品川・名古屋間を40分で結ぶリニア中央新幹線。完成は早くて2027年らしいから爺の存命中には間に合わないだろうし、たとえ間に合っても利用する機会はないだろう、ということで興味がなかった。
しかし、WILL誌 7月号に掲載された「リニアの夢を砕く 川勝平太静岡県知事はズブズブ親中派」(白川司)を読んで、「これは一大事」と思うに至った。
ご存知と思うが、このリニア中央新幹線は神奈川県、山梨県、静岡県、長野県、岐阜県、愛知県を通過するが、静岡県だけには駅がない。そのわけは、地図を見れば一目瞭然だが、問題の地域は山梨県と長野県の間に挟まれた山深い場所だから、駅を作る意味がないこと。言い換えると、静岡県にはこのプロジェクトで得るメリットがないのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/65/4d4e29e9debac91489f4bfddca6c61b6.jpg)
メリットはないが、デメリットはある。それは川勝知事によれば、“トンネル工事によって大井川の水流が変化する懸念がある“こと。JR東海は“トンネルから出る湧き水はすべて大井川に戻す対策を講じる”と言っており、川勝知事の主張は言いがかりにすぎないように思える。
こうした中、WILL誌に掲載されている記事によれば、川勝知事は中国と非常に親しいという。具体的には、静岡県は中国浙江省と友好都市関係を結んでおり、静岡空港にはコロナ以前は杭州からの直行便が毎日入っていたとか、静岡県の特産物を浙江省で作る計画を進めていたなど、かなり親密な提携関係を構築している。さらに同記事は、経済的関係だけではなく、川勝知事の思想面での中国傾倒ぶりも報じているが、長くなるので省略する。
だが、ここまでは目くじら立てるほどのことではない。この程度の親中派は日本にいくらでもいる。爺が「これは一大事」と思うわけは、中國の浙江省もリニア計画を進めており、もしJR東海よりも先に浙江省のリニア高速鉄道が完成すると、日本は輸出市場で遅れをとることになるからだ。先端技術はもっとも早く完成した国が、輸出市場で圧倒的に有利になることはいうまでもない。
まさか、川勝知事が意図的にJR東海のプロジェクトを妨害することで、浙江省が有利になるように画策していることはないとは思うが、同知事のイチャモンが常軌を逸しているように感じられるだけに、“下司の勘繰り”とは言い切れない部分もある。
川勝知事はこのWILL誌の記事を読んだことだろう。同知事の弁明を聞きたいものである。
極右・権力側のマスゴミ所属の白川の様な
夜郎自大の言説を鵜呑みにして、やれ親中
だのと川勝静岡県知事をレッテル貼りする
のは、あまりにも短絡、単純では?
大井川の水流に与える影響について
もっとお勉強されてからコメントを
発しないと後で大恥をかきますよ。
御歳何歳になられるか存じあげませんが
穏やかな日々を過ごされますよう。
貴殿はWILLや白川某は信用できないという前提に立っていますが、それは偏見ではないでしょうか。誰がどこで発言しようが、正しい意見は正しいはず。
大井川の水流については、私は素人ですか、貴殿は調べた結果、川勝知事がの意見が正論であると判定したのですか。それなら、その根拠をご教示ください。
なお、私も白川某の意見に分があるように思いつつ、川勝知事がそこまで阿呆だとも思えず、川勝知事がどう反応するか興味を持っている次第です。
逸していると思われる」と言われましたよね。
静岡県内に停車駅がないとか、中国に先行
して欲しいとか。彼はそんなに【ケツの穴】が
小さいとは思いませんし、ズブズブの親中派
だなんて、彼に失礼とは思いませんか?
大井川の水流の問題については真逆の
言説があり、小生もどちらが正しいのか
正直分かりません。
言える事は、トンネルが南アルプスを
ぶち抜けば大井川水系に影響を与える
のは間違いない事、それにより多くの流域
住民が多大な影響を受ける事、水量を戻す
とのJR東海の説明は全く具体性に欠ける事、
何よりも嘗ての様な経済成長今更、リニア
なんて要るの?
ともあれ、知事選の結果を待ちたいと
思いますが、民意を屁とも思わない前・現
政権と葛西某が帝王として君臨する
JR東海との特殊な関係もあるので川勝知事
が勝っても一寸先は闇。
本日、書店で売れずに山積みになってた
WILLの表紙の何たる目次!夜郎自大の
偏見てんこ盛り。
爺さんは愛読されておられるとの事ですが
問答無用で相手を斬り捨てる同誌の
編集方針は絶対に看過出来るもの
ではありません。偏見と言う言葉は
熨斗を付けてそっくりお返しします。
お金を払って読むつもりはないので
ざっと立ち読みしました。
いつもながらの荒唐無稽な論旨。
川勝知事はいちいち反論する程、
おヒマじゃないし、愚かでもないと
思います。
「荒唐無稽」であるなら、反論して濡れ衣を晴らそうとするのではないでしょうか。
WILLの様な雑誌(前後間もなく、カストリ雑誌
ってありましたが、ふと思いだしました)に、
白川某の様な人物が、荒唐無稽な事を
書き殴った(書き散らかしたの表現が適切かな)
としても、まともで普通の大人は相手にしません。
反論でもしたら、まさに相手の思う壺にはまり
ますので。何しろ、相手は喧嘩したくてウズウズ
してる手合ですから、クワバラ・クワバラ!
媒体がもし、朝日新聞ならば必ず反論する
と思いますが、quality paperの朝日新聞が
そんな与太話を載せるはずもありません。
言っておきますが、小生は一介の購読者に
過ぎませんので、くれぐれも誤解されません
よう(微笑)。
ご意見承りました。これで、この論争はジエンドとします。