頑固爺の言いたい放題

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慰安婦合意は無理だった?

2018-02-09 13:16:15 | メモ帳

前回、岩波書店による広辞苑の偏向編集を批判した文章の中で雑誌「選択」の記事を引用したが、「選択」の基本的思想が保守派であるということではない。「選択」2月号に掲載された「外務省『外交放棄』の亡国」と題した記事に次のような箇所がある。

・・・安倍がトランプ米、プーチン露両大統領と無闇やたらと会談して愛想を振りまき、「首脳間の個人的関係は史上最高に良好」と自賛したところで、具体的に何がうまくいったのか、成果が何もない。

日韓が無理に結んだ慰安婦合意が案の定、暗礁に乗り上げた。

日中は雪解けムードへ期待が高まるが、首脳往来再開のめどは立たず、・・・主導権は中国側に握られている。

日本政府の外交が成果を上げていないという地の文にも異論があるが、それはさておき、下線を施した部分には納得しかねる。

すなわち、慰安婦問題について前朴政権と合意に達したことは日本外交の成果である。それが「暗礁に乗り上げた」のは韓国の政権交代に原因があり、韓国側の問題だ。「無理に結んだ慰安婦合意」では、まるで日本政府が理不尽な要求をしたように受け取れるが、それは明らかに誤りである。

「選択」を批判しても始まらないが、冒頭に述べたように「『選択』の基本的立場が保守派であるわけではない」ことを明らかにしたいので、タイミングがずれていることを承知の上で、この駄文を掲載する次第である。

それにしても、世の中様々、いろんな意見があるものだ。

 

 



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