黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

続・桂の木に白鷺が住んでいます

2020-09-23 21:46:41 | 日記

20日、久しぶりに、諏訪神社の前から妙義山が見えました。

ここは、赤城・榛名・妙義の上毛三山がみえるパワースポットのようです。

ひめちゃんたちも、よくお散歩してパワーをもらってます。

 

この諏訪神社は、中世文書にも登場しています。

ひめちゃんちのあたりは、中世には葛塚村と呼ばれていました。

葛塚村関係の文書で一番古いと思われるのが、建武元年(1334)11月27日の太田貞宗寄進状です。

諏訪神社への寄進のことが書かれています。

597 太田貞宗寄進状
    ○神奈川県 鎌倉中央図書館所蔵神田孝平氏所蔵文書

寄進
 上野国山上葛塚村諏訪両社上下神事幷燈油等料田事
右、當保田部村新平三入道作田屋敷幷葛塚村和泉坊作田屋敷、源六入道跡田屋敷河ハタ田等、限年紀沽却訖、年紀以後、所寄進當社也、以件得分、神事料田不足之時、且令勤行祭祀、且可備當社燈油也、為祝管領可勤彼役也、乃寄進状如件、
     建武元年十一月廿七日
        前美作権守貞宗 (花押25)

(『群馬県史資料編6中世2』)

中世から、山上の信仰の中心であったのです。

そして、建武元年、なんとこのあたりの領主は、山上氏ではなく太田氏であったのです

 

9月というのに、ツツジが咲いています。

今年2度目の開花です。

花はちょっと小さめかな?

ひめちゃんたちは、少し先の高台を廻って帰ります。

帰り道、獅子丸はサツマイモの生い茂る葉っぱを見付けました。

よだれが垂れそう

芋が見えないのに、どうして分かるのでしょう?

 

ひめちゃんちの桂の木が見えるところに、白鷺の姿がありました。

これが、桂の木に住んでいた白鷺の元気な最後の姿です。

 

21日午後、妙にカラスが騒いでいました。

なんと、カラスの大群が桂の木の白鷺を襲ったのです

上の写真で白鷺が飛んでいる田んぼで、空中戦が行われています。

白い大きな鳥を、たくさんのカラスが責め立てています

ひめちゃんちのおとうさんが草刈り機を持ってそこら辺を草刈りして、追い立てます。

みんな飛び去りましたけど、その後もカラスは桂の木にやって来ていました。

なんとしても白鷺を追い出そうとしています。

自然は厳しいものです

 

22日の朝、ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を北に出ます。

白い彼岸花が咲いていました。

リコリスはもう散ってますから、赤い彼岸花の突然変異でしょう。

あたちには、関係ないわ

 

帰り道、あれ、白鷺がいる

あの子かわからないけれど、逢えてよかったね

稲穂がたわわに実ってます。

 

今朝、ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を西に出ます。

出口の南にはアオサギがよくいます。

今日こそカメラに収めたいと、南を見ていました。

残念ながらいないようです

ふと北を見ると、白鷺です

ちょうどひめちゃんのシッポの奥の方にいます。

 

諏訪神社の向こうの高台を廻って帰ります。

赤城山はかろうじて、その姿が確認できます。

もう冬野菜の植え付けが始まってます。

ブロッコリーかな?

 

山上の蓮田の蓮も枯れ始めました。

種もできているようです。

来年も逢えるかな?

 

諏訪神社前を通って帰ります。

コスモスとカーブミラーのコラボです。

 

堀之内近くまで戻ると、あれ、まだいる

胸の黒いのは、もしかして一昨日傷ついた?

腰をかかめて歩いてると思いきや

うまく撮れませんでしたけど、飛び立つ瞬間でした。

ひめちゃんちの桂の木に住んでいた白鷺かどうかわかりません。

でも、逢えてよかった

カラスに気を付けてね

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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