KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★今月のロースィーツ「アジサイのケーキ」

2021年05月31日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
今月の「健康ロースィーツ教室」は

「アジサイのケーキ」

デコレーション、完成〜❣️❣️❣️

アジサイというか、
お花になっちゃったけれど💦
先生のサンプルとはまったく違う
ケーキになってしまい
それもOKとしてくれる。

デザイン自由、それは私にとっては
この上なく嬉しいポイント♪ 

まったくコレと同じじゃなきゃダメ!
みんなと同じにして!と言われるのが
一番ツライ。基本はあれどあとは
好きなようにしてイイのよ、と
言っていただけると

清水薫の世界が広がり
自由に発想が浮かび、手が動く。

花びらは白とピンクのフラワークリームを
絞り袋に入れて2色づかい。








抹茶でグリーンのクリームも作り、葉に♪

用意した口金が小さすぎたのか
うまくいかず、別の口金で試したところ
ひとまず出てくるので練習してみると


ん?いけそうだ!と
そんな気がしていよいよ本番。




(↑プレートの上で1から絞り出しの
練習をしたガタガタな様子💧)

ひとつひとつの花びらを
作っていくうちに最初は星形だったのが
広げていくコツをつかみ、
だんだんお花っぽくなっていき
真ん中に到達する頃にはすっかりマスター!





ケーキから少しはみ出るように
抹茶の葉っぱを置いて少し
躍動感を出してみたり。






あー、楽しい☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆









もちろんいつものように
砂糖も卵も乳製品も小麦粉も一切使わないRaw (生)ナッツ、ココナッツオイル、メープルシロップ、フルーツを使って。50℃以上に加熱しないので
酵素がそのままのヘルシースィーツ。

今回は南は九州、北は山形、
さらに北は私、ニューヨークからの参加。

何度も作っているのに
レシピもあるのに、先生も丁寧に
説明してくださっているのに

それでも順番間違えるワタシ💦

あたふたひとりで焦りながらも、
いつもほぼ1番ビリで皆さんに
遅れないようについていくのが
やっとだけれどそれもまた楽し。






そして翌朝、こうして自分のペースで
自分の好きなようにデザインするように
納得できるまでデコレーションできるのがまたイイ。

これからペンシルベニアなので
フラワークリームをもう一度
冷凍庫で固めて、食べるのは
帰ってきてからのお楽しみ💕






#newyork #newyorkslowlife #rawsweets #vegan #vegancake#cookingclass #flowercake#ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ヴィーガン#ロースィーツ#オンラインクッキングクラス#オンライン料理教室#お花のケーキ#毎回を大切に丁寧に#ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる

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★いつか空を飛べる日まで

2021年05月29日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
Manhattan のSoho ソーホーにある
ベトナム料理のレストランでランチ♪






野菜たっぷり、色鮮やかなベトナムごはん。

あぁ、またベトナムに行きたい♪






ホイアンでは市場で買い出しから始まる
クッキングクラス、楽しかったなぁ。
世界遺産にもなっている
美しい街並みも素敵だった。

ハノイも船に乗ってハロン湾をめぐり
海上マーケットでカブトガニを買って
調理してもらった。あぁ、美味しかった。

サイゴンも今度は行けなかった
マーケットに行きたい♪

私にとっていい旅は、
おいしいごはんが思い出と
セットになっている。

アジアントラベラーなワタシは、
ここに来てからしばらく
アジアを旅していない。

今はごはんを食べながら
”空想トリップ”で思い出と一緒に
かの地を旅しよう。











そしていつの日かまた空を飛んで
この足でこの目で、その土地の空気に
包まれるその時を楽しみに待っている。






最近のニューヨークやフィラデルフィアも
そうだったけれど、
多くのレストランにメニューがない。

テーブルにあるQRコードで
読み取るシステムだ。
(街の観光案内まで…^^;)










↑〈歴史的景観地区にある有料オーディオツアー 3ドル。クレジットカードから料金を支払うのだろうか。無人で全部電話ひとつの操作となる〉






↑〈これはフィラデルフィアの川沿いのパークにカフェ。ハンモックもあって気持ち良さそうな公園カフェだった。ここも入り口前でスキャンしてからはいる。〉


電話がなければレストランで
注文もできない世の中なの?と
驚きながら、ペーパーレスが
ますます進むご時世。

メニューの入れ替えも、
売り切れも全部を回収して
ひとつ2つのためにメニューすべてを
交換しなくてもいい、という利点がある。

「少々お待ち下さい。今、メニューを
お持ちします」と言う言葉も
必要なくなり、やがて
死語となってしまうのだろう。

けれど、このお店は今はWi-Fiが
使えないと言っていた。電波があるから
問題なかったけれど、 Wi-Fi頼りの
観光客や通じていない場所や屋外では
どうするのだろう?とふとそんなことを
考えてしまうが、QRコードに電波は
関係ないのかな?
もしあったとしてもそれもきっと
やすやすと解決してしまうのだろう。






日々の進化や変化に時折驚きながら、
やがていつかそんなことも忘れて
以前はどんなだったか
思い出せなくなることもたくさんある中で、

ふとよみがえる懐かしい記憶は、
味覚や音、色、風、景色とともに
その時に一緒にいた家族や友だち、
出会った人たちも

一瞬、鮮やかに目の前に浮かび上がり、
それがまた優しく微笑みかけるように
私の心をそっと温めてくれる。






#newyork #newyorkslowlife #manhattan #soho#ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#マンハッタン#ソーホー#ベトナム料理 #毎日を大切に丁寧に#ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる

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★こごみの天ぷらをペンシルベニアで

2021年05月27日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
ペンシルベニアで「こごみの天ぷら」✨
うーん、春の味❣️❣️❣️

どれどれ、fiddlehead
 (フィードルヘッド→こごみ)のtempura 
(天ぷら)はどんな味わいなのかしら?
初めて食べる2人は興味深々。

うん!good !
天ぷらにすると美味しいね!

と口をそろえて言う。

そして山菜の懐かしい香りがほのかに
口にゆっくり広がり、後味にほんの少し
“ぬめり”のような食感が残る。

外はカリッと薄ゴロモ。

私の天ぷらは氷をいれて、
小麦粉はサクっと混ぜるくらいで
ダマが残るように。

得意なおうちごはんのひとつである。






先日、チラシやサイトで見かけた
日本人シェフによる日本食レストランに
ランチに出かけてみた。

寿司カウンターがあるお店で、
ベテランの寿司職人のような大将が握っている。

リオはほぼ迷いもせずにチラシを。
私は、天ぷらが食べたくて天ぷら定食にした。

でもしばらくたって、あ!
ここはトップメニューが寿司なのに
なんでお寿司を頼まなかったんだろう。
厨房を通りかかって、当たり前だけど
日本人が揚げているんじゃない気がした。
(日本人が作っているのではない
ニュージャージーのフードコートの天丼は
美味しくて大好きなので、
そこにこだわっているわけではないんだけど、
なんとなく単なる直感的に。)

変更するには時間が経ちすぎた…

かくして、出てきたチラシは
本当に美味しくて、新鮮なネタ。
寿司飯も美味しい!と大喜びのリオ。

このエッグの焼いた小さく切って
ライスの上にのってるのはナニ?
ものすごくデリシャスなんだけど…
もうこれだけで、ライスが食べられるね!

それは卵焼きだよ。ここのは少し甘いね。
この味が好きなら今度私も砂糖入れて
だし巻き卵作ってチラシや
太巻きに入れるね、と会話しながら。

でも、残念なことに
天ぷらはコロモがブ厚すぎる。
カリカリすぎる。
野菜の色がほぼ見えなくて、
食べるまで何かわからない…



天丼ならタレをかけるから
これくらいでいいのかもしれない。

自分で作った方がカリッと
サクっと揚がるのに。

あー、やっぱり大将に
お願いすれば良かった…
ほんの少し後悔しつつも

でも、またそれは次回のお楽しみに!
お店の人たちもフレンドリーで
またすぐ来まーす♪とのれんをくぐった。

こごみと、ファーマーズマーケットで買った
アスパラガス、マッシュルームに
サンチョーク(キクイモ)、オレンジ色の
サツマイモ、それからタマネギと
ニンジン、枝豆のかき揚げ。
冷凍庫にあったシュリンプと。

ダイコンおろしもたっぷりと。






リオは
箸で野菜をつまみ、しげしげと見つめ
野菜の色が見えるね!
全部カバーしないんだ!

そして(コロモが)薄いんだね!

あれはあれで別においしかったけど、
これとは違うんだね〜、と言いながら

パクパクと快調なペースで
天ぷらとそばを口に運ぶ。

マリアは、うぅ〜ん!デリシャス!
とうなりながらいつもよりも
たくさん食べてくれた。

天ぷらは1人分ではなかなか作れないから、
やっぱり3人集まったら食べたくなってしまう。

日本の味、季節の味。

こうして遠く離れた異国で
いただける幸せ。

寿司も天ぷらもすき焼きも。

日本と変わらないクオリティで
食べれるから、まだまだ帰れる見通しが
立たなくたって、
激しいホームシックにならずにすんでいる。






#newyork#newyorkslowlife #pennsylvenia #countryhouse #japanesefoods#tempra #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ペンシルベニア#カントリーハウス#おうちごはん#天ぷら#山菜の天ぷら#毎日を大切に丁寧に#ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる

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★愛のくっついた”麻のバッグ”

2021年05月25日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
お気に入りの麻のバッグを
リペアしてリメイク、完成〜(๑>◡<๑)ノ💖

以前、レストランでのパーティーで
演奏の仕事の後にそのお店の料理を
ここに入れて渡されたんだよ、と
持って帰ってきたもの。

料理もどれもおいしかったのも
さることながら、このシンプルで
オシャレな麻のバッグの使い勝手の良いこと。

ハンドルは生成りのコットン、
内側にはビニールが貼ってあり
完全防水とはいかないけれど
多少水分がこぼれても大丈夫。
そして底がほぼ正方形なので
容器もスッポリと入るサイズ。
軽くてしかも直立してくれる。

車に乗ってニューヨークと
ペンシルベニアを行ったり来たりの
日々にこれは大活躍!

サンドイッチやら水筒やクッキー、
フルーツやらヨーグルトまで
長距離ドライブにはもちろん
買い物カゴとしてもとにかく便利♪

でももともとは、売り物ではなく
そのレストランのTake out 用の袋なので
頑丈にできているわけではない。
だからここ最近、穴が開き
内側のビニールもボロボロ。






捨ててしまおうか、と頭をよぎったものの
まだまだ取手の部分や縁取りの部分も
しっかりしている。
これを型に同じものを作ろうか、とも
思ったけれど

そうだ、これをベースに生地を上から
貼り付けよう、と思い立ち
先週カントリーハウスに来る途中、
スーパーの手芸用品コーナーの布売り物で
見つけたほぼ同じJute 100%とある麻布。

ビニール張りしている布も
素敵なものがあったけれど、
広い店内、ボタンを押してしばらく
待っていたのに店員さんが来る気配が
まったくなくて諦めた。
日本じゃこういう事はまずないと
思うけど、まぁここではしかたない。

そして昨日の夕食の片づけが終わってから
ミシンやアイロン、ソーインググッズ
ひと通りを出してきてザクザクと
麻布をカットしまち針で留めて
ミシンがけ。

ソーイングボックスに入っていた
アイロンパッチが目に入り
これもワンポイントにしてみようと
アイロンをかけてからミシンをかけた。

内側はところどころ破れてはいるものの
まだなんとか原型をとどめている
ビニールはそのままで
同じ布を裏布として使うことにした。






今朝起きて、コーヒーを飲みながら
続きがしたい。すると、

ここはどうするの?と聞いてきた。

無地のままのつもりだったけど…

Kaoru って刺繍したら?

えー、それは時間かかるし、めんどくさい💦

イニシャルは?

Kはいいけど、S がカーブが多くてイヤ。

じゃあ、ペンで書いたら?
あ、ジェルプリントは?
 
と押してくる。

ん〜、そこまで言われるとなぁ…と
心が動き、頭も動いていく。

そして。

3本の木をステンシルしてみると、
カワイイ〜‼️









以前よりもずっとしっかりと、
そして素敵になった♪






お気に入りや古いものを修理して、
壊れたり破れたらまた修理して
さすがにこれはもう捨てた方が
いいんじゃない、と思うモノまで
大切に使い続けるここのファミリーの姿に

たぶん大きく影響されているのだと思う。

買った方がずっと早いし
時間もかかるけれど
それには変えられないほどの
愛や価値が積み重なって

単なる物質に愛がくっついて
きてその時の通り
「愛着」となっていく。

この生き返った私のお気に入りの
麻のバッグを目の前にして
プライスレスな嬉しさと喜びが
どんどんとこみ上げてきている。






#newyork #newyorkslowlife#pennsylvania #sewing#handmade #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ペンシルベニア#カントリーハウス#パッグの修理#毎日を大切に丁寧に#ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる

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★ファーマーズマーケットの収穫

2021年05月24日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
日曜日はカリクーンの
ファーマーズマーケットの日。






何にも買うものないけれど、
行きましょう!とマリアと2人で。

でも行ったらやっぱり手ぶらでは帰れない。

新鮮なオーガニック野菜や、
鉢植えの植物やら。














それに
ホームメイドのエンパナーダ




チェリーパイとラズベリーパイ。
それから手作りのピアス。

マリアは運転しながら
もしゴートチーズ(山羊のチーズ)があれば
買いたいと言っていたけれど、
それは本日は見当たらず。

そして私が見つけたのは…

山菜の「こごみ」✨ヽ(;▽;)泣

ここでは「fiddleheadsフィードルヘッズ」と呼ぶんだそう。






数日前にフィンランドに住む姪っ子
Saori から家族ラインで、
これは食べられるかな?と送られてきた写真。

うーん、これはたぶん
“鬼ゼンマイ”なのではないか、とか

私もアプリで調べてみると“セイヨウシダ”
と出て食べられるとは書いていない。

その直後。
同じ北欧のノルウェーのオスロに住む
花仲間の先生が偶然にもこごみをアップ。やっぱり北欧にはあるらしい。

ならばニューヨーク、またはさらに
北に位置するペンシルベニアなら
ある可能性大、と思って実は
ハウス周辺にあるシダ系を
チェックしていたらやっぱり!
まさか売られているとは思いも
よらなかったけれど。

例のアプリでは「クサソテツ」
食べられます、とある。


アンテナを張っておくとこうして
見つかるものである。
ここに来てまもなく丸5年。
初めて見た「こごみ」

この季節しかないと思うと
買わずにはいられない。

おひたし、ごま和え、天ぷら。

懐かしい味を食べたい。

とはいえ、これまで食べる専門で
一度も触ったコトもない。

ネットを調べると“ゴミを取る”とあるが、
ゴミって?

野菜売り場でしか調理前のものを
見たこともないのだが実際に
目の前にすると“おかか”みたいに
くっついている、コレがそうなのか。
ハカマのような茶色の薄いカバーを
そぉっと取り除く。
爪楊枝の背も使ったりしながら。






たぶんこんなこと、東京に住んでいたなら
一生しなかっただろうな、と思いながら。

もし食べたくなったらきっと
山形でとびきり美味しい山菜づくしか、
東京ならばそれなりの料理店に行った方が早いから。

でも、知らなかった。

“こごみ”がこんなにも
若葉の良い香りがしたなんて。

何度も思いっきりその匂いを吸い込んだ。

やっぱり明日は、天ぷらそばにしたい。
エビもあるし、アスパラガスも
マッシュルームもあるし。
それにダイコン。
ダイコンおろしにしょうがをすろう。






この季節のカントリーハウスはとにかく忙しい。






長い冬が終わり、本格的な夏の前に
ハウスの大掃除に、ガーデンの枯葉や
草取り、そしてガーデンショップで
たくさんの鉢植えを買って








ガーデニング作業で思いっきり体を動かす日々。



ギックリ腰を心配しながらも今のところ大丈夫そう。

ちょうど1週間前に2回目のワクチンを終えて
(ちなみに私はモデルナ)
ちょっと熱が出たものの
すぐに回復、めっちゃ元気❣️

ファミリーの中で私が最後、
みんななんともなかったのに
私だけ20時間ほど熱だったのは
ちょっと悔しいけれど😂

でも、もう大丈夫‼️な気分。

とにかく注射ギライな私は出来るだけ
様子見てから、と思って
シブっていたものの、やはり
ここに住む以上、そうも言ってはいられない。

終わったらアイス買ってあげるからね、とか言われながら。

(思っていたほど痛くなかった。
頭打って手のひらをすりむいた時の
破傷風の注射よりもずっとラク勝😅)

けれど、もし”プラシーボ効果”なるものが
本当にあるとしたならば、

もうこれできっと大丈夫❣️という妙に
晴れやかな気分になるから
人の気持ちって不思議。

重かったニューヨークの雰囲気が
ここのところ軽やかな気がするのは
もしかしてこれ?と思えてしまう。

未知なる領域はいつだってコワイけれど
2回目のドクターが言っていた。

「怖がるとよけいにヒドくなっちゃうんだよ!
だからとにかく心配し過ぎずリラックスね!」と。

それはすべてにおいて言える。

100%安心、絶対安全、なんて
言いきれることがあるだろうか。
それは千差万別、状況や環境によって
違うし、どっちにしてもリスクが
まったくナイと言えない。

あとは自分しだい、心持ちしだい、
なんてことはヤマほどある。

まぁ。そうなったらそれはその時さ。
あとは天にゆだねて。

さまざまな情報があふれる中で
これは危険、それはアブナイ!と
「“恐れ”が生み出す現実」よりも、

とにかく自分の“生命力”や
生きるチカラを信じていこう。

それは去年、世界一のホットスポットを
経験し、身近な人々の相次ぐ悲しみや
迫り来る何かを経験したからなおさら
そう思えるのかもしれない。

そんな今だからこそ、大地の恵みや
季節とともに暮らす事の偉大さや
素晴らしさが深いほどに
心に沁みいるのかな、とそんな気がして。

とにもかくにも今は奇跡のような夢のような
ペンシルベニアで「こごみの天ぷら」💖

(今、茹でてみた。これ、泣ける味…)

#newyork #newyorkslowlife pennsylvania #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ペンシルベニア#カントリーハウス#ファーマーズマーケット#毎日を大切に丁寧に#ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる

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★ 「“花と暮らす”NY的スローライフ」 〜100本のスミレを集めて〜

2021年05月22日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
【Slow life with flowers 】
“花と暮らす”NY的スローライフ
〜100本のスミレを集めて〜

3週間ぶりのペンシルベニアのカントリーハウスは
すっかり春から初夏の兆し。

裏庭は咲き終わったタンポポの綿毛が舞い、
いろんな草が伸びていた。








まるで誰も住んでない館になってるよ…
早く芝刈りしなきゃ!と着くなり
そうつぶやいている。

足を踏み入れるとスミレが
いっぱいに咲いている。








明日にはみんなガーっと
芝刈り機で跡形もなく刈り取られてしまう。

ちょっと待ってて!

できる限り摘んでアレンジに使いたい。
言って急いで庭に出て
水を張ったカップにそっと挿す。

そうだ、100本のスミレを摘もう。

写真を撮ってアプリで調べてみると
「アメリカスミレ」と出てくる。
そうか、ここ固有の種類で
日本のスミレとはまた少し違うのか、と
思うとまた嬉しくなってしまう。

そのほかにも数種のスミレがあるらしく、ラベンダー色からスミレ色、バイオレットまで
まるでグラデーションのようである。

そして、イヌノフグリのような紫色の花も。





これは日本名は「カラフトヒヨクソウ」
Veronica ベロニカの一種なのだそう。

それからガーデンの草取りで
根っこごと抜かれていたワイルドストロベリー。

乳白色の器は先日、
Callicoon カリクーンのスイフトショップ
(さまざまな慈善団体や貧しい人々に
その売り上げ金を寄付するお店で
格安でいろんなものが揃っている。
家にある不要になったものを持ち込んで
寄付していくシステムで、
新品から中古品まで結構掘り出しモノが
あるので楽しい)で見つけた花びん。






花留めは花の咲き終わったスイセンの葉を
10本、器の内側に添わせて落とし入れ
最後に安定するように枝垂れ桜の小枝を
かましてしっかりと固定。
器から見えるスイセンの葉は
デザインの一部でもある。






細長い葉と葉の間に繊細なスミレの
細い茎を入れる。100本を超える本数は
思った以上に時間がかかったが
たとえわずかな時間であったとしても
少しでも長くその可憐な花を
咲かせ続けられますように、と願いながら。






上からのぞくと中央から水が見え
ワイルドストロベリーの根っこも見える。









カントリーハウスを彩る
春の終わりのナチュラルアレンジ。

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★「“花と暮らす”NY的スローライフ」〜枝垂れ桜〜

2021年05月21日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
【Slow life with flowers 】
“花と暮らす”NY的スローライフ
〜名残りの枝垂れ桜〜

玄関の枝垂れ桜にギリギリ間に合った。
満開はとうに過ぎてしまっていたけれど
待っていてくれた。










ソメイヨシノの4分の1ほどの
小さな桜の花は淡く甘いピンク色。

枝垂れ桜をたっぷり生けたかった
思いはあれど、でも去年は寒の戻りで
ほんの数輪花を咲かせただけで
葉桜になってしまったので、せっかく
今年は綺麗に無事満開を迎えたのだから、数枝だけを。






それからリョウブのような白い花は
「Prunus Virginiana プルヌス 
バージニアーナ」プルヌスとは
スモモのこと。サクラ属スモモ科なのだそう。
存在感のあるひと枝で空間を力強く彩る。

アセビの葉と
花の終わったガクを器の口元に。

茶色の葉はレッドメイプルと呼んでいた
カエデの葉。調べてみると
「ノルウェーメイプル」とある。






まだ新芽なので水落ちしやすく
柔らかいので数枚重ね
さらにホソイの乾燥した茎で
後ろを支えるのも花のテクニックのひとつ。






朝の太陽の光と、
そして爽やかな朝の風に揺れる
レッドメイプル、小鳥たちのさえずり。






美しい自然に身をゆだねて
綺麗な空気をゆっくり吸い込んで深呼吸♪

静かに目を閉じると
私も地球の一部となっていく。

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★Hopeをもう一度

2021年05月16日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
快晴のマンハッタンで。


ブロンクスのウチの近くの野球場では
ユニフォームを着たチームが試合中。
たぶんあれはドミニカン
(ドミニカの人たち)だと思う。
彼らはものすごく野球が上手だから
きっとserious game(シリアスゲーム=本気の試合)なんじゃない?

そしてバックネット裏ではそのファミリーや
友だち達が煙をモクモクしながら
バーベキュー。みんな楽しそう♪

もう日常が戻ってきたの?と
少しの戸惑いと嬉しさと。

「HOPE」のオブジェの先には
タイムズスクエアのネオンが見える。





あのあたりから先がこのところいろいろ
ニュースに上がってきている場所。
車で通り過ぎるだけでも
去年までとは何かの気配が違う。
このオブジェの周りにもアジアンヘイトを
やめようというポスターが
あちこちに貼られている。

残念だけれど、しばらくの間は1人では
歩く勇気がない一角となってしまった。

けれど、希望を捨てたわけじゃない。

リオが1週間近くフロリダへと
仕事に行っている間、お向かいの
カルロスが幾度となくドアを
コンコンとして様子を見に来てくれた。

Kaoru が1人で過ごしているから
時々様子見てあげてくれ、って
リオが言うからさ。
Everything is ok ?なんかあったら
すぐ連絡してよ!というカルロス。

マリアはわざわざボタニカルガーデンまで
電車に乗って来てくれた。
蝶や植物、自然に詳しいポールを誘って。

売れっ子ラジオDJ のポールは
収録が忙しいのに、合間をぬって
1時間ほど合流して花の名前や
昔のボタニカルガーデンの話を聞かせてくれた。

生まれも育ちもブロンクスのPaul ポール。

ここは都会に近い郊外という雰囲気で
家々には庭もあってのどかで
とても良い所だったんだよ、という。
彼のファミリーも古くからの
イタリア系移民でおじいちゃん達の代から
ニューヨークの話や子どもの頃は
ボタニカルガーデンにはまだ柵もなくて
自由に入れて車で通り抜けることが出来たのに、
ある日門ができて
入場料が必要になってしまったことなど
当時の貴重な様子を語ってくれながら

この辺りに昔から自生していた
植物のことも教えてくれる。



↑ポールのお父さんとお母さんが亡くなった後
記念にボタニカルガーデンにベンチを寄付したのだとか。
そのイスに座って。


私にとってはこの上なく魅力的な話ばかりで
キラキラと目が輝いてしまう。

それもこれも、この状況の中、
1人ではまだ今までみたいになにも考えずに
自由に動き回るにはちょっと
腰が重くなっている私に
ここの地元の人たちがサポートしてくれているのだ。

その気持ちがとにかくありがたい。

「HOPE」のオブジェの前で
もう一度、希望を胸に♪






#newyork #newyorkslowlife #manhattan #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#マンハッタン#毎日を大切に丁寧に#ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる

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★時のないガーデン

2021年05月13日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
今年のコミュニティガーデンは
苗の差し入れがテーブルいっぱい♪

メンバーズメールによると
The Bronx Land Trust 
(ブロンクスランドトラスト)から
ブロンクスのこういったガーデンに
無料提供されているのだという。

メンバーはハーブや野菜、花の苗を
好きなだけどうぞ、というなんとも
素敵すぎるギフト。






去年の今頃はなにしろ
ロックダウン真っ最中でこんなに見事な
差し入れはあったのかなかったのか
記憶にないし、おととしの
新入りの時には、畑の空きがなくて
小さな鉢1個だけ。
メンバーのあまった苗をおすそ分け
してもらったことはあるけれど。

あんまりに嬉しくて、
どれにしようか迷う。

でも1.5畳ほどの私の畑には
そんなに植えられない。
なにしろ夏にはモクモクに
育ってしまうから。

ひとまずプレートに欲しいものをのせて、
自分のベッドに運び
1〜2苗ずつを植えてみた。






レタスやルッコラのウネの間に。

あー、でもコレもやっぱり1苗だけ。
ん〜、コレも植えてみたい。

テーブルに戻ってひとつひとつのラベルを
見ては行ったり来たり。

なんと気づいたら10種類以上も植えてしまった。

・オクラ okra Jambalaya 
・ハバネロ Habanero 
・ハラペーニョ jalapeño(Jedi )
・バジル Basil (Tulsi)





・紫バジルBasil Opal (Red Rubin)






・タイバジル Thai basil 





・紫ケール Kale (Redbor )






・キュウリ




・トマトTomato (Brandwine )
・ジャーマンタイムThyme German 
・イタリアンパセリ Gaiant of Italy 
・マリーゴールドMarigolds Dark orange 





・カレンデュラ




あれこれ迷って植えてみて、それだけで
どのくらいの時間が過ぎていくのだろうか。

「時は金なり」なんていう言葉とは
真逆の暮らしはまさに、
50年以上過ごしてきた東京では
体験することの出来なかった

“スローライフ”

ある日のこと。

ここのガーデンの達人、
小さなガーデンを何回転もフル稼働させる
お母さんと2人になった。

いつか名前を聞きたい、
いろいろ教えてもらいたい、と
思っていた名人である。

レタスを摘んでいると、お母さんが
近づいてきて突然私の畑に手を伸ばした。

これはいらない草だから抜くわね。
ほら、これもよ。これは
そのままにしておくと根が深くなって
抜くのが大変よ!ほら見て、
あの大きな木から種が
落ちて来ているのよ。

ほっておくと木になっちゃうわよ。

そう言いながら慣れた優しい手つきで
あっという間に雑草を採ってくれる。






1番大きく育った芽だけを残して。

これは自分で抜いてみて、ほらね。
根が長く伸びているでしょう?

全部自分でやらずに最後
は私の経験のために残しておくなんて。

まさに師匠の域である。

これはどうする?

ツボミが出てきているから
お花が咲くんじゃない?
どうなるか見てみたい、と
私がそう言うと、ツボミだけを残して
葉だけを取ってくれていた。

今、おかげであの白いアリウムは
ちゃんと花ざかりである。

これはこんなにいらないわよ。

無数に出てきたディル の
新芽たちを指さした。
この大きな1本があれば充分じゃない、
かなり大きくなるでしょう?
抜いた方がいいわよ。

そうか〜、でももう少し大きくなって
サラダや料理に使ったら抜くわ、
というとそれには手をつけない。



「話せるのは英語だけ?」

お母さんが聞いてきた。

「あとは日本語を。お母さんは?」と
たずねると

「私はスペイン語。スペイン語の方が
得意で病院なんかでは
スペイン語で話す方がラクなのよ、
ボリビアからここに来たの」

「えぇ〜!でも元々は?」

「オリエンタルよ」

アジアのどこ?と聞くと、
ソウルで生まれたのだという。
10才の頃に家族でボリビアに移り、
そこで40年近く暮らし、30年ほど前に
ニューヨークに来たのよ。

長い長い旅だったわ、と穏やかに笑う。

今は85才になったの。
毎日、このガーデンでは
やることがたくさんあって忙しいわね。

じゃあまたね、と言って鉄の扉を閉めた。帰った後も心があったかいひとときだった。






近ごろはお天気が良いとここで
ランチ食べよう、とリオが言うので
良くベンチに座ってごはんを食べる。

そして手入れに来ているメンバーと
おしゃべりをする。

BBQ はいつにしようか?
独立記念日はどうかな?
カルロスファミリーに声かけてみようか?

メンバーの1人、アラは全員分の畑に
丁寧にホースで水をかけている。
ホース使ったことある?教えるわね、
こっち来て!と手招きする。

この1年で人と会う機会が減り
誰かと直接会話することも
めっきり少なくなったコロナ禍で、
ここはその名の通りの「コミュニティガーデン」。

まるで“時のないホテル”のような

私にとっての、
NY的“時のないガーデン”なのである。

#newyork #newyorkslowlife #bronx#communitygarden #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ブロンクス#コミュニティガーデン#毎日を大切に丁寧に#ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる

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★母の日2021

2021年05月09日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
Happy Mother’s Day ❣️❣️❣️

それぞれの人生を自由に、
時に波瀾万丈に歩んでいく3人娘たちを
いつも温かく見守って、応援してくれて、

母として、妻として父を支え、それから
孫3人、ひ孫2人の“ばーびー“としてmいつも愛いっぱい。

父の亡き後の社長業を引退してからは
「天球点描画」で
新たな世界を切り開きいまだに
チャレンジし続ける人生の先輩としての
背中を見せてくれる母、和惠さん。

母の日、ありがとう❣️

そして息子の達郎
次男と呼んでいた
今は天国にいるコロちゃん。



↑タツロー19才、今から11年前


私を「かーさん」にしてくれて
本当にありがとう❣️

すべてのお母さんたち、
たくさんの愛をありがとう❣️

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★ジェルプリント「森の風景」

2021年05月07日 | ジェルプリント
緩衝材として入っていた
小さな手のひらサイズの板に描く

“3本の木”





“自由に咲く花”






そして、今回は“森シリーズ”

1、「静かな森で」






2、「初夏直前の森」






3、「白夜の森」






4、「三日月と星の森」






5、「青い森に降り注ぐ恵みの雨」









#newyorkslowlife #gelprint #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ジェルプリント #ステンシル#自作ステンシルシート #毎日を大切に丁寧に#ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる

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★ガーデンからの拾いモノ

2021年05月04日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
【Slow life with flowers 】
“花と暮らす”NY的スローライフ
〜オオニソガラムに吹き込む命〜

今年はなぜかガーデンに 
オオニソガラムの一種
「大甘菜 オオアマナ」が
大豊作‼️とはいえ、やっかいモノらしく 
あちこちで球根ごと引っこ抜かれて
無残な姿に…

私の畑にも咲いていて、
もう少し咲いたら残りのスミレと一緒に
生けようかな、と思っていたら
なんと背後にもゴミ捨て場にも
クタっとした花たちが山積み。


それを1本ずつ拾い上げて手のひらで
束ねていくとまるで
ウェディングブーケのように。

スミレと水仙だろうか、
私の畑から出ていた葉を数枚、
グリーンとして添えると
再び命が吹き込まれたごとく
みずみずしいブーケに。

表からはホワイトなのに、
花びらの裏側には
若草色のラインが入ってリバーシブル。






たっぷりの水をはった
ガラスの器に入れると
名前の通り甘い香りが広がっていく。






「捨てる神あれば拾う神あり」

私もニューヨークに来て、
リオと出会って幾度となく
そんな言葉が頭に浮かんできたことがある。

どちらも“神”というならば、今日の私は
このオオアマナたちの 
「拾う神」になれただろうか。







オオニソガラム系は
どんどんツボミを咲かせて
たくましくて長持ちするのを知っている。  






花は生きているから
やがて枯れてしまうけれど
水を替え茎を切りながら大切にするから

命尽きるその時まで
このキッチンのテーブルの片隅で
いっぱいに花を咲かせてね。






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★ジェルプリント「記憶の藤」

2021年05月03日 | ジェルプリント
↑「月夜の藤」



「記憶の藤」

藤の季節。

ニューヨークやNY郊外、
ニュージャージーやフィラデルフィアでも
藤棚や野生の藤、庭先にも淡い紫色に
花をつけた藤をこのところ見かけています。

これまでは花を始めとして立体物の
デザインが多かったのですが、
こうして紙媒体で描くのは
このジェルプリントが初めて。

絵はニガテ、と思っていたから。

でもジェルシートに絵の具をローラーで
伸ばして色を重ねて紙に写していく
版画のような手法と、自作のステンシルを
組み合わせていくこのタイプなら
絵筆も使わず、デッサンなどの絵心は不要。

押し花を使ったり、自然素材でカードや
額のデザインなら何度も作っているし、
その延長な感じで。

こうして紙を目の前にいていくと、
浮かんでくるのが幼い頃に家族で遊んだ
「花札」や「百人一首」

まだ小学校に入るか入らないかの
小さかった私にとって、花札の美しさに
ウットリとしたものでした。
シンプルなんだけれど
大胆な構図と強烈な色づかい。

今まで意識したことがなかったけれど、
たぶん私の世界観の中にこの日本の
色と形が深く刻まれいて、

花のデザインの時にもこれまで
多く登場してきた気がします。

このジェルプリントでしばらく四季と
自然をテーマに、ここニューヨークで
見る花や樹々の風景と
日本で過ごしてきた記憶を重ね合わせ、

どこか花札の世界観のエッセンスを
加えていきながら気の向くままに
描いてみようと思います。


「五月雨の藤棚」




「藤ヅルと藤の花」






#newyork#newyorkslowlife #gelprint#ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ジェルプリント#藤#毎日を大切に丁寧に#ナチュラルに暮らす#心豊かに生きる

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★ Monthly Message 2021年5月【May】

2021年05月01日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
その月に必要なメッセージをお届けします。
2021年5月をより快適に過ごすための
ヒントにしてくださいね♪

*******************

今月のキーワードは
「先見ノ明【先見】」

先見の明(せんけんのめい)とは、

「事が起こる前にそれを見抜く見識」のこと。

 「先見」は、事があらわれる前に見抜き、
先を見通すこと。 

「明」は、理の明らかで
疑いのないことを言うのだそう。

今月、大切になってくるのは
先を見通すチカラ。

ただ、「明」の意味する“理”が
明らかであるかどうかよりも、

自分自身の直感やら
これまでの経験値を信頼していってほしい。

世間のいうところの慣例や常識、
理屈よりも、自身の中に備わっている
“動物的な勘”あるいは“第六感”または
“インスピレーション”にも似た“ひらめき”も。

理屈だけを通そうとすると、
自分の内側にちょっとした歪みが
生じやすいもの。それを少しだけ
ゴマかす。スルーする。そうすると
やがてそれは大きなズレとなって
いつしか軌道がそれていく。

これからの時代は、
多くの人がすでに気づいているように

いかに自分の気持ちにフタをせず
心に素直にシンプルに生きていくか。

それが主軸となっていく。

その上で、周囲とのバランスや
時流に合わせていくかが
大きなポイントとなっている。

自分を無くして周りに合わせてばかりでも

自分が有りすぎて、どこか頑な(かたくな)過ぎても

そのどちらにかに振れすぎることなく
程よく心地よく。そんなスタンスで
自然体でいられたらこの時代を
スルスルっと生きていけるのだろう、と思う。

流るる水の如く、
風になびくしなやかな柳の如く。

先を見通す「先見の明」を持つのは
少し気持ちの余裕がないと
主観や感情だけに振り回される。

あるいは、反対に
情報や数値だけに頼りすぎる。

客観的な洞察力や俯瞰で全体を見渡し
自分サイズにカスタマイズしないと

「帯に短し、たすきに長し」で
どこにも当てはまらなくなるのは
多様化していくこの先の時代には当然、
これからさらに起こりうる。

Who you are ?

あなたは誰なのか
今一度思い出してほしい。

誰とも比べる必要などない。

他の誰かになろうとなんてしなくていい。

先見の明はいかに自分が有利に、
楽してガッポリみたいに生きるために
使うのではない。

そうではなくて、

私が私らしく生きていくための
自然に備わっている能力を
フル活用していく、ということ。

自らで動かしていかなければ
体と同じように固まってサビついていくだろう。

今、自分はどんな状態か、内側を観る。

そしてこの先どうしたいかに
イマジネーションを広げて、そのために
出来ることに少しずつアクションを起こす。
あるいはそちらの方向を見ていくだけでもいい。

先を見て“明”すなわち
“光”や“希望”を見出していく事が
今月のキーワード。

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