今回の出張では一生分と思えるほどの中華料理をいただく。上海、四川そして広州料理。横浜中華街で出る一般的なメニューとは明らかに違う品々。高級食材のダチョウの足の煮込み。20センチほどの三本爪の足がそのまま煮込まれ大きな皿の中央にのる。薄手のビニール手袋の片側を渡され、それで足を掴んでかぶりつく。現地の人は綺麗に皮や水かきをしゃぶり尽くし骨だけにしていた。同じ味付けで“なまこ”の姿煮。ナイフとフォークで食す。食感は竹輪とコンニャクの中間という感じ。特に味はなく歯応えを楽しむものかも知れない。しかしあのイボイボのお姿は少し衝撃的。上海蟹はボイルしたものが丸ごと一匹。他に生の蟹もあるらしい。足と蟹味噌が美味らしいが、あまり食べるところなくいたずらに殻を割る作業で梃子摺る。そして止せばいいのに胸のエラ?を開けてしまう。白い神経系のような葉脈状の筋と剛毛の黒い密集を見てしまう。巨大な白身の淡水魚、これは匂いが強く食べないほうがいいと教えられる。中国では四川料理がブームらしく繁盛している店に行く。辛い真っ黒のスープの入った大鍋には大量の山椒の実と生姜が固まりのまま鍋底にゴロゴロと投入されている。串に差したエビやキノコ、謎のはんぺんやカニカマを鍋に投じてはしゃぶしゃぶのようにして食べる。ビンテージものの紹興酒も試してみた。豪華な木の化粧箱に収められた青磁瓶は見るからに高そう。日本のように燗にしたりザラメは入れない。器は浅い醤油差しのような杯。今まで経験した紹興酒に比べ角がとれクセもなく柔らか。連日連夜の中華三昧でコラーゲンと油たっぷり。お肌ツルツルとなって帰国。中華料理は高カロリーの食事ではあるが、炭水化物の摂取量は少なくて案外と太りにくい食事なのかも知れない。残念ながらこれら料理の画像はなし。すっかり撮影を忘れていたのだった。
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