昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

クリスマス

2018-12-24 14:36:02 | 俳句

今日はクリスマス・イヴである。
休日と重なって皆さん楽しい御計画はあるのかな?
キリストの降誕というのはキリスト教的に言うと①救世主が地上に降誕した!(救済)②神が人間となって地上に生まれた(受肉)③貧しい大工の子として汚れた馬小屋で生まれるという決して華々しいデビューではなかった(受難と復活の予告)というところに集約される。
だからクリスマスは本来、壮大なイルミネーションや、豪華な御馳走とは無縁の、ひっそりと慎ましやかに祝うべきものなのである。
しかし、固いことはここではいいです。大いに楽しみましょう。
ところで教会とは丸一年ほどご無沙汰だ。
つくづく自分はへそ曲がりだと思う。
しかし今年のクリスマスイヴは教会に行ってみようかと思っている。
よくは分からないが、言えることはクリスマスには人の心も開かれる、ということか?
それでは皆さん、Merry Christmas!


クリスマス呑むためにぞと生まれたる   素閑

橄欖の路に続くやクリスマス   素閑


移り気の聖誕祭の小娘や   素閑

聖誕祭礼拝の燭消え入りぬ   素閑

暗黒のかそけき星や聖誕祭   素閑

クリスマス厳しくも御堂光あり   素閑

新宿に一人とまりぎ聖夜かな   素閑

降誕の祝いと恵みあまねしや   素閑

降誕祭寝床にくるまり過ごしけり   素閑

あかまみれつちの手合わす降誕祭   素閑

労働に明け暮れ祝う降誕祭   素閑

降誕に竹輪三切れの夕餉かな   素閑

降誕を迎へまた老ひ重ねるや   素閑

北に来て聖誕の村灯はともり   素閑


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