学校も仕事も休みの日曜日。お昼は海鮮丼にした。ウニにイクラ、ホタテ、マグロを載せたところで高2の娘を呼ぶ。
「お昼だよ~」
「ほーい」
しかし、娘は丼を見るなり怒り出した。
「なんでよ~! 昨日、お昼はオムライスにしてって言ったじゃない」
「……そうだった」
彼女のリクエストを聞きながら、すっかり忘れて別のものを作ってしまったのだ。
ああ失敗。
「……ムシャムシャ。でも、美味しいからこれはこれでいいや。そのかわり、夜こそオムライスにしてよ」
「ほーい」
娘はオムライスが大好きだ。あちこちの店を食べ比べては、ここはいい、あそこもよかったとインプットしている。
「でもさ、一番美味しいのはお母さんのオムライスだからね」
……リップサービスも忘れないところがうまい。
昨日は日本橋高島屋に行った。
入口のクリスマスツリーに目を奪われる。

ブラブラしたあと、新館6階の資生堂パーラーでお昼にする。
「あっ、オムライスがあるよ。これがいい」
娘に迷いはなかった。
ほどなく、料理が運ばれてくる。
「わあ、キレ~」

ここのオムライスは、玉子が厚くてふんわりしている。何個使っているのか知りたいところだ。
ちなみに私は、ミートクロケット(コロッケ)にした。

どちらもデリシャス。味が濃すぎないところがいい。
「満足だけど、もっと美味しいのがあったなぁ」
娘が感想を漏らす。
さて、どこの店だろう。
「ラケル?」

「ううん」
「えー、わかんない」
「マルゴ丸の内だよ。ほら、三菱一号館美術館のあとランチしたお店」
「ああ、あそこか」

マルゴ丸の内には、「昔ながらのオムライスプレート」というランチメニューがあって、2人でそれを注文した。たしかに、ライスの味つけ、玉子の焼き加減なども申し分なかった気がする。
「シンプルなところがよかったんだよね。今のところ、あそこが一番」
娘の本音に引っかかる。
「……一番はお母さんのじゃなかったの?」
「あ、いやいやいや」
まあよい。
じゃあ、また行きましょうかね~。

↑
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「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
「お昼だよ~」
「ほーい」
しかし、娘は丼を見るなり怒り出した。
「なんでよ~! 昨日、お昼はオムライスにしてって言ったじゃない」
「……そうだった」
彼女のリクエストを聞きながら、すっかり忘れて別のものを作ってしまったのだ。
ああ失敗。
「……ムシャムシャ。でも、美味しいからこれはこれでいいや。そのかわり、夜こそオムライスにしてよ」
「ほーい」
娘はオムライスが大好きだ。あちこちの店を食べ比べては、ここはいい、あそこもよかったとインプットしている。
「でもさ、一番美味しいのはお母さんのオムライスだからね」
……リップサービスも忘れないところがうまい。
昨日は日本橋高島屋に行った。
入口のクリスマスツリーに目を奪われる。

ブラブラしたあと、新館6階の資生堂パーラーでお昼にする。
「あっ、オムライスがあるよ。これがいい」
娘に迷いはなかった。
ほどなく、料理が運ばれてくる。
「わあ、キレ~」

ここのオムライスは、玉子が厚くてふんわりしている。何個使っているのか知りたいところだ。
ちなみに私は、ミートクロケット(コロッケ)にした。

どちらもデリシャス。味が濃すぎないところがいい。
「満足だけど、もっと美味しいのがあったなぁ」
娘が感想を漏らす。
さて、どこの店だろう。
「ラケル?」

「ううん」
「えー、わかんない」
「マルゴ丸の内だよ。ほら、三菱一号館美術館のあとランチしたお店」
「ああ、あそこか」

マルゴ丸の内には、「昔ながらのオムライスプレート」というランチメニューがあって、2人でそれを注文した。たしかに、ライスの味つけ、玉子の焼き加減なども申し分なかった気がする。
「シンプルなところがよかったんだよね。今のところ、あそこが一番」
娘の本音に引っかかる。
「……一番はお母さんのじゃなかったの?」
「あ、いやいやいや」
まあよい。
じゃあ、また行きましょうかね~。

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