KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★“幸せ”と“ありがとう”に包まれる日

2019年11月29日 | Time in ニューヨーク





ニューヨークの家族たちと過ごす
サンクスギビングの夜。







すべての恵みに感謝して✨
出会いのすべてに感謝して✨

生きとし生けるものすべて、ありがとう❣️

美味しい美味しいごはんにも、ありがとう❣️

ここにこうしていられることに感謝して✨

Happy thanksgiving ❣️と 何回見知らぬ人々やすれ違う人たちとも

Happy を言っただろう。

何回Happy を耳にしただろう。

街中が“幸せ”と“ありがとう”の言葉に
包まれる1日。

だからこの日は空気も澄んでいて
心地いいのかもしれない。

幸せ、は
ほかの誰かに“認めてもらう”モノではなくて
自分で見つければ見つけるほど増えていく。
気づけば気づくほど幸せになっていく。

これは幸せなことなのだと、
感じれは感じるほど広がっていく。

人や世間の基準や常識でもなく。
条件や目に見える確かな数値も、
証拠も将来性もまったく必要なくて。

だれかの思い描く幸せと
おんなじである必要もないし。

幸せかどうか、
それは自分で決めることができる。

ありがとう、と口にすればするほど
なぜか心も満たされていく。

ありがとう!と声をかけられたら
こちらこそありがとう!と
言いたくなってしまう。

ありがとう!と言えば、
どういたしまして♪と笑顔が返ってくる。

そして化学反応のように
キラキラのエネルギーが生まれていく。


きっといつだって
“Thanks ありがとう”は
“Happy 幸せ”へと繋がっている。










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★新しいロングブーツ

2019年11月29日 | Time in ニューヨーク





新しいロングブーツ買いました〜(๑>◡<๑)ノ✨

サンクスギビングのディナーに
オシャレしようと思って♪
後ろ側はストレッチ素材になってます。

こんなに長いのは初めてなので
コーディネイトの幅が広がりそうで楽しみ!







…あ、そうそう。
家の中でも靴履きます(笑)
なんと言ってもここアメリカなんで♪

クツのままカーペットにフツーに 
ちゅうちょすることなく
上がってくるこちらの皆さんに
いまだにドキドキしちゃうけど。



けど私はやっぱりスリッパ暮らし♪

マイスリッパ持参
(ホテルやどこかお友だちの家に
お泊まりの時も)や

ボトルキープならぬスリッパキープ
(マリアんちやカントリーハウスには
自分用のを棚の奥にこっそりキープ)もあります。






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★Happy サンクスギビング❣️

2019年11月28日 | Time in ニューヨーク




Happy thanksgiving ❣️

オラフが空を飛んでた〜! 
ドゥボーイもふんわりと。

(今日は風が強くてちょっと低めだったけど)
 大きくてカラフルなバルーンがストリートを行進する
サンクスギビングのパレードを見て♪










 
タイムズスクエアを通って





サンクスギビングカラーの花束を持って
マリアのお家でゆっくりのんびりと
ファミリーで過ごす
ホリディアフタヌーン。






テーブルの上にはチーズとフルーツや
ナッツやドライブレッド。
スパイスの香りのアップサイダーと。

にぎやかで静かで穏やかで。
ウキウキとした空気に包まれる
なんとも言えないこの感じは、

いかにもアメリカらしい時間で
すっかり大好き❤️

日が暮れるのを待って
サンクスギビングディナーへ〜〜〜♪









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★今日はお刺身定食

2019年11月25日 | Time in ニューヨーク



夜ごはんは「刺し身定食」(๑>◡<๑)ノ✨

ニューヨークでこんなに新鮮で
美味しいお刺身が食べれるなんて…

しばらく感激のあまりジーン、としてしまった。

朝、日本から頼まれたものを買いに
Trader Joe’sトレダージョーズに行きたいの、と
ポロッと言うと、

お友だちはいつまでにほしいの?
じゃあ今から行こう!この後仕事だから、
1時間後に出かけよう!と言うので、

え?今?今日じゃなくていいの。
雨降ってるし仕事あるならいいよ。
学校の帰りとかでもマンハッタンに
いくつもあるどこかのトレジョに行くから。

(仕事の)準備あるけど、すぐ終わらせるから
行こう!早く支度して!と
追い立てられるように出かけることに。

ブロンクスにはトレジョがないんだ。
早く出来てほしいよね。と言いながら
マップで調べて一番近いお店を探す、と
セットしたのはアップステイトへと
北上する位置にある初めての場所。

薄ねず色の空と降り続く霧雨の静かな日曜日。
あたりはわずかに葉が残る晩秋の風景。

30分以上車を走らせただろうか、
道沿いに小川が流れ、散歩道やベンチがある
のどかな景色が広がり始めた。
その向こうは住宅街らしい。
きっと緑が生い茂る季節は気持ちいいんだろうな。

目の前とはまったく違う、
青い空と鮮やかな木々の間に
サラサラと流れる水のせせらぎ。
美しい光景をイメージしてみだけで、
心が洗われるような気持ちになって

おもわずここはどこなんだろう?と
どんどんと動いていくマップをスクショで保存し
後からゆっくり確認しよう。と記録しておいた。

Scarce dale (スカァースディル)だよ。
Metro north メトロノースの駅が見えるでしょう?
ほら、次の駅Harts dale (ハーツディル)が
見えてきた。

へぇ。

初めてのところはいつだってワクワクしちゃう。

Harts dale の駅の手前で左折して
信号機のないパークウェイから
住宅街へと入っていく。

駅前には素敵なアパートメントが
いくつも並んでいていい雰囲気。

ほどなくして、その通りに
いくつものお店があり
いきなり目に飛び込んで来たのが

大きな手書きの文字で

「日本語 話せます!」というお寿司屋さん。

あちこちにお寿司屋さんはあるけれど、
こんなに日本語アピールしているお店は
今まで見たことがない。


「日本語 話せます!」

はーい!私も話せまーす!

自信を持って手を挙げて、通り過ぎる車の中から1人で堂々と宣言した。


そして大通りに出て右折するとすぐに
今度はジャパニーズスーパーマーケット。
隣にはチャイニーズレストラン。
こんなのどかな郊外に?
アジアンコミュニティでもあるのかな?
聞いたことないけれど。

不思議に思いながら通り過ぎて
そのままTrader Joe’s へ。
お目当の品は秋限定の人気商品だったようだし
売り切れなのか、それとも
すっかりクリスマス仕様に切り替わった様子で、
発売時期が終了したのか残念ながら見つからず

結局どこのトレジョでも買えるものを
自分んちのためにカゴに詰めて帰路に着いた。

これだったらわざわざ
ここまで来ることなかったんじゃない?

というかゼッタイにマンハッタンの方が近いのに、
なんでこんな遠いところにしたのかしら?と
心の中でいろんな理由をあれこれ考えながら。

*********************

ジャパニーズスーパーに寄ってみたい?

わぁ!行きたい!行きたい!

そういえばあったもんね、もちろん行きたい♪

店舗はマンハッタンにいくつかある
コンビ二に近いジャパニーズスーパーより
ずっと大きい。でもサンクスギビング前のトレジョはあんなに混んでいたのに、ここはまばら。

それはさておき私にとっては
見慣れた日本の商品が棚にズラリと並び
テンションが上がる。特に、ビーフやポークの
スライス肉は日系やチャイニーズ、コリアンの
アジア系スーパーに来ないと手に入らないので
気になる。肉じゃがとか、しょうが焼きとか、
寒くなってきたからスンドゥブチゲに
薄切りがほしい。買わなきゃ。

その前に魚売り場。

なんと、全部半額⁉️




古いのかしら?売れ残り?にしては
量が多すぎるし、まだお昼前。

手に取って鮮度を穴が空くほど
いろんな角度からチェックしてみる。

う〜ん、これは大丈夫!

何しろ、釣り好きでグルメだった父に
鍛え上げられた魚を見る目と、
各地で皆さまに美味しいものを
食べに連れて行ってもらい、
長年の失敗をふくめた経験値のすべてを
こういう時に駆使して気持ちを集中してみる。

東京のウチの近所のスーパーの
色の変わりかけたお刺身は食べたくない。
どうしてもお刺身が食べたくなって幾度となく
買ったけれど、手巻き寿司や太巻きで
何かと一緒ならまだなんとか。

けれど、そのものだけで
お刺身を家で食べるのは、

幼い頃に父が作ってくれた
釣りたての新鮮なモノや
あるいは魚市場で買ってきてくれた魚介類とは
かけ離れていてつい比べてしまう。

父が亡くなってから四半世紀、
もう長いことおうちメニューから
ほぼハズしていた。

食べたくなったら、レストランにもあるし。

けれど、ここではそうはいかない。

マンハッタンで新鮮なお刺身定食を
注文しようものようならいくらかかるんだろう。

やっぱり少なくともチップも含めて
予算$100 (1万円)は考えておきたい。

ウェイターへのチップだけで
2〜3千円もかかってしまうなら
それだけで札幌や青森で新鮮な
海鮮丼が食べられるしなぁ。

もちろんそれくらい渡しても惜しくない
納得のサービスならいいんだけど…

う〜ん、それくらい出すんだったら、
日本に帰るまで待てる。

*********************

「ねぇ、コレはナニ?」

不思議そうに手に取って聞いてきた。

「Hokki kai ってナニ?」

Kai はclamクラムのことだよ。
北寄貝 ホッキ貝といって
北の方で取れる貝なのよ。

ふーん。どうやって食べるの?食べてみたい!

ホッキ貝に興味を示すなんて、シブい。
さすが食のチャレンジャー!

*********************

刺身を切る時の包丁の角度やら、薄さや、
魚に手を添える時の力かげんなど、

古い記憶の糸をたぐり寄せて
父の手さばきを思い出ながら大皿に盛り付ける。

ん?切ったらひと切れずつ乗せてたかな?
それとも柵を全部切って
一気にお皿に盛り付けかな?

こんな時に思いもかけず遠い父の面影が蘇る。

そして、豚汁と、油揚げをトースターで
こんがり焼いたトッピングの和風サラダと。
それから青森の新米♪あぁ、これがまたごちそう。



イタダキマス!

しょう油とワサビを小皿に入れて
真っ先にホッキ貝に手が伸びる。

ん〜〜〜‼️スィートでデリシャスだね!

本当に貝なの?信じられないよ!
シェルはどんな形?もしまたどこかで
注文したい時には何て言えばいいの?

貝殻はどんな形、と言われても
すぐに出てこない。巻き貝かな?
ネットで調べてみると二枚貝。

あぁ、これ前に札幌で生のを
食べさせてもらったよ〜。
いつか北海道に行ったら食べよう!
これよりももっと美味しいよ!

調べてみると、カナダでも採れるらしい。
そうだよね、北海道より北だもん。ありそう。

英語ではsurf clam サーフ クラム
というのだそう。
サーフは、あの打ち寄せる波のこと。
波貝、という意味らしい。

相当気に入ったらしく、ほぼ1人で食べたf^_^;

私は、中トロっぽいマグロと、カンパチに夢中!

ここでカンパチという名前を見るとは(泣)

なんだろう?口の中で溶けるようだよ!全部!
マンハッタンだったら$300はすると思う、
このレベルなら!と叫んでいる。

いいお店を見つけたね!
週末にまた行かなきゃね。

お店の人に聞くと、毎週末は肉と魚の生鮮食品が半額から25%オフになるらしい。
土曜日から始まってるよ。とのこと。

なんでここに日本のお店があるの?と
店員さんに聞いたところ、
ボクもよくわからないんだけれど
30年くらい前までこのあたりに
日本人がたくさん住んでいたらしいよ。

今はもう半分くらいに減ったんじゃないかな?
アジアンだけじゃなくていろんな人種が
ミックスしているよ。と顔は日本人っぽいけれど
日本語は話せないたぶんチャイニーズか
コリアンのお兄さんが笑顔で教えてくれた。

家に帰って、夕方になりお目当ての商品が
見つからなかったことを連絡し、でもおかげで
いいお店を見つけたことを報告すると…

なんと、その近くに家族で昔住んでいた、
というのである。そこからメトロノースで
3駅ほどのところに。

大ちゃんはこっちに来る前に
英文法の個人レッスンを受けていた
私の英語の先生。

高校の時から数年間、お父さんのお仕事で
ニューヨークにいたことは知っていたけれど、
正確にはどの辺りなのかずっと聞きそびれていた。

たぶん、駐在のファミリーは
ミッドタウンあたりなんだろうと勝手に思い込んでいたし。

前に聞いたかもしれないけれど、
来たばかりでよくわかっていなくて
把握できず記憶に残っていなかったかもしれない。

あの頃は最高にニューヨークの治安が悪くて
多くの日本人のたちが
郊外に住んでいたのだという。

逆算するとお兄さんが言っていた時期と
ピッタリと合致する。

あぁ、懐かしい、という大ちゃん。

ご縁というのか。

なんでかわからないけれど、
今日はマンハッタンのTrader joe’s には
行く気分じゃなかったんだよ。
(地名は聞いたことをあったけど)
あのあたりはまったく知らなかったよ、と
連れて行ってくれた本人も言う。

そっかぁ。ずっと前から何度も聞いていた
大ちゃんのニューヨークのお家は
このあたりだったんだ、と思うとまたジーン。

なにかに導かれているような、
なんとも言えず不思議で
ほんわかとした気持ちに包まれた雨の日曜日。

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★ 【NY 的スローライフ】ダイニングの壁飾り

2019年11月23日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】



【NY 的スローライフ】

できた〜❣️

キッチンダイニングの壁に飾るデコレーション♪

15年以上前に陶芸で作った四角いプレート。
とても気に入っているのに
なかなか使う機会がなくて
食器棚にずっとしまい込んだままだった。

でも誰かにあげるのも
捨ててしまうのにもあまりにももったいなくて。

ついに棚から引っ張りだして
ニューヨークまで連れてきたお皿。

ほら見て!作ったんだよ!と
荷物をほどいて見せると、

Wow!と言うなり無言で壁に当てていた。

壁飾りじゃないんだけど。

でも私もふと、ここに合いそうだな〜、と
思ったりしていたところだったから、
ちょっとドキリとしたりして。

けれど、

これはお皿だから!料理に使うの!と言いきって


さっそく一回使ったものの、う〜ん。
なんていうか、使い勝手なのか。
よくわからないけれども今ひとつ。

しばらく棚に置きっぱなし。
四角いからうまくほかの食器と重ならず
縦に収納したりして。

そして、ついに決意した。

私にとっては“大英断”に近い。
ちょっと大げさだけど。

やっぱりダイニングの壁飾りにしよう!
そして毎日見ながら暮らしていくことにしよう!

カタチも色も大きさもデザイン
すべてが好きなのに、
いつもずっと心の片隅にあったのに、
なぜか出番がない大切なモノ。

そう。意識していなかったけれど
いつのまにか大切な存在になっていた、
という事実に今、気づいて驚いている。


好きすぎて壊れるのをどこか恐れて、
触れることも避けていた。
かといって使い勝手がいいわけでてもない。


まるで蔵にしまい込んだままの“お宝”のようだ。
鑑定に出すとまったく価値がない、
本人だけのお宝。

棚のすみっこから出してホコリを払って
また新たな命を吹き込むがごとく

私はこのところ、コレをどうしよう。
どうしたら一番良さが発揮できて
輝くのだろうか?と考えていた。

そしていつもの「Michael’s」マイケルズへ。

ガラスの中には入れたくない。
けれど壁から落ちたら一貫の終わりだろう。
どうやって固定しよう…

店内をウロウロとした結果、

木目の風合いが綺麗なグレーのプレート
3枚組を選び、Extremely strong
(エクストリームリィ ストロング=超強力)な
両面テープを買い求めてみた。

1日ぐずついて時折小雨の降る昨日
いてもたってもいられず手が動く。




ほかの2枚のプレートは
どんなデザインにしようかな?
ソーイングボックスだけでなく
家中にある使えそうなモノを
ゴソゴソと物色してみる。

そうそう、グラついた家具を補正するための
少し傾斜がついている白木の板が確か箱の中に
ごっそり束になっていた。

あれ、使えそう。


半分に枝切りバサミでラフにカット。
そして、玄関の棚の中に床や木材に使う
オイルステインが入ってる。
それで色づけしてみよう。

そしてマッチ棒の木の軸部分だけ
色を塗ってみたらいい感じ。

CD 棚にあるコレはなんだろう?
レンガのカケラ?

家に帰るなり、待ってました!と
それをつかんで聞いてみると、

ん〜、確か前にUtah ユタに仕事で行った時に
拾って来たんだんじゃないかな?
あそこは赤い土でしょう?知ってる?

うんうん、知ってる。そうだよね、
それより使ってイイ?

Douzo ドウゾ!と

快諾が得られたので遥かユタから運ばれてきて、
棚の上にひっそりと置かれていた
赤い土のカケラも。




さまざまな経緯を経て、
こうして今ここに集まり
思いもよらなかったであろう
役割を与えられた愛しきモノたち。




これから毎日、よろしくね!

長い眠りから目覚めて
生まれ変わったばかりの作品たちに
心の中でそっと声をかけてみる。




彼女はキッチンに住んでいるんだ、と
周りの人々に笑いながら紹介されるほど
家の中で一番好きな場所が
またKaoru ワールドに♪

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★ 【NY 的スローライフ】紫色の朝ごはん

2019年11月21日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
【NY 的スローライフ】 紫色の朝ごはん♪ 野菜とフルーツたっぷり。色もごちそう。 2夜連続でおうちシェフさんが作った ごはんと、作りたてのスムージーを 小さなキッチンテーブルの上に
私は乗せただけだけど。 おとといの夜は、ビーツを使った 野菜のボルシチ。 いろんな野菜をコンソメで軽く煮込み そのあとジューサーでガーッと軽く。 ビーツは大きなチーズ専用おろし器で 少し粗く長めにすり下ろし、 もう一度ジューサーから鍋に戻す時に 最後に生のまま一個分どっさりと。 そして再び一緒に火にかける。 ポタージュよりもわずかに食感が残るBorshch (ボルシェ→こっちではボルシチとは発音しないらしい。 でもカタカナ読みでボルシェ、と言っても 何かが違うらしく一度では聞き取ってもらえないヽ(;▽;) ボゥシェ?かな。 舌の回し方と口のカタチがきっと違うんだと思う。 あぁムズカシイ(泣)要練習…)は カラダのしみ込んでいく優しい味で 日が経つにつれてまた味が深くなっていく。 透明感のあるビーツの赤紫が本当に美しい。 それにサワークリームとディルを添えて。 そして昨日は、ローストしたBrussels sprouts(ブロッソル スプラウト=芽キャベツ) とクルミ、種なしグレープを合わせた一品を。 これにヨーグルトとサワークリーム、 塩コショウを混ぜ合わせたソースをのせて。 それから、ピタとフムス(ヒヨコ豆のディップ) スムージーはチェリーの紫。 それに、バナナとパイナップル ココナッツウォーターにヨーグルト パイナップルジュースを合わせた フレッシュなスムージー。 素材そのものは日本でも 手に入るものばかりだけれど 組み合わせや味が新鮮。 朝から窓の外に広がる晴れた青い空と パープル色の食卓のコンビネーションも。

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★ポルトガル料理店はみんなの台所

2019年11月19日 | Time in ニューヨーク


先週末はニューヨーク郊外の
Ossining オッシニングでライブ前に
早めに出かけて、ポルトガル料理屋さんで
夜ごはん♪

お店に入るなり、チキンがいっぱい
グルグルと回っている。

お母さんが火加減を見ながら炭を足したり、
注文に応じて魚や特大チキンを焼いていく
手さばきが鮮やか。

カウンターにはスイーツ各種が
大皿に盛られていて目が釘付け。
私以上に興味津々でいきなり質問ぜめ。



このドーナツには何が入ってるの?

「ピーチよ」

こっちは?

「このドーナツにはペア(洋梨)」



これは何?

「コーヒーケーキフラン」
(フランはプリンのこと)

そしてこれ?

「ドライフルーツフランよ!」

この赤いのは?

「洋梨のコンポートよ」




…ぜんぶ知りたいらしい(笑)…

あらあら?デザートを先に注文するつもり?

注文を取るお姉さんもグリル中のお母さんも
ふりかえって笑い、なんともアットホーム。

奥のテーブル席に案内されたものの、
やっぱりおもしろいから作るところ見たいよ。
カウンター近くの席に戻ろう!と引き返し、
デザートが並んでいるカウンター席へ移動。

以前来たことがある、というので
メニューのオーダーはすっかりお任せ。

出来上がるまでにも電話でのオーダーや
それを取りに来るお客さんたちで
ひっきりなしの人気店。


ポルトガル語でのオーダーには
「Obrigado オブリガード!」

スパニッシュ系の人たちには
「Gracias グラシアス!」

そしてもちろん、Thank you!と
3つの「ありがとう!」がテンポよく
何度も飛びかう。

ここでの人々の暮らしに息づく
庶民の台所的なレストランは
活気に満ちあふれている。

パーティほどの分量ではなく
これはあきらかにお家用かな?
それにしてもものすごい量だったね、と
思うくらい抱えていく人や

カウンター席の端っこで、
注文品を取りに来た顔見知りの人たちや
お店の人と楽しそうにおしゃべりしながら
1人でごはんを食べるお父さん。

オーダー品は揃っているのに
これは何?じゃあこのコーヒーフランも
To goで持って帰るよ!という
甘い誘惑に思わず追加オーダーのお兄さんや。

豪快に炭火で焼いた魚は
ジューシーでやわらかい。



チキンも、ライス&ビーンズも美味しい。



こっちのジャガイモってどうして
こんなにおいしんだろう?

え?全部スモールサイズで注文したのに
このサイズ…?これはSサイズとは言わないよね?
チキンもフィッシュも両方とも
お皿の長さ50㎝くらいあるよ…

(ということは、さっきの人はたぶん通常サイズ
であのボリュームだったのね、きっと)






ドーナツにはピーチが丸ごと!
皮は薄めでシナモンがたっぷりとかかってる。



お兄さんにつられて頼んだコーヒーフランは
ちょっと甘かったけれど。



それでもほぼ完食。

特別な日でもなんでもない週末の夜、
人々のいつもの暮らしのひとコマを
垣間見ているようで、すっかり旅気分♪

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【NY 的スローライフ】ハギレでトースターカバー

2019年11月17日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
【NY 的スローライフ】

で〜きたぁ(๑>◡<๑)ノ✨

あり合わせの布で作ったトースターカバー❣️



ずっと前から作りたいと思っていた
トースターをカバーするもの、完成〜〜〜♪

これって便利だし、カタチもカワイイけど
むき出しでホコリかぶっちゃう…。


内側の掃除はどうしたらいいんだろう。
普通は皆さんどうしているんだろう?と
気になりつつ。



そして、ついに昨日の朝、
目覚めと同時に今日作ろう!とふいに思い立ち
朝食後からさっそく着手。
ソーイング用のケースをごそごそと探り、
あれやこれやハギレを広げてみたりしながら
材料を組み合わせてみる。




う〜ん、やっぱり来週始めに学校の帰りに
お店によって新しい布を探そうかな…?

う〜ん、前にもらった生成りのコットン地に
お花の刺しゅうしてナチュラルに仕上げるのも
いいなー。でもそれには薄いから
綿でキルティング加工しないと。

いやいや、今すぐ作りたい‼️

だって気分がソーイングモードに入ってる!と
首を横に振り、微妙に足りない布を
どう有効活用するかしばし考えて
結局さまざまな素材を張り合わせてみた。



取っ手部分はマリアにもらった赤い革の
小さなハギレと水色のフェルトで。




ナイロンのキルティングは熱で溶けないように
黒いコットンを裏地に貼り付け、
少し長さが足りない分は表にも出して
丈を足してアクセントの黒としても。



うんうん、なかなかオシャレなデザインに
仕上がって、ホクホクな気分♪

けれど拍子抜けするほど
あっという間に出来上がり

なんだ、
もっと早くに作れば良かったわ、と思いながら
すぐできちゃってなんか物足りない。

さぁ、次は何作ろう〜?


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★【NY的スローライフ】未知なる野菜の世界

2019年11月15日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】


【NY 的スローライフ】

今週もすっかり日が沈んでからDebra ディブラから。

もし取りに行けるようなら
もう一度お願いできるかしら?
良かったらまた半分シェアしましょう
そんなに遅くならないうちに取りに行くわ、と
連絡が。

外の気温は−3度。

タイミングよく帰ってきたばかりのリオが、
いいよ!行ってくるよ!と
先週と同じエコバックを持ってガーデンへ。

しばらくして野菜をかかえて戻ってきて
テーブルの上にそのまま分けるために並べると
セロリの葉がシャリっと凍っていた。

そうだよ、アウトサイドは
freezing フリージングだよ。

表は凍えるほどの寒さらしい。

********************

道の駅や産地直売所、朝市やローカルな
マーケット好きのワタシは、

各地の新鮮なお野菜やその土地ならではの
お惣菜などを買うのが何よりの楽しみ♪

日本全国、声をかけてくださる場所に
ハイハイ、喜んで❣️とフットワークが軽くなる
大きな理由のひとつなほど。

だから主催者の皆さんは、出来うる限り
時間をつくって私の知らない
「ご当地ワールド」に連れて行ってくれる。

子どもの頃からずっと住み続ける品川は、
とても便利な場所ではあるけれど

“道の駅”は近くにはないし、
せいぜい大手のスーパーに
“作った人の顔の見えるお野菜”
コーナーがあるか、ちょっとお高めの
無添加オーガニック食品屋さんが
あるにはあるけれど…

それらもなぜかワタシのココロは踊らない。

かといって注文して毎週届くスタイルも
物が良くて便利なんだけれど、
自分で手に取って選ぶのが楽しいからなぁ。

だから日本各地に出向いて
イベントやセッションをしながらの
市場巡りは私にピッタリだった。

今から4年前。
いろんな候補地の中から最終的に
ニューヨークに移り住むことに決めた
理由のひとつは、都会だったこと。

のどかなカントリー暮らしにも
あこがれるけれど、長くいるなら
これまで過ごした環境と似ている方が
なにかとリズムが合わせやすいのではないか、とも考えたから。

NYが大都市なのは予想通り、というか
一度来たこともあったし、
イブちゃんちに泊めてもらったから
住宅地の雰囲気もまぁなんとなく
前回の時でわかっていたけれど、

それでも大きく予想外だったのは
幾度となく書いている、
この自然と食のスタイル。

そしてブロンクスに来てガーデン仲間に入り
この野菜グループに出会ったことは
今年の大きな収穫♪

********************

氷点下の夜空のもと、真っ暗やみの中
手探り状態で持ってきた野菜たちの
カラフルなこと。

ニンジンがここまでおもしろいカタチだとは
ピックアップした本人も良く見えず
袋に詰めたであろう。



元気に走るように躍動感にあふれている。
後ろ足(?)の筋肉がなんかリアル。
股間のあたり(?)もなんかリアル(笑)

ピーナッツスクワッシュが小さくてカワイイ!
カリフラワー的な野菜も
手のひらサイズでお花みたい♪

私が地元で見慣れすぎてもはや
なんとも思わなくなっていた、
同じサイズの同じカタチをした
綺麗に整ってビニール袋に入っている

無機質なスーパーのそれとは対極にある

ぶかっこうでユーモラスで、
しっかりと主張があり、
それぞれに物語があるように思えてくる。
同じではないからこそ、ここにはちゃんと
“命”が宿っているのだと

あたりまえの事実を
もう一度思い出させてくれる。

そして、なにより魅力なのは頒布される
野菜の種類も分量も決まっているものの、
自分でその中から選んで
はかることが出来るのである。
道の駅や産直的要素が
しっかり盛り込まれていて
それがまたテンションを上げてくれる。

各地に行かないと体験できない楽しみが
ウチの前にある!!!

********************

ねぇ、今回いただいた野菜はどうする?
ボルシチも良いね。
野菜ゴロゴロでなく煮込んだ後に
ミキサーでポタージュにするタイプ。

けれど、その前に昨日のランチは
オーブンでシンプルにローストした温野菜に♪

カットしてトレイの上に並べると
まるで絵の具のチューブを
パレットに並べたように色鮮やかで
ドキっとするほどの美しさ。




ローストベジタブルは、
こちらではよくメインディッシュなどの
添え物としてレストランやパーティなどでも
おなじみの一品だが、

下ごしらえとしてボウルなどで最初に、
塩コショウやスパイス類などで味付けと
オリーブオイルで和えるようにしておくのが
ちょっとしたコツらしい。
オイルでコーティングすると
水分が飛びすぎず旨みがギュッと凝縮される。

そして180℃のオーブンでじっくりと
柔らかくなるまで。



もし薄味で物足りなかったら
お皿に塩やソース類でお好みに。

前夜にウチのイタリアンおウチシェフさんが
作ってくれたパスタの残りと一緒に。

パスタにするならショートパスタの方がいいな、
とリクエストしたらコレを買ってきた。
初めて見るフリルが片方にヒラヒラとついた形。

「Gigli ジッリ」という種類らしい。
調べてみると、ユリの花という
イタリア語なんだそう。

ソースがからまりやすいようにしてあるのかな?と思いつつ。



ルッコラとピニョーリ(松の実)とガーリック、
オリーブオイルの手作りペストゥのパスタと
サーモンとオリーブのトマトソースの2種類。

いろんな人に食べさせてもらい
こちらに来てからハマった
ショートパスタの美味しさ♪




そして今日は、残りのローストベジタブルで
ささっとホームシェフさんが作った
イタリア風オムレツ「フリタータ」



ボールに溶き卵と味のついた野菜たちをスライス
そして、チーズ
(本日はゴートチーズのクランブル
→ポロポロのそぼろ状タイプ)を混ぜ合わせ
大きめのフライパンに流し込み
フタをしてじっくり焼く。

これはグランマが良く作っていたんだそう。

日本でいうスパニッシュオムレツにほぼ近い。
リトルイタリーのデリでもいろんな種類のものが
ショーケースの中にも並んでいる家庭の味。

子どもの頃、残りモノの野菜をなんでも
卵に入れてオムレツにするのがイヤで

またこれ?なんでブラウンになるまで
焼いちゃうの?とぶつくさ言いながら
食べていたのに、

今はそのおばあちゃんの味が懐かしいらしく

しょっちゅう自分で作っては
サンドイッチにはさんだり
マフィンやベーグルにのせてみたり。

私も何度も食べているこのフリタータ、

これまでで最高レベルの美味しさにランクイン‼️

ここまで野菜のチカラって関係する?
気のせいかもしれない。
ほかに何かが違うからじゃないか?と
疑ってしまうほどジッとのぞき込んでしまった。

もしかしたら今、
私は未知なる野菜のおいしさの世界に
突入し始めたのかもしれない。

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★【NY的スローライフ】手づくりのオーガニックジンジャエール

2019年11月14日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】


【NY的スローライフ】

Homemade Ginger ale!

先日ファームからおすそ分けしてもらった
オーガニックのジンジャーが
たっぷりあったので

ひとつは千切りにしてつゆの素に漬け込んで
あとひとかけらはスライスして甘酢漬けに。

そして残りをどうしようか…
せっかくのフレッシュなうちに使い切りたい。と
しばし考えて閃いた!そうだ!

自家製ジンジャエール作ろう‼️




さっそくにレシピを検索し
あれこれ参考にしながら自分なりにアレンジ。

グラニュー糖の代わりに
オーガニックの「アガベシロップ」にして
ハチミツの分量はレシピより
少し減らしてみたり。

レモンはちょっと多めに。



じっくり煮詰めていくと、
アガベやハチミツの甘みの後に
ショウガのピリッとしたパンチの効いた味が
ギュンと広がりカラダがポカポカと
活気に満ちていく感じ♪



今回作ったアレンジレシピは…

〜ちょっぴりドライ〜
【オトナのジンジャエール】


〈材料〉
・ショウガ 200g (皮をむいた分量)
→皮つきでもOK!

・アガベシロップ 100g
→てんさい糖やきび糖でもOK

・水 250cc

・ハチミツ 大さじ2〜3

・シナモンスティック 1本

・レモン汁 1/4個分

〈作り方〉

1、鍋にスライスしたショウガと
アガベシロップ(または砂糖)を入れて
さっくり混ぜ合わせ水分が出るまで置く
(約10 〜15分くらい)

2、水とハチミツを鍋に入れて中火。
途中アクをすくいながら、だいたいアクが
出なくなったらシナモンとレモン汁を入れて
弱火で10 分ほど煮たら火を止める

3、粗熱が取れたらザルでショウガを濾して
シロップを容器に保存する

4、炭酸で3〜4倍に割ってジンジャエールに。
またはお湯を注ぐとホットジンジャエール♪
寒い日や風邪の時などにおススメ!

ちょっと辛めの「ドライジンジャエール」です。

上記の分量だと4〜5杯分ほどなので
すぐ飲み終わっちゃう。
もっとたっぷり作りたいところ。

残ったショウガは緑茶やジャスミンティ、
紅茶などにスライスのまま、または千切りや
みじん切りを入れたジンジャーティーとか、

…こちらではグリーンティにハチミツやら
ハーブ類などなんでもミックスした
ティーバッグがあって日本の緑茶や煎茶の
イメージを根底からひっくり返される。

甘くして飲むのが一般的だから
これはこっちっぽい飲み方。

また、スリランカではよく紅茶に
きざんだショウガがカップに入っていたので
それはまたスリランカスタイルな感じで。…


刻んで豚肉や白身魚と甘辛く煮込んだり
煮物料理に使えそう。
もちろんそのままでも美味しいし♪

特にニューヨークはショウガがすごく安くて
量り売りもあるんだけど
たいていは1ドルちょっとで
ゴロゴロ大きいものがたっぷり。

日本の小さめのパックの4〜5倍のボリュームが
あるんじゃないかと思う。


そしていつも冷蔵庫に残ったまま…。
たいがい日本から戻ったらゴッソリ捨てられてるf^_^;(笑)

これからはホームメイドの
ジンジャエールシロップにすれば
ジュース好きさんにも、
市販のものに比べたらずっと糖分控えめ。
ショウガがたっぷり、健康によし。

冷蔵庫にもスペースできて、すべて良し♪

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★マンハッタンでアニバーサリー

2019年11月12日 | Time in ニューヨーク


Happy Anniversary for three years!

学校に行く途中の地下鉄で突然迷って
途方にくれていた時に助けてくれてから3年。

その出会いを記念してディナーへ♪

甥っ子ちゃんのJohnny ジョニーがつとめる
イタリアンリストランテ Babbo バッボは

ニューヨークの中で…日本も含めると
(イタリアに以前行った時も
美味しいレストランにありつけず…って
ことは私的に世界一?)
1番好きなイタリアンレストラン。



どれも本当においしくて
とにかく予約が取れないほどの人気店。

今回のスペシャリテは
「ポルチーニのラザーニャ 白トリュフのせ」
目の前でホワイトトリュフを
丸ごと一個スライスしてふんだんに。






あぁ、もう生きてて良かった‼️と
思えるレベルヽ(;▽;)ノ


そしてそれぞれの料理に合う
イタリアンワインの説明を
ジョニーが歴史やら
背景をまじえながら、ワインの味の表現も
たくみな言葉を添えると
それがまたレイヤーとなって重なり
さらに味わいを芳醇なものへと
ぐっと押し上げていく。



イタリアンたちは長く時間をかけて
食事をすることを心豊かに感じる文化。

時計を見て、食べ始めから何時間かかったか
喜んでいる様子がまたなんともいえずいい。


時間をどうとらえるのか、
気持ちひとつなんだな、と
彼らを見ていてそう思う。



そして、きびきびと片づけやサーブするのが
メキシカンたち。

次から次へと予約客が入れ替わる。
その短い間に前客のテーブルのマットを
くるくるっとまとめ

パリっと糊のきいた真っ白なテーブルクロスを
さっと広げると鮮やかな手さばきで
四つ角をきっちりと作り上げる。

彼らの手際よくムダのない動きも
また美しくカッコいい。

優雅さとスピードと。

そして分量といい、アートのような盛りつけも、繊細な味つけも、すべてが丁寧で洗練された
料理のひとつひとつ。

デザートには

Happy Anniversary ハッピーアニバーサリー

と書かれたプレート♪

このバナナの温かいケーキにのったとろける
アイスクリームとキャラメルソース✨

ん〜、絶品✨

お店で毎日手作りしているというジェラート✨
7種、それぞれに素材の味が際立っている。

どれも甘さ控えめで上質な時間のしめくくりを
演出してくれる。

アメリカは量も多くて、大雑把な味、甘い、
まずい、という通説は
ここでは当てはまらないほど
ニューヨークは奥が深いのだ。

待ち合わせの地下鉄を出ると
国旗の色にライトアップされた
エンパイアステートビル。




そして満ちゆくパワーの
14番目の月が夜空に輝く。

きらめくマンハッタンの夜は
いつもと変わらない。

1か月ぶりなのに、なんだか懐かしい。

私がどこに行っていようが
異国から来た人であろうが
おかえり!と迎え入れてくれる。

それが世界中の人々を魅了するNew York



時にそっけなく、厳しくて激しくて。
なのに温かくて大きな懐ろ(ふところ)に
抱かれているような。

この街は、私の心をとらえて離さない。

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★【NY 的スローライフ】ガーデンの恵み

2019年11月09日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】


【NY的スローライフ】

今日これからガーデンに野菜取りにいける?

Sheryl シェリルの奥さん、Debra ディブラが
今日は取りに行けないから
もしKaoru が行けそうなら
代わりにピックアップにいってほしいと
連絡入ってるんだ。
もしムリなら断るから大丈夫だよ。

とメッセージが来た。

午後5時すぎのこと。あたりはもう真っ暗。

先週末のサマータイムまでは6時くらいまでは
明るかったのに、ウィンタータイムが始まると
5時近くには暗くなる。

6時半までオープンしているんだって。行けそう?

ガーデンは目の前だし、イイよ!
行ってくる!

大きめのエコバッグを持って通りの向こうの
ベインブリッジガーデンへ。

足元に並ぶソーラーランプの
ほのかな灯りを頼りに奥のベジタブルが並んでいるコンテナのコーナーまで
土のやわらかな小道を転ばないようにゆっくり歩く。

Hi!シェリルとディボラの代わりに来ました。

あぁ、じゃここにサインして
自分で野菜取ってね!

OK!

ちなみに彼女たちにはまだ会ったことがない。
たまたまご近所さんに住んでいる
リオのミュージシャン仲間だと
話にはずっと聞いているだけで。

カンテラを手に、テーブルの上にあるスケールで
計りながら自分で袋に詰めていく。
ほとんどよく見えない暗闇の中で(笑)

本日はキャロット、ポテト、カボチャ、
ジンジャー、ムラサキオニオン、コールラビ、
パプリカ、ディル、セロリと葉物の10種類。

Northern foods co-op
(ノーザンフードコープ)は毎週水曜日、
アップステイトからガーデンに運ばれてくる
オーガニック野菜の頒布会のグループ。

春に申し込まないとグループには入れないから
今年は残念ながら。

夏にも一回、取りに来られない時があったので
おすそ分けしてもらい
フツーのインスタントのカレールウで
フツーにいつも通りのカレーライスを
作ったところ驚くほど美味しくて、
辛口のウチでも飛び上がるほど感激し

甘口でマリアにも作って持っていったところ、

Really really delicious!
本当に本当に美味しかったわ!と

いつにもましてお礼がものすごく、
野菜本来のチカラ、おそるべし!!!と
思っていたので、

良かったら半分わけて食べてね!と言われたら
もちろんありがたくいただいて♪

それにしても。この量でしかも
とびきり味の良いオーガニックで
一回あたり$10(1,000円ちょっと)って、
お得にもほどがある。

ただどんなにお得でもこの量を毎週は
さすがに食べきれない。

うーん…来年どうしよう

けれど、さっそく作った
野菜たっぷりの夜ごはん。

コールラビと、ポテト、そして先日の
サンチョーク(調べたら“菊芋”のことだった)に
塩コショウやクミンなどのスパイスで
オーブンでローストしたらめちゃウマ!!!

野菜たっぷりスープと、この間の
ファーマーズマーケットの
オーガニックルッコラのサラダに
サンチョークもスライスして。



↑サンチョーク(菊芋)生だとシャキシャキ!
焼くとほんのり甘い



ん〜❣️カラダが喜んでる!


というか、キッチンで作っている時から
もうすでにココロが踊っているような
なんとも言えない不思議な感覚。


やっぱり来年春にはすぐに申し込もう!
ほぼ同時に言いだした。

ハーフシェアのコースだとこの半分。
ちょっと割高にはなるけれど、充分な分量。
それでもいいよね。

マリアんちに持っていったり、
キミが日本に帰っている間や
ボクがツアーに行っている時には
ウチのお向かいのカルロスや
お隣のクリスティーンに食べてもらおう。
あ、リサにも声かければいいし!

そう考えるとずいぶんご近所さんに
知り合いが増えたなぁ、
良いものをみんなでシェアするって
嬉しいことだしね、と思いながら。

来年春からはさらにスローライフの幅が
広がりそうでなんだか心がウキウキっとする。

今夜のごはんは、
おすそ分けしてもらったムラサキ色の玉ねぎとショウガを使った

「もち米のターキー肉団子」




私のコンテナの青ネギと
赤いのはクコの実を上に彩りとして。

これから15分蒸して、
からし醤油でいただきます(๑>◡<๑)ノ✨




↑おいしくできた〜!!!
もち米がモチッとして、ショウガがいい味出してる♪
そして、野菜と卵のいっぱい
中華味の春雨スープでヘルシーに。

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★【NY 的スローライフ】ミニマリズムな花を

2019年11月06日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】



【ニューヨーク的スローライフ】

カントリーハウスで過ごす
ナチュラルホリディ♪



刈り取ったお花を見てたら
久々に生けたくなった。



チャイナのシノワズリの家具とコーディネート。




そうだ、私
お花を生ける人だった。

ずいぶんと自分が楽しむためだけに
こんな風に手を動かしてなかった…

少しの花で空間をも含んだデザインは
日本ならではのミニマリズム的感覚。




仕事やレッスンや作品展や撮影のためや
誰かにプレゼントするためじゃなく

純粋に暮らしを楽しむために
またこんなふうに生けてみよう。

それが原点なのにいつの間に忘れていた。

花をいけるのが大好きなのに
花にふれるだけで幸せだったのに

そんなことさえ忘れていた。

こんな大切なことを思い出すことができるのも
スローな時間の中に身をゆだねているからこそ。



またね、また来るね♪

私たちが帰るとガラン、として
きっとお家も寂しいんだろうな。

きっとまた誰かが来るのを
待っているんだろうな。




次来るときは真っ白な
銀世界のカントリーハウスかな。

あと何回来られるだろう。
少しずつ片づけながら一瞬一瞬を
いとおしく過ごす時。



ありがとう!
ファミリーの愛と
思い出がいっぱい詰まったハウスに手を振って
再びニューヨークへ。




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★【NY的スローライフ】冬の始まり

2019年11月04日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】



【NY的スローライフ】
ニューヨークとペンシルバニアの州境にある
カントリーハウス。
デラウェアリバーの橋を渡るとペンシルバニア。

ファーマーズマーケットや街に一軒だけの
スーパーは川向こうのニューヨークステイト。



ニューヨークシティよりも北西に位置するここは
わずかに紅葉が残り
すでに葉を落とした樹々の方が多くて
晩秋から初冬の風景。

マリアのガーデンは冬じたく。
やがて一面に降り積もる雪の前に
枯れ草をカットしてカートで林の中に
せっせと運ぶ作業を日が暮れるまで。



長靴をはいて防寒してけっこうな重労働だけど、
来年の夏もまた美しい花々が
咲きますようにと心を込めて。






毎週日曜日にパークで開催される
ファーマーズマーケットはローカル感いっぱい♪



あちこちで試食したり
お店の人々との会話もまた楽しいひと時。






まだ見たことのない野菜もたくさん。

あぁ、Sunchokes サンチョーク!
これ美味しいんだよね!少し買おう!


ん?サンチョーク?
生姜みたいだけど、芋のような…
ラディシュ系のところにあるということは
大根系なのか?




↑ダイコン、ラディシュコーナー

どんな味なのか、食感は?
早く食べてみたい♪

スプラウト屋さんには
いろんな種類のカイワレ風な新芽のものが
袋に入って並んでいて、
少しずつ試食させてくれる。



Daikon radish ダイコンラディシュとは
ダイコンのつまみ菜、という感じだろうか。

どれも後味がピリッとする。

確か、さまざまな植物は、
新芽のうちは鳥に食べられないように
少し毒性に近いような苦味を含んでいるのだと
何かで読んだことがあるのを思い出した。

生き残るための自然の知恵と生命力こそが
このピリッ!に詰まっている。



けれど、あれこれ食べるうちに
口の中がピリピリになってしまい
結局は辛味が抜けておだやかに育った
Arugula アルッゴラ(ルッコラ)を
明日のディナーに添えるサラダ用に♪

ニューヨークの暮らしは
大地の恵みいっぱいで色鮮やか。



見なれた食材でも種類が豊富で
カタチも大きさもマチマチなところが
またナチュラルでいい。



バスルームから見える樹々の向こうの湖に
映り込む紅く燃えるような朝焼けは
地球と太陽のハーモニー。



今日もまたガーデンの手入れの続きをしたり
読み始めた本を暖かなリビングルームで
のんびり読もう。



リオはガレージで古い車の修理や
グリルや家の手入れやら
ライブの練習をしてみたり
夜はアメフト観戦でいつものカントリーライフ。

日本では毎日パーティで楽しそうだったね!
(毎日ではないよ…f^_^;)

ファミリーはみんな元気だった?
君のマムの体調はどう?タツローは大丈夫?

やった!またジャパニーズごはんが食べれるよ!君のごはんが恋しかったよ〜!
あ、もちろん君も恋しかったよ!
(ごはんの方が先だった…f^_^;笑)

心豊かに暮らす冬のニューヨーク的スローライフ
静かにスタートです♪

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★インポッシブルバーガーの味

2019年11月03日 | Time in ニューヨーク


ペンシルバニアへのドライブの途中、
ランチはバーガーキングのベジバーガー
Impossible WHOPPER-R♪



インポッシブルバーガーはビーフ0%!

ウワサに聞いていた植物由来の人工肉。
大豆のソイミートともまたまったく違う、
本当に肉使ってないの?と
何度ものぞきこんじゃうほど
フツーにバーガーの味❣️

焼き加減も香ばしくてイイ♪



これ、もっとスタンダードになっていくといいな〜。


ちなみに、買う時にはレジで
ビーガンなのかベジタリアンなのか
聞かれたそう。

ビーガンだとチーズ入れないとか?なのか?
どちらかだと肉のコーナーでは焼かないとか?
よくわからないけど。

いろいろ細やかな対応をしているんだと思う。





ハウスは静かな朝。
ベッドでゆっくりコーヒータイム。

ブレックファーストの後は、カリクーンのファーマーズマーケットで新鮮なお野菜やフルーツの買い出しへ♪

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