本日(2月27日)の読売新聞は「ネット通販拡大、再配達の山」というタイトルで宅配便の人手不足問題を大きく取り上げた。ちなみに、本稿のタイトルは、同紙時事川柳欄からの引用である。
また東洋経済新報の今週号も通販の物流問題を取り上げている(下の広告参照)。宅配業界の苦境は、にわかに社会問題になった感がある。
さて、通販会社が値上げに難色を示しているそうだが、送料を通販会社が負担しているケースも多いから、無理もない。しかし、通販業界と宅配業界の共倒れを避けるには、値上げは避けて通れない。そして、その値上げは最終的には消費者に転嫁されるだろうが、これもやむをえない。マクロ経済の観点からも、物価上昇はアベノミクスが意図していることであり、結構なことだと評価する。
頑張れヤマト!!