三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

進化する学校教育 ~タブレットPC活用授業~

2014年02月15日 | 生活・教育
 12日に市内高平小学校で「タブレット活用授業に係る三田市教育委員会学校訪問」への案内がありましたので参加させていただきました。
 参観させていただいたのは、2年生の生活科と6年生の体育科の授業でした。
 2年生の生活科の授業では、「命を守るものを探しに行こう」をテーマにした授業が進められました。

 ようは、一人に1台手渡されたタブレットPCを活用して、校内にある火災報知機、消化器、放送設備、消火栓、耐震化構造物など防災関連機器を探しに出かけ、タブレットの画像に取り込み、教室に戻ってきてからグループワークをして、最終的には、一時避難所の学校の使命などを確認すると言う授業です。

児童らは、手慣れたもので、タブレットPCの起動や写真の取り込みなどを簡単にこなしていました。
屋内消火栓などの撮影をしている様子が下の画像です。


 また、体育館では、同じ時間帯に6年生がソフトバレーボールの授業中。ここにもタブレットを持った児童が数名。チームの動きを今度は動画に取り込み、作戦を立てたり、動きの確認からチームの動きの短所や長所を探ると言う授業でした。


 2年生のタブレット活用には、様々な活用の可能性を発見することができました。また、体育の授業の活用に関しては、ソフトバレー以外の跳び箱や鉄棒で使用することにより、フォームの確認などこれまで教員が言葉で指導出来なかった部分の補完的な活用に期待できるとしています。
 これらのタブレットPC、現在は高平小学校でモデル的に導入されていますが、教育委員会では固定パソコンの更新時期に合わせて各校に導入する予定であるとの説明がありました。
 私の小中学校時代には、このような機材はありませんでしたが、子供らの学習意欲、研究心の喚起等多いに期待できるものではないかと感じます。
 また、経費は1台当たり8万円ほど。これまでの固定型パソコンよりも価格は落ちているとは言え高額なものとなります。一度に導入となると予算のことも気になるところです。
 2年生の授業では、生徒全員に手渡していたタブレットPCですが、1台でも可能な授業の研究が進めば、各学校に先行配付して先生や生徒・児童の学習に役立てられないものかと思いました。
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