KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★ブックチャレンジ 7日目【宇宙観2】

2020年07月20日 | ブックチャレンジ
7days Challenge 
「読書文化の普及と貢献のため」に
7日間アップします。
NY在住画家、ジュエリー作家の
堂園まり子さんからバトンをもらいました♪

【7日目】「宇宙観 2」清水和惠  

最終日は、私の母 清水和惠の描く

魂の天球点描画集。

テーマを決めて
宇宙からのメッセージを受け取り
ひとつひとつの点をひたすら何回も
何万回も打ちこんで
なんとも美しい形が浮かび上がる。 
 
的確で壮大なメッセージは心の奥
魂の深いところに響いていき
点描画は眺めているだけで
体中が熱くなって
高い波動が出ているのを感じるだろう。

日を追うごとに上手くなり
精度が格段と上がっていくのがわかる、と
家族で大絶賛。

父の亡き後、会社の社長として
数々の新製品を開発しては世に送り出し
妹に後継者の座を譲ってから
取り組み始めた点描画。

去年まで世界各地の美術館に
その絵が展示されて、今年2月は
上野の森美術館にも3年連続出展。

その世界観にふれる一冊です。

本日でブックチャレンジ7days は
終了します♪

もし、ピンときた本がありましたら
ぜひ手に取ってみてください。



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★ブックチャレンジ6日目「ニューヨークの魔法のじかん」

2020年06月25日 | ブックチャレンジ
7days Challenge 
「読書文化の普及と貢献のために」
7日間アップします。
NY在住画家、ジュエリー作家の
堂園まり子さんからバトンをもらいました♪

【6日目】
「ニューヨークの魔法のじかん」
岡田光世
 
ニューヨークの街角で、公園で、お店で、
人々との会話やふれあいを通して
心がホッコリとして、時にホロリとする

“ニューヨークの魔法”シリーズ。

ニューヨークのあちこちの風景も描写し、
これを地下鉄やカフェで読んでいると
まるで今まさにドラマの撮影地に自分がいるようで二重に楽しい。

ニューヨークあるあるも書かれていて、
クスッと笑いたくなるような話もいっぱい。

おせっかいで人情に厚く、歩いていると
いろんな人が話しかけてきて人なつこい。

けれども時にドラマやニュースにもあがってくるように
激しいエモーション。
もうこれもすっかり慣れたf^_^;(笑)

かくいうワタシも、地下鉄で迷っていて
助けてもらって今ここにいる、

まさにニューヨークの魔法にかかった1人。

50才を過ぎて人生を変えようと
飛び込んだニューヨークで、
大勢の見知らぬ人々に助けてもらってきた。

人種のるつぼでごった返す街で、
英語もパーフェクトじゃなくて
会話もままならないのに

たくさんの人たちが温かく迎え入れてくれて、
いまもこうして異国の地で暮らしていけているのは、
ニューヨークの人々が周りで支えてくれているからこそ。

だからいつもどこかで、
恩返しがしたいと思っている。
今回のマスク作りもそのひとつかな。

ただ、つい数ヶ月前までは
この本のような風景があちこちに広がっていたのに、
3月から街は一変してしまった。

マスクをして目をなるべく合わせないようにして
社会的距離をとって。

早くこのエッセイに描かれている、
愛すべきいとしのニューヨークが
戻ってきますように♪

そう心から願って。

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★ブックチャレンジ5日目「神とひとつになること」

2020年06月22日 | ブックチャレンジ
7days Challenge
 「読書文化の普及と貢献のために」
7日間アップします。
NY在住画家、ジュエリー作家の
堂園まり子さんからバトンをもらいました♪

【5日目】「神とひとつになること」
ニール・ドナルド・ウォルシュ

「神との対話」をいろんな人から
すすめられていたけれど、むずかしそうでまったく読む気がしなくていたのに
 ニューヨークのブックオフで文庫本を見つけて
ふと手に取ってパラパラとめくったら、あ、読んでみよう!とそんな気になって。

学生の頃の先生が言っていた。
読みたくなければ読まなくていいよ。
いつか必要な時が来たら読みたくなるかもしれないから。

私は買ったのに読まずに
本棚に並べたままの本たちへの
申し訳ない気持ちが許されたようで 
その言葉が嬉しかった。

けれど、何十年も前のあのセリフは
まさにこれかぁ。 
読むタイミングがきたんだ、と
そんな気がして。

「神との対話」はいろんな国に 
翻訳されているベストセラーで、

目からウロコのこともあるし、
なんとなくわかっていたことを
わかりやすく説いてあったり、

疑問に思っていたことを著者との
対話形式で繰り広げられていて
とても読みやすい。

そしてその後、シリーズ本を見つけては
読むことにした。

第5日目、今回の本は
「神とひとつになること」

ぜんぶを理解できたわけではないけれど、

それでも読むたびに
心がす〜っと軽くなっていくのを感じた。そうか、あれをしちゃいけない、とか
これをしたらこうなるとか、

親や先生や、世間から常識とか
当たり前とか言われて信じ込んでいるものの中には
ずいぶんと人間が昔から作ってきた
「幻想」が含まれていて、

それに知らないうちにかなり
縛られていたんだ、と気づいたから。

もちろん教えの中には
大切なこともいっぱいある。
けれど、必要以上に自分の中で
大きく作り上げてしまってそれが“恐れ”や
“不安”になってしまっているものもたくさんある。

人生には10の幻想が存在する。と
目次にある。

第1に、「必要性という幻想」がある。

これがないと生きていけないと思い込んでいるが、
実は何も必要ではない。
そこから解放された時、必要だと
思い込んでいるに過ぎなかったという現実に気づくだろう。

空気でさえも、肉体が必要としているだけで
魂に戻れば必要がないということを思い出す。

第2に、人生には
「失敗という幻想が存在する」

本当は失敗、ということはなにもないのに。

そして「分裂という幻想」「不足という幻想」
「課題」「裁き」「罪の宣告」「条件」「優越」「無知」10 の幻想が
いかにして幻想たるやを解説してくれる。

知らないうちに神話や昔話からも
すり込まれて、戒められていたり、
正しい行いをしないと地獄に落ちてしまう、と教えられて

すっかり生き方自体が“悪いこと”にならないように、と
「恐れ」ベースになっていた
自分に気がついてハッとした。

「この世界は自分が信じる通りになる」

「見たいものを見て、見たいと期待するものを見る」

「すべて自分が創造している」

「体験したいと思うことを体験する」と

あるけれど、今目の前に世界に
繰り広げられている現実もそうなのだろうか。
けれど、確かに毎日のニュースや
周囲で起こる現実は、

今ここにこうしている私の現実とは
また違う時間が流れている、
そのギャップが不思議でならない。

なにが現実で、なにが幻想なのか、
今の私にはうまく答えが見つからないけれど、とにかく

肩のチカラがすっ〜と抜けて
生きることがラクになったこと、

それは私の中まぎれもない事実なのである。

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★ブックチャレンジ 4日目「アルケミスト」

2020年06月12日 | ブックチャレンジ
7days Challenge 
「読書文化の普及と貢献のため」に
7日間アップします。
NY在住画家、ジュエリー作家の
堂園まり子さんからバトンをもらいました♪

【4日目】「アルケミスト」
パウロ・コエーリョ

ある時、札幌の中島奏美ちゃんが
おもしろいよ、とすすめてくれて
さっそくに読んだ本。

世界81ヶ国に翻訳され、全世界8500万部
の大ベストセラーというこの本。

ニューヨークの語学学校で、好きな本は?
クラスメイトにすすめたい本は?という
トピックの中で、何ヶ国もの若き友人たちが
「アルケミスト」と答えていた。
クラスが変わって、メンバーが変わっても
何度か「アルケミスト」の名前が出てきてきたり。

その後マンハッタンのブックストアでも
目立つところにこの本がテーブルに
積まれていて、いまだに世界中で
そのおとろえぬ大人気ぶり。

あらすじを、一部抜粋すると…

さまざまな出会いと別れを通し少年は
人生の知恵を学んでいく。 
「前兆に従うこと」「心の声を聞くこと」
「何かを強く望めば宇宙のすべてが
協力して実現するように助けてくれること」――。 

長い旅のあと、ようやくたどり着いた
ピラミッドで、少年を待ち受けていたものとは――。
人生の本当に大切なものを教えてくれる愛と勇気の物語。

自分の旅を続けること、
自分を信じることの大切さを
教えてくれる一冊♪

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★ブックチャレンジ3日目「自分を愛して」

2020年05月25日 | ブックチャレンジ
7days Challenge
 「読書文化の普及と貢献のために7日間アップします。
NY在住画家、ジュエリー作家の
堂園まり子さんからバトンをもらいました♪

【3日目】「自分を愛して」リズ・ブルボー

この本はまわし者でもなんでもないのに、
何人に勧めたかわかりません。

かなりの人がこれを手にしたのではないか、と思うくらいに。

スピリチュアル版家庭の医学書、とありますが
スピリチュアル的=霊的な要素というよりも

もっと具体的に病気やケガの時における
心と体の関係をわかりやすく解き明かしています。

「病いは気から」と昔からの言葉を
私たちは誰もが知っていて、
何気ない会話の中で普通に使うにもかかわらず

いざ本当に病気になると
体と心を切り離してしまいがちです。

病気はあくまでも偶然の産物であり、
遺伝や食生活や普段の習慣からくるもので、
心はそこにまったく関係していないのだ、と。

ストレスはかなりたまっていたけれどね。
…ということは、

ストレス=心に関係している、

だからそれも要因の一つで体が不調をきたしたのに、

その「心」は実際にどのような状態だったのか、
そこにスポットライトを当て改善したり、軌道修正をする作業は
なかなかすることはありません。

医療がどんなに進歩しても、
どんなに腕の良いお医者さんにかかっても、
自分の生活習慣を変えなければどうしても限界があります。

外的要素もさることながら、
内側からそのストレスとなる部分の負担を
出来るだけ軽減するようなアプローチを
プラスしていくことでさらに元気に
健康になっていくことができる、

そんなことを教えてくれる
一家に一冊常備しておきたい本です♪

私も実際に、長いことこの本を活用してきて
何か具合が悪くなったり
痛いところがあると、その箇所と照らし合わせて

何が今自分のストレッサーになっているのかを見つめていくと、

あぁ、これ?これに反応して
不安になっていたんだ
悲しくなっていたんだ
怒っていたんだ…

と起きた事象と自分の感情の関係性を知ると、

そこまでストレスに感じる必要がない、と
思い直したり、解決策を考えてみたり、
見方を変えてみたり
少し距離を置いてみたりとなんらかの
対処法を見出せるので
心が柔軟に軽くなっていくことがたくさんあります。

そうすることで、がんじがらめに
動けなくなる前に治癒していく場合も
多々あるのではないかと思っています。

心と体のバランスを整えること。

さらに食生活や運動などもちろん
健康になっていくには複数の要素が必要です。

とても見やすい病名ごとに
あいうえお順に、辞書を引くように
調べられますし、自分の思いグセや
考え方のクセだけでなく

子どもの頃に受けた傷(インナーチャイルド)を
心理学的な視点から合わせて
複合的に自分を見つめることができます。

病気はワルモノではなく、
本当は元気になってほしくて
少し休んで、とカラダからの
優しいメッセージなのだと気づいた時

自分を愛おしく愛せるようになってきます。

特に大切な人が、体調がすぐれない時に
今どんな心理状況にあるかを
少しでも知る手がかりになったり
その上でそっと見守り
時には手を差し伸べることも
出来るのかもしれません。

とにかく便利な実用書。

読む救急箱、とも
表現している方もいらっしゃるくらいに
私もいつも何かあった時のために近くに置いてあります♪

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★ブックチャレンジ2日目「青い鳥の本」

2020年05月21日 | ブックチャレンジ
7days Challenge 
「読書文化の普及と貢献のために7日間アップします。
NY在住画家、ジュエリー作家の
堂園まり子さんからバトンをもらいました♪

【2日目】「青い鳥の本」石井ゆかり

私だってもちろん悩むことや
どうしていいのかわからなくなってしまう
ことがたくさんあります。
そんな時によく開いていたのがこの

「青い鳥の本」

本を使った書物占い「ビブリオマンシー 」
になっていて、いうならば
タロットカードなどの
本バージョンというところだろうか。

その歴史は古く、古代ローマから
その原型があったという。

著者の石井ゆかりさんは毎週星座ごとの
星を読み、ご自身のサイトやいくつかの
雑誌のサイトでアップしている星占いの方。

星の配置は同じなのに、
読み手によってこんなにも表現が
違うものなのか、と驚かされる。

ある星座占いでは、
コレコレに気をつけなさい。
これをすると凶、今週のあなたは
何をやってもツイてないでしょう、
星座中で一番ビリ、なんて
コテンパンに書かれていてヘコんで
彼女のページを開くと、

また違った視点から光を当てるように
描かれていて、ホッとして
少しこわばった心を優しくほぐしてくれる。

それはけっして口先だけで
なぐさめてくれるわけでもなく
見ないふりをするわけでもない。

あぁ、そういう風にとらえれば大丈夫。
そんな気持ちにさせてくれる。

人生だって同じこと。
同じ事象に遭遇しても、人によって
感じ方も表現も全然違うように。

よく当たる、とかハズレた、とかという
的中率を誇るような占いの域を超えて
その言葉のチョイスやたとえが秀逸で、
読むたびに心に美しく響く。
時に思わず涙がホロリと出てしまうような、
癒されたり、そっと背中を押してくれたり
勇気が湧いてきたり、これでいいんだ、と
再確認をしてみたり。

エッセイとして読んでいるような、
それでいて私自身にしっかりと
向けて投げかけてくれている。

開いたところに幸運が見つかる!というフレーズで
美しい色合いの挿絵もまた素敵✨

いつの時でも本当の答えは
自分が知っているのに

それでも人は道に迷い、どっちに向かったら
いいのかわからなくなってしまうもの。

それを鏡のように映し出すのが
時に占いであり、カウンセリングであり、

または人の言葉を通してメッセージとして
届くこともあったり。
何気なく目にすること、偶然耳にすることからも
必要なヒントやメッセージが散りばめられている。

そんなツールのひとつとして
活用するのなら、この本は私のお気に入り。

柔らかで洗練された言葉で
ふわりと心の深いところに届けてくれる
石井ゆかりさんの文に
何度助けてもらったことだろう。

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★ブックチャレンジ 1日目「父の詫び状」

2020年05月19日 | ブックチャレンジ
7days Challenge 
「読書文化の普及と貢献のために
7日間アップします。」

NY在住画家、ジュエリー作家の
堂園まり子さんからバトンをもらいました♪

【1日目】「父の詫び状」向田邦子

学校が終わると図書館カードと
黄色い図書館バッグを持って
図書館に入りびたっては閉館の音楽
「蛍の光」が鳴るまで1人で
本を読むのが、大好きだった小学校時代。

絵本や、偉人の伝記、図鑑や世界の不思議、
トンチやクイズから生活の知恵本、
ことわざなどかたっぱしから
読んでいたような気がする。

中学、高校時代は
テニス部の先輩にすすめられた文学本を
電車通学の行き帰りに読むのが日課だった。
 教科書に出てくるような日本文学の名作を
今思えばむずかしいのに12,3才から
よく読んでいたなぁ、と思う。

川端康成、石川啄木、山本有三、
室生犀星、与謝野晶子、芥川龍之介、
夏目漱石、高村光太郎…
古文や漢文の授業も好きだった。

そして大学生になり、出会ったのが
向田邦子のエッセイだった。 

最初に手に取ったのが

「父の詫び状」

昭和の家庭と、どこか不器用で実直な
父の姿が描かれていて、自分の家族のことや
体験、感じたことを自分の言葉で
描かれているのが衝撃的だったのだと思う。

これまでのどの本とも違っていて、
まだ十代だった私にはとても新鮮で
それから向田邦子のエッセイを見つけては何度も読んだ。
 
行間や間、なんともいえない空気感
すべてが大好きだった。

しばらくして、彼女が数年前に
飛行機事故で亡くなったことを知り
そういえばそんなニュースがあったっけ?
高校の時だっただろうか。ということは、
もうすでに読み終えてしまった
彼女のエッセイの新刊本は出てこないのだ、と
気づいてガックリとした記憶。

ニューヨークに来る前にも
だいぶ本を整理してきたものの
まだ彼女のエッセイは私の本棚に並んでいる。

それはそうとどんな内容だったかしら、と
ネットで調べて本の数行が出ていて驚いた。

私のFacebookやブログの文体やリズムは
彼女のエッセイの影響をまんま
受けていることについさっき気づいたのである。

そんな私にとって大切な一冊。

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