1月に清川村の道の駅で買ったもち麩が残り少なくなってきた。道の駅に電話で店頭在庫を問い合わせてみたが在庫なし。次の入荷もわからないとの回答。そこで津久井湖観光センターで探すことにした。津久井湖へは今までならR16を橋本まで北上。津久井街道か相模大山線で城山ダムに向かっていた。今年の課題は新たなルート開拓。そこで八王子街道から座間大和線(県道50号)で中央林間を抜け相武台を左折、米軍座間キャンプをかすめ座架依橋(ざかえばし)で相模川を越える。中津川も越えて鳶尾団地を抜けてR412に出る。北上して台湾料理 福満園で昼食。追い求めて挫折した“どさん娘ラーメン”の補完をする。ランチメニューの「コマ焼き」に100円を足してスープを台湾味噌ラーメンにアップグレード。コマ焼きとは豚肉の豆板醤、オイスターソース炒め。仕上げに黒ゴマ。結構なボリュームだった。果たして期待の台湾味噌ラーメンはやっぱり“どさん娘ラーメン”だった。二度目にしてどうしてここの台湾味噌ラーメンをどさん娘ラーメンと思ったのかがわかった。濃いめの味噌の風味と香りだった。どさん娘のようにコーンやチャーシューはのっていないけれど間違いない。
またこの味噌の風味は40年ほど前に関西展開していた「ラーメン大学」にも通じるものがあった。中学生の頃、天王山の麓、京都大山崎町の淀川三川合流地点の桂川河川敷で天体観測をしていた。自宅から3kmほどの距離を屈折式天体望遠鏡を担いで河川敷まで移動した。冬は星空の透明度が高く天体観測には適しているのだけれど体が芯まで冷える。そんなときの避難所が国道171にあった24時間営業のラーメン大学だった。この系列店もどさん娘と同じ運命を辿ったようで本部は解散し屋号だけを残す個人経営の店が数店残るのみ。本部のあった大山崎の店はすでに無くエネオスのガススタになっていた。そんなことを考えつつランチを完食。お店を後にR412を北上し愛川町へ。右折して相模原愛川線、太井上依知線(おおいかみえちせん)で相模川に沿って北上。小倉橋で相模川を渡り津久井湖へ。この愛川町から相模川を辿るルートが今回の初走行。たかだか10kmほどの距離ではあったがアップダウン激しく思っていたより疲れた。あまり走りたくないルートかも。
肝心の津久井湖観光センターだがお目当てのもち麩は見つからず。手ぶらで帰るのも癪だったので大根1本の漬物を土産に買う。会計の際におじさんから塩辛いですよと言われる。それがいいのですと答える。実は京都の実家では冬になると徳島から大根を200本ほど取り寄せベランダで天日干し。裏庭の(漬物屋から購入した)業務用サイズの樽2個で漬け込むのが毎年の行事になっていた。大根を樽に敷いては粗塩と糠を多めに振り掛けて大根を積んでいく繰り返し。数日すると水が上がってくる。漬け込むほどに塩辛さも増しご飯が進んだ。因みに京都では沢庵とは言わずお香々(おこうこ)とよぶ。
大根の漬物1本を袋に詰めハンドルに結わえる。復路は橋本まで戻りR16を一気に南下。最近日が長くなり助かる。本日の走行距離 67.53km クロスバイク積算 11,957km 自転車積算 32,289km
本日の走行ルート
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