昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

2018-12-18 18:55:11 | 俳句

携帯電話の海外通話が普及していなかったころ、海外旅行に行って日本と通話するのは、もっぱらホテルの客室電話か、あるいはホテルの電話手数料を節約して外の公衆電話からかけるのが普通だった。
そこで海外通話用の国際テレフォンカードなども売られていた。
ガラケーの海外ローミングが普及して、もう海外に行っても公衆電話など利用する必要はなくなった。
そしてスマホの時代、フェースブックの利用者同士ならメッセンジャーの電話機能を利用して無料で電話が掛けられる。
ただし、これは日本から行く場合、一般的には海外SIMを現地でレンタルするか、WIFI環境のあるところでしか利用するか、あるいは日系キャリアの海外旅行者向けオプションサービスを利用するしかない。
「利用できない」といっても、そんなに条件の制約が厳しいわけではなく、「一定の条件」の下に普通に使えるといったほうがいいだろう。
便利な時代になったものだ。
便利すぎるのも困りものだが・・・

岸壁や船より上がる大まぐろ   素閑

雨に濡れ波に打たれリまぐろ船   素閑

板前に分厚く切れと本まぐろ   素閑

見積もりを見て納得やまぐろ食う   素閑

外は風伊万里に盛りたるまぐろかな   素閑

やさぐれのまぐろ商ふあるじかな   素閑

荒海の大間のまぐろ男かな   素閑

暁の海に出ていくまぐろ船   素閑

荒波の浜に捨てらるまぐろ船   素閑

競り終わり河岸のまぐろの姿なし   素閑

大クレーン鉤に吊るさるまぐろかな   素閑


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