6月27日(日)午後1時より関西学院大学神戸三田キャンパス内で学園4丁目にある地区センター(南ブロック1.8ha)の土地を県企業庁から購入し、この地にインキュベーション施設及び学生寮を併設する住民説明会が開催されました。
供用開始は、2025年4月を予定しているとのことです。
地域住民は、約100名程度の参加でした。
住民からのご意見は、次の通りでした。
〇過去から県企業庁は、住民に対して地区センターには、銀行、郵便局、市民センターなどの公益性の高い施設を誘致すると説明してきたものの、今回の関西学院大学への土地売却で公益性の高い施設が入る確約が出来ない状況になっている。企業庁と住民との信頼関係を問う内容のもの。
〇住民説明会に至るまでこの動きが知らされなかったことに対する企業庁や三田市に対する説明責任に対するもの。
〇20年以上このまちに住んでいるが、一向にまちづくりが進まなかった。学生のまちカルチャータウンとして学生の方々と共に住民も成長できるのではないかと思うので、賛成する。と言うもの。
〇学生寮を併設するとしたことに対しての学生人口や苦情対応についての質問。
関学側、県企業庁、三田市からの回答は
〇学校側の理事会で先日18日に可決したばかりであり、土地購入と関学、兵庫県、三田市との連携協定を28日に締結するため、急遽住民説明会を開催した。
〇今後のスケジュール詳細は、決まった段階で公表し、住民からの意見も確認しながら進めたい。
と言った内容でした。
地域住民にとって地区センターの活性化は、長年の懸案事項だったのではないかと思います。
このことにより、カルチャータウン学園が活気づくことは間違いないと感じますし、開発に伴い生活の利便性が高まることも考えられます。
願わくば、住民と学生が心地よい関係でいられるような施設誘致、憩いの場の創設を住民や学生の意見も取り入れて進めて頂ければと思います。
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