KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★オトナたちの夜

2017年12月31日 | Time in ニューヨーク



オトナたちの素敵な素敵なパーティに
行ってきました(๑>◡<๑)ノ💖





場所はニューヨーク郊外の南に位置する
モンテベロ。

マイケルの家でパーティがあるんだよ。
呼ばれてたの忘れてた。

ボクは仕事で参加出来ないけど
近くまで家まで送って行って、
ライブ終わったら迎えに行けるよ。
どうする?

Kaoru だけ来たらいい、って
マイケルと奥さんのAJ(エージェイ)が言ってるよ。
それともライブに一緒に来る?

マイケルは何度か会ったことあるけど、
ムリムリ!1人はちょっと…

すぐに言葉の壁が頭によぎって
首を横に振った。

そして、ヨンカースでマイケルに会うと
明日、Kaoru だけでもおいでよ!

She likes you!
AJがキミのこと好きだからさ、って
言ってくれた。

奥さんとは今月初め、Warwick の
教会でのクリスマスコンサートで
一度お会いして、
帰りにギリシャ料理を食べた時に
いろいろ料理の話で盛り上がって
そういえば料理がすごく上手って言ってた!

その奥さまが覚えていて、
呼んでくれてるなんて。

やっぱり行く、私!と答えると

仕事前に私をモンテベロのお家に
ドロップオフ。着いたのが
パーティ開始の2時間前。

まだ準備の真っ最中なのに、
すでにステキなテーブルセッティング。







あまりに感激していると、

私の仕事なにか言ってたかしら?

ううん、聞いてない。

フードスタイリストよ。
雑誌やテレビや映画の料理の
スタイリストをしているのよ。



えぇぇぇ〜‼️
ニューヨークのホンモノのフードスタイリスト✨カッコよすぎる☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆




お家もオフホワイトとゴールドで
統一されてシンプルなのにゴージャス。












雑誌に出て来るようでウットリ。

時間になって次々と来るご夫婦たち。

みなさん、フレンドリーでいろんなことを話しかけてくれる。

そして、料理の美しいこと。美味しいこと。





人生にはパッションが必要よ!
なにかを極めていく情熱が。
私は料理。マイケルは音楽。

それが人生を素敵なものにしていくの。

とAJ。

人生って良い時ばかりじゃないものね。
アップダウンがあって。
アップしてる時には、わーっ!て嬉しくて
ダウンしている時には落ち込むけど、
いつしかまた上に向かおう、っていう気持ちが湧いてきてまた上昇していくのよね。

そんなのの繰り返しだけれど、
そこにパッションがあるといいのよね♪

と、仲良くなったグローリア。





途中で心配して、大丈夫?楽しめてる?と
連絡してくるリオに、
すっごいエンジョイしてるよ〜!と返信。

やっぱり声がかかったら
こうしてきてみるもんだ、と
つくづく思いながら。


ライブが終わってかけつけた頃には
すっかりみんなに打ち解けてるワタシ。





オトナのための素敵な夜に
一夜明けても興奮冷めやらず。

ニューヨークはただいま大晦日の朝。

これから新年を迎えます✨

日本の皆さま、Happy New Year ❣️

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★カウントダウン前のタイムズスクエア

2017年12月28日 | Time in ニューヨーク



タイムズスクエアは
カウントダウンの準備が整い
新しい年を待つばかり✨

ここ数日キーンと寒すぎるNew York
携帯画面にはマイナス9℃の表示が…>_<。

大晦日にはさらに冷え込むんだとか。

寒がりだった私も
北海道や東北地方に足を運び続けたおかげで
ずいぶん鍛えられ、このハンパない寒さも
なんとか乗り越えていけそうです^_^;(笑)




学校も明日まで。

今日はお餅も買ったし、
年越しそばの用意もしてあるし。

あまりの寒さについに
桜の模様の土鍋も買っちゃった。
明日、カセットコンロも買ってこの冬はお家でポカポカの鍋をいっぱい食べてあったまろう♪

残り少ない2017 年を
最後まで楽しんで✨


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★イタリアンX'mas

2017年12月26日 | Time in ニューヨーク


クリスマスはイタリアンスタイルのクリスマスホームパーティー♪

Maria の息子ジョニーと
お友だちのシェフ、アダムが作ってくれた
クリスマスのためのごはん。



イタリアンたちはゆっくりゆっくり時間をかけてごはんを楽しむスタイル。

午後3時頃からアペタイザーとプロセッコ
(イタリアのスパークリングワイン)でスタート。

ブルーチーズ、カマンベール、ペッパーのペコリーノの
チーズ三種にプロシュートなどの
ハム数種の盛り合わせにブルスケッタ。



さすがシェフたちが選ぶチーズ。
それほど詳しくない私でも
止まらないほどの美味しさ。


料理を作る人もホスト側もおしゃべりしながら、食べたり、飲んだり、
Leo のベースの演奏を聴いたりしながらほどなくすると



材料をボールに入れて何かを混ぜ始めるジョニー。

噂には前から聞いていた、
ジョニーお得意の手打ち生パスタ!
ついに食べれらる日が来た☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
とテンションアップ!
しかも大好きなフンギポルチーニ入り。



またリビングに戻って
アペタイザーをつまみながらおしゃべり。

しばらくして忘れた頃にまたキッチンに戻り、
パスタマシンでクルクルと伸ばして
アダムが受け取ると端っこを落とし
四角に切って粉を打ち重ねていく。






ラザニアを作るの?それともこれから細く切るの?と
聞いたら「カネロニ」だよ!って
聞きなれない料理名が。

平たく長方形のパスタを
野菜入りのひき肉で棒状に巻いて
お皿に並べてバターと小麦粉、ミルクで作った
タイムのフレッシュハーブ入り
手作りベシャメルソースをかけて
オープンで焼いたもの。



じっくり時間をかけて丁寧に作った
ベシャメルソースにタイムの香りが
ほんわりと広がって優しく上品な味。

さすがシェフ!








そしてメインディッシュは
ラム肉を王冠状の形にまとめて
専用のスパイスで焼いた「クラウン ラム」



これはイタリアのクリスマスで食べるの?と聞いたら、
ん〜、これはどこから来たか知らない、と
みんな言っていたので
アメリカン料理なのかわからないけど

クリスマスといえばチキン、と
思っていた私にはとても新鮮。



付け合わせはマッシュポテトと
温野菜のタイムとオリーブオイル焼き。




メインディッシュの後は、ワインとチーズ。



これが正統派イタリアンディナーなんだとか。

(フランスも同様らしく、
そういえば聞いたことはあるような
ホテルのよっぽどの高級店で
数回そんな経験があったようななかったような。)

食後のチーズはレッドカウ(赤毛牛)のパルメジャーノ。



↑お皿の上じゃなくてテーブルクロスの上に
直接乗せていたので、マネしてみた


↑マンハッタンの夜景をバックに
テーブルセッティングもステキ♪




デザートはマリアのアーモンドケーキ。
リサさんのバナナブレッド。
そしてソルトキャラメル味のアイスクリーム。

日本のカラフルで華やかでゴージャスな
クリスマスケーキとは正反対の
茶色だけのシンプルなデザートたち。

食べ終えると、夜の10時過ぎ。
アペタイザーから7時間が経過していた。

このイタリアン方式の
ゆっくり時間をかけて食べるごはんを
これまで幾度となくこのファミリーとご一緒するたびに、
なんてゆったりと心豊かに
素敵に過ごせるのだろう。と毎回思う。

そして、これまでなんと日々せわしなく
食事をかきこんでいたのだろう、と
思わずはっとする。

もしくは、おしゃべりに夢中になり過ぎて
ちゃんと味わっていなかったり。

まだおしゃべりに夢中になるほど
会話に入っていけない私は
なにを話しているのかすら大体しかわからず(笑)
ただひたすら彼らの楽しそうな話に
耳を傾けているだけだけど
いつか絶対みんなの輪の中にはいろう♪

そう心に決めながら、
それでも言葉や文化の壁を越えた向こう側にあるファミリーたちやその友だちたちの
温かな優しさこそが
私にとっての煌めくような時間。



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★クリスマスに海苔巻き

2017年12月23日 | Time in ニューヨーク



クラスのクリスマスパーティのために
少し早起きして朝から海苔巻き作り♪

それぞれの国の食べ物を持ち寄ろう!と盛り上がり
Kaoruはライスね!と言われて
おにぎりを作ろうと思っていたんだけれど
数日後、先生がお寿司の本を持ってきて
みんなに見せたところ、

Wow〜!Shushi!Kaoru は作れるの?と
誰かが言い出すと
熱い視線が一気に私に注がれた。


もちろんよ!私、お母さんなんだから!

家庭料理の話になるとお決まりの私のセリフ。

うわぁ。一瞬みんなの視線が宙を舞う。

あまりに夢見ごこちな眼差しに
久々に巻き寿司を作ることに。



かくして、今日の学校で。


Japanese が作ったJapanese sushi !とフタを開ける前からみんなワクワク。

日本人が作った日本のお寿司。

日本では当たり前だけれど
よっぽど高級店に行って
そこそこの金額を出さない限り
ここニューヨークでなくても
海外ならきっとどこでも、

まして家庭の手作り寿司は
買うことができないほどの
プレミア付き超レアモノなほど貴重な存在。

ゴージャスさや非日常とかとはかけ離れた
おばあちゃん、お母さん、子どもへと受け継がれる
昔から慣れ親しんだお家の素朴なご飯
元祖、本場、ホンモノ。




あれ?メリークリスマスの乾杯とか、
先生のあいさつとかは?
誰も飲みものをコップに注がないの?と
思う間もなく、お寿司にお箸が集中。

トルコ人のクラスメイト
バハディエルが恐る恐る
これ生の魚入ってる?と聞くので、


(生魚はニガテな人もいるだろうと思って)
スモークサーモンとツナマヨネーズだから
大丈夫よ♪と答えると安心したように
手をのばして一口食べると、

美味しい!と叫んだ。

これまで魚の生臭い匂いがだめで
Sushi はキライ!って言ってたんだ。
こんなに美味しいものだったんだね!
今まで食べた中で1番美味しい。

これからはSushi は好き、って言うよ。
なんか人生が今日から変わった気分だよ!

毎週金曜日に作ってきて!冗談だけど。と
ちょっぴり目が本気で何度も言う。

ほかの各国のクラスメイトたちも
え?こんなに喜ぶほど?と
思うほどの盛り上がりよう。

お店の味とぜんぜん違う!と
口々に言うクラスメイトたち。
驚くほどの反応。

日本だったら、家で作るまったく普通の海苔巻きなのに。

ここニューヨークは
どこのスーパーにも置いてあるほど大人気、
というかすっかり暮らしに定着した味。
病院のなかのお店でも数少ない品揃えの中に
デン!として堂々と置いてあったり、
正統派?スパニッシュ系のお店なのに
なぜか寿司だけがしっかり並んでいたり。
ここにも?と驚くほどあちこちで見かける。

しかも、海苔は内側、すし飯が外側、
中にまたすし飯と具の日本とは違うスタイルが
一般的になっていて、
それには諸説理由があるらしいけど

(海苔を食べなれていないから
内側にすることで胃で膨らむのを防ぐ?とか?
真っ黒なのは見栄え的に受け入れられないとか?
…本当のところは不明)

今日は日本の伝統的なスタイルで。

だし巻き卵を焼き、キュウリを切って。

子どもの頃、
母の手伝いで酢飯を作った記憶が蘇る。
ご飯を、つぶさないように
斜めにしゃもじを入れてかき混ぜて
ツヤが出るようにうちわでパタパタあおぐ。

海苔は軽くあぶってパリっとさせて
す巻きにご飯は少なめに。

具を並べてクルっと巻き込みキュッと一回。
そのあともう一度最後まで一気にくるくるっと。再度形を整えて、ギュッ。
ちょっと無骨な形で今ひとつ納得いかない仕上がりではないものの


子どもの頃から幾度となく作っていると、
カラダはその動きをちゃんと
覚えているんだなー、と思いながら。

美味しく出来ますように。と
魔法をかけるようにいつも作る料理。



今日は、私が、というよりも

日本の技と味がみんなにほめられたようで
時間が経ってもウキウキと嬉しい気分♪

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★フラッシングでバドミントン

2017年12月18日 | Time in ニューヨーク



バドミントン!盛り上がって超楽し〜♪

Flushing フラッシングに
こんな素敵な場所があるなんて(๑>◡<๑)ノ

チャイナタウンを抜けて
だんだん寂しくなる道の突き当たり。
あやしげな袋小路のような場所。

これ、連れて来てもらわないと
NYBCの看板だけじゃゼッタイわからない。
けれどドアを開けると体育館のような別世界が広がっていた。



NYBC〈ニューヨークバドミントンクラブ〉は
バドミントン専用のコート。
ここは大人気らしく
さまざまな人種の人たちでいっぱい。



外は寒くてもあったかい室内で
気持ちいい汗かいて気分爽快。





ここで月2回ほど活動しているという
日本人バドミントンサークルの方たちと
偶然お会いして、一緒にやりましょう〜!と
フレンドリーに声かけてもらって
仲間に入れてもらったり。

わ〜、バドミントンブーム来てます♪
(NY 在住のみなさん、仲間大募集です!)


帰りは
小籠包の美味しいお店で
青島(チンタオ)ビール。

渇いたノドをく〜っとうるおして♪


マンハッタンやブルックリンのような
オシャレさからは程遠いフラッシング。
ちょっとあやしげでドキドキしちゃうけど
おもしろくて大好き❤


ん〜、ニューヨークは奥が深い。





…あ、テストの点数のことは
一瞬落ち込んだけど
すっかり立ち直りました(笑)早っ^^;

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★ごはん会の夜

2017年12月17日 | Time in ニューヨーク



明日になったから。でも大丈夫だから。と先生。
え?そんなぁぁぁ〜!

突然1週間早まって金曜日にまさかの進級テスト。週末しっかり勉強しようと思ってたのに…

結果は、さんざんでクラス最低点>_<。

みんなも勉強している様子がないのに、高得点続出。泣きそうになった。本気で凹んでる自分に時々おかしくなって、あ〜、いくつになってもこうやってやりたいことや上手になりたいことがあるっていいよね。なんて笑いつつ、また落ち込んでみたり。

ふー、まためげずに勉強しよ。カメさんみたいにゆっくりと、そして継続するのが私の取り柄だから。

と、思いながらも気をとりなおして、土曜日はいつもの一品持ち寄りごはん会♪今回のテーマはクリスマス‼️

今回の料理はルームメイトたちからのリクエスト、Pork Buns (豚の紅茶煮と豆苗をバンズ、中華まんの皮にはさんだもの)



クイーンズのチャイナタウン、
Flushingフラッシングまで買い出しに。

サニーサイドの駅までの道、
お庭のクリスマスデコレーションにホッコリし




フラッシングに着くと
ここはホントにニューヨーク?と思うほどの
チャイニーズの喧騒が今の私に心地良い(笑)

なんか元気でできた。

活気ある大きなチャイニーズスーパーマーケットでは
見たことのない野菜がいっぱい。

日本では細くてヒョロヒョロの豆苗が
ニューヨークのチャイニーズマーケットでは
ワイルドなほどにしっかり育って、しかも花つき!



これをビニール袋に自分でごそっと詰めて計り売り。
こっちのほうが日本のよりも柔らかく
しっかりと豆苗の味がしていて美味しい♪

ゴツゴツのカブのようなものや、
カラのままの菱の実
冬筍と書かれた小さなタケノコの横には、
クワイのような形だけれど馬蹄、と
表示されている野菜が並んでいて
ジーッと食い入るようにのぞき込んでみたり。


写真にあるように大きさも形も色も不ぞろい。
土もけっこうついたまま。
好きなサイズを自分で選んで計り売り。

これが一般的なNYスタイル。
日本のキレイな野菜よりも
ずっと野菜本来の味がする。



ルームメイトたちの間では
チャイニーズ様様、コリアン様様と言っているくらい、
彼らのおかげで里芋、蓮根、ナス、大根、山芋
春菊、白菜、長ネギ、ブナシメジやえのき茸と
日本料理に欠かせない野菜が簡単にしかも
日本と変わらない値段で手に入るから本当にありがたい。

ニューヨークで暮らしていける大きな理由の1つ。



BBQ pork 叉焼肉 と書かれた
肉の大きなかたまりをお肉屋さんで注文し
もちもちで美味しい 手作り中華まんの皮を
駅前のパン屋さんで買って家に帰ってさっそく開始。

みんなでそれぞれの料理を味見しあったり
ワイワイとクッキング。
作っている時間もまた楽しいひととき。


時間近くに続々とメンバーが
それぞれのごはんを持って来て
テーブルには美しく華やかなクリスマス料理がいっぱい♪



長年ここで暮らす日本人女子たち10人のパーティ。

みんなもいろんなことありながら
乗り越えてこの激しいニューヨークで生きているんだもんね。
たくましくしなやかな若き女性たちを見ていると

テストの点数が悪かったくらいで
いつまでも落ち込むのやめよう(って、まだ1日だけど^^;(笑))と
気持ち立て直して(大げさだけど)

愛のこもった手作りごはんで元気100倍の夜。



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★冬景色と青い空

2017年12月10日 | Time in ニューヨーク



静かに舞う雪。

樹々の枝が粉砂糖をふりかけた
チョコレートみたいになっていく様を
楽しむ土曜日から

一夜明けるとポカポカのお日さまと
青い空の日曜日の朝。

窓の外にはまだ雪化粧が残っていてキレイ♪








外に出たくなっちゃうほどのお天気だけれど
今日はどこにも出かけず
お家のお掃除や洗濯をしたら
クリスマス前の進級テストに向けて勉強始めよう〜(๑>◡<๑)ゞ

(今度こそ、
あ〜、もっと早くからやってれば良かった…を脱却したい)

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★時空を越えた味

2017年12月07日 | Time in ニューヨーク


見て!アーティチョークで作ったよ!と
料理好きのLeo ごはん。

グランマが教えてくれたんだ。ということは
日本でいう「おばあちゃんの味」

‘Heart ハート’と呼ばれているアーティチョーク中心部分にブレッドグラインド(パン粉)とガーリック
パルメザンチーズじっくりローストした衣(ころも)を
まぶしてオリーブオイルで焼いたもの。
パン粉も自分で作ったんだとか。
アーティチョークのフライに近い感じだろうか。

味見しただけで、美味しい〜!と
なったんだけどおばあちゃんから教えてもらったというエピソードは
ほんわかとあったかくてさらに美味しくて。

今からちょうど100年前にシチリア島から
移民でニューヨークにやってきた
おじいちゃんとおばあちゃん。

写真の中でしかお会いしたことがなかったけれど
にわかに生き生きとその存在が今、目の前に現れる。

私もまた明治生まれ、10 年ほど前に
98才で天寿をまっとうした
祖母の味を思い出す。

おばあちゃんに教えてもらった
早春に摘んだよもぎで作るよもぎの白玉だんごや
春菊の胡麻和え、かぼちゃの煮物、さつまいもの甘煮は
今でもニューヨークで時々作るし、

おばあちゃん直伝おにぎりの握り方。
毎朝、お昼のお弁当に握るたびに思い出す、
あの時の会話や光景。

こうして100 年の時を越えて、世代を超えて、
イタリア、日本、ニューヨークと
時空を超え受け継がれる味と
先達たちの愛を想う時、

遠く離れても、姿形は見えなくても
ここにたしかに息づいていて、
愛おしさにじんわりと心が満ちていく。


**********************************************
写真
・左奥:アーティチョークのパン粉焼き
(←日本風にいうと)

・右下手前:「イタリアンライス」
白いご飯にブロッコリーロブと呼ばれる
ブロッコリーの蕾と茎と葉のガーリック炒めと
パルメザンチーズをさっと混ぜ合わせた
いわゆるイタリア風混ぜごはん。

・真ん中:トルコのスパイスチキンと
トルコのヨーグルトソース「タジキ」
クルミとパセリ、ガーリック入り




↑Kaoru 作、ニューヨークで覚えたレンズ豆のスープ

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★クリスマスコンサートin Warwick

2017年12月04日 | Time in ニューヨーク


去年も来たニューヨーク郊外のWarwick (ワーウィック)の石造りの素敵な教会でクリスマスコンサート♪



始まる時間までワーウィックの
小さくてかわいい街をお散歩していると
馬車とすれ違い、そう、たしか去年も見た!と
思い出しながら写真をパチリ。




すると今年は「Free horse ride」と
横に書いてある垂れ幕を見つけて
無料?行かなきゃ!と
すかさず来た方向に向かうと行列が…
迷ったけれどまだ時間もあるし
列に並ぶと最後の1人。
良かった、間に合った!




乗り合わせた人たちとクリスマスソングを合唱しながら街を一巡り。



そして、2回目のクリスマスコンサートは
昨年同様に教会は熱いダンスフロアとなり
老若男女が音楽に合わせて踊る。
おじいちゃんとおばあちゃんが手を合わせ、
ちびっ子たちも自由にダンス。

あ〜、本当にステキ✨



チャーチの方もバンドのメンバーも
私の顔を覚えてくれていて
久しぶりね!Thank you for coming!とみなさんとハグ。



コンサート後、
美しい青のセーターを着たご婦人が、
あなたはたしか去年も来ていたわよね?
誰の招待なの?と話しかけてきた。
アジア人1人だから印象に残っているのか
なんだか嬉しい♪

異国で少しずつ
知っている人たちが増えていく喜びを
今日もまた。






↑ツリーマーケットのクリスマスツリーを乗せた車がたくさん。

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★ Monthlyメッセージ 12月【師走】

2017年12月01日 | マンスリーメッセージ



その月に必要なメッセージをお届けします。
2017年12月をより快適に過ごすための
ヒントにしてくださいね♪

******************************

今月のキーワードは「quietness〜クワイエットネス〜【静寂】」

2017年ラストとなるキーワードは、静けさ。

なるべく、できるだけ
穏やかに、穏やかに。心の平静を保ちながらクリーンに清らかに。


そうも言っていられない状況も押し寄せてきたり

これは何かのお試し?それともおさらい?確認?と思うような
出来事に見舞われたり

心乱れるようなコトや、一度心に決めたのに揺さぶられる何かに遭遇したり。



「師」だけが走る”師走”ではないし
以前みたいに年末のせわしなさやバタバタ感もここ数年はなくて
世間もいつもとおんなじような時間の流れの気がするけれど

とはいうものの、何しろやっぱり一年の総まとめの時期。


これまでのしわ寄せや、埋め合わせ、ひずみを調整する必要が
出てきてしまう時だってあったりするから


とにかく冷静に沈着に
気持ちはあくまでも静けさを保つように心がけていって。


波打つ心のひだを落ち着かせるために
ぽとん。と一滴の雫を落とすが如く。


「なんとか街道」をひた走ることも暴走も爆走も、今は不要。

自分のペース。マイペース。

手押し車くらいの速度だっていいくらい。


時速や燃費にこだわって馬力やスピードを上げるよりも
コスパや即効性を重視するよりも

目で追いながら自家発電的に確認できるくらいがちょうど良い。



そこから生まれ出ずる静けさは

どんな最速化を競っていくハイテクにも叶わないほどの
大地に根ざした力強さを併せ持つ。



急がず騒がず焦らず、穏やかに。


わかっていても、つい。
そうは言っていられない場合もあったりするけれど

だからこそ、今一度の再確認を。


たとえ心の中がちゃぽんちゃぽんと音を立てて揺れ動くことがあったとしても
すぐに元に戻る森の中の静かな湖のように。


そんなにあれこれと考えたり気にしなくても大丈夫。

あくまでも表面的な湖面でも出来事だから。


水面下ではちゃんと次なる準備が整っています。

そして、木々には小さな蕾も静かに、けれど確かに
毎日毎日ふくらんでいます。


最後の一ヶ月は時の流れを楽しむくらいの
ゆとりと余裕を持っていくことで

これからの自分にとって本当に必要なものや
魂から欲しているなにかだったり、
進むべき方向性へと、スムーズに自然に移行していくことでしょう。


今、詰まっていたり停滞している感のある現状も
ある日、ある時、ある瞬間に

す〜っと雲の切れ間から突然差し込む太陽が
”光のはしご”のようにスポットライトを浴びるように

天からのまっすぐな光に包まれていくのではないか、と思っています。


それは、私たち人間かいくらあがいても
背伸びしてめいっぱいガンバってみても

とうてい叶わないほどものすごい力が働くことが
時に起こったりするのを、心のどこかで知っているから、

だからこそ、今は平穏さを取り戻すように。
静けさの中にある”輝き”を大切に温めて。















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