんだけど知ってる?
大森海岸は地元で通り道だから案内するわ。
シーサイドインってカプセルホテルじゃない?と聞いたら
Yes!と返事がかえってきた。
目の前にきて、通訳大丈夫?もしよかったら通訳するよ。と
言ったら、ぜひお願いしたい。日本語話せないし
2泊で予約したんだけど
フライトの関係で1泊になったことを説明してほしい。というので
OK!と一緒にフロントに行った。
無事にチェックインして、じゃあね!とお別れを言ったら
本当にありがとう!ひとりだったらずっと探し回るところだったよ。
本当に助かったよ!と何度もお礼を言われた。
私は海外旅行が大好きでいろいろな国に行くたびに
いろいろな人たちがとても親切で優しくしてくれるの。
だから、私もおんなじようにしたの。
と伝えながら、ついさっきまでいた台湾での
たくさんの優しさを思い出していた。
*************************
私は、旅が好きで、やっぱり人が好きなんだね。
これからも、私の身近にいる人々を大切にしながら
まだ見ぬ土地に足を運び、そして言葉を交わし、
その心に触れていきたい。
異国の風に吹かれて、大地を踏みしめ
空を見上げ、音や匂いを感じて魂に刻み込む。
「EVEちゃんがね、マミのロッジ(長野の佐久にある)に
よく一人で滞在していたから、恐くない?淋しくないの?と聞いたら
なにかあったらそれは私のカルマで運命だから
別になにがあっても大丈夫!って言ってた、って
昔、KAORU♪ちゃんに聞いてから
私も恐いものがなくなったのよ」というyukariさん。
そんな会話はぜんぜん覚えていないのだが、
いつしかyukariさんと同じように
私もそういう恐さはなくなったのだと思う。
消えていく細かな記憶とは別に
生き方や考え方に大きく響くような、
ほんのひと言や、一瞬の出会いやできごと。
この命が続く限り、その小さな瞬間を
大切にしていきたい。
そして、
これからも旅を続けていくけど
どこにいても、何をしていても
わたしはずっとここにいるよ♪