頑固爺の言いたい放題

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支離滅裂になった韓国の観艦式

2018-10-13 14:04:46 | メモ帳

韓国は、最近済州島で開催された観艦式に参加する各国に「国旗と韓国旗を掲げるように」と要請した。日本はこの要請を「旭日旗掲揚を自粛するよう求められた」と解釈し、観艦式参加を見送った。ところが、オーストラリア・カナダ・シンガポール・タイの各国は軍艦旗を掲げて参加した。その理由はなにか? 頑固爺の推測は次のようである。

韓国の要請は、「自国旗と韓国旗を掲げるように」だったが、これら4カ国は重要な点は韓国旗と理解した。つまり「国旗には軍艦旗も含まれ、それ以外に韓国旗も掲揚するように」と受けとめ、「軍艦旗を掲げるな」などという国際慣習から逸脱したことを要請されているとは夢にも思わなかったのではないか。

韓国はこれら諸国が軍艦旗を掲げたことには抗議しなかったが、その理由は、「この要請は日本だけを狙い撃ちしたものなので、他の諸国がどうしようが構わないことであり、そもそもこの要請には強制性はなかった」ということではなかろうか。

参加各国が韓国旗も掲げたかどうかの報道はないが、各国の軍艦が韓国旗を用意してあったかどうか甚だ疑問である。

https://www.youtube.com/watch?v=I8o0mptc6m8

この事件にはもうひとつの問題点があった。それは、文大統領が乗った軍艦が、大昔に韓国が日本との海戦で勝利した時の将軍の旗(つまり反日ツール)も掲げたこと。

https://www.youtube.com/watch?v=M-T-O39miZ8

その旗の意味がどうであれ、「国旗と韓国旗を掲げるように」と各国に要請しながら、韓国自身はその要請に反する行為を行ったのは筋が通らぬ。産経新聞は次のように報じている。

韓国は観艦式で文在寅大統領が演説をした駆逐艦に「抗日」の象徴として英雄視される李氏朝鮮の李舜臣(イ・スンシン)将軍の旗を掲揚した。国旗以外の掲揚自粛を求めた対応と矛盾しているが、岩屋防衛大臣は記者会見で「答えにくい。お察しいただければ」と述べるにとどめた。

さて、軍艦旗問題以外にも、中国は招待されたにもかかわらず参加しなかった、マレーシアはドタキャンした、フィリッピンは遅刻した、などのネガティヴな話題もあり、全体的にこの観艦式は支離滅裂だった感がある。

ところで、この事件に関して、日本のメディアは産経新聞以外あまり報じていない。以前にも書いたことがあるが、日本のメディアは韓国にネガティヴな話題については報道量が少ないように感じる。

さて、なぜ韓国が日章旗でなく旭日旗を目の仇にするのか理由がわからなかったが、ネット情報によれば、2012年に韓国のサッカー選手がたまたま旭日旗を侮辱したのが発端らしい。それ以来、旭日旗が反日ツールとしてもて持て囃されるようになったという。これが事実なら、なんともバカバカしい話である。

 



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