頑固爺の言いたい放題

森羅万象なんでもござれ、面白い話題を拾ってレポートします。

韓国の新聞紙の東南アジア向け輸出が急増

2021-04-15 17:16:20 | メモ帳
韓国のMBC放送は最近、韓国の新聞紙の輸出が急増していると報じた。

その報道は大略、次のようである(青字)。

2017年までは、韓国の新聞紙輸出は年間100~200トンだったが、その後下記のように急増している。

2018年 1,000トン
2019年 4,500トン
2020年 18,000トン

大手新聞の未使用の新聞紙が、バンコックのIKEA(家具店)などで包装紙として使われていることが目撃された。タイ始め東南アジア諸国では、他国の新聞紙も入手可能だが、韓国製は未使用なのでマッサラであることと、大量に入手できることで人気がある。価格は円貨換算でキロ50円程度。仕向け国はタイ、インドネシア、パキスタン、フィリッピンなど。

実売数の歪曲は、補助金や広告料金にも関係することであり、いろいろな調査が実施されているが、有料部数は60%とか50%という説もある。

韓国の新聞社が包装用に余分に印刷することはありえず(笑)、余った新聞を廃棄する代わりにタダ同然で輸出したものと考えられる。新聞が売れなくなったことの証左だろう。

韓国における急速な新聞離れは、ネットで情報を取る人が増えたことと、所得の減少に原因があると判断してよさそうだ。

だが、対岸の火事と笑ってはいられない。これは早かれ遅かれ、日本でも起こりえることなのである。









・・2019年の国内紙の新聞購読率は6.4%。10年間で4分の1に急減したのに対し、同じ期間の新聞発行部数はほとんど減らずにそのままです。新品の新聞があまるしかありません。新聞社の影響力を決定する有料部数の操作が疑われます。

新聞発行部数を集計するABC協会が昨年明らかにした発行部数比有料部数の割合は、朝鮮日報の場合96%。しかし、文化観光体育部が朝鮮日報9つの支局を調査した結果、有料部数の割合は60%台で、捜査を進めています。



【キム・ドンジョ/全国新聞販売連帯委員長] 「購読者の数が減ったから(各新聞社の支局の)購読料収入も減るものでしょう。(※なのに無理矢理販売ノルマを押し付けられるから)新聞を古紙として売って新聞代金に足すしかないですよ。これに何の意味がありますか」



新聞発行部数は、特に有料部数は広告単価だけでなく、国家の補助金を策定する重要な基準。新聞社が、読まれないと知っていつつ新聞を刷って、支局に押し付けて、耐えられなくなった支局が海外に(※包装紙として)販路まで開拓しつつ、見苦しい「新聞紙韓流」は、しばらく続く見込みです>>





最新の画像もっと見る

コメントを投稿