ひめちゃんとタバサねーちゃんは、朝夕ビンボー合羽でお散歩です
明日天気になーれ
本日6月6日は、常広寺の開基・本橋院殿寶輪廣與大居士(山上郷右衛門顕将)の命日と伝わります。
数年前から、郷右衛門忌という、ささやかなイベントをしています。
でも、土砂降りの雨の郷右衛門忌は初めてです
供養塔の参拝者もほとんどいません。
合掌
六地蔵さんにも合掌
ここは山上城本丸への近道です。
山上城の説明板も、めだたなくあります。
桐生市指定重要文化財の弁財堂も、ご開帳というワケにはいかないお天気です
本堂も固く閉じられています。
ご本尊様に合掌したつもりで、壇信徒会館に向かいます。
本日の郷右衛門忌のイベント会場はここです。
城山幼稚園の園舎を転用した壇信徒会館です。
入口の受付で、紐付きのアジサイが配られています。
大黒さんによると、「色好き始めたアジサイを、最初の丑の日に切って下げると魔除けになる」そうです。
昨日がその丑の日だったので、参会者の為に切ってヒモを付けておいてくれたのです
我が家もいただきます。
実は我が家は、郷右衛門忌で毎年ミニ講演会の講師を引き受けています。
本日のミニ講演会は、「行仙著『念仏往生伝』にみる山上付近の往生人たち&弟子の記憶」です。
断片しか残ってない『念仏往生伝』ですけど、上野国山上付近(距離的に60kmくらい、時間的に来るまで2時間くらい)で念仏往生を遂げた人が何人もいます。
上野国山上(こうずけのくにやまがみ)は、山の上ではなく、古来よりのパワースポット・山神(やまがみ)であることを確認しました。
そして、行仙上人が上野国山上の窪井(くぼい)に住んでいたことも、この『念仏往生伝』に記録されていることを確認しました。
今年の御朱印は「紅桜弁財天」です。
今日は、弁財天堂ご開帳というわけにはいかないお天気でしたけど
実は数日前、深谷の田中藤左衛門(たなかとうざえもん)商店の跡地で、酒房をやっていた人が来てくれました。
深谷の田中藤左衛門商店は、近年まで銘酒「七ツ梅」を製造していました。
突然廃業し、銘酒「七ツ梅」は灘のお酒になりました。
常広寺に竜骨をもたらしたのが田中藤左衛門と言うことで、田中藤左衛門商店の跡地を訪ねて、彼の店を訪問したのでした
彼は灘の「七ツ梅」を訪れていました。
今回、銘酒「七ツ梅」と一緒に訪問してくれたのです
しっかり灘の銘酒です。
「大奥でさかんに飲まれた頃は、深谷で生産されていた」なんて書いてありません
「この銘酒を引き継いだ当蔵は・・・」という所に、深谷の田中藤左衛門商店の記憶が隠されているかな
田中藤左衛門商店跡地、しばらく行ってないなあ。
そのうちに、また行ってみましょう
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