KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★ボネール島で花をいける

2024年07月15日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
Corine コリーンにリクエストをもらって、
ステキなお庭のトロピカルな植物を使って
アレンジメント。






日本ではお花屋さんでしか手に入らない
花材を好きなだけ使っていいなんて♪
こんな幸せなことはない。













できるだけムダな花は切らないように
必要な分だけ、大切に育てている
植物たちと庭の景観を損ねないように
さまざまなことを考えながら
ハサミを入れる。






そんな時間も愛おしいほどに楽しい。










なるべく余すことなく使いきりたいから
間引いた葉を重ねてツルで束ね
落ちていた緑色のアーモンドの実で
器にさらにしっかり固定する。






夜は料理上手のコリーンのモロッコ料理✨
モロッコ生まれのカナダ育ち。
スペイン、ブラジルを経てここに長いこと
住んでいる彼女のさまざまなお話を
聞きながら、本当に美味しい
モロッコ料理を素敵なお庭で❤️










「ニューヨークごはん会」に続く第2弾は
「モロッカン&メディタリニアン(中東)
〜バハールに教えてもらったイランの
ごはんも!〜ごはん会」にしようと

あちこちのおうちごはんのレシピを
教えてもらいながらメニューも着々と
増やしているまっ最中✨






#newyork #bonaire🇧🇶 #カリブ海の旅

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★ボネール島で新たな発見と感動の時間

2024年07月13日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
フラミンゴが白鳥みたいに泳ぐなんて
知らなかった。






Bonaire ボネール島では
新しい発見と感動がたくさん。

野生のロバやヤギ、ペリカンに
色鮮やかなオウム、イグアナ、
黒とオレンジ色のハミングバード(ハチドリ)








動物園やペットショップ、
図鑑でしか見たことのなかった
動物たちがすぐ目の前に。






人里離れた場所や保護地区や
国立公園ではなく街中や時には家の庭で
ともに共存していく暮らし。

昨日は浅瀬でシュノーケリングをしていたら
海ガメの子どもが2匹も私のすぐ横を
泳いでいて、その姿がかわいすぎた。

体が触れてしまわないよう少し
緊張しながら、飛び上がりたいほどの
気持ちを押さえてそっと彼らが
通り過ぎていく様子を見守った。

おとといからは友だちの
Corine コリーンのお家へ。















裏にはプールがあって、1人で泳ぐ。
すると自分でも驚くほど泳ぐ、泳ぐ。








パブリックのプールは塩素の匂いがして、そして人がいるとぶつからないように
気をつけたりするのがだんだん面倒になり
ちょっと泳ぐだけでもう十分になってしまう。

でも1人きりのプールは
なんと快適で開放的なことか。

背泳ぎで流れる雲と青い空を
眺めながらゆっくり泳ぐ。

平泳ぎで水を感じながら
前へと進む心地よさ。

貿易風が常に吹いているので
気温も高いけれど
風が本当に気持ちいい。

風の割には波も穏やかで海の水も温かく、
透明で熱帯の魚たちがビーチ近くに
すでにたくさん。シュノーケリングも
こんなに気軽に楽しめるなんて知らなかった。

そして、海が、泳ぐことがこんなに
気持ちいいことだったなんて知らなかった。

波が荒かったり、水が冷たくてすぐ体が
冷えたり、ボートに酔ってしまったり
これまで経験は何度かあるものの
ちょっとトラウマになっていたりして
少し身構えていたところもあったかもしれない。
泳ぎにもあんまり自信がないし。
だからビーチにいるだけで嬉しかった。

けれどムギーにもリオにも泳ぎを
ほめられて自信がついてきた。

幼い頃からの父に連れられ週末になると
勝浦の海に行き磯遊びをした。
家族や親戚たちと岐阜の川にもよく行き
そして海や川の恐ろしさや注意点も
いつも教えてくれていた。

ハワイではさまざま海のアクティビティを
経験させてもらった。そんな長い年月の
積み重ねを経てようやく楽しむ境地に
たどり着いた感じ。






リオが1番好きな場所。出会った時から
一緒に行こうとずっと言い続けていた
理由がわかった。9年近くたってようやく
来ることができてよかった。

私もここが一番好きな海になりそう。







心が震えるほどの燃えるような圧倒的な
夕陽の色。ここの人たちもフレンドリーで素敵で、野生の動物たちととも
生きるこの島がもうすでに大好きになっている。








知らなかったことを知る。
得意じゃないと思っていたことが
好きになる。
大好きが増えていく。

私の世界がまた少し、
時に大きく広がっていく。









#newyork #bonaire #カリブ海の島

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★ボネール島へ

2024年07月09日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
キュラソー島から飛行機で15分。









Bonaire ボネール島にはLeoの
たくさんの友人がいてすでに
家族のように過ごしている。






泊まっているMoogieムギーの家の前には
フラミンゴ。





そしてまずは島の南をドライブ。
歴史や文化も案内してもらいながらの
島観光。どれも興味深いお話ばかり。








近年は地球温暖化の影響なのか
サハラ砂漠から飛んでくる
砂に悩まされているのだという。

海水を汲み上げて、巨大な塩田があり
その過程でピンク色に。










青い海と空、ピンク色の塩と
結晶化したあとは真っ白い色。
青とピンクと白のコントラストが美しい。

夕陽の輝く時間にはまるで
ダイヤモンドのようにキラキラと輝き
時にフラミンゴが空を飛んでいる様は
絶景なのだとか。
夕刻時間に合わせてまた来てみたい。

どこも歴史を紐解くと
決していいことばかりではないけれど
だからこそ今この瞬間を大切に育み
明るい未来を繋げていけたらいいな。

大なり小なりの問題や課題は
どこにだってあるけれどそれでも皆
幸せになっていきますように、と祈る。


高台や海辺に
「Bonaire ボネール島にとって
いいことを思う場所」があって
そこで心からより良い未来を願った。





夜はムギーに連れられて
豪華クルーザーに乗りシュノーケリング。
ここはダイビングが有名な島でたくさんの
ダイバーたちが訪れる観光スポット。











夜のシュノーケリングは初めて。
紺碧の海の色と魚たちの世界は
どこまでも深く美しくて。










なぜか「キャプテン!」と呼ばれて 
操縦席に。ちょっぴりカリブの海賊気分✨






心地よい貿易風。空には満天の星。

そして素敵な人たちのお世話になりながら
まだまだカリブ海の旅の途中。






#newyork #bonaire #カリブ海の旅

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★ Caracao キュラソー島で

2024年07月06日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
Caracao クラサオで出会った
カリブの美しい色とカタチ✨



















やっぱりローカルな市場は
心踊る♪









旅に出て出会う
風景と色とカタチはいつでも
私のハートを刺激する








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★カリブの島へ♪

2024年07月02日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
今年最初の大型ハリケーンをくぐり抜けて
ニューヨークから約5時間の
カリブ海にある島🏝️

Caracao (キュラソー🇨🇼)へ♪









ラム酒のキュラソーが有名で 
お菓子によく使う「オレンジキュラソー」は
ここの名前なんだとか。

でも人々はここを現地語の
Korosou(クラサオ)と呼んでいる。

これから向かうBonaire(ボネール)も
ともにベネズエラ沖合いにあるオランダ領。
 






カリブ海の美しい海、トロピカルな太陽が
燦々と降りそそぎ熱い風が吹き抜ける。


カリブ方面の飛行機に乗ると
いつも着陸した途端に客席から
拍手が湧き上がる、あの瞬間が好き。

そして今回は機内アナウンスの人が楽しくて
「Curacaoに行ったことあるかい?
初めての人は手を挙げて!
みんなに青い海を見せたいから
窓は閉めておいてよ。見えてきたら
また教えるからね」という。

そしてアナウンス。
「はい、カリブの青い海が見えてきたよ!
あ、左側の座席の人だけだけどね」
言われてもなんか笑って許せてしまう。

結局、旋回して見ることができたけど。





続けて、「今日は皆さん、
いろんな目的でここに来たと思うんだけど
ハネムーンできたカップルもいるんだ。
座席7EとFの2人!(名前を読み上げる)」
というと機内から拍手が湧き上がる。

ハリケーンのすぐ横を通って到着するのか
ドキドキだったけれど、すでに
飛行機の中はエンターテイメントな
バケーションモード。

ランチはペルー料理のセビーチェ
(魚介の冷たいスープ)3種食べ比べセットと






マグロとアボカドのタルタル。
上に乗っている赤とオレンジの千切りは
たぶんオレンジ色のサツマイモの
から揚げ。ほんのり甘い。




↑後ろのお皿はユッカのフライ


魚介類がどれも新鮮✨

それからペルーの飲み物
「chicha moradaチチャモラーダ」を。





紫とうもろこしをベースに
パイナップルやりんご、シナモンを煮て
作ったものなのだそうでフルーツがのっている。


トウモロコシとフルーツとスパイスの
ジュースなんて。
でもこれ、予想外なほど美味しい♪






ディナーは軽めに、Leo の友人 
Corine (コリーン)が教えてくれた
レストランでオススメのバナナのスープを。
これは青いバナナのポタージュで
ほんの少しのカレー味にシナモンや
グローブが優しくきいている。






初めての味だけど、これも絶品✨


青いバナナ、プラタナンはNYでもどこでも手に入るから試してみたい一品。

思いもかけずごはんも
美味しくて嬉しい旅のスタート。

船が通るたびに忙しく動く可動式の橋。
ものすごい長さなのに足元にボートがついていて
斜めにもこちら側の岸にカクッと90度にも
曲がってしまう自在な橋の動きも楽しくて。










夜はバーで海を見ながらレモネードの
ブルーキュラソーでウェルカムドリンク。






12日間、カリブの海でのんびり過ごす
夏の旅の始まり。








すべてがスローなカリビアンタイム。
料理が出るのも手続きも全部がゆっくりだけど
体内時計を現地タイムに合わせて
ゆっくり歩いて深呼吸して
太陽の光をたっぷり浴びよう。






野性のフラミンゴ🦩を見るのが楽しみ♪

#newyork#curacao#カリブ海

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★マリアからの宝物

2024年06月26日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
マリアのアパーメントから大量に
やってきた家具や食器、洋服や
アクセリーの数々をようやく片づけた。

2月にNYを旅立つ直前はまださまざまな
手続きの関係で荷物を持ち出すことはできず
やっと条件付きで入ることが
許されて1番先にほしいものを選ばせてもらった。

あれとこれと、この服にこのジュエリー。

センスが良くていつもオシャレだった
マリア。突然この世を去っても部屋は
みごとにいつも通りに綺麗で
すっきりと美しく整っていた。



いつかほしいと思っていた
数々のものたち。

でもこんなに早くいらなかったのに…

もっとずーっと後で良かったのに…

悲しくて寂しい気持ちを胸にひとつ、
またひとつと手に取り選んでいく。
どうしよう、よくばり過ぎかな?と
迷っているとどこからかマリアの声で
Take it! と聞こえた気がして
私用の箱に詰めた。



日本に戻っている間に思い出の品々は
さらにみんなで分け合い、寄付するものや
不用なものは処分したり
ストレージ(貸倉庫)に収納したりして
先日帰った時にはすっかり各部屋の中に
収まっていた。

それでも私の選んだ品はダンボールや
机の上に置かれ、そのひとつひとつを
ほどく作業をのんびりと時間をかけて
なんとか一段落。

繊細なラインと透明感が美しい
カラフルで全部形の違うシェリーグラス






なんとなくユーモラスな表情の木製の
小鳥






シノワズリ のオレンジのアンティークな
木箱はカントリーハウスから
マリアの家を経てわが家へ。






キッチンには白い鳥が
羽ばたいている壁かけ。








どれも見るたび、素敵✨と
心をときめかせていたものばかり。

もともと普段の洋服も最近では
マリアのお下がりばかりで
ほぼ買うこともなくなったほど。

それがまたドッカリとクローゼットに 
埋め尽くされた。かなり長いこと
楽しめそう。それでももう新たに
追加されることもないのだと思うと
やっぱりさみしくなってしまう。

優しい記憶とともに過ごす日々を
大切にしたいと、あらためて思う。

そして、 
またいつの日かこの思い出の品々は 誰かの手に渡っていくことだろう。

別れがあって出会いがあって
また新たな出会いがあって。

そしてある日、“さよなら”を告げることもなく
会えなくなることもあり。

思いもかけない偶然の再会もあり。

その繰り返しが人生のプロセスなんだね。

当たり前のことなんだけど
それでもここ数年
いろんな出来事が激動
振り幅が大きすぎて

よけいに身に沁みる。

大切な宝物のような思い出を
そっと抱きしめて
また明日に向かっていこう。

今日一日、一瞬一瞬を
愛おしく過ごしていこう。

そんな気分になるほど、ここ数年
日々がマジでジェットコースター😂❤️✨

おかげで“幸せ感知指数”が
ぐっと低くなり、すべてのことが
ありがたくて、少しのことにも“幸せ”を
心の底から感じるようになったと思う。

先日、Naoko ちゃんに
連れて行ってもらったマンハッタンの
パエリア専門店「Socarrat Paella Bar」








イカスミのシーフードパエリアが
ホントに美味しくて今までで1番❣️
それから青りんごのサラダと青カビのブッラータも♪






帰りはグランドセントラル駅から。
ここはたぶん世界で1番好きな駅。
巨大な空間に行き交う人々。
ティファニーの大きな時計
レトロな雰囲気がただようアーチ型の通路
水色の天井には星座がきらめいている。






気持ちをリセットして、旅に出るような
気分になれるからなんだか
ワクワクとしてしまうのかもしれない

そんなことを思いながら
地下鉄に乗り家路へと向かう。

#newyork #ニューヨーク暮らし

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★今年もガーデンライフ♪

2024年06月21日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
コミュニティガーデンの私の畑に行ったら
お隣のカルロスがいろんなものを植えていてくれた〜ヽ(;▽;)✨

ほしいものリスト送ってよ、
カルロスに伝えておくから。と
日本に来る前にLeo に言われて
思いつくままに書いたハーブ類が
ぜーんぶ植っていて、
しかも支柱まで(泣)💖








去年、植えといたよ、と畑の片隅にある
ピンクのバラもちゃんと年を越して
みごとに咲いていてジーンと胸が熱くなる。






日本のおみやげと苗の料金を封筒に入れて
ブー!とアパーメントのお向かいのベルを
押すと、奥さんのジャッキーが

ハーイ、Kaoru !いつ帰ってきたの?
知らなかったわ!カルロスなんにも
言ってなかったもの。良かった!と
玄関前でハグしあう。散らかってるけど
さ!どうぞ!どうぞ!と言われたけれど

Leoが夜ごはんのパスタ作り中で
まもなくできあがりそうだから、ここで。としばし立ち話。

苗はコミュニティガーデンが
用意してくれたものから使ったから
お金はいらないのよ!しかも見て!
こんなに種もらっちゃって。
植えたいものあったらいつでも言ってね!
ウチの畑のハーブも採ってもらって
いいのよ、お互いで使っていきましょう。

近いうち一緒にごはん食べましょうね
日曜日の午後ね!と約束をして。

私の分の荒れた畑をきれいにして
春先に苗を植えて水やりして手入れまでしてくれる
カルロスといつも元気なジャッキー。

今年の初めにニューヨークに戻った時には
ガーデンミーティングがあったので
参加して、自己紹介の時には今は日本と
行ったり来たりでなかなかガーデンにも
来られないけれど…というと
みんなから「水やりとか出来ることあったら何でも言ってね!」と ここの人たちはどこまでもあったかい。













ニューヨークに戻ってきたくなる
理由のひとつは、ここに暮らす人々。

以前よりずいぶん話せるようになってきたけれど
とはいえやっぱり速い会話には
いまだついていけない。

それでも周りの人たちが優しくて
支えられてきて、今月で丸8年。
9年目に入るニューヨーク。

いろんなことあってもここが大好き、
と言える場所にまた戻ってこられた
喜びに毎回ひたりながら、感謝しながら。

畑で採れた摘みたてハーブでさっそく「ガーデンハーブソルト」を。










今年は、ローズマリー、バジル、タイバジル、セージ、フェンネル、セロリを
ガーデンから。そしてスパイスの棚から
タイム、オレガノ、チリライム、パセリ、
ガーリック、オニオンパウダー、
ブラックペッパー、ヒマラヤンピンクソルトを使って。

14種ものハーブとスパイスをゆっくり
混ぜて合わせてみると
ん〜〜〜❣️美味しい〜!!!






サラダや、パスタ、スープにはもちろん、
バターと刻んだガーリックに
オリーブオイルをほんの少し加えれば
“ガーリックハーブバター”に♪
クリームチーズに混ぜてもおいしそう。

今日はこれからクラスメイトだった
Naoko ちゃんとマンハッタンにある
スペイン料理のパエリア屋さんで
ランチ予定。Naoko ちゃんにも
出来たてを少しおすそ分けに持っていこう♪

久々の再会におしゃべりの花が咲きそう。






#newyork#communitygarden #ニューヨーク的スローライフ

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★ただいま♪NY🗽✨

2024年06月16日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
ただいま〜〜〜❣️ニューヨーク🗽✨✨✨
6月の初めに戻ってきました♪


今回はニューアーク空港に到着。
沼の向こう側に見える摩天楼がどんどんと
近づいてくるワクワクは
ニュージャージーからニューヨークに
向かう時のいつもの風景。






4ヶ月間の日本の暮らしを経て、
これから夏の終わりまで。
6月のニューヨークは心地よくて
1番好きな季節。

さっそくブロンクスの
「スマッシュバーガー」で
Leoはターキー(七面鳥)バーガーを、
私はプラントベース(ジャックフルーツ)
のベジバーガー、そしてスィートポテト
(さつまいも)のフライと、
ブロッソルスプラウト(芽キャベツ)の
フライの付け合わせも。 






日本とはまた違うメニューのハンバーガー屋さんでペチャンコにつぶして(笑) 
ナイフで半分にカットして食べると
こっちに帰ってきた実感がふつふつと。






今はどちらが拠点ということもなく、
数ヶ月ごとに日本とニューヨークを
行ったり来たりの暮らしも
すっかりなじんできて、2つの国の良さを
それぞれ楽しむスタイルも
またなんだかすごくイイ♪






飛行機は2時間近く遅れ、13時間近くの
フライトと12時間の時差もそんなに
グッタリすることもなく、
どっぷり慣れてきたのか
それとも鈍感になってきているのか。

あるいは。

今まさに自由に時間と空間の旅する
トラベラーになってきているのか。

そのいずれかわからないけれど
確かなコトは

どこにいようと
私は私であることには変わりがなく

すべてに感謝する
私であり続けることにも変わりもなくて

どんな時でも愛にあふれる
私になっていきたい。


そして、また再び
ニューヨークの日常が始まる。

大好きな私の小さな畑にも
さっそく行ってみよう♪

#newyork #ニューヨーク暮らし

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★ニューヨーク最後の夜はイラン料理♪

2024年02月15日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
NY 最後の夜はBahar バハールの
手作りイランごはん💖

食べたことのないエキゾチックな味に
感動しっぱなし♪










ハーブをとにかくたくさん使っていて、
ミントやクルミ、ザクロやヨーグルトが
料理に使われている。




【↑パラパラのサフランライスに
ザクロとクルミ、チキンのソースをかける。これ、絶品❤️】


辛くはないし、さまざまなハーブのおかげで
優しい味なんだけど、いくつもの素材が
層になっていて味わい深くて、新鮮。









【↑これはハーブの蒸しパンみたいになっていて、柔らかい。ほんの少し後味がほろ苦く、仙草ゼリー味に近いかも。】


スープは家人が旅に出たあとに、
家族や友人たちが集まって一緒に作るのだという。
土のついたハーブを何回も洗ったり
刻んだり、あえて時間がかかる作業をしてスープを作る。それは寂しい気持ちを
みんながともにいて癒していくためでもあるようだ。






そんなエピソードを聞きながらいただく料理に、
どの国も大切な人を思う気持ちは
同じなのだと心が熱くなる。

Kaoru イランに来て!
ママのShamsy シャムジィも
待ってるから。と言われたら
それはイランに行ってみたい。






ペルシャ文化ってステキなんだろうな。
1人だとなかなか行くことができない場所だけど、
現地の人たちと一緒ならさぞかし
楽しいだろうな、と私の旅ゴコロをくすぐる。




【↑ライスをすくうためのスプーンのカタチが素敵すぎる✨】


そしてイラン料理をもっと食べてみたいし、
教えてもらいたい、と夢が広がっていく。






今回のニューヨーク時間は
たくさんの人々と会って絆をさらに
深めることができた。

マリアがいなくなって、もっと
強く感じるようになったのだと思う。

だからみんなの心もいつもと
なんだか違っていた。

私たちは新たな時を刻み始めたのだ、
そんな気がしている。

そして、桜待つ日本へ。

またね、大好きなニューヨーク🗽✨






しばしのお別れ。

何人もの人たちにKaoru 、いつ帰ってくるの?と聞かれ
すぐ帰って来てね、とバハールが送り出してくれる。
Safe travels ! と電話をくれるLarry 。

また帰ってくるね❣️もうNYが恋しいよ🥲❤️






#newyork #イランのおうちごはん

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★手作りハーブソルトとダイニングのデコレーション

2024年02月09日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
去年の夏、畑のフレッシュハーブで作った
ハーブソルトをついに使いきってしまった。

バジル、ディル、タイム、ローズマリー
セージにそれからウチのキッチンにあった
ガーリックパウダーやオニオンパウダー
乾燥パセリ、コショウと

それから沖縄の久高島の塩で。

半生状態のハーブソルトはいつまでも
グリーンが鮮やかで香りもとても良く
スープやパスタ、サラダ、キッシュにと大活躍。

もちろんステーキやチキンソテーなど肉料理にもバッチリ。

バターとオリーブオイルに刻んだガーリックと、
このハーブソルトを混ぜてバゲットに塗って
トースターで焼くと見事な
ガーリックブレッドが出来上がる。

もうないの?また作ってよ!と言われたが
今の季節、畑にフレッシュハーブはない。

それならキッチンにあるドライハーブや
スパイスはどうだろう?と集めてみた。

あるある。

パセリ、ディルは自分で乾燥させたものを瓶に詰めてあった。
それからオレガノ、タイム
レッドペッパー、ブラックガーリック
ガーリックパウダー、オニオンパウダー
コショウにピンクのヒマラヤンソルト。ローズマリーだけフレッシュなものを。

なんと11種。





小瓶に少しずつ入れてシャカシャカするだけ。






市販のハーブソルトの裏を見ると、
意外にヘンなものも特別な材料も入っていなくていたってシンプル。
これならわざわざ買わなくても自分で作れる、
混ぜればいいだけなのかと思うほど。

もちろん絶妙な配合とかもあるのかもしれないが、
足りなければいつでも微調整して
ほしい味をプラスすれば
それなりに立派な味。

さっそくジョニーからもらった
オリーブオイルにこのハーブソルトを
小皿にのせて、パンにつけると
口の中いっぱいにハーブと
オリーブオイルの香りが広がっていく。

今年の夏はまたフレッシュハーブソルトを
たくさん作りたい。

キッチン横の小さなダイニングは、今
黄色を基調に飾りつけ。






クリスマスプレゼントにもらった
イギリスのキッチンタオルのイエローが
素敵だったからそれに合わせて配置を変えたり
木製のフレームも黄色に塗り替えた。






パレルモで買った陶器の
お家のミニチュアを乗せて。

シチリアタイル柄のコースター3つは
茶色い板を白に塗りボンドで固定。





市販のものや思い出の品にほんのひと手間を加えれば、世界でたった一つのオリジナルへと姿を変えていく。

あれやこれやと工夫してみたり、手をかけてみたりすることこそが何にもかえがたい時間。


そしてそれは、

鮮やかな色たちはやわらかな陽ざしが差しこむ
キッチンやダイニングで過ごす毎日を
パッと明るく照らしてくれる。






#newyork #おうち時間#手作り

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★手作りイチゴバターとイチゴクリームチーズ

2024年02月03日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
ストロベリーバターと
ストロベリークリームチーズを
作ってみた。

数日前にインスタで流れてきた
ストロベリーバターの作り方の動画。
刻んだイチゴとバターとメープルシロップを
混ぜて一晩寝かすだけ。








分量は見損ねてしまったが
きっとテキトーでなんとかなる。

ウチにはちょうど先日買った
イチゴが大量にあるし。

近所にはインドやバングラデシュ、
パキスタン系のお店も多くスパイスとともに
野菜や果物もあり、鮮度はちゃんと
確認しないといけないのだが
路上に並べられたストロベリー
3パックで$5ってお買い得。

しかもフレッシュで美味しそう。
ひとパックは日本の1.5倍ほどある。

でもさすがにこんなにはいらないよね。
2パックで十分。

とレジに持っていくと
赤くて長いアゴヒゲを蓄えて
民族衣装をまとうちょっといかつめの店主に、
3パックだと$5だよ。と無愛想に
言われてしまう。

う〜ん、スムージー用に冷凍庫に
保存すれば良いだけだから買っておくか。
OK!と、もうひとパックをあわてて
店頭に取りに行く。

でもたくさん買っておいてよかった。

そのままで食べるならやっぱり
日本のイチゴが私は好きだけど
少しのアガベシロップで軽く煮て
「ストロベリーコンポート」にすると
驚くほど香りがいい。

果肉もしっかりしている。



そして、「ストロベリーバター」と一緒に
「ストロベリークリームチーズ」には
マヌカハニーを混ぜて待つこと一晩。






ストロベリーバターは意外なほど美味しくて

来週、日本に帰ったらまた作ってみたい。

今朝のブレックファーストに、トーストしたシナモンレーズンベーグルの上に。






やっぱりNYのベーグル。何かが違う。
美味しくてモチモチ、歯ごたえも
しっかりしているけれど固すぎず。






そういえば、このところ日本のベーカリーで
見かけるベーグルは全部じゃないけれど
けっこうな割合で繋ぎ目がピンと立ってて、
ちゃんとドーナツ型になっていない。

このカタチはNYでは見たことないぞ、
角立てないでキュッとしまってほしい。
と心の中でひそかに思ってしまう😂笑

それはさておき、大量に手に入った
アップルで作るコンポートはヨーグルトや
パンと一緒に。

手作りジンジャーエールの残りの
シナモンスティック入りショウガの
スライスは紅茶に入れてジンジャーティに。






冷蔵庫の中には自分で作ったあれこれが
ストックしてあって、それがささやかな
毎日をほんの少し、豊かで幸せな気持ちを
彩ってくれる。

#newyork #おうちごはん#本日のLeo特製スムージーはイチゴとバナナとパイナップル

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★シニアシチズンのハッピーバースデイ

2024年01月31日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
Happy birthday Leo 🎉✨✨✨!

Senior citizen(シニアシチズン=
日本でいう高齢者の意味に近い。
ここでは65才から本格的にさまざまな
シニアのサービスが受けられるのだとか。)
の仲間入りをしたから、記念に
バースデイウィークにしたい、と
誕生日前日はマンハッタンのブラジル料理屋さん、
誕生日当日はクィーンズのギリシャ料理 
Astoria Seafood (アストリアシーフード)へ♪


ブラジル料理は Churrascaria 
シュハスケリーアといういろんな種類の
お肉を串に刺してバーベキューしたものが
テーブルの間を練り歩き、
食べたいものは手を上げるとお皿の上で
カットしてくれるシステム。






私はサラダバーのみだったけれど、
種類豊富でそれだけで大満足✨






翌日のアストリアシーフードは氷の上に
並べられた魚を自分で取って
レジに持って行き調理法を指定するタイプ。






ドリンク、調味料持ち込み自由。
バースデイケーキはメニューにないから
自分たちで用意して!というので

ケーキを焼いた。

今年もマムの懐かしい味「レモンケーキ」
なかなかマムの味に近づけないけれど。






もう一種は「キャロットケーキ」









キャロットケーキは大人気、というよりも
定番でカフェにはスライスした
キャロットケーキがクッキーや
マフィンの横に並んでいることが多い。

そういえば、ビックリしたのが
去年のクリスマス。

いとこの家にキャロットケーキを
持っていくという。

クリスマスにキャロットケーキ?

うちの近くに美味しいキャロットケーキの
有名なお店があるんだよ。

行ってみると、なんと行列。
予約のお客さんも続々と。
予約したら良かったよ、と後悔しながら
寒空の下、待つこと約30分。




↑シンプルすぎるクリスマスケーキ


誰もが大きなキャロットケーキの箱を抱えている。

クリスマスにはキャロットケーキなの?と
驚いてしまう。

お店の前にはちょうど材料が
届いたところらしく、ビニール袋に入った
大量のニンジンがドッカリ積まれていた。

ケーキ屋さんにこんなたくさんのニンジン…

日本ならイチゴのショートケーキが定番。
傷みやすいイチゴは大切に
運び込まれるのだろうが、ここでは
ワイルドに地面に山積み。

でも、本当にニンジンが入っているのだと
ちょっと嬉しくなる。

スパイスが効いて、クルミとレーズンも
たっぷり。上に白いシュガーアイシングで
カバーされているのがキャロットケーキ。

けれど、こちらのケーキ類は私には
ちょっと甘くてひと口ふた口で
十分になってしまう。

だから、今日は大変だから
作らなくてもいいよ、といわれても
やっぱり自分で作りたい。

以前、ネットで探したレシピを参考に
自分なりに砂糖を減らしたり、
アイシングはクリームチーズにしてみたりして
アレンジしたものがある。

カップケーキ型に12個でニンジン4本。
けっこうな分量が入る。

それからシナモン、ナツメグ、ショウガ。
砂糖の代わりにココナツシュガーを。
かなりの甘さ控えめで。

こちらのケーキもクッキーもパンケーキも
ちょっぴりの塩味がきいている。

そして、あのワイルドににぎわう
アストリアシーフードでみんなで乾杯をした。






Maciekマーチェックはポーランドの
バースデイソングを

Baharバハールは
イランのバースデイソングを歌う。

で、Kaoru 、日本語の歌は?と言われ、

え…?とっさに出てきたのは
ハッピーバースデイ トゥーユー!

え?それ英語じゃない。
そうじゃなくて日本語のバースデイソング。、昔からの、とか子どもたちが
歌うのとかないの?といわれ
戸惑ってしまう。

え?な、な、ないよ💦
そのまま英語でみんな歌っちゃってる。

そんな会話も楽しみながら
誕生日を祝う。

通常なら引退の年齢なのだというが
ミュージシャンは上限がなく
いくつになっても皆さん元気に
舞台に立ってスポットライトを浴びて
演奏する姿をいつも素敵だな、と思う。

70才でも80才を過ぎても古くなったり
色あせたりせず
いつまでも自然体のオンタイム、現役最前線だ。

(教えている)大学の定年はいくつ?と
聞くと、いつまでだってできるよ。
たとえ90才になっても。という。

こちらもエイジレス。

音楽に対する情熱を持ち続けるLeo 
これからもずっとずっと大好きな音楽と
ともに人生を楽しんでください♪

一緒に美味しいもの食べて、
たくさん旅もしよう。

だから元気になるね!

いつもありがとう❣️

Happy birthday !!!

#newyork #happybirthday

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★空の上から見た地球

2024年01月28日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
空の上から見るマンハッタンは
まるで地上にきらめく星のようだった。

ふと目が覚めると雲海に浮かぶ山々。
初めて見たけれど、これはきっと
アルプス山脈なのではないかと瞬間に思う。






白い雲に白い雪をまとう山々の頂き。






帰りはミラノ空港から遠くに見えていた
アルプスの山々がどんどんと近づき
そしてどこまでも続く山脈を越える。






こんなに大きいなんて知らなかった。






雄々しくて荒々しくて自然の厳しさと
気高さと美しさ、その偉大さに圧倒される。






そこには悠久なる時がひたすら
横たわっていた。そしてそれは今も
確かに息づいている。

私たちの人生なんて
ほんのひと時に過ぎないことを知る。

でも短いからこそ、精一杯生きていこう。

明日はわからないからこそ
今この瞬間を大切にしよう。

たくさん泣こう。たくさん笑おう。
たくさん感動しよう。

怒ったり喜んだり、
ワクワクドキドキしてみたり。

全部ひっくるめて愛していこう。

#newyork #manhattan #alpsmountains

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★イタリア最後の日に

2024年01月26日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
1月18日
12日間に及ぶイタリア最後の夜。

私は号泣した。

この旅何回目だろう。
でも今回は少しこれまでと違っていた。










実は、行ってから早々におなかをこわし、
けれどたいしたことなかったので
そのまま食べ続けていたら
旅の半ばには疲れも出てきて
さらにひどくなってしまい
なんとか移動は出来たものの後半には
なんにも受けつけなくなってしまった。

こんなこともあろうかと持参した
パックライスでお茶漬けやお粥を食べたが、
ピッツァ→パスタ→ピッツァ→パスタの日々は胃腸にこたえた。

パレルモではほぼ眠り、夕方暗くなる少し前から
活動を始め寝込んだりすることは
なかったが、もう食べたくない。

あったかいスープが飲みたい。

お味噌汁をカップに注いで
ホッと心を落ち着けた。

ジョニーがミシュランの2つ星のお店で
ランチを予約したから行こうと
誘ってくれたがそれも断り

最終日のミラノでは、朝はシチリア島の
洋梨ジュースだけ。

ランチにピッツァを食べに行くというのも
断り部屋でバナナとみかんを一個ずつ
食べて横になって過ごした。

ディナーは最後の夜だから、
またミシュランのお店を予約したから行こう!と
ジョニーが誘ってくれた。

さすがにもう断りたくない。
でも悲しいほどに空腹を感じない。

本当はホテルの並びにある
このコリアンレストランのスープと
麺が食べたい…それならきっと喉を通る。

旅先ではやっぱりアジアのごはんが
恋しくなってしまう。

ミシュランだったら、きっとゴージャスな
フルコースなんだろうなぁ。でもワタシ、
もうピザとパスタは食べられない…
席に座っているだけでもいいか。
気持ちを奮い立たせてタクシーで
予約したというお店に向かう。

そして「AARTO」と書かれたいかにも
イタリアンな店名の中に入る。






すると、
中に通されると檜造りの白木のカウンター。
日本人らしき料理人。

表看板のレストランの中にもう一つ
別のお店があったのだ。


状況を把握するまで数秒、
はっと息をのんだ。

最後の夜は、なんにも食べられなくなった
私を気遣ってジョニーは
日本食を用意してくれたのだった。

急に食欲が湧いてきたと同時に、
その優しさに人目をはばからず泣いてしまう私。

まさにサプライズだった。

お店の名前は「IYO Omakase 」






NYでも流行りの“おまかせ”レストラン。
カウンターの中に立つシェフはたぶん
日本人だと思うけれど、ニューヨークでも
よくチャイニーズシェフのこともあるから
確認するまではうかつに
日本語では話しかけられない。

でも担当の女性がイタリア語で
コースの始まりに挨拶と説明を始めた時に
「スズキサン」と言ったのを聞き逃さなかった。

どうやらシェフは鈴木さん、というらしい。

「鈴木…さん、あの…」と
おそるおそる声をかけ「私、清水です。
今日はよろしくお願いします」と
言ったあとに旅の経緯と状況を話した。

そうでしたか。サプライズですか。
今日は心を込めて作りますね、と言ってくれた。

イタリアのミラノで食べる日本のごはん。

さすがミシュラン、一品一品がとても丁寧で、上品。






優しい味が心と体に沁み入っていく。
どれも一流に美味しい。

カウンター越しに見る手さばきも見事なまでに美しい。






聞くと、東京生まれの東京育ち。
小さい頃から日本食の料理人になることを
夢見ていたという。
東京では仕事をしたくなくて
学校を卒業すると山梨に移り
日本料理店で働いているところを
イタリア行きの声がかかりすぐに
こちらに来たのだそうだ。

25、6才の時だったという。

料理人としてはまだ経験が
十分ではなかったために
それからというもの

「お客様に育ててもらいました」という。

あの時、親方はこんなふうにしていたな、
と思い出しながらお客さんたちの言葉や
会話の中からヒントを得て
自分なりのスタイルを創ってきたそうだ。






日本だったら手軽に手に入る食材も
こちらではそんなわけにいかない。
いかに現地のもので工夫して作り上げていくか。

簡単ではなかったけれど
それでも楽しかったですね、と
はにかんだ笑顔で答えてくれる。

7時からスタートする会とその後に
もう一回の1日2回転するのだそうで
2回目の9時過ぎからの会はすでに予約で満席。

おまかせコースの形はここ数年、
ミラノで人気になってきたという。
NYも同じだ。

Leo もジョニーも今まで食べた中で
一番美味しいよ、と大感激。

なんだかボクも
(おいしくて)泣きたくなってきたよ…と
真顔でつぶやくLeo。

デザートのあとにお抹茶をたてて
イタリア風干菓子の後にもう一つ。
お酒や焼酎、手作り柚子酒や梅酒が並び、
好きなおちょこを選び
好きなお酒を注いでくれる。

そんなサービスというか
パフォーマンスにもお客さんは大喜びだ。

日本を遠く離れて活躍する日本人。

イタリア語で堂々と説明し、
質問にもしっかりと答えているその姿を

心から誇らしく思いながら数日ぶりに
たくさん食べることができた。

これで無事に明日帰ることができます。
ありがとうございました、と
何度もお礼を告げた。

そして、優しい心遣いをしてくれたジョニー。
ありがとう🥲❤️






Bari のファミリーたちからも、
そしてニューヨークの家族たちからも
たくさんの愛をもらった今回の家族旅。

国とか人種とか言葉も、血のつながりさえも
そんなのぜんぜん関係ないんだ。

ただ「家族」だって思えばもう家族になれる。

私にとって忘れがたい旅となった。



↑〈壮麗という言葉がピッタリのガレリアの入り口〉


↑〈1867年に完成したという美しい
十字型巨大ショッピングアーケード
「ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世」
ディズニーランドのワールドバザールのモデルになった場所なのだそう。〉


↑〈ガレリアにある「幸せを呼ぶ牡牛」にかかとを乗せて回ると幸せになれるのだとか。〉


そして、無事に小雪舞うニューヨークへ到着。
たくさんの思い出を胸にひと息ついているところ。






#newyork #italia #mirano #家族旅

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★マムの故郷 シチリア島パレルモで

2024年01月25日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
シチリア島は地中海中心に位置し、
「文明の十字路」と呼ばれた場所で
さまざまな国に支配された歴史を持つという。






イスラム建築様式の影響が残っていたり、地中海貿易によってもたらされた
独特な文化が育ち、どのイタリアとも違う。







古い建造物は遺跡のように歴史を物語り、
教会の前のヤシの木とのコントラストが
さらに異国情緒あふれて、
暖かくやわらかな空気が心と体を
ふぅっとゆるませてくれる。











シチリア島といえば「ニューシネマパラダイス」を思い出す。
パレルモからさらに内陸に入った田舎町で
の実話なのだそうだ。

あの映画に出てきた教会や街並みを
彷彿とさせる建物を見ると
嬉しくなってしまう。







映画に流れるあの曲も大好きで
思わず歌いながら小道を歩く。











それから「ゴッドファーザー」。
父がこよなく愛していた映画。
シチリア島とニューヨークが舞台だが
その両方にご縁ができたなんて
きっと天国から驚いていることだろう。














そしてこの旅の最後の目的、
マムやグランマグランパの故郷で
マリアを3人でささやかに送り出した。

たくさんの想い出が溢れてしばらくの間
涙が止まらなかった。

ジョニーが私たち2人をハグして
3人で輪になった。

寂しいけれど、切ないけれど、
感謝しかない。

たくさんの愛を教えてくれた
私たちの大切なマリア。

ありがとう、と何度も何度も 
心の中でお礼を言った。

シチリア島はまた来たい。






ゆるやかだけど岩で出来た山々。
深い紺碧のブルーの海。
次回はグランパの故郷にも訪れてみたい。








気温20℃の穏やかな風が気持ちいい
パレルモから、ミラノへ戻り旅
もいよいよあと1日。

#newyork #italia #sicily #家族旅

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