KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★旧東海道の夕焼け

2005年11月26日 | KAORUの好きなものギャラリー
               【旧東海道近くの夕焼け】

家からほんの10分弱、自転車を走らせると、
旧東海道があり近くには運河が流れている。

品川宿はたしか葛飾北斎の浮世絵にも
描かれていた海ぞいの海岸町。

子どもの頃に比べるとずいぶんと埋め立てられて
しまったが、乗り合い漁船が運河に並び、潮の香りが
漂う土手に腰を下ろすと、ここが海に近い場所なのだと
改めて思う。そういえば、大森貝塚だって
海のまぎれもない証なのだか、現在は海は近くに感じることが
できないほど、遠くに押しやられている。

私が幼少の頃に引っ越す前までは、駅の向こう側は
すぐに海だったのだと、色々な人からさまざまな
逸話を聞いている。

「大森海苔」は有名だが、本当に海苔を作っていたらしいし、
大森から羽田あたりには海水浴場があり、
海岸の近くには料亭街がひしめき華やいでいたのだという。

家のすぐ前のお花屋さんはその昔、料亭への生け込みや
芸者さん達が生花を習いに来ていて活気あふれていたと
子どもの頃に聞いたことがある。
近所の「入船」という洋食屋さんは、
建物は古くて瀟洒な作りのお店だが
その時代は芸者の置屋だったんだよ、という話も
最近になって聞いた。

そういえば小学校に上がる前に近所の料亭からは
いつも三味線の音が聞こえ、子どもたちの間で
「あのお店は猫の皮を三味線にしちゃうらしいよ~!
この前も、のら猫つかまえてるのを見た人いるんだってさ!」
という噂がまことしやかに流れ、前を通るのが怖くて、
三味線の音色が聞こえるたびにダッシュして駆け抜けた記憶がある。

うちの猫のミーちゃんも連れて行かれちゃったらどうしよう…、と
内心いつも怯えていた。


北品川に住む中学・高校時代の先輩の家業は漁師。
品川で漁師?と思いつつ、その時は気にも留めていなかった。
近頃はすっかり大きなビルが立ち並び、新幹線も
停車するようになり今、注目スポットのひとつである。

大人になったある日のこと、「美人姉妹の屋形船」のような
題名で何気なくTVを見ていたら、なんと先輩が映っていた。
そして船の中で天ぷらを揚げながら
「本当はね、江戸前の魚を捕りたいんだよね!
やっぱり江戸前は最高だからね。」と
ねじり鉢巻にハッピ姿で豪快に言い放っていたのだ。

何代も続く漁師なのだという。

あ!先輩って、だからチャキチャキの江戸っ子の
べらんめい口調だったんだ。
単にガラが悪いわけじゃなかったんだ。と妙に納得をした。
ホントに今思い出だしても、竹を割ったような性格で
その辺の男性よりもよっぽど男らしい美人さんだった。

そうえいば、長いことお会いしていないな。
運河を見ていて、ふと何十年かぶりにそんなことを思い出した。

時折聞こえる、ボ~っという船の音は
普段は忘れているが、ここが海に近い街だということを
思い出させてくれる合図なのだ。


 







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★恋する花心

2005年11月18日 | KAORUの好きなものギャラリー
              【フロスティチョコレート】

ヴィオラの名前は“フロスティチョコレート”。

ガーデンデザイナーMIYAさんの宅に植えてあった
ステキなヴィオラ(パンジー)。
名前の響きがおしゃれでしょう?


******************

花の名前は奥が深い。

「チューリップ」や「バラ」という大きなくくりとなる
名にさらに品種名がついている。

しかも品種は毎年新しい種類が出ては
しばらくすると市場から消えているので、
覚えても覚えきれない。


バラは年間数百種が発売されるけれど、
定番となるヒット品種は何年かに一度
でるかでないかの奇跡的な確率なのだと
20代の花屋勤めの頃、店長が教えてくれた。

消費者の人気はもちろんのこと、
お花屋さんが管理しやすいこと、(すぐ水落ちしてしまっては
ロスが多くなってしまう)のほかに
生産者が育てやすいこと(病虫害や気温に強いこと)
など、3つの条件がすべてクリアされて初めて
ロングランの花が生まれる。

だから、せっかく品種改良をしても幻で終わること
など珍しいことではないのだ。


「バラ」という花は永遠になくなることがないが、
20年前ほど前にはピンク色のバラの代表だった
「ブライダルピンク」や「ソニア」はもうほとんど見かけない。

たとえば、同じ「チューリップ」のなかでも
通常のお絵かきによくある咲き方の他に
大きく分けても“八重咲き”“ユリ咲き”
“フリンジ咲き”“パーロット咲き”と
さらに色ごとに分かれ、ひとつひとつに名前がついている。

「野に咲く名もない花」なんて、ない。
まだ発見されていない未知の植物以外にはすべて
命名されているのだ。

中には発見者の名前だったり、有名人の名がついていたりするが
(たとえば、「プリンセスミチコ」というオレンジのバラ、
「ヨーコ・オノ」というホワイトのスプレー菊)
でもそのほとんどが姿・形・色などからの発想で
心がキュンっとなるようなネーミングが多い。

花の名前の由来を書き出したらキリがない。
またのチャンスにしよう。

******************


昨日はMIYAさん宅でクリスマスディスプレイの
準備で朝から夜までずっと作品づくり。

仕事の合間、おしゃべりをしながら
たくさんの花の名前を教えてもらった。

手は休ませずに、庭に目を向けながら
「かわいいでしょ~!“フロスティチョコレート”よ!
その向こう側のヴィオラはね“クリスタルマーメイド”。
今年初めて見つけたわ。それから、その隣の
ブラウンがかった赤が“バレンタイン”。
それからね、玄関に植えてあるのが、いい香りのヴィオラ。
いらっしゃったお客さまがいい香りを楽しめるようにね、
門を入ってすぐのところに植えたの。
おもしろい品種でね、毎日色が変わるのもあるのよ。
その名も“パンドラボックス”。
去年は“YTT"っていうのもあったのよ。
なんの意味だと思う?それも毎日色が変化するからね、
“YESTERDAY・TODAY・TOMMOROW(昨日・今日・明日)って
ことらしいのよ!ね、おもしろいでしょう?」と
いつものようにキュートな笑顔で教えてくれた。

******************

久々の花のマニアックな話題に心が踊った。
そうそう、忘れてた。この思い。

やっぱり私の原点は“花”なんだった。

花の品種の話で盛り上がることができるのは
花仲間だけなのだ。

昔、父が生きている頃母にこんなことを言っていたらしい。

(大阪弁で)「KAORUは花の名前はなんでも知っているなぁ。
ひょっとしてあいつはすごい頭がええんと違うか?」

亡くなってからその話を聞いたので、コメントできずに残念。

「お父さん、それは違う、違う。
花業界の人はみんなそれぐらい知っていて、
私はぜんぜん普通なのよ~!最低ラインを押さえているだけなの!
それって親バカ。」とできるなら訂正したい。


細く長く続けてきた花との関わりだが、
苦しい時、いつも「私には花がある」って言い聞かせて
なんとか乗り越えてきた。

ふと、振り返ってみたら一人で子育てしてから10年。
最初は不安だらけで大丈夫なのだろうか、と
思ったけれど、つい最近、あら?なんだ!
できてるじゃないの!と思った瞬間、肩の荷が下りた。

想像していたより、ずっと楽しい道のりだったのも、
花がいつもそばにいてくれたから。

そして、大切な家族や暖かい友人たちが支えてくれたから。


花に恋をしてきたように、これからも自分の人生に恋していこう。


コメント (2)
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★スケジュール/東京

2005年11月16日 | KAORU♪ in Japan
               【朝露に薫る菊】

もしピピっときたらぜひお越しください!
私のブース目当てじゃなくても
楽しい企画がたくさんありますよ~。

日々、KAORUはパワーアップしています
そして、たくさんのみなさまとの出会いで
ますますステップアップしていきます。
今日の自分が昨日の自分より上に向かっている方が
楽しいに決まってますよね!

自分も何かが変わるのかな?変われるかな?
って心の中で思ったら、きっと、何かが動きだすサイン。
迷わず、一歩前に歩きだしてみて下さいね。

詳細は後日、KAORUのHPでご案内致します。


★★★「はればれ介護の元気セミナー」★★★

ファイン株式会社で主催のセミナーです。
KAORUが司会進行を務めます。

詳細は http://www.fine-revolution.co.jp/  でご確認下さい。

お申し込みも上記のHPからお受け致します。


●11月27日(日)PM1:30~3:30
●JR大井町駅 駅前 きゅりあん
●参加費:1,500円

●テーマ「身体と心を癒す元気エクササイズ」
~介護者と高齢者のために~

●講師 日下部 功氏

身体と意識に働きかけて、自分自身をいたわるエクササイズ。
健康のために身体を動かすというのではなく、
心の持ち方がいかに大切かを講演します。
日下部氏のゆったりとしたリズムに合わせて身体を動かすと
心まで癒されますよ~!
「イスに座ったままストレッチ」や「寝たまま筋トレ」など
忙しい日々の中でもできそうなエクササイズも、
マスターできるスキルアップセミナーです。

――――――――――――――――――――――――――――

●12月18日(日)PM1:30~3:30
●JR大井町駅 駅前 きゅりあん
●参加費:1,500円
●ヒーリングご希望の方も受け付けます【別途5,000円】
<ヒーリングはイギリスでは保険のきく、ホリスティック医療の一種です>

●テーマ
「自分のために今を生きる」
・プラスを引き寄せる力を身につけるために。
・“自分を信じる力”でマイナスを乗り越えよう!




介護に携わっている方のための「メンタルケアセミナー」
12月は毎回、大好評のEQ/IQコンサルタント・
チャネラー・ヒーラーの矢口恵子さんを講師に
お呼びして講演いただきます。

いつの日か介護をするかも、という方や
介護に関係なく、ちょっと元気がないな・・
という方もぜひお越しください。


恵子さんは、会場の方のエネルギーを見ながら
必要な情報や、元気になるヒントをお話下さいます。
「あっ!もしかしてその話って私のこと?」って
思うような内容も必ずありますよ!



きっと元気になること間違いなし!のセミナーです。


★★★「2005クリスマスディスプレイ 
      IN 横浜山手 イギリス館」★★★

●12月1日(木)~25日(日)
従来の仕事、フラワーデザイナーとして
ステキな元英国領事館をクリスマスの花で飾ることに
なりました!
マミフラワーデザインスクールの本部講師の先生たちと
力を合わせて、クリスマスらしい素材を使って
リースやツリー、アレンジメントなど、古き良き洋館を
丸ごとディスプレイします。
港の見える丘公園周辺にあるフランス館・カナダ館・
オランダ館など世界のクリスマスをテーマに
何箇所も同時に開催されるのだとか。
それぞれのナショナルカラーを大切にしながら
演出することになっています。
(ちなみに、イギリス館は“シャーロックホームズ”が
テーマというお題なのです。
クリスマスとシャーロックホームズなんて、楽しそう!)
街がクリスマスに染まる横浜山手にぜひ
お出かけください。

詳細が決まったらまたお知らせしま~す!



★★★「癒しフェア 2006」★★★


12月10(土)・11日(日)

場所:東京ビッグサイト

今年初めて開催される大規模イベントに出展致します!

雑誌「TRNITY」「anan」「女性自身」「SAY」や
「ゆりかもめ」に窓上ポスターなどさまざまな
広告媒体でPR中の国内最大規模となるヒーリングイベントに
「過去世リーディング」で参加することになりました。
来場者数20,000人となるビッグイベントに、今からドキドキしています。

当日参加入場料 1,050円(財団法人ユニセフに寄付されるそうです)
今なら無料チケットも下記から申し込めるそうですので、
お早めにGETして下さいね!

http://www.a-advice.com/index.html






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☆ごはんマナーの常識

2005年11月11日 | KAORUの好きなものギャラリー
  【花ミズキの赤い実】

私の大好きなTHAI FOODレストラン、
タニキッチンのランチから戻ってきた
経理のMINAKOさんが開口一番に、
「お隣に座っていた人がね、チキンとバジル炒めを
かきまぜて食べるからビックリした~!
だって半熟目玉焼きもぐちゃぐちゃなんだもん。」
と驚いていた。

あ!タイの正しい食べ方だと思うよ、それ!と私は即座に答えた。
すっかり、私のブログでもお馴染みとなった、
タイ人のJUNEさん一家とのイタリア旅行で
パスタをいきなりスプーンとフォークでかきまぜ始めた。
すると、彼女の息子が「もうちゃんと混ざってるんだよ~。
ダメだよ、かきまぜたら!」と彼女を止め、
日本人のご主人と二人で「もう!タイ人と韓国人は
なんでもすぐ混ぜるんだから~」というと彼女は
弁解も反論もせずに、えへへ、と
肩をすくめてにっこり笑った。

韓国でもビビンバは混ぜて食べるのが正しい食べ方。
石焼ビビンバは最後に器についたご飯の
おこげをわかめスープで食べるし、
そういえば、プルコギも網の上できちっと並べず
ぐちゃぐちゃと混ぜながら焼くんだ、と
韓国の人に聞いたことがある。

******************

子どもの頃、我が家のカレーは辛かった。
「辛いよぉ!」とグズグズ言うと、
大阪出身の両親は生卵をポンっと割って、
よく混ぜてから食べなさいと言ったものだ。
見た目は決して美味しそうではなかったが、
とにかく辛さが和らぐのでひたすら混ぜた。

成長したからか、だんだんと舌が慣れてきたのか、
それとも甘口カレーも作ってくれるようになったのか、
ある時から生卵を必要としなくなった。

いつものように卵がなくても思いっきりかきまぜていると、
「ダメよ!そんなに混ぜたらお行儀が悪いわ。
カレーはね、一口食べる分のご飯の上に、ルウを乗せるのよ。
わかった?最後までご飯とカレーが混ざらないように
注意するのよ。」と突然にマナーを教え込まれた。

特に、レストランで食べるカレーには
白いお皿に平たくのせたご飯と、しなやかな曲線の
銀色の容器に入ったルウが別々に目の前に出てくると、
「一気にルウ全部をご飯の上にかけちゃダメよ!
一口づつなんだからね!」と母に言われると
小さな私たち3姉妹はうんうん、とうなずき、その通りに
実行しながら一生懸命“大人のカレー”を食べていた。

その時からずっと、混ぜるのは子どもがすること。
行儀が悪いこと。と思い込んでいたのかもしれない。
きれいに食べるのが大人の洗練されたマナーである、と。

******************

先日、NAOKOがある介護の資格をとるための
講習会に出たとき、先生がこんな風に
力説していたんだという。

「いいですか!高齢者がいくら食事を十分に
食べられなくなったとしても、食べやすいから、と
食事を混ぜるのだけはやめてください!
犬や猫じゃないんですから!」と、混ぜるという
行為は断固反対を唱えていたそうだ。

もしご飯とおかずを混ぜてしまうと、
まるで人権侵害のような勢いである。

国が違うと混ぜるのが常識なのに、
日本ではマナー違反どころか、
介護分野においては人としての尊厳にまで
関わってしまう動作だということに
改めてビックリする。

もちろん、日本では常識でありきたりなことが
外国では非常識極まりないことも
数限りなくあるのだろう。

私たち人間は、凝り固まった幻のような
思いや知識に、時に縛られ振り回される。

もしかして、今苦しんでいるのは
単なる幻想のせいかもしれない。
自分が幻のような常識を見ることを止めたとき、
解決の道筋が開けてくることもある。

行き詰った時、外国人の視点でその問題を
眺めてみるのもまたひとつの案だろう。
そうすると、国や時代や人種・性別を超えて
人としてどうすべきか、魂はどうしたいのか、
根っこの考え方やアイデアが生まれてくるはずだ。


******************

ちなみに、NAOKOはかき混ぜ派。
理由は…
「色々な食材が混ぜ合わさると、
味わいが深くなるっていうか、舌の上で
甘味とか酸味とか、辛さが楽しめるから!」

ところで、KAORUはそのまま派。
理由は…
「だって、キムチ味に飽きたら次は、
モヤシのシャキシャキ感を楽しめるじゃない?
ひとつの料理でぜんぜん違った味を食べれるから!
だってピラフとかって1品料理でずっと最後まで
同じ味でしょ?混ぜるとビビンバも同じになっちゃう!」

二人ともたわいもない理由で意見が分かれている。






コメント (3)
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★世界の死生観

2005年11月07日 | スピリチュアル セッション
           【青紫色のトベラの実】

友人と話していて「三途の川」の話題になった。

日本人は宗教が違っても「三途の川」は
なんとなく信じている。
「わからないけど、きっとあるんだろうな」
というスタンスなのだろうと思う。
「そんなのはゼッタイあるはずないよね!」と
頑なに疑っている人や拒否反応を示している人を
見たことがない。または単なる作り話だよ!と
笑い飛ばすような豪傑な人もいない。
おばあちゃんやおじいちゃんの言い伝えのような
話だったり、ドラマ仕立てのワイドショーや
コワイ話の影響なのだろうか?

シンボルは『川』や『橋』。
身内がお迎えに来て、こっちにおいで、
と言ってくれたり、まだダメよ!帰りなさい!
と無理やり帰されちゃったりする。

これって、日本だけ?単なる伝説?
でも生還者の中で目撃者もいるよね?

世界の事情はどうなんだろう?
ワクワクと好奇心が広がった。


******************

そうなるとすぐに誰かに聞いてみたくなる。

まずはタイ人のJUNEさん。
彼女は敬虔な仏教徒だが、
「タイでも親戚の人が迎えにくるよ。
そして同じように渡るための手助けだったり、
ストップをかけたりするの。でも『川』はない。」
という。


そして続いて中国人の知り合いに聞いてみた。

親戚など身内は迎えに来ないという。
シンボル的なものは『門』。いかにも中国らしい。
そして、その門をくぐると“あの世”、
くぐらなければ“この世”に生還となる。
門の向こうには「判官」と呼ばれる人がいて、
天国行きかどうかをジャッジする人がいるのだという。

でも彼女は堪能な日本語で
「そんな話を誰ともしたことがない~!
中国ではそのことに触れないんですよ。
あ~、怖い怖い!」と言っていて、なんだか
悪いことを聞いてしまったようだ。

妹、NAOKOのアメリカ人の友人は
クリスチャン(カトリックかプロテスタントか不明)
で、彼は光の向こうに門があり、その前に
ペーター(?)という門番が立っているそうだ。
「モーゼの十戒」を破ると天国行きの切符は
残念ながらもらえないのだそうな。



そして、NAOKOはイギリス人の英語の先生にも
聞いてくれた。無宗教なのだそうだ。
そして、先生曰く、この世とあの世の境目となる
場所がないらしい。
生還する、とかしないとか、という概念はなく、
生きるか死ぬか、YESかNOかのどちらかだという。
もし、『川』や『門』、『親戚』なんかを見たら
夢でも見たんだろう。さもなくば頭がおかしくなった
のではないか、と心配されるか失笑を買うかが
関の山らしい。

よく、向こう側に光を見た、という話も聞くが、
それは病院の手術室のライトに違いない!と
私の英会話の先生、ニュージーランド人も言っていた。

そして、ジャッジする人などはギリシャ神話にでてくる
創造上の人物が登場しているのだという。

最近の映画『マイ ボディガード』では
主人公がカトリックで、最後に命を落とすことを
覚悟した時「ブルーリバーに行く」と言い残したそうだ。

“ブルーリバー”はもしや“三途の川”???
これはついさっき、私の生徒さんの大ちゃんが
メールで教えてくれた、ほかほか情報。

さっそく、色々なアメリカ人にも確認してみよう。


******************

チャンスがあれば、ぜひ色々な人種のさまざまな
宗派の人に聞いてみたい。


これだ!という共通点は意外に少ないもの
なのだろうか?まだまだあるのか?
国や時代背景にも影響されて、普遍的な
考え方?時代とともに変わるの?

そして日本の「三途の川」説はいつ頃から
定着していったのだろう?

歴史や文化としての視点で見るのも
また興味深い何かが発見できそうである。


でも、たくさんの説があるとしても
私たちの肉体は消耗品のように
いつか期限切れの日が間違いなくやってくる。

魂は永遠でも、肉体はいつか廃車のように
動かなくなる日がやってくる。
その大前提があるからこそ、動かなくなる
その日が来るまで、最後までひたすら運転を続けよう!

“清水薫”の日本でのドライブはなかなか快適で、
充実している。まあ、奇想天外なことが起きて
びっくりすることもあるけれど。
まだしばしの間、この“平成の世の日本”を
思いっきり、そして悔いなく楽しみたいと思う。





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★金運アップのおまじない

2005年11月04日 | スピリチュアル セッション
【クレオメ(花魁草)】

3次元という物質世界に生きている以上、
やはり金運がいい方がハッピーに決まっている。

以前の日本のような「清貧」は、
もはや誰も羨ましがる時代ではなく、
これからの主流は「清豊」の世になってくるようだ。

清く正しく生きれば生きるほど貧乏になるなら、
心は本当に豊かでいられるのだろうか?
お金のためにあんまりガツガツしていたり、
悪に手を染めてまで豊かになりたくないが、
清くて貧しいのもなんだかツライ。

やっぱりあこがれは、心も金運も清くて豊かな人生。


ここ最近、ちまたでは風水を始め金運を気持ちよく
アップするための技があれこれと静かな話題になっている。
そして皆、入手した情報をもとに実行しているようだ。


************************

私が以前偶然目に止まって、もっか実行中の方法は、
1、トイレ掃除→金運の神様はトイレにいらっしゃるらしい。
2、瞑想(お風呂・ベッドなどリラックスできるところなら
どこでもOK)で2つのことを考える。
→「もうお金はいりません」と瞑想してイメージしたあと、
「こんなにお金をいただいてありがとうございます!」と
どんどん手にはいるイメージをする。

…とネットサーフィンをした時に、どこかに書いてあった。
そして、そこに付け加えられていたのは、
「もしあなたが「え~?ほんとなの?」と少しでも
疑うならやめておいたほうがいい。効果はありません。
ただひたすらイメージすること。そうすれば、
必ず成果ありです。」という注釈。

そうか!まずはやってみよう。と細く長く続けている。
効果?もちろん色々な要素やタイミングが合わさっての
結果だとは思うが、私は十分恩恵をいただいていると
確信している。

そしてあともうひとつは「MONEY(マネー)」というオイルを
お札やサイフの4隅にちょこっとつけている。
これは6月のハワイに行った際、三代続く魔女のお店
「PROSPERITY CORNER(プロスペリティ コーナー)」
のDJ(ディージェイ)さんに教えてもらった。
スプレイボトルにミネラルウォーターを入れ、
オイルを数滴落として、朝に金庫や会社に振りまいても
いいのよ!という。

一緒に行ったメンバーの一人が、足の裏にオイルをつけると
いいって聞いたけど、本当なの?と質問したら、
つま先ならいいけど、足の裏はダメよ。
だって、あなたがお金だったら踏まれるのはイヤでしょう?
と答えていた。

そうか、もし自分がお金だったら?と考える発想が
どうやら、金運のカギを握っているらしい。


おサイフはベッドと考えて、レシートなどと一緒にごちゃごちゃ
入れない。すっきり同じ金種ごとにする。
なるべくなら、二つ折りサイフよりも、まっすぐのほうがいい。
同じサイフを使い続けない。できれば2年に1回は交換する。
(新しいものをわざわざ買わなくても、チェンジするだけでも
OKなのだとか)
赤いサイフは赤字、黄色いサイフは金運を呼ぶ。という。

・・・このあたりは風水的なものでもあるらしく、
すっかりポピュラーな方法だし、知っている人も
多いのかもしれないが、今私が一番困っているのは、
サイフにしまう時のお札の向きである。

意見がふたつに分かれてるのだ。

向きについて初めて聞いたのは、
ハワイから帰国からまもなくしてから。
友人のうちのひとりが「私は頭を逆さにしてしまうほうが、
出にくくていいって聞いたよ。出費が多いから、
あまり出て行ってほしくないのよね」と”頭逆さ説”を
教えてくれた。
そして5才からサイキックのKENも、
「頭は揃えて逆さに入れてたほうがいい」
と妹にのNAOKOに言っていたらしい。

―――――つまり、“頭逆さ説”の支持者である。

でも最近のテレビ番組でお笑いタレントというか
現在はすっかり司会者業がメインとなっている人が
こんなことを言っていたそうだ。

「お札は、頭から突っ込むと苦しくなって、
早くそこから出たくなるらしい。気持ちよく
出られるような環境だと、またサイフめざして
別のお札が自然に戻ってくる」のだとか。

―――――つまり、”頭が上”説の支持者である。

正反対の結果はどう考えたらよいのだろうか。
どちらかが正しいということはなくて
<両方あり>なんだろうか?

私的には、お金の気持ちで考えるとやっぱり逆さまは
出づらいから、それを見た他のお金は
「うわ~ひっくり返されちゃうのか・・・」と怯えて
入りたがらないような気がする。

はたして、どっちが正しいのだろうか?
DJさんが来年1月に日本に来たらに聞いてみたい。
もちろんいつもの私のようにリサーチ作戦も展開しよう。

もう、こうなったら多数決?

その通り!と私をうならせる答えをぜひ採用したい。


そして、お笑い出身司会者が、番組の中で
本当のお金持ちのサイフを見たら、
ほとんどの金持ちのお札の向きはがちゃがちゃ。
いくら入っているかなんて知らない、という。

そう、これはあくまでもサプリメントのような
「おまじない」なのだろう。
いいと言われることは疑うことなく実行しつつ、
まずは、しっかりイイお仕事しよう♪



















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★手作りのアップルパイ

2005年11月02日 | KAORUの好きなものギャラリー
               【できたてホットアップルパイ】

少し遅めの日曜日の朝、アップルパイを焼く。

前日の夜にりんご1コを角切りザクザクっと切って
お鍋に入れる。そしてオーガニックシュガーを適当に
ガサっといれて、あとはクツクツとゆっくり煮れば
アップルパイの中味のできあがり。

味見などはこのところ、すっかりしなくなった。

それさえ用意しておけば、2~3日うちに時間のある時、
いつも冷凍庫にストックしてある冷凍パイシートを2枚を
電子レンジで30秒ほどチンして、まわりがちょっとだけ
やわらかくなったら、りんごをはさんでフォークで上下の
シートをぎゅっと押さえて、表面にはななめに切り込みを
ちょこっと入れる。そしてオーブンで
説明書どおりの時間だけ焼いたらできあがり。

ただそれだけのシンプルで素朴な我が家の
あつあつアップルパイが焼き上がる。

最初のうちは、りんごを煮るときにシナモンやレモンを
入れたり、パイ生地にはさむ時には、溶き卵を塗って
上下がしっかりとくっつくようにしたり、表面には
照りをだすために刷毛で塗ったりしていたのだが、
最近はすっかり省略して飾りっけがない。
私なりにいらないところをそぎ落として
究極のシンプルレシピにまで進化してきた感じである。

でも、焼きたてアツアツを4つに切って、
バニラアイスクリームを添えてメープルシロップを
とろっとかければ、極上アップルパイに変身する。

この超簡単アップルパイは10年以上前、
私のお花の生徒さん宅に伺ったとき、ごちそうになった。
あまりのおいしさに作り方を教えてもらった、
スペシャルレシピである。

それからは友人がくるたびに作ったり、
または1品持ち寄りパーティの時には、
パイ生地にくるんだ、あとは焼くだけ状態にして
デザートタイムにあわせてオーブンを拝借する、という
私の定番料理となっている。

そして、思いのほか子どもたちに大好評のメニューで、
お母さんたちは家に帰った後、子どもにせがまれるらしい。
うちも作ってよ~!、と。

オーブン慣れしている家庭ならほどんどが
その後、その家の定番おやつとなるようだ。


この間は、塾の終わる時間を見計らって
「アップルパイを焼いておくから早く帰っておいで!」と
息子の携帯にメールをしたところ、すぐに電話が鳴った。

「何切れあるの?」

「う~ん、4切れかな?」と伝えると「わかった」と
言い残し、そのまま3人の友人を引き連れて即効戻ってきた。

「熱っ!」と言いながらかぶりつき、冷たい
アイスクリームと一緒にあっという間に平らげて
「おいしい~」と口々に言っていた。


「また焼いたら連絡下さい!ってお母さんに
言っておいて。」と友人たちは言っていたようで、
誘った息子も満足顔で報告してくれた。



******************

この写真を撮っていると、
「お母さん、またブログで自慢するんだろ~!」と
言いながら、「うまいっ!」と大声で叫ぶ声に
私もまた心がほかほかと熱くなっていた。

そういえば、このところ忙しくて
チーズケーキやプリンも作っていないな…。
また作りたいなぁ。

お菓子作りは私の心を癒す
大切な時間のひとつなのである。







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★“とん…とんっ”というリズムに乗せて

2005年11月01日 | KAORUの好きなものギャラリー
               【お抹茶と相生まんじゅう】

昨日は朝から夕方まで東神奈川の結花里さん宅で
12月1日から始まる横浜山手の
クリスマスディスプレイ打ち合わせ、第1回目。

それぞれの担当を決めたり、統一イメージとなる
デザインを出しあってミーティングを行った。
全国の本屋さんでも販売している「月刊フローリスト」
という花業界ではメジャーな雑誌に掲載されることが
すでに決まっているそうだから、なおのこと、気合いが入る。
ありきたりなデザインにはしたくないが、
イギリス館をデコレーションするのだから、伝統的な
イングリッシュスタイルをくずすわけにはいかない。
でも、きらっと光る個性をさりげなく織り交ぜて
いかなくては、誰がデザインしても同じになっては
つまらない。

メンバーはマミフラワーの本部講師の先生仲間で6名。
年齢で言うと私が一番若輩者ではあるが、それでも
花と関わり始めてかれこれ20年。
メンバーは私よりももう少しだけ先輩達なので、
年数で考えるともうみんなベテランの域に達する年月を
花とともに過ごしている。


ご一緒に、と今回声をかけてくださったのは
花だけでなくガーデンデザイナーとしても
活躍中のMIYAさん。夢のようなステキなお庭は、
しばしば雑誌にも取り上げられるほど、
丹精込めて手入れをされている。行き届いた
手入れを感じさせないナチュラルガーデンである。

「5月はね、仕事をぜんぶOFFにしたいぐらい花の手入れが
忙しいのよ。」とやさしい笑顔で微笑む。
数年前、お宅に伺った時にはお庭のテラスで
おいしい手料理をごちそうになり、帰りがけには
庭の花をちょこちょっと集めて
「はい、5月の香りのブーケよ!」と
おみやげに束ねてくれた。
オールドローズの甘い香りとハ―ブのさわやかな
香りに、幸せ気分をいただいて帰った記憶が甦る。


MIYAさんは小柄で華奢な、本当にキュートな女性で
昔から大好きなお花の先輩。

そんな彼女から昨日、ステキな話を伺った。

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「紅白のおまんじゅうをいただいたので、持ってきたわ。
「相生(あいおい)まんじゅう」っていうの。説明書きにはね、
「相老」って書いてあってね、共に老いていくという
縁起のいいおまんじゅうなの。」とMIYAさんが言うと
結花里さんは、「せっかくだからお抹茶を点てましょう。」
と言ってお茶道具を出してくれた。

じゃあ私が久しぶりに点てるわね、とMIYAさんは
やわらかな手つきでみんなのお茶を点ててくれた。

しばらく行ってないな、お茶のお教室。
先生がそれはそれは素敵な方でね、薫ちゃんが
みたら絶対に何かわかるわよ。普通の人じゃないの。
ご高齢で去年、お教室は閉めてしまって残念だわ。

…なんて表現したらいいのかなぁ。

バタバタっと家を出て、お教室に向かうでしょ。
息を切らして到着するとね、先生が
「ようこそおいでくださいました。」とゆったりした
口調で出迎えてくれるの。そうするとね、
そこから時間の流れが急に変わるの。

まるでね、“とん…、とんっ…”ていう
リズムのような時間。

お茶は、みんなにお手前を見られている時は
とても緊張するんだけど、でも時の流れがゆっくりなの。
お茶を味わったり、お作法を習いに行くっていうより、
あの時間を感じるために行っていたのかも。

去年、私が手術をするために入院した時に、
手術台に向かうときにはいつも
あのリズムを思い出していたの。

怖くなったり、ドキドキしたら
ふーっと呼吸をして、そして心の中で
“とん…、とんっ…”ってイメージするの。
そうすると、快い緊張感とともにとても落ち着くのよ。

…彼女が辛い治療と手術を乗り越えたことを
知っていただけに、その話は、私の心にとても響いた。
精神的にも、身体的にも本当に大変だったのに、
いつもいつもキュートなのである。
彼女は“真の優しさ”と“真の強さ”を装備している。

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そしてMIYAさんはお茶の準備をしながら、
「「相生まんじゅう」は自分で持ってきて
なんだけど、縁起がいいから1個だけ家に持って帰って
いいかしら?うちの主人が食べたいって言うの。
だって私たち共に老いたいんだもの。」
と、いつものやわらかな笑顔でクスッと笑う横顔が
本当にチャーミングだった。

これから始まるクリスマスディスプレイに向けて、
静かな、でも本気の気合いが入る彼女を中心に
新たなチャレンジがスタートする。














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