KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★2度目の秋を日本で♪

2024年11月29日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
今日は風が強いからもしかしたら
富士山が見えるかもしれない

そんな気がして玄関のドアを開けた

空は黄金色に染まり樹々も黄金色
遠くに霞む富士の山







朝は太陽輝く水平線の向こう側に
九十九里浜の海岸






日本に戻ってきて約1週間ほど

納豆に生卵、そして土鍋で炊いたごはんが
シンプルに美味しすぎる。

昨日は秋刀魚に大根おろし
今日はぬか漬けのキュウリが嬉しくて。

空港に向かう途中のマンハッタンの摩天楼







機内から見たアラスカの
アンカレッジ付近の山々










地球は毎日呼吸するように動き続けて
常に変化し続けて同じ風景には
2度と出会えない

けれど、ほとんど終わりかけていた
晩秋のNYから

日本はまだ秋が始まったばかりの樹々の色








今年はもう一度、
秋色の紅葉を楽しめそう

家の中でカタカタとミシンをかける
静かな時間






手作りのオムツ買えシートは 
あっという間にできるだろう、と
思っていたのに
意外なほど手間がかかってしまった





 
防水性の布とダブルガーゼを使った
リバーシブル   




お家用と、お出かけ用ポーチには
ポケットをつけてちょっとした小物類も入る 




買った方が安くて早いよね、と思いつつ
それでも世界でたった一つ、
愛をいっぱい込めて作る

新たな命を待ちわびながら✨

#japan #newyork

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★ジョニーとジョンのイタリアンおウチごはん♪

2024年11月19日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
Johnnyジョニーとジョニーのお父さん
John Pizzarelli(ジョン・ピッツァレリ)
の作るイタリアンおウチごはんで、

「The second annual Festa di Santa Maria 」
(サンタマリアのセカンド アニュアル フェスタ)

ジョニーのアパートメントに集まり1日中、
美味しいワインをあけて、パスタを作り








フットボールを観戦して盛り上がり
みんなでにぎやかに楽しく過ごす

マリアの一周忌。








去年の突然のあの日のことを語り合い
楽しい思い出に笑う。

先日のマウーシャも、私たちまだ悲しみを
どこかにかかえているからこれからも
こうして集まっていこうね、と言っていた。

その言葉通り今はもうこの世にはいない
マリアを中心にどれほど人々の絆が
強くなっていることだろう。

命はかくもはかなく、けれどその存在は
こんなにも大きく人と人を
結びつけることができるなんて。

それは彼女が果てしないほどの深くて
広い愛の人だったからこそ。

そんな素敵な人と、素敵な人たちと
出会えて本当によかった。






↑ジョニーのパパ、ジョンは有名なギタリスト。
いちいち日本語に翻訳して
料理の説明をしてくれています♪


🇮🇹国旗をつけたオリジナルの
イタリアンシェフの衣装をまとって
ジョニー親子が作るパスタの数々の
美味しいこと💖
とにかくハーブをふんだんに使う。








マッシュルームのペンネには
フレッシュのタイムとセージとパセリ








ゴートチーズのToretelloniトルテリーニには
オレンジの皮とFennel Pollen(フェンネルの花粉)










それぞれに水牛のバターが使われている。

ルッコラのペスト(ペースト)には
サザエのシッポのような形の
“デスビオ”という名のパスタを。
ソースがよくからむのだという。








ベシャメルソースから手作りの
ラザニアもレストラン越えの美味しさ。










ジョンの手作りニョッキに
セージバターのソースも絶品✨








Leo もお父さんもおじいちゃんも、
ここのファミリーは男性たちが
料理上手のパスタ名人。

今まで知らなかった奥深い
パスタの世界を教えてくれる。






私は再びキャロットケーキを朝から焼いた。






誰もが「Wow!キャロットケーキ!
I love carrot cake!!!」と口を揃えるほど
大人気の定番ケーキは私の得意料理の
一つになりそう。これもまたシナモン、
ナツメグ、すりおろしたショウガが
たっぷり入りスパイスがしっかり
効いていて、こっちの味という感じ。

帰ってきたらまた会おうね、という言葉を 
さよならの代わりにハグをして手を振って。

明日の今頃は空の旅へ。

たくさんの愛にあふれた
ニューヨークでの時間。

あちこちにクリスマスのイルミネーションが
輝き始めた街を名残り惜しく歩く。








人生は何があるかわからないから
いつだって一期一会の気分。

またここに帰って来られますように、と
願いながらスーツケースに荷物を詰めこみ
次の日本での時間の準備を始めている。

#newyork #manhattan #イタリアンおウチごはん#ニューヨーク暮らし

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★マウーシャのブラジルおウチごはん♪

2024年11月18日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
  マンハッタンにあるMaucha マウーシャと
Dudukaドゥドゥカのアパートメントで
「ブラジルおウチごはん」パーティ♪

 「サウージ!」とみんなで乾杯。

ブラジル人が作るブラジル家庭料理💖✨








ブラジリアンレストランでこれまで何回か
食べたことはあるけれど、やっぱり
何かが違う。ここの人たちが「Sushi 」は
食べたことあるけれど「Kaoru の作る
Sushiはぜんぜん違う!」といつも
驚いてくれるように。

日本人の私たちにとっては可もなく不可もない
普通の家庭で作る巻き寿司に
え?そんなに?とビックリするほど
喜んでくれる。

お互いに食べたことのない料理をいただき
新しい発見にココロ踊らせる。

さまざまな国の人のおウチにおじゃまして
手作りごはんをいただくのが私はなにより好きだ。

ブラジルはじめ南米や中南米の
カリビアン料理にはブラックビーンズを
ごはんと一緒に食べるスタイルが多いが
その国によってブラックビーンズの作り方が違うそう。

昨夜から長い時間煮込んだ
ブラジルスタイルのブラックビーンズ
パラっとしたライスにカラードグリーンの炒めもの。


そして初めて食べたのが
「Farofaファロッファ」

ユッカ(キャッサバ)の粉を使った粉料理で
玉ねぎ、ガーリックにバナナを茶色くなるまで
炒めてユッカの粉を混ぜてさらに
フライパンで炙るように炒めたものというより
“煎ったもの”という表現の方が
近いかもしれない。
水分を加えないので粉のままだけれど
少し香ばしく、ときおりバナナの甘みが
口に広がる。









それらをオレンジのスライスと一緒に
食べる。









イメージしやすい身近な料理に例えると、ごはんと甘くない黒い豆ソースと少し
粗めのきな粉と青菜のガーリック炒めを
冬みかんと一緒に食べる。
そんな感じだろうか。

それがなんともいえない美味しさ♪



愛がいっぱい詰まっている
おウチごはんはレストランでは
味わうことのできない心に沁みゆく
深さがある。








私はオーガニックにんじんをたっぷり
使ってスパイスの効いた甘さ控えめの
「キャロットケーキ」をデザートに。

マリアが残してくれた
思い出のケーキ型を使って。










数日前は畑で採れたトマトとバジルで
サラダを作り、













シュリンプのコーングリットにも初挑戦。
コーングリットはアメリカ南部の料理。








沸騰したお湯で5分ほど煮てフタをして
少し蒸らすだけ。こんなに簡単に
できるなんて。シュリンプはOLD BAY
(オールドベイ)というシーフード用の
シーズニングスパイスとガーリックを
オリーブオイルで焼いたものをのせる。
家で作ってもお店とおんなじ味になった。
コーングリットはお粥のように柔らかく
消化もいいので日本に帰っても作りたい一品。



先日は友人、Aaronアーロンの演奏する
ショーを観るためにブロードウェイへ。
やっぱり本場のブロードウェイショーは
いつどんな作品を観ても迫力があって
鳥肌が立つほど感動してしまう。












そして夜のきらめくタイムズスクエア、 エンパイアステイトビルと地下鉄の白い煙り。









時間があったらテニスやピックルボールで
体を動かしたり、ヨガで心身を整えたり。

楽しかったニューヨーク暮らしも
あとわずか。
来週にはまた日本へ。

行ったり来たり、あちこち旅をして。
今はもう仕事に追われることのない
暮らしだけれど、気の向くままに
手を動かしてジェルプリントで絵を
描いたりミシンかけしたり、畑を楽しんだり。

元気なうちに行けるところは
どこにだって行きたいし
やりたいことはできる限り
チャレンジしてみたい。

人生はいつだって後には戻れない。
常に新しいフェーズに入り
時に昔を懐かしみながらも
今にしっかり向き合って。

未来のことなんかわからなくても
それでも明るく輝く明日を信じて
流れに身をゆだねて。

#newyork #manhattan #ニューヨーク暮らし#ブラジルのおウチごはん

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✨ジェルプリント✨「Autumn in New York 」

2024年11月10日 | ジェルプリント
✨ジェルプリント✨
「Autumn in New York 」シリーズ

2024年の秋は日に日に色が移ろいゆく
紅葉と、ホリディシーズンが始まる街を
彩るパンプキンをたっぷりと心ゆくまで
楽しむことができた。

NY はそろそろ晩秋の気配。もう少しだけ
名残りの秋の様相、嬉しいことに。

例年ならば、短い夏が終わると
あっという間に秋風が樹々の葉を散らし
長い冬が始まるニューヨークも今年は
ここもいつもと気温が違う。

地球規模の気候変動はいいサインとは
言えないけれど、でもおかげで
毎日うっとりするような秋の風景を
堪能することができたのは 
思わぬギフトだった。

ニューヨークの

アップステイト(郊外)の
Bear Mountain ベアマウンテンの紅葉や
Warwick ウォーウィックでのリンゴ狩り
近所のブロンクスの街路樹が色づいていくさま
見慣れた黒い鉄製の扉の美しさ
ハロウィンの前からあちこちに飾られるパンプキンたち。

寒い冬が来る前のひと時、
ニューヨークの街はひときわ華やいでいく。

*************

1、「ブロンクスから見えるマンハッタンとパンプキン」






2、「パンプキン・パンプキン」






3、「三日月の夜」






4、「秋色のニューヨーク」






5、「アップルピッキングの思い出」






6、「ベアマウンテン 湖の秋景色」






7、「ブロンクスの紅葉」






8、「満月と紅葉」






9、「樹々の彩り」



⭐︎1〜4はパンプキンがモチーフに
5〜9は紅葉がテーマ

*************************

ジェルプリントは版画に近い手法で、
専用のジェルシートにローラーで
絵の具を幾層にも重ねながら
ベースの色を作り紙に写し取ります。
そして自分で描いた絵を切り抜いて作る
シートをステンシルの要領でスポンジを
使って色を乗せて。

基本的に絵筆は
使わずそのほかに、スタンプや空き箱
市販の立体シールやワイヤーのメッシュ
木の葉や枝などなど、なんでも使って
色をつけて押してみたり、色や形を抜いて
残してみたり。油絵でも水彩画でもなく
自由に心の風景を映し出しています。

#newyork #newyorkslowlife #autumminnewyork#gelprint#handmadestencil##ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#オータムインニューヨーク#ジェルプリント#自作ステンシル

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★旅の最後はフィラデルフィア

2024年11月08日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
メキシコから旅の最終日は
フィラデルフィア。

前日の夜のショーの仕事を終えて
翌日は帰るだけなので、どこに行こうか。








フィラデルフィアは3、4回目だけれど
ここは好きな街のひとつ。

中心地は近代的なビルも多いが歴史のある
大きい建物もあちらこちらにあり
道もすっきり広くて綺麗な街並み。












おなじみの映画「ロッキー」の有名な
トレーニングする階段のある
フィラデルフィア美術館の前を車で
通りかかった時、なにやら舞台が見えた。
道路に柵があってイベントが行われる様子。
なんだろう?コンサート?マラソン?と
言いながらホテルの部屋に入ると
大きな窓の正面からその場所を眺めることができた。






旗に書かれている文字には
大統領候補の名前が。
選挙の前日、どうやらここで最終演説が
行われるらしい。調べると、レディガガも歌うのだそうだ。夕方になるとものすごい
数の人たちが列をなして並んでいた。

さぁ、今日はどこに行く?

ホテルに置いてある周辺地図に小さく
書いてあった「Market 」の文字を
Leoが見つけて、ここに行ってみよう!と
チェックアウトを済ませて歩きで向かう。
どんなマーケットなのかもわからないまま
お散歩しながら気ままに街歩き。


フィラデルフィア市庁舎はヨーロッパを思わせる石造りの巨大ともいえる建物で彫刻があちこちに施されて本当に美しい。














暑い日差しのメキシコとテキサスから
気温はグッと下がっても、天気も良く
気持ちのいい秋の日。あちこちの写真を
撮りながら、

Reading Terminal Market 
(レディング ターミナル マーケット)に到着。







130年前に始まったという 
古い駅舎を利用した市場で
ローカルフードや各国のレストラン、
生鮮食品、雑貨屋からローカルハチミツ
ナッツやスパイスのお店など
バラエティ豊かなショップが立ち並ぶ。












↑上段にはクリームに包まれたアップルパイ、下段にはチョコレートケーキで包まれたパンプキンのスゴすぎるケーキ😂


見ているだけでも楽しくて
ワクワクしてしまう。

買ったものをその場で食べることのできる
スペースがあるので、それぞれ
食べたいものを選んでテーブルへ。






私はニューオリンズ のザリガニとエビの「Etouffeeエトフェ」を。
スパイスの効いたトマト味の煮込み料理で
ライスの上にかけていただく。








前日のショーのレストランではCatfish (ナマズ)のフライを食べたので
2日続けてニューオリンズ 料理となった。






フードコートでお隣に座った親子さんは
地元に住んでいて良くここに来るのだという。
1日いても飽きないほどいろんなお店が
あるのよ。あのお店ではアリゲーター
(ワニ)もあっておススメよ、と
教えてくれた。まさにザリガニを
食べていあの店だ。ニューオリンズ は
美味しいものがたくさんでもう一度行きたい場所。

Leoはブロッコリーロブとチーズの
イタリアンローストビーフサンドイッチを。
ここは男性ばかりが並び、長蛇の列だった。









ひと口だけ味見したがここは
大人気の理由がわかるほどの味。

ローカルハチミツ屋さんのリップと
モロッコ雑貨店の革製のスリッパ





そしてバルサミコとオイル専門店では
ホームメイドの「ピーチバルサミコ」に
「グリーンアップルのホワイトバルサミコ」を
おみやげに。今晩さっそくこれで
ドレッシングを作る予定。








ニューヨークから車でも
確か電車やバスでも2時間ほど。

フィラデルフィアは何度来ても楽しい
おススメスポットのひとつ♪






#newyork#philadelphia#ニューヨーク旅便り

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★メキシコ 国境の町、レイノサで

2024年11月04日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
リハーサルの間にReynosa(レイノサ)の
行きたいところどこにでも
連れて行ってくれるとスタッフの方が言う。

特に見るところって何にもないんだよ、
ここは。観光名所もおもしろそうな場所も
ないらしい。

けれど、

迷わずリクエストした行き先は
「ローカルな市場!」もしなければ
スーパーマーケットでも!

そこで暮らす人々の息づかいを感じる
市場やファーマーズマーケットや
日本なら“道の駅”や産直市場、
単なる日常づかいのスーパーマーケットや
コンビニでさえも旅にはかかせない。

若い2人が連れて行ってくれたのは
1882年にスタートしたという古くて
ローカル感満載の市場。






メキシコらしい刺繍の衣装や生活雑貨が
軒を連ねる。いきなりテンションが
爆上がりしてアドレナリンが出そうなほど
ドストライク✨











なにしろここは国境の町。
物騒な地域もあるしツーリストらしき
人たちをついぞ見ることもなかった。
さすがに地元の人の案内なしでは
ネットにも情報がとにかく少なくて
どこにも行けそうにない場所。
効率的に短い時間でポイントを押さえながら
歴史やさまざまな説明をしてくれる。

「どこから来たの?」と聞かれて
「Japan 」と答えると2人とも声を揃えて
「Wow!!! 今1番行きたい場所なんだよ!
欧米じゃなくて日本に行ってみたい!
(アニメの)“ワンピース”が大好きなんだ。
そして安全なんでしょう?安心して
歩けるなんて本当にいいよね」という。






これはテキーラを入れる壺、
これはワカモレを作るためのもの
(石臼)、これはトルティーヤを温める
ためのフライパン。

このベビー用の衣装は教会で洗練を
受けるためのものでボクもまだ持ってるよ。

タコスは南メキシコと北メキシコでは
ぜんぜん違うんだ、あっちはホンモノじゃない。
北メキシコが本場なんだ!ほら見て!
あのお店は週に3回は行くかなぁ。
すっごく美味しいんだよ。なんなら
毎日タコスは食べるよ、とタコスについて熱く語る2人。

市場やレイノサの中心地を歩きながら
あれこれ教えてくれる。

そして広場には「死者の日」
El Dia de los muertos
(エル ディア ディ ロス ムェルトス)のデコレーション。






「リメンバーミー」にも登場する
「靴磨き屋さん」がテントの下で
ズラっと軒を連ねているのを見て
なんだか嬉しくなってしまう。








別れ際に少しばかりのお礼にと財布から
お札を取り出すと、No,no,no,no!
ボクたちはここのイベント会社の
スタッフだから、これもみんなボクたちの
仕事なんだよ、と言って受け取ってくれない。
前日の空港からディナーからホスピタリティがものすごくて、きめ細やかな
心遣いに感激しきり。

翌朝は夜から始まるコンサート前に
みんなで集合して、再びその市場へ行き
ショッピング。今度は私が案内役。

そして昨日気になっていた
ストリートフードをあれこれチャレンジ。

揚げたてチュロスにはコンデンスミルクをかけて。










カリッカリのクリスピー。砂糖もそんなに
かかっていないので、カリっとしっとり
コンデンスミルクとのコンビネーションが絶妙✨

焼きトウモロコシにはライムを絞り、
赤いペッパーと塩にチーズを。
トッピングがいろいろあってその場で
いろんな味を注文できる。










カラフルなドリンクたち。“ハマカ”と呼ぶ
真っ赤なハイビスカスティ。
こういうストリートの水はちょっぴり
警戒してしまうが、メキシコでは
そういえば水でおなかをこわしたから
注意した方がいい、という話を聞いたことがない。






それから「死者の日」の期間、年に5日間
しか販売されないというガイコツを
モチーフにしたパンも。
オレンジ風味がして思ったよりふわふわで
日本のパンにほどなく近くて好きな味。



↑上に乗っているのがガイコツモチーフらしい。お店によってガイコツのカタチはいろいろ。砂糖なしもあり。


メキシコ料理はニューヨークに来てから
その魅力を知った。たくさんのメキシカン
がいるから美味しいメキシカンフードが
食べられる。日本に戻ったら無性に
恋しくなる味になってしまったほど。

それがやっぱり、本場はさらにどれもこれも
美味しくて、前回の2年前は体調が悪くて
心から味わうことができず
いつかリベンジに!と思っていた。

思いもかけずまた来ることができて、
メキシコのごはんを食べられるなんて
感慨深い。しかも痛い所も辛いところもなく
ちゃんと歩ける、ぜんぶ美味しく感じられる。
それだけでなんとありがたいことか。
しみじみとあの時を振り返りながら
喜びと感謝にひたる。

スターバックスの「メキシカンホットチョコレート」は
シナモンやスパイスが効いていて新鮮なテイスト。






ホテルの朝食ブュッフェも品数は
少ないものの定番の朝ごはん「チラキレ」
が想像以上にハマってしまう。
鉄のカバーを開けると、温かい
ブラックビーンズに三角形のチップス
そこにスクランブルエッグとソース
サワークリームをのせてチップスを
パリパリといただく。














アボカドのワカモレやチーズののった
トルティーヤチップスの「ナチョス」に
似ているのだが、また少し違う。
どっちも好きな料理となった。

帰路に着く前、
残ったペソ(メキシコのお金)はどうする?
両替する?使い切る?

またメキシコにごはん食べに来たいから取っておこう!

と財布に戻した。

噂によるとニューメキシコもかなり良いらしい。
すぐに戻ってくることを願いつつ

Requintetrio(ヘキンチェトリオ)の
コンサートも最後は全員
スタンディングオベーションの大喝采を
浴びて本当に素敵なショーだった。












時間が押して夜の「死者の日」には結局
行けずに残念。それでも昼間に1人で
お祭りのようににぎやかな墓地に行き
たくさん写真を撮ってきたから
この旅の目的もひとまずコンプリート✨
(危険地帯といえど、この日のお墓は
ファミリーであふれ安全地帯なのでしばし1人旅)





↑墓地の前はさながらお祭り。
花屋や屋台がズラリと並び楽しい♪


↑メキシコの陶器屋さん
↑鍋でパンケーキのようなものを焼いていた




↑モクモクと煙をあげるバーベキュー
良い匂いがあたりにたちこめる




↑死者の日のパンを売っている屋台


↑砂糖きびジュース用の砂糖きびが華麗に積まれている


会場からそのまま国境へと向かい
再び陸路で国境越えはいつにもまして
ドキドキしてしまう。なにしろここ、
ドキュメンタリーで見たことある
ヤバい場所。それでも拍子抜けするほどに
あっさりスムーズに通過。

ホッとして空港前のホテルでひと眠りして
朝4時起きでただいまフィラデルフィアに
向かう飛行機の中。

今夜はフィラデルフィアで
別の演奏の仕事があるそうで、
ダラスから乗り継ぎの飛行機に乗るためにダッシュ。予定時刻に到着したのに
機外に出るのに時間がかかったからだ。

ミュージシャンは楽器持って
あちこちこんなふうに移動して
いつも間に合うかハラハラなんだよ。と苦笑い。

いつだってアドベンチャーの旅

美しい空や自然の風景に心から感動し
訪れた場所の歴史や風習、文化を知る旅

ここ最近ではそこで暮らすさまざまな
国の人たちと出会い、絆と愛を深めていく
旅になっている。

人生という旅路の中でキラッと輝き
時にピリッとエッセンスが効いて忘れられない
思い出がひとつ、またひとつを増えていく。

いつかこの世を去る時にそれらの記憶はきっと魂のどこかに刻まれているのだろう、と思う。

#newyork#mexico#お仕事くっつき旅

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★陸路でメキシコへ♪

2024年11月01日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
大好きなRequintetrio(ヘキンチェトリオ)の皆さんの
お仕事くっつき旅でメキシコ🇲🇽へ✨









ハロウィンの日の早朝に出発し、
フィラデルフィアの空港まで車で行き
ダラスからさらに飛行機を乗り継ぎ
サウステキサスの
McAllen (マッカラン)空港まで。








なんだかんだでここに来るまで13時間。

先日のマサチューセッツは
晩秋の風景だったのに、
テキサスに降り立つとヤシの木と
トロピカルな風と大きな夕陽。








全身のチカラがホッと抜けていく。

メンバーのみなさんとはここで合流し
イベントの主催者の方が迎えに来てくれて陸路でメキシコ入り。










リオグランデ川を渡るともうそこは
ガラリと雰囲気が変わり
まったく別の言葉や風景が広がっていた。








国境近くはどこもそうだけど、
治安があまり良くないから
1人でウロウロしない方がいいから
どこか行く時は誰か案内の人をつけるね、
と言ってくれた。

1人旅気分を味わって知らない場所を
散策する時間も楽しみのひとつだけれど
今回は安全第一。
みなさんと一緒に過ごすことにしよう♪






今夜のニューヨークは
盛り上がったんだろうなぁ、
こちらは静かなハロウィンの夜。

それでも、なんと✨

明日はメキシコ最大のお祭り

El Dia de los muertos
エル ディア ディ ロス ムェルトス



↑マッカラン空港にあった
祭壇のディスプレイ


映画「リメンバーミー」でも知られている「死者の日」✨

いわゆる日本のお盆のようなお祭りで
亡くなった家族の霊をこちらに迎え入れ
家族団らんを明るく楽しく過ごす日で、
お墓にごちそうを持って飾りつけをして
マリアッチの演奏があったり
とにかくにぎやかなのだとか。

飛行機の中でもう一度復習のために
「リメンバーミー」を観て、もう心は
ワクワクときめいている。
明日の夜はどこかに
連れて行ってくれるのだそう。

ディナーはやっぱりローカルなごはんが
食べたいとリクエスト。
連れて行ってもらったレストランは
高級な雰囲気の素敵なお店。
ここは本当にメキシコ料理?と思ってしまうほど。

まず頼んだドリンクは
「キューカンバーのマルガリータ」






キュウリのマルガリータにはハーブの
セージとドライライムのスライス。
グラスのふちにはほんのりシュガーの入った
チリライムがついていて、これ、
オシャレでしかも抜群な味〜❣️

カクテルじゃなくてもソーダにセージと
キュウリとライムでまたウチで試してみたい一品✨

数々の本場メキシカンはどれも美味しい、
やはり地元の人に連れて来てもらう
食事はサイコーにイイ♪








デザートに注文してくれたのは、
青い綿菓子を雲に見立てた
クラウドチーズケーキと






コーンケーキ。






とうもろこしのカタチをしたケーキは
コーンミールが入っているのだろうか、
しっとりとして少しカラメル風味。



これはぜひレシピとトウモロコシの
ケーキ型をゲットしたいところ。

今回は短いメキシコの旅。

それでも思いっきり楽しもう❤️✨

#newyork #mexico #お仕事くっつき旅

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