KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★二夜連続のクリスマスパーティ

2019年12月26日 | Time in ニューヨーク

クリスマスイブは
マンハッタンのマリアのお家で
クリスマスパーティ♪

おうちシェフのLeoがイタリアンの
クリスマス料理 Seven kind of fish 
(セブン カインド オブ フィッシュ)で、
7種類の魚介類を使ったクリスマスディナーを✨












そしてクリスマスは、
ペンシルバニアのカントリーハウスで♪

マーチェックはポーランド人。
バハールはイランから。
そして、
ニューヨーク生まれのイタリアン、リオと
日本からは私。


4か国それぞれの料理をおしゃべりしながら
キッチンで一緒に作ったクリスマスディナー✨





マーチェックは、ポーリッシュの
サバの燻製 「Mackerel smoked」を。







温めずに冷たいままの方が美味しいんだよ、と
開いて器に乗せて、Leek リーク(太ネギ)を
縦に割いてオリーブオイルをかけて オーブンで焼いたものと
フレッシュのラディッシュを添えたポーランド料理。






バハールは、ケールのサラダを。
ドレッシングがイランの味。
ヨーグルトと塩胡椒、そして
レモンとオリーブオイル。







リオは昨日の残りをもう一度味つけした
クラム(貝)とシュリンプのパスタ。イタリアの家庭の味。

そして、私。スープを作って!
というリクエストだったので、
ひとまず持ってきていた材料で
日本の料理じゃないけど、白菜やダイコン、
人参にエビを入れて、最後に溶き卵で仕上げる
“野菜たっぷり中華風スープ”
鶏ガラペーストとごま油で。

これは、息子が小さい時に
少しでも野菜を食べさせようと
豚汁に続きしょっちゅう作っていた
おうちごはんの味。



この卵はどうやったの?

あー!作り方見ていれば良かったわ!というバハール。

この“むら雲”と呼ばれるふわっと仕上げる卵は、
学生の頃に調理実習で習ったもの。
火加減やタイミングが必要で
テストにも出て来たりして。とはいえ、
日本人には特別な調理法ではないけれど、
こっちでは絶賛!(笑)

錦糸卵、むら雲スープ、だし巻き卵は
見なれなくて、とても興味深いらしい。

それぞれの国の料理を持ち寄って
クリスマスの思い出で盛り上がる。

マーチェックは、子どもの頃の
ポーランドでのクリスマス料理の話を聞かせてくれた。

クリスマスイブの5日前になると
生きたカープ(鯉)を親が市場から買ってきて、
バスタブに水を張りそのまま泳がせるのだそうだ。
 だから、クリスマス前の5日間はお風呂に入れない。

子どもたちは泳ぐ姿が楽しくて
毎日風呂場に入りびたっては鯉を眺める。
 
そして、クリスマスイブの日、
親がハンマーを持って来てその鯉の頭を叩く。
それが子ども心に衝撃的でショックなんだそうだ。

そして、それをフライにするのが
メインディッシュ。

イタリアが7種類の魚だとすると
ポーランドは12種類の材料を
クリスマスイブに使うのだそうだ。
(12使徒にちなんだ数字なんだとか)

(どちらもカトリックの風習だそうで、地域によっても
また時代によっても異なると思う)

そしてクリスマスイブが明けると
ようやく赤身の肉を食べれるのだそうだ。
だからクリスマスイブはイタリアもポーランドも
(宗教的な慣習で)魚料理なのだ、という。

(ただ、トリノ出身のクラスメイトは
クリスマスに7種類の魚を食べる話は
知らないと言っていたので
北イタリアの山の方では違うのか、
はたまた宗派の違いか?
でも南イタリアのクラスメイトは、やはり知っていた。)

そして、イランのテヘラン出身の
バハールはアーティスト。
ニューヨークの大学でも教えているのだという。
彼女の作品を見せてもらったり
アートについてや、
イランと日本の風習の
共通点や欧米との違いやら、
さまざまな話で夜遅くまで盛り上がり

楽しい楽しいクリスマスに♪







2人、まるで姉妹みたいだったよ。
キミも(いつもほとんど黙ってるのに…
会話についていけないだけだけど…きのうは)
すっごく英語話しててビックリしたよ、と
今朝になってリオが笑う。





ステキなクリスマスの2日間を過ごし、
あと数日のんびりと
ホリディバケーションを
カントリーハウスで。


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★スローライフ的クリスマスプレゼント

2019年12月26日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】

〜心豊かに生きる〜
【NY 的スローライフ】

で〜きた‼️
そして、良かったぁ。
ギリギリ間に合った‼️

マリアの家でのクリスマスパーティで
皆さんへのプレゼント♪

何か買おうとお店をチラッとみたんだけれど、
コレ!というものが見つからず
あちこち探し回る時間もなくて
またマンハッタンまで出かけていく時間を思ったら…

そうだ!家にある布を組み合わせて作っちゃお♪と閃いたのが数日前。

長財布と携帯、キーが入るサイズ。

よくマリアがサイフやiPhone 片手に
出かけているのを思い出して
彼女が使いやすい大きさに、と思いながら。

そして、リバーシブルに♪







このところ予定が詰まっていて
時間に追われ、おまけに体調が悪いと
手作りする気持ちの余裕がナイ。

やっぱり、ひとヤマ越えたら
しっかり心をゆるめていかないと♪

そういえば、
子育て中のシングルマザー時代は
こんな感じだったなぁ。

ありがたいことにお仕事もいっぱいあって、
やりたいこともたくさんで。

でも詰め込み過ぎて
常にいっぱいいっぱい。

そしてついに体を壊して
ようやく気がついた。

前のめりになり過ぎてる。
人生の流れを本気で変えなきゃ、と。
病気は時として、
大事なことを教えてくれるメッセンジャー。

すぐに突っ走りたくなる自分のクセを
それからは気をつけながら
カラダの声を聞きながら暮らしていくように
心がけられるようになって。

ニューヨークに来て環境をガラリと変えて、
思いもかけず、もう一歩それを深めるような
私なりの“スローライフ”を
少しずつカタチにできるのは本当にありがたい。





子どもの頃好きだったこと。
それは本を読んだり
ミシンでなにかを作ったり
チクチク刺しゅうしたり
おかしを作ったり。

もちろん働き盛りの時も
やっていなかったわけではないけれど
心のゆとりが全然違う。

あの時代を乗り越えたからこそ
今があるのだと思うと
年を重ねるっていいよね。

突っ走ることも
限界までがんばったことも
悪くなかった、と思える2019年のクリスマス🎄







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★ロックフェラーセンターの天使

2019年12月24日 | Time in ニューヨーク

ときどきお世話しに行っている
2才になる双子ちゃん。
今日は暖かいし、ママも一緒に4人でお散歩。

じゃあ、ロックフェラーセンターまで
行きましょう!と言うことになり
最初はごきげんさんで歩いていた2人。大人の足で約10分弱の距離。

途中にNYCファイヤーデパートメント(消防署)の
小さなミュージアムがあって
入ってみて大喜びだったものの
おみやげ売り場の箱や袋を持って
遊びたがり、中身を見たがるので
やぶったら大変!とあわてて説得して
表に連れ出してからが大変💦

もっとあそこにいたかったのに〜、とばかり 

道路に寝ころがったり大きな声で
No way!と言いながらグズったりするのを
なんとかツリーの見える場所まで
なだめながら、遠くにロックフェラーセンターのクリスマスツリーが見えるところまで
たどり着いたものの、泣きやまない。

クリスマスイブの前日、
大勢の人々が行き交う場所で途方に暮れた。

1人泣き始めると
もう1人も同じように泣きさけぶ。

ママが1人担当、私がもう1人を担当し
て手分けするのだが、
押し寄せる人の波にのまれそうになる。

私も一緒にしゃがみ込んで話しかけてみるが、
もうこうなったらなす術もない…

すると白とグリーンの大きなアレンジメントを
かかえた男性が一瞬視界の端に入った。
花の仕事をしているからか、
こんな万事休す!な時でも
しっかり逃さずキャッチしてしまう。

けれど、そんなことより
今目の前の緊急事態。
すぐに気持ちを集中したほんの数秒後、

その白いアレンジが目の前にやってきた。

配達の途中なのか、それとも 
どこかにプレゼントに持って行くのか
背の高い黒人の男性が

純白のトルコキキョウを一輪、アレンジから抜くと

低くシブくて、とても良い声で

Don’t cry! ドン クライ 泣かないで!と

双子ちゃんの1人に手渡し、
そのまま足早に通り過ぎていった。

ほんの一瞬の出来事だった。

すると不思議なことにぴたっと泣きやみ
テコでも動かなかったのに
だっこ〜!と言い出し
ようやく帰途に着くめどがたった。


小さなお手てで白い花をにぎる
ピンクのうさぎちゃんの頬には
ひと粒の涙のしずく。


あいかわらずの人の流れの中で
スローモーションのような時に思えた。

ロックフェラーセンターの周り
たくさん飾られている天使のうちの
1人が現れたのだろうか?と
思ってしまったほど、救われた気分だった。

天使=可愛くて美しい、子どもや女性 とも限らない。

地面にちょうどしゃがみ込んで
下から見上げた男性が差し出した
一輪の花の可憐さが、そしてその優しさが

今も心に焼きついて離れない。


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★ホリディシーズンのフェスティバル

2019年12月21日 | Time in ニューヨーク

先週めずらしく風邪をひき
予定を断り1日寝込んで翌日には復活したものの
やっぱりまだ本調子とはいえない中、
またちょっとブリ返した>_<。


今日はさすがにキャンセルできない、
となんとか自分を励ましながら
ミッドタウンでの予定を終えたものの
なんだか超ハードで心身ともにヘトヘト…。


早く帰って、ごはん食べて寝よう。
また明日もあるし。電車で1本だし。と思っていたら

どうする?ダウンタウンでの仕事、
もうすぐ終わるよ。待ち合わせする?
それとも家にもう帰る?と連絡が入った。

ムリしたくないから、帰る。と
返信しようとと思って駅の改札でしばし佇む。

マップで検索してみるとそこも電車で1本かぁ。
しかも家に帰るよりここから近い。
あとは車に乗るだけだし。


うーん、帰ってグッタリと寝るだけか。

それとも、気分転換してみようか。
けど外は寒いよ…ここ数日かなり冷え込んで
今朝は−5℃だったし。

悪化するか、これで良くなるか?
ある意味、カケだけど気分転換の方を選んでみた。

だって、新しくなったEssex market 
(エセックス マーケット)に行ってみたかったし。

ロウアーイーストサイドにある
Essex Market は100年ほどの歴史を持つ
古いローカルマーケットで
レトロな雰囲気が好きでよく行っていたけれど
老朽化もあり新しいビルディングに
移転するとお知らせの紙が貼ってあって
長いことそのまま足を運べずにいた。

そこに今夜行って夜ごはんを食べよう!というプランか、
家で残りモノをささっと食べて横になるか。
頭の中で2つの自分の姿を想像して
心がワクワクする方を選んでみた。


結果、大成功!ナイスチョイス!







新しいEssex Market のクリスマスらしい
デコレーションやいろんな国のお店や
フードコートを見ているうちに
元気が湧いてきた。










ラーメンや点心、イタリアンはもちろん
ベトナム、タイやドイツ、ノルウェー、モロッコ、
ドミニカ、プエルトリコ料理と
これまでのお店と新たな店舗も増えて
さらにバラエティ豊かに。








あれこれ迷ったけれど
ベトナム料理に決定。

フードコートだからそれぞれ
食べたい国の料理を選んで良かったんだけど
今宵はベトナミーズ気分。

フォーではなく、細麺にチキンとミント
もやしがのっていて、汁をかけて食べる
「バーミチェリ」
(と言ってるけどなんか本場の名前とは違うような…?)
それとベトナムサンドイッチ
「バインミー」と。

それから、デザートには初めて見た
「ココナッツパンケーキ」
いろんなトッピングからひとつ選ぶと
バーナーで焦がしてくれる。








私はココナッツプディングを。
ピンク色のは小さなタピオカだった。甘いソースをまわしかけてくれて。

小さくて甘さ控えめなココナッツスィーツ♪
あぁ、これを食べ終わる頃には
すっかりチカラが沸いてきた。






そして、ダウンタウンから
イーストリバー沿いを上がり 
アッパーイーストサイドを通り抜け 
ブロンクスへと向かう道の途中、

先月くらいから右側にある小さな無人島に
カラフルなライトが並んでいるのが
気になっていて、なんだろうアレ?
なにかのフェスティバル?

ん〜、
どうする?今日行ってみようか?

外は朝より少し気温が上がって−2℃

数日前は−8℃だったからまだいいか。キーンと冷える空気。雪があった方が
たぶんまだちょっと暖かく空気も
柔らかく感じるのではないかと思うけれど。

クリスマスランタンフェスティバルやライトアップなどは情報誌やら
サイトに案内が載っているけれど

Randall’s Island Park 
(ランドルス アイランド パーク)の

Luminocity Festival ルミノシティ フェスティバルは
知らなかった。地元の人も知らないくらいだから
たぶん新しいイベントなのかもしれない。





意外と安くない入場料と駐車場代の割に、
ん〜…行ったことないけれど
きっと神戸のルミナリエの方が感動しそう、
思いながら極寒の夜空の下

光のランタンが散りばめられた
イーストリバーの向こうには
摩天楼のイルミネーション。

あぁ、このロケーションは最高♪






写メを撮るたびになかなか作動しない
手袋を仕方なくはずしながら、
ホットチョコレートで暖をとる。

それでもやっぱり夜空に映えて幻想的✨























こんな寒さだったのに体調は
悪化することなく順調に復活中〜❣️

美味しいものと綺麗な景色見て気が晴れた。

あとは明日は1日ゆっくり家で過ごそう。








クリスマスパーティーと
クリスマスのホリディバケーションに向けてバッチリ整えて✨








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★窓の外にクリスタルの花

2019年12月18日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
〜心豊かに生きる〜
【NY的スローライフ】

氷の花、満開!

朝起きたら窓の外の樹が朝陽を浴びてキラキラと光っていた✨





周りの樹々もまるでクリスタルの花が咲いたように♪

おとといの夜、道路に大量に塩がまかれていて
うっかり口をあけて息を吸い込むと
しょっぱいほどf^_^;。

すっかり冬の風物詩、
いよいよ本格的な冬の訪れを感じつつ
雪を覚悟していたら、昨日の朝は冷たい雨。

赤い傘をさして駅まで足早に歩くと
途中の街路樹が凍っていて
鉄製の柵にはつららが。






雨が冷えてそのまま凍ってしまったのだろうか?









しかもどれも雫しずくのカタチでカワイイ♪
思わず足を止めて写真に収めながら。

そして、今朝は晴天。

まるで、枯れ木に咲く満開の氷の花たちは日本の桜並木を思い出すような色でもあり、

あぁ冬もいいなぁ。
(あんなに冷え性で寒がりだったのにすっかり寒さに強くなってきた)と

ブロンクスの朝を楽しみつつ






ポカポカな部屋のベッドでのんびりコーヒータイム。 






ちょっとゆっくりしたら
こうしてはいられない。

いろいろやりたいことあるから準備して
ホリデーシーズンのにぎやかなマンハッタンへ!


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★堂園まり子さんの個展を終えて

2019年12月17日 | Time in ニューヨーク

ニューヨーク在住 ジュエリーデザイナー・画家の堂園まり子さんの個展が
マンハッタンのミッドタウンにて大盛況のうちに終了!

初日のパーティから始まって3日間ほど
会場でお手伝いして貴重な経験をさせていただきました♪








パーティには各界の方々がお見えになり、華やか。








ボサノバの演奏はLeo が担当して
アコースティックなギターとフルートの
軽やかで美しい音色が心地よい音楽にこちらも大好評。







もともとニューヨークは
「日本にいたら出会えない人たちと
出会える場所」と多くの人々が
口を揃えているところで、これまでも
さまざまな出会いがあったけれど

今回もまた、
今まで知ることもなかった世界で活躍する方々や
まさに「住む世界が違う」方々ともお会いして、

映画に出てくるようなシーンも
たくさん拝見してさらにグッと私自身の
世界も広がって刺激的で濃厚な時間♪

精力的に意欲的に、そしていつも笑顔で
好きな仕事を取り組んでいらっしゃるまり子さん。
ジュエリーに、絵に、ダンスに水泳
お料理に人生そのものを楽しみ

心から喜びと感謝に満ち溢れ
さまざまな人種や年齢層、いろいろな業界で活躍されている
トップレベルの方々など
本当に幅広い人脈で、長い年月をかけて
しっかりと絆を育まれ、人が人を呼んで
集まって来る方々がまたどなたも素敵でウットリ。













私もそんな風になっていけたら
どんなに楽しいだろう
目指していこう!と思えるような
人生のステキな先輩。

さまざまなことを教えていただき
私も来年に向けてパワーがみなぎってきました。

2020年は、いよいよいろんなこと
本格的にスイッチ入れて動いていこう♪
あらためてそう思える充実した3日間✨でした❣️


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★海を渡るクマちゃんたちへ

2019年12月16日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
〜心豊かに生きる〜
【NY的スローライフ】

で〜きた(๑>◡<๑)ノ✨

気分はすっかり私のお孫ちゃんのような
2人へのプレゼント❣️

フィンランドに住む姪っ子Saoriに頼まれたものを
急きょ送ったあとにちょっぴり後悔した。

なんだ。段ボールにあんなにスペースがあったんだったら
チビ子たちへのクリスマスプレゼントを
一緒に詰めれば良かったよ…


箱のサイズがどのくらいになるかわからなかったし
急いでポストオフィス(郵便局)に来ちゃったし
また荷物を家に持って帰ると
次は週明けでどんどん遅くなっちゃうから
一刻も早く。と思って。

帰ってからもブチブチつぶやいていると

じゃあ別便で送ったら?
封筒とかなら手軽でいいんじゃない?とあっさりアドバイスが。

それもそうだ、とすっきりして、
すぐさまあちこちのオモチャ売り場めぐり。
クリスマスシーズンだから
どこも華々しくメインを飾っている。


これにしようか、あれにしようか、と迷って
とうとう決めたのは
そんなに大きくもないクマちゃんのぬいぐるみ。
同じ種類が棚に並び
高い天井からも吊るされていた。 


そして心の中で、つぶやく。

Sayo ちゃんとChiyo ちゃんのところに
行きたい子はいますか〜?


まず、すぐに目があったのが
茶色くて赤い帽子のクマさん。

そして、次はなかなかピンとくるものがなく
ひとつひとつ顔をのぞきこんでみる。

んー、ちょっと違う。なんか違う。
この子は?う〜ん…
濃い茶色ではないみたい。
じゃあこっちの白クマさん?

ついに手の届かないところに吊るされていた
白くて青い帽子のクマさんが気になって
お店の人に取ってもらう。


うんうん、この子。Chiyoちゃんに♪

茶色いクマさんは、Sayo ちゃんに♪

家に連れて帰りさっそく見せると、いいね。

でも姪っ子の子どもたちは何才なの?これは何才から、とか書いてある?

え?これには書いてない。
普通トーイには表示してあるけどね。

ん〜、だってコレ(帽子とマフラーのスパンコール)は
ベビーには危ないんじゃないの?
なんでもすぐ口に入れちゃうから。


これはずしてキミが作った方がいいんじゃない?

え?ワタシが…?そんなコトできるかしら?
そうね。Sayo ちゃんは大丈夫だと思うけど、Chiyo ちゃんがまだ小さいしなぁ。

たしかにスパンコールが固いウコロみたいにイタイよねf^_^;





これはこれでカラフルで良いんだけどクリスマスシーズンっぽいから
夏はどうだろ?暑苦しいかな?

けどすぐ送りたいし、大変だもん。
首を横に振ったものの…どっちにしても
もうクリスマスプレゼントには間に合わないんだし
急ぐこともないならやってみるか!

すぐにソーイングボックスを開けて
ハギレを合わせてみると、かわいい♪やっぱりそうしよう!と決めた。

キラキラとフワフワとしたファーがついた
マフラーとトンガリ帽子を注意深くそっとはずすと
柔らかなクマちゃんの姿が現れた。

さて。マフラーにしようか
帽子も作ろうかあれこれ考えて
三角のスカーフ風に。

2人それぞれの名前をチクチクと刺繍して。

3か国語の環境で暮らすチビ子たち。
英語にしようか、フィンランド語にしようか…
でもやっぱり日本語のひらがなで。




作りながら忘れていた記憶がよみがえる。
息子が小さい時に、ある日突然
京都の叔母から名前入りのフェルトで
汽車ポッポの刺繍が入ったバッグと靴入れが届いて
私の方が嬉しかったことを。

叔母の心がこもっていて
靴がすぐに入らなくなっても
上ばきが袋からかなりはみ出したまま
学校に持って行かせていた思い出。





これでどう?と見せると

Wow !これなら安全!
そしてKaoru スタイルだね!と
バッチリ太鼓判♪


「ひと手間をかける」
「ひと手間を惜しまない」

このちょっとした時間が
自分自身へのちょっとした達成感や満足感となり

目には見えないけれど
たっぷりの“愛”がこもる。

だってぇ…めんどくさいだもん。
あぁ、めんどくさい。

知らず知らずのうちにまるで
“切り札”か“免罪符”のように使うこのセリフは
もっともらしい理由のひとつになってしまっている。

そう。もはや言い訳ではなく理由に。

けれど、そのひと手間が料理を美味しくするんです!と
料理の先生たちが口を揃えて言うのは
ただの“それらしく見せる”ための
ハッタリなどではなく、事実。
(科学的根拠があるかどうかはおいといて)

そしてそのひと手間は、
器用か不器用か、ウマいかヘタか、
まったくと言っていいほど関係がない。

一から作るだけじゃなくて
既製品にほんの少し手を加えてみる、そんな工夫。

作るより買った方が早いし、安いし。

そんな時代になって久しくて
これからもさらにそれは加速するのだろうけれど。

それでも一方で、
昨今のSNSではよりわかりやすく作り方をアップした
動画サイトの多いこと。
料理、手芸、ホビー、DIYと多岐に渡る。
手作りがいっそう手軽で身近なものになってきている。

大量生産の画一的な工業製品と対局をなす
手作りサイトはまた違ったカタチの
文化をすでに育み始めているのだろう。

戦後の貧しい日本から立ち上がる時の
パワーを担った「日の丸弁当」は
高度経済成長期には「ノリ弁」へ。

そして時を経て「キャラ弁」に発展し、栄養バランスや彩りやもちろん
味も大切な要素で、もはやアートの域へと達した感があり、
それは世界に通用する文化へとなっていくような気配すら感じる。

生きるすべだった命のツナが、
今や子どもだけでなく周りを楽しませ、
さらに自分を表現するツールの一つにまで
変化を遂げている一連の流れを思うと

一周まわってもとに戻り、上昇する歴史のお約束のように
もしかしたら再び、ひと手間もふた手間もかけるようになってくる
時代がくるのかもしれない。

(キャラ弁はすでにふた手間以上の領域に突入しているが)

精魂込めて全身全霊で建物の隅っこの方まで装飾を施した
世界中の先人たちの素晴らしい工芸品とも
アートとも呼ばれることもない、○○○様式という名前すらない無名の
柱の彫刻や昔の欄間(らんま)や階段の手すりやら
建物の曲線やふくらみに至るまで、

今となっては「時間のムダ」と真っ先に
コスト削減の対象となりそうなモノに
時間を惜しまずかけることができた時代。

そこにあと戻りはできないだろうけれど、
人の手のぬくもりと手のあとの持つ
エネルギーは太古の昔から連綿と続き
これからも止むことはないだろう、と思う。

だって、コリに凝らなくても、プロ並みに上手にできなくても
そこには“愛”というぬくもりが確かに入っている。

そんなことをつれづれに考えながら
さぁ、できた♪

華やかさが抜けて
すっかりナチュラルな雰囲気に。

Sayo ちゃんとChiyo ちゃんをよろしくね!

いっぱい一緒に遊んでね♪

向こうで名前つけてもらってね。

とクマちゃんたちにそう告げて。

ニューヨークからフィンランドまで、海を越えて、空を飛んで会いに行ってね!
向こうに着くのは2020年になっているかな?

早く孫ちゃんたちに会いに行きたいけど、いつ行けるかな、ヘルシンキ。





ひと足お先に、いってらっしゃい!
無事に着いてね、クマちゃんたち。




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★郷愁は突然に

2019年12月10日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】

初めての「西京焼き」

ん〜!!!とひと口食べて

思わず後ろにのけぞって
固まっていたほど
衝撃的に美味しかったらしい。


こんがりといい色で焼きあがったし♪

「コレはナンテ イウノ?」

昨日覚えたての日本語を
言う余裕もなかったほど、大興奮。



コレは「銀ムツ」という魚だよ。

ン?…ムツ?
銀ムツ!Gin mutsu!

何度か聞き返して、神経を集中して
ようやくコトバにした。

ギ・ン・ム・ツ?…

銀はシルバーという意味だよ。
皮が銀色なのか、この白身を
銀にたとえてそう表現しているのか
よくわからないけれど。



コレはどうやって作るの?
自分ちでもあの味噌で 
マリネードしたらできるの?

西京味噌は京都のお味噌で
冷蔵庫の味噌とはちょっと違うんだよ。
私は自分では作ったことナイな〜



そして、写真には写っていないけど、
あとから先日作った
生姜の甘酢漬けを添えて。

あー、コレもオイシ!
もう売ってるジンジャーは食べれないよ。

以前いただいたオーガニックジンジャーの残りを
スライスして甘酢に付けただけの
ちょっと厚めのガリもどき。
ほんのりピンク色になってビックリ。
市販のガリと同じような色に出来上がった。

なんであの細いのはあんなに
真っ赤なの?(紅ショウガのこと)
あれは何か入ってるの?
そんなに色をつける必要あるの?(確かに!)
あっちもストロングな味だけど
ジンジャー以外のなんか他の味がする。
こっちの方がショウガ味が強くて 
ナチュラルだね!

日本食に興味を持って 喜んでくれるのは、 
本当に嬉しい限り。
いろんな国の人たちに 
その魅力を伝えたい。

それから、父を思い出して
「鯛の昆布じめ」も作ってみた。
ゆずこしょうをのせて。








そうそう。こんな風に少し透明に、
少しもっちりとした食感になっていたっけ。

日曜日の夜はチラシ寿司と白菜と
ゆずの浅漬け、野菜たっぷりの豚汁と。






********************

日本の食材はほぼ
なんでも手に入るけれど
それでも日本にいた時よりも
ありがたみが全然違う。

前だったらホイホイと捨てていたものも、
もったいなくて、惜しくて
気軽に捨てられない。

もしくは冷蔵庫の奥に入り込んで
忘れ去られてかなりヤバい状態になるまで
ほっといたものも、今はもう
そんなことできない。

前回の時の刺身定食の残った切り身を
すぐにしょう油漬けにして
“漬け丼”にして食べようと思っていたのに
食べる機会を逸して数日が経ってしまった。

ひとりでごはんを食べる夜
冷蔵庫から出してみた。
どうしよう…
いつもだったらもう捨ててるよな。

生魚だけどしょう油に漬け込んでるから
まだ大丈夫かな?

恐る恐る鼻を近づけて
くんくんとしてみた。

たぶん大丈夫と思うけど。
あぁ、どうしよう…

しばし考えて、意を決して
魚焼きの網を取り出して
ひとまず焼いてみよう!と
コンロに火をつけた。

網を熱して
小さな魚の切れ端を乗せたとたん

ジュっという音とともに
立ち上がる白い煙。

そして香ばしい香り。

すると突然、

うちの近所の居酒屋さんの
魚を焼く光景と、通りすがりに一瞬だけ
全身で浴びる煙りがフラッシュバックした。

そして、千葉の九十九里浜の
海の家で焼いた磯焼きの風景やら、
息子が小さい時に朝食に焼いた
アジの干物の香りや、
私の子どもの頃の家族との団らんやら、
次々と忘れてた風景が
あとからあとから溢れ出てきて
涙が出てきてしまった。

やだ。
ついこの前まで日本にいたのに。
しょっちゅう帰っているのに。

こっちの暮らしも存分に楽しんでいるのに。

いろんな思い出が次々と脳裏に
数珠つなぎのようにどこかから
引っ張りだされて

なんだか泣けてきた。

あぁ、今日は一人で良かった。

たまたま翌日、
フィンランドに住んでいる
姪っ子Saori にその話をしたら、

私も思い出した。わぁ、涙出てくる…

とビデオ越しに2人で泣いた。

ヘンシンキとニューヨーク。
それぞれに遠い日本を思いながら。

そしてSaori がぽつりと。

「郷愁は突然やってくる」んだよね。

まさにその通り!

もともと気持ちがブルーで
落ち込んでいたわけでもないし
ホームシックなわけでもない。

でも何かの瞬間に想い出す
昔の出来ごと。

もう2度と戻らないあの日、あの時を

懐かしいなんて思ったこともなかったのに。

まるでマッチにシュッと火をつけて
種火にボッとかざすと
わっと広がって輪になって繋がるコンロのように。

匂いだったり、音楽だったり、
以前訪れた場所だったり。

記憶の回路が突如
稼働し始めてしまう。

そうして、その時には
なんとも思っていなかったけれど

あぁ、なんていい時間だったんだろう。

それがたとえ
いい思い出でなかったとしても

長い時を経て色あせたものが
いつのまにかセピア色に熟し、
懐かしい記憶へと昇華していることに気づいたりする。

世界のどこに住んでいようとも、
日本にいようとも同じこと。

日々に追われて薄れゆく
いとしい記憶のカケラたち。

でもそれは完全に消えてなくなってしまったわけではなくて
スイッチが入るとまるで映写機にカラカラと
映し出されるように鮮明に蘇る。

家族だったり、友だちだったり、
好きな人だったり、ケンカした人だったとしても。

もちろん家族の一員として
共に過ごしたワンコやニャンコや
ペットちゃんたちとの思い出も。

それは、キュンと胸を締めつけて
せつなく、甘く、温かい。

新しく出会う味は
新鮮でフレッシュな喜びに満ちて
刺激的。

懐かしい味は、心の奥がじん、
とするような熟成されたような
深さに仕上がっていくようである。


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★パンケーキとマーケットの日曜日

2019年12月08日 | Time in ニューヨーク

パーフェクトパンケーキと
パーフェクトスムージーの 
サンデーブランチをNabuko さんとジェームズと一緒に♪



〈↑お正月の餅売り場の前で〉


昨夜のうちに作っておいた
アップルとレーズンのコンポートは
パンケーキに添えるためのリクエストの一品。






リンゴはこれがイイよ!
日本では見慣れない種類が
たくさん並ぶマーケットで
コンポートやアップルパイに
するなら、と選んだのが

Pink Lady 〜ピンクレィディ〜

ちょっとサワー(酸味があって)で
そんなに甘くないから
ピンクレィディがいいよ。という。

日本でいう“紅玉”的な感じなのか。
名前がカワイイ。

角切りにしてシュガーを少し入れて
レーズンと一緒に煮ただけ。
すぐに味がしみこんで火を止めた。

シャキッとした食感が残り、
まさに煮リンゴにピッタリ!

そして、今朝思いついて
フルーツソースをもう一種。

ミックスベリーを赤ワインと
ちょっぴりのシュガーでサッと。






完熟バナナと、キーウイ、グレープの
フレッシュフルーツもお皿に盛り合わせて

ここ最近のウチの定番
パンケーキのブッフェスタイル♪


パンケーキを自分で
好きなフルーツを
好きなだけ盛り付けて
New York 産のメイプルシロップと。

(メイプルシロップは温めて
パンケーキに添えることもあるのだそう)

準備が何よりカンタンなので
人数が多い時に思いついた
アイデアだけど
自分で好きにアレンジできるし
ワイワイと盛り上がって楽しい♪

そして、4人で先日のHears Dale の
ジャパニーズスーパーマーケットへ!

50%引きがズラリと並ぶ魚売り場で
トロのマグロと、もちろん今回も
ホッキ貝を買って。

ねぇねぇ、こっち来て!と
手まねきされて
お惣菜コーナーに連れていかれ
尾頭付きの魚を指さして

「Nitsuke ニツケってナニ?」

煮つけは魚を煮たのだよ。

今度は魚売り場で

「What’s Sikyo fish サイキョー フィッシュ?」

あ、それは西京漬けね。
味噌でマリネードしてあるの。
焼くと美味しいよ!

これ、食べてみたい。

「Nodoguro ノドグロ???」

なんでこんなに高いの?
ほかの魚(カンパチやタイの白身)と
見た目変わらないけど?

何が違うの?
ものすごくデリシャスなの?

今回も思わぬ方向から
質問がバンバン飛んでくる。

そんなに好きなら
Tsukiji ツキジに行ったらいいよ。
でも新しいフィッシュマーケットに引っ越したんだよね。

と、リオよりさらに来日回数が多い
ジェームズからのアドバイス。


Wow!行ってみたい!
マーケットの中にも入れるのかな?

築地の場外市場は
昭和の風情が残っていて喜びそう。
豊洲はまだ行ったことないから
次回は豊洲市場巡りもいいかも。


Nabuko さんもお正月用のモノも
バッチリ買えて

楽しい日曜日の時間をご一緒に。

そして今夜のごはんはチラシ寿司〜(๑>◡<๑)ノ✨✨✨


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★ボストンの旅

2019年12月05日 | Time in ニューヨーク

霧雨と小雪や時おりみぞれ混じりの空の下、

レンガ造りの建物が並ぶ通りは
とても趣きがあって道の広さやら
ちょっとした街角の雰囲気が
ロンドンやダブリンを旅した時の風景を思い出す。





アメリカ合衆国の中では最も古い都市で、
イギリスとアイルランドの移民が多く
入ってきたというボストン。






古い建造物やアンティークな装飾が
好きなワタシとしては、
 
プエルト・リコで
貿易風とスペインを感じ

モントリオールでは
リトルパリとも称されるフランスを。

今年は古きヨーロッパの面影を巡る旅が中心に。

どこもその歴史は決して平坦な道でなく、
幾多の争いや戦いの激動の時代を経て
今なお当時の情景を色濃く残し
多くを語らなくてもひっそりと
でも鮮やかに人々の暮らしと共に息づいている。

近代的建物との新旧の共存のコントラストや、

















手の込んだ職人の細やかで繊細な技を
随所に見るのも旅の楽しみのひとつ。

アジア文化と、イスラム文化の装飾も
それぞれの素晴らしさがあってどれも美しい。

あー、まだまだ知らない世界がいっぱい♪

便利な時代になったけれど
それでも
足を運んでこの目で見て、
手に触れて風の中にこの身を置いて
その空気感を肌で感じないと
わからないことが山ほどある。







ちょうど日曜日のミサの時間
教会の中は巨大なパイプオルガンの音が鳴り響いていた。

天から降り注ぎ
大地から湧き上がるような
荘厳な音色にしばし心洗われる。







白いマントに身を包んだコーラス隊の
すき透るような澄んだ歌声。

高いドームの天井とステンドグラスから
差し込む柔らかな光。

寒いけれど、細かくて優しい雨を見ながら
カフェでブルーベリースコーンと
エッグサンドの朝ごはん。






メインランドスタイルの
ロブスターロールはマヨネーズ風味。
それにもう一度クラムチャウダーと
レモネードの“ボストンの味”で
ご当地ランチ。
 




これからもたくさん旅したい。

隣り合う国々から徐々に離れると
互いに影響しあい、時に独自の発展を
遂げているのが良くわかる。
まるで文化のグラデーションのように。

重なり合う様式がいにしえの昔から
現在、未来へと繋がっていく有り様が
私の旅ゴコロを刺激する。





どこか遠くに行かなくても
人生そのものが旅、なんだけど

けれど。

まるで「劇中劇」のように「旅中旅」にまた出かけよう♪








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★Monthly メッセージ 12月 【師走】

2019年12月03日 | マンスリーメッセージ

その月に必要なメッセージをお届けします。
2019年12月をより快適に過ごすための
ヒントにしてくださいね♪

******************************

今月のキーワードは
「 To infinity【トゥ インフィニティ】〜無限に〜」

限界、という名のリミットをはずしていく。

自分で設定した“限界”はもはや
何の役にも立たなくなっているほど

今、時は流れている。
今、時は動いている。

そう。今、変化の時を迎えているのだ。

もうとっくに気づいていると思うけれども。

でもどこかそれは社会の動向や
周囲の事であって、
自分自身はそのペースに
なかなか追いついていない。

ずっと昔に自ら設定した
あきらめにも似た限界値や

または誰かに
“あなたはココまでなのよ”と
言い渡された言葉も、

その時は事実であったのかもしれないけれど
たくさんのことを乗り越えてきた
あなただからもう大丈夫♪

今、こうしてここに立ち
前よりもずっと視界が広がっているはず。

以前よりもずっと立ち直る時間も
短くなっているはず。

客観的に自分自身を見つめて
次なる道を行くにはどうしたらいいか
感情にのみ込まれたりせずに
しっかりと未来に向かおうと模索しているはず。

今の現状がどうであれ、それは
プロセスの一部にしか過ぎず
かならず良い方向へ進んでいくしかない。
と、もうちゃんと知っている。

その途中過程が
たとえ激しくて険しい道のりであろうと

予想を上回るスムーズさであろうと

どちらであっても
その差はあんまり関係なくて

結局のところだれもが
無限の可能性を秘めている存在であり

そこに上も下もない。優も劣もない。

肉体年齢も関係がない。
その年齢に沿った可能性があるわけだし。

けれど正直、年相応の、という概念すら
もはやこの数十年、いや、
ほんの最近の標準ですら
当てはまらないくなってしまっている。


そのくらいスピードが速い。
それは
「ありえないアラフォー!」
「アラフィフには見えない」
の広告でも良くわかる。
あれは過大広告だと、今や言えないほど
周りの年齢感覚が
はなはだしいほどに変化している。




ただ、
若いうちから芽が出たり
早くから頭角を現わしたり

苦労してようやく物事が動き始める
大器晩成、遅咲きの花、という言葉があるように

個人によって速度が違うだけ。
工程も千差万別、十人十色。

世に広く認められるコトや
一生安泰、物質的に豊かなことが
成功や幸せとは
もはや定義できないほどすべてにおいて
多様化している今日この頃。

だからこそ
to infinity トゥ インフィニティ〜無限に〜

無限に伸びゆくあなたという存在を
あなたが一番信じてあげてほしい。

眠っている何かに光と水を注げば
まだまだ発芽するかもしれない。

あきらめていた引き出しを開けて
もう一度試しに磨いてみると
錆びついていたモノが
息を吹き返して動きだすことだってある。

この“無限”というエネルギーが持つ可能性は
はかりきれない。

想像をはるかに超えることだってある。

そうなれば、みんなの人生
それぞれに百花繚乱。

2019年の最後の1か月は、特に何をする
というよりも、

ただ No limit ノー リミットで。
制御装置を解除して。

セーブしたり、自制したり、
ブレーキをかけるのは
時には有効なのこともあるけれど、

そもそも自然体のナチュラルなリズムで
肩に力を入れずに生きていたら

自制が効かなくなるほどの暴走するような
事態に陥ることはそうそうない。

過度に負荷がかかっていたり、
どこかに一局集中し続けていたり
何かをため込み過ぎたりすると

そのうちにふとしたタイミングで
バランスも崩れてしまいがち。

ため込む時点でフタをしているので
総じて“無限”に散りばめられている回路も
ふさがったり、ショートしたり。

電波も回線も繋がりやすくするために
まずは感度良好状態にしたおきたいもの。

来月から始まる2020年
新しい時の流れに向けて。


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★ただいまボストン♪

2019年12月01日 | Time in ニューヨーク




ボストン 着いたよ〜❣️

ニューヨークから車で6時間、すっかり夜になってしまったけれど、
窓から見える美しい夜景♪





そして、お店が閉まる前に!と急いでフロントの人に聞いたおススメのレストランに飛び込んで

ボストン名物「クラムチャウダー 」を。





歴史を調べてみると、400年ほど前にイギリスから渡ってきた清教徒の人々が持ち込んだ、というニューイングランドスタイルのクラムチャウダー 。

カップ入りとブレッドの器入りの2つが選べるので、ブレッドの器の方を注文♪

これ、トロッと濃厚で激おいしい💖✨

今まで知ってたクラムチャウダー の方が、ちょっとシャバっとしている感じ。それはそれで好きだけど。









ボストンといえばシーフードが有名なのだそうでシーフードフライとフレンチフライもグー!






学生時代から4年間ここで音楽を学びそしてしばらくそのままここで仕事をすることになったという思い出の地、そして今も時々そこへ教えに行っていて、

おもしろい街だからいつか行こう、と言っていたボストンの旅をついに♪

サンクスギビングホリディも今日までなのに、雪予報。キャンセルしようか迷ったけれどひとまず予定決行。

朝から雪に違いない、きっと一面の銀世界かな?と覚悟して目がさめると、青空に朝陽が。


チャールズリバーが街の中心部をゆったりと流れ、レンガ作りの街並みが美しい。








今日は多くの飛行機が飛ばないだろうとラジオで言っていたのに、天気予報が大幅にハズレたのか、ストームの速度がゆっくりなのか。

いずれにしてもホリディの最終日に故郷から帰る人々にとっては良かった!なんとかお天気持ちますように、と祈りつつ。

これからコーヒーを飲んで、のんびりブレックファースト。そしてゆかりの地を散策しつつ、もう1つの名物 ロブスターロールも食べに行きたい〜♪

明日は無事にニューヨークに戻れるのか?ドキドキだけど、まぁなんとかなるでしょう!






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