小学5年生の甥と、小学3年生の姪にねだられ、「ドラゴンクエストⅤ」「ドラゴンクエストⅥ」のDSソフトをプレゼントしたことがある。
かくいう私も、スーパーファミコン時代のドラクエには、どっぷりはまった口だ。すでに結婚していたが、夫をほっぽらかして深夜までコントローラーをピコピコさせていた。さすがに、娘が生まれてからは時間がなく、6作目「幻の大地」を最後にやめている。
このゲームでは、主人公が「ぬののふく」を着て登場する。ひらがな表記をしているのは、子どもでも読めるようにとの配慮だろう。布だから防御力が弱く、登場するモンスターの攻撃を受けると、たちまち痛手を負う。戦いに勝ってお金を貯め、鎧や盾などの防具や、剣などの武器を買わねばならない。
モンスターとの戦いでは、こちらが大きなダメージを与えると、「かいしんのいちげき!」となり、早々に退治することができる。だが、モンスターから深手を与えられると、「つうこんのいちげき!」となって、生命を脅かされることもある。
経験を積んで力をつけ、呪文をおぼえ、武器や防具を充実させ、敵を倒して進んでいくところがゲームの醍醐味だ。ブログを引退したら、またチャレンジしたい気がする。
昨夜、テーブルクロスにアイロンをかけた。
わが家のアイロンは、結婚祝いに高校時代の友達からプレゼントされたものだ。今年で19歳を迎えた製品だが、月に一回くらいしか使わないせいか、一度も壊れたことがなく長持ちしている。
コンセントを差す前に、水がなくなっていることに気づいた。台所に持っていき、上部の注水口のフタを開ける。コップを探し、蛇口から水をくんだあと、何も考えずに振り返ったのが間違いだった。
肘が硬くて冷たいものに触れ、「ガチャガチャーン」と盛大な音を立てた。振り返った瞬間、肘がアイロンにぶつかり、床に落としてしまったのだ。
「なに、今の音?」
家族がビックリして飛んでくる。
私が真っ先に心配したのはアイロンだった。こんな失敗で壊してしまったら、友達に申し訳ない。ピンクの取っ手を持ち上げてみると、幸い、どこにも欠けたところはないようだ。「ああよかった」と胸をなでおろし、床に視線を落とした瞬間、凍りついた。
おそらく、先端の尖った部分がぶつかったのだろう。木目に見事な穴が開いていた。
つうこんのいちげき!!
家族には「こんなになっちゃって」と嘆かれ、少々居心地が悪くなる。
穴の近くには水が飛び散り、雑巾を取りに洗面所へ急いだ。そのとき初めて気づいたのだが、左足のスネの下がジンジン痛い。
いや~な予感がして、靴下を脱いでみた。
やはり、予想通り、私の足も攻撃を受けていたのだ。
床に叩きつけられたアイロンが、跳ね返って私の足にぶつかり、傷を負わせたのだろう。ハイソックスにスウェットパンツを重ねていたのに、皮膚が破れて出血し、傷の周りにはアザまでできている。全治10日間といったところか。
「ぬののふく」じゃね……。
痛みをこらえてコンセントを入れると、「シュゴー」と蒸気を上げてアイロンが働き始める。どうやら、何ともないらしい。
強ッ!
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
かくいう私も、スーパーファミコン時代のドラクエには、どっぷりはまった口だ。すでに結婚していたが、夫をほっぽらかして深夜までコントローラーをピコピコさせていた。さすがに、娘が生まれてからは時間がなく、6作目「幻の大地」を最後にやめている。
このゲームでは、主人公が「ぬののふく」を着て登場する。ひらがな表記をしているのは、子どもでも読めるようにとの配慮だろう。布だから防御力が弱く、登場するモンスターの攻撃を受けると、たちまち痛手を負う。戦いに勝ってお金を貯め、鎧や盾などの防具や、剣などの武器を買わねばならない。
モンスターとの戦いでは、こちらが大きなダメージを与えると、「かいしんのいちげき!」となり、早々に退治することができる。だが、モンスターから深手を与えられると、「つうこんのいちげき!」となって、生命を脅かされることもある。
経験を積んで力をつけ、呪文をおぼえ、武器や防具を充実させ、敵を倒して進んでいくところがゲームの醍醐味だ。ブログを引退したら、またチャレンジしたい気がする。
昨夜、テーブルクロスにアイロンをかけた。
わが家のアイロンは、結婚祝いに高校時代の友達からプレゼントされたものだ。今年で19歳を迎えた製品だが、月に一回くらいしか使わないせいか、一度も壊れたことがなく長持ちしている。
コンセントを差す前に、水がなくなっていることに気づいた。台所に持っていき、上部の注水口のフタを開ける。コップを探し、蛇口から水をくんだあと、何も考えずに振り返ったのが間違いだった。
肘が硬くて冷たいものに触れ、「ガチャガチャーン」と盛大な音を立てた。振り返った瞬間、肘がアイロンにぶつかり、床に落としてしまったのだ。
「なに、今の音?」
家族がビックリして飛んでくる。
私が真っ先に心配したのはアイロンだった。こんな失敗で壊してしまったら、友達に申し訳ない。ピンクの取っ手を持ち上げてみると、幸い、どこにも欠けたところはないようだ。「ああよかった」と胸をなでおろし、床に視線を落とした瞬間、凍りついた。
おそらく、先端の尖った部分がぶつかったのだろう。木目に見事な穴が開いていた。
つうこんのいちげき!!
家族には「こんなになっちゃって」と嘆かれ、少々居心地が悪くなる。
穴の近くには水が飛び散り、雑巾を取りに洗面所へ急いだ。そのとき初めて気づいたのだが、左足のスネの下がジンジン痛い。
いや~な予感がして、靴下を脱いでみた。
やはり、予想通り、私の足も攻撃を受けていたのだ。
床に叩きつけられたアイロンが、跳ね返って私の足にぶつかり、傷を負わせたのだろう。ハイソックスにスウェットパンツを重ねていたのに、皮膚が破れて出血し、傷の周りにはアザまでできている。全治10日間といったところか。
「ぬののふく」じゃね……。
痛みをこらえてコンセントを入れると、「シュゴー」と蒸気を上げてアイロンが働き始める。どうやら、何ともないらしい。
強ッ!
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