黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

目を治す薬師様(木崎宿・医王寺)

2020-09-20 15:29:58 | 群馬県・東毛

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を西に出ます。

この出口付近には、アオサギの目撃情報があります。

今朝は、ちょっといなそうと、油断していました。

大きなグレーの鳥が、下の田んぼから飛び立ちました。

カメラは間に合いません

いるものと思って稼働させておかないといけませんね。

諏訪神社の向こうの高台を歩いて、戻ります。

 

ひめちゃんが、気づきました。

稲穂の向こうの草中に、いました

獅子くんも気がつきました。

飛び立つかな?

飛び立つ白鷺の姿を捕らえるのは難しいです

数年前には、こんなにサギに出会うことはありませんでした。

環境が良くなったのかな?

 

 

旧来迎寺跡から、県道312号線(日光例幣使街道)に戻ります。

少し行くと、お寺らしいです。

ちょっと寄り道です。

 

山門らしき方から失礼します。

通称上町薬師様 医王寺 天台宗

木崎宿が宿場の盛んな頃、目病で苦しむ方々の参拝で知られたのと、大変結縁の寺として皆様から尊敬されたと言伝へがあります。

台風によ破壊され大正十五丙寅歳五月十四日再建

 

このお地蔵様についてはわかりませんね。

参道の右側には、常夜灯と灯籠です。

普通は左右一対2基有るはずです。

台風で壊れたのかな?

 

本堂への参道には、大きなろうそくが導いてくれます。

参道左脇に、新田の銘木の案内です。

お寺の案内にもなってます。

この二本の銀杏は、当寺前の参道に、同時に植栽されたものと思われる。木崎宿が盛んな頃は、眼病を治す薬師様として知られ、近郊から参詣者が訪れ、縁日には、出店が並んだ。

当寺は、薬師如来を祀り、康平四年(1061)に恵心僧都の高弟源意法印が草創と伝う。応永(1390)、文明(1469)に兵火に懸かり、また木崎宿の移転で、現地に移った。

そうだったんですか

平安時代末期の創建と言うことですね。

 

とりあえず、本堂に参拝です。

どうも無住のようです。

向拝で、とにかく合掌。

 

上を見上げて、はてこの霊獣はなんだろう?

虎?

再建の歳は、丙寅(ひのえとら)とありました。

 

こちらは、象と獅子かな?

 

屋根の上にも霊獣がいます。

なんとなく獅子っぽいですけど?

 

本堂の右手に、石造物です。

朱がのこる割れた如意輪観音が気になります。

本堂の裏にも、石造物です。

石造物は少ないです。

よそに墓地があるのでしょう。

 

本堂の西から、新田の銘木銀杏がよく見えます。

 

もう一度、本堂を見ると、屋根の上の霊獣の位置が気になります。

対照的な位置にありません。

一応、阿吽のようにも見えます。

なぜ、その位置なのか不思議です。

 

さようなら、いつまでもお寺を守ってね

 

さて、県道に戻ります。

まもなく、木崎宿の新しい道標です。

西・柴宿とあります。

柴宿(伊勢崎市柴町)は、七海ママの生まれ故郷です

 

 

 

コメント
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